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Posted by ミリタリーブログ at

2014年06月18日

とりあえずM39


ちいサイズ!

つーこってこんちくわ、皆さんの猿野ちゃんです。
ダブルアクションオートのもっともかっこいいアクションはデコッキングだと思うんでしょうが如何でしょうか?
出撃前に装填してからカキっと安全装置かけて出撃したりとか、コトが済んだ後にカキっと安全装置かけて帰還していったりとか、映画チックな場面だと思うんですが。
つーこってまあM39のセイフティの効きが悪いのは非常に由々しき問題な訳です。
発火できない(カート無し)モデルガンとは言え安全装置が掛からない銃はアウチです。


つーこって中古でマニュアル無しだったんですがとりあえず分解、根性でここまではバラせました。
マニュアルセイフティのはずし方が分からなかったのでスライド側のファイアリングブロックの分解が不十分です。
意外と何とかなるもんですな。


部品名は分かりませんが、下の黒い部品がマニュアルセイフティとリンクしてデコックする仕組みです。
かなり頑丈な金属で作成されていて、大きな磨耗痕や歪みはありません。
手で持っている亜鉛色の部品がシアーだと思います、これがハンマーやディスコネクターとリンクしてます。
ツメ状の部分に欠けがあり下の黒色部品と接触していたと思われます。

昔の発火モデルガンでバネのテンションが異常に強いのでこの部品には相当な力が掛かっていたと思われます。
亜鉛合金(推定)なので時間の問題で破損しそうです。
ホビーヤスリで簡単に削れる材質なので少し整形して引っかかりやすくしてみましたが、結局のところだめでした。
強い荷重が掛かる部品なので新品に交換したいところです。
部品請求を試みてみると共に、安いジャンク品を探してニコイチで再生できないか試みてみます。


そしてトップの釣り画像

#クリックで大きくなるョ!

ちゃんと組み立てられましたよw
つーかバラしたのも久しぶりですがね!
左上より
9mmけん銃(タナカワークス) ワルサーP38(マルゼン)
下段左より
SIG/SAUER P220(MGC) S&W M39(マルシン) ルガーP08(MGC)

俺コレクションの中から9x19mmシングルカラムオートで統一してみたつもりです。
P220とM39は特にバネのテンションが強いです、P08も発火モデルガンなんですがそこまで強く無い・・・。
磨耗怖い怖い病に罹っちまいそうですわ。

んじゃまた。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 03:48Comments(1)トイガン・デコガン

2014年06月17日

ヤダー!デコッキング出来ないョー!


なんでお前がこんなもん持ってるんだ系トイガン

まあ古い倉庫ひっくり返した次第です。
この前買ったM39がデコッキングしなくなってたので分解清掃くらいまずは試してみようかと。


メンテナンスに必需品!
MGCテフリック(新品)
近年の製品も買ったはずなんですが、いろいろありまして古い倉庫から引っ張り出した次第。




忠実屋で買ったんだョ!

#関東近県に展開していたデパートチェーンですが、トイガンコーナーが全店舗やたらと充実していました。
今だと県条例とかで無理ですかね。
90年代にダイエーに吸収合併され無くなりました。合掌。


んでまあデコッキングしなくなったM39です、DAオートはデコッキングしないと気が済みません。
オイルが乾燥したような樹脂状の物が内部に一部付着しておりました、中古品なので長らく死蔵されてたんでしょう。
フレーム側に見えている部品に大きな磨耗痕は無いです。
M9と違いバラした状態でもうまくデコッキングしないのでフレーム内部の部品の破損が怪しいです。


スライド側の部品。
マニュアルセイフティがM9の片持ち式と違って左右別体の部品を中央で結合してる様子です。
なんか左右の動きが渋い気がしますが、中古でマニュアルが無く完全分解に不安があるので今回放置。

結局古い銃にオイル塗っただけでまた仕舞うのでした。

どこかにマニュアルのバラ売りないですかね?
それともマルシンに部品請求したらマニュアル売ってくれないでしょうか?  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 08:55Comments(0)トイガン・デコガン

2014年06月16日

ヤター!デコッキング出来たョー

とりあえずKSCのアレ、デコッキング不具合は改善しました。


#クリックで大きくなってくれないと非常に困る。



#クリックで大きくなってくれないとわりと困る。

結局は乙部品(セイフティリンク)の調整で改善しました。
スライド側もかなりの使用痕があるので疑っていたのですが、いじった感じやっぱりフレーム側の部品が弱点なんで怪しいですね。
この部品(セイフティリンク)を押すことによってハンマーがリリースされる仕組みなのですが、強いハンマースプリングを
支えるだけあって動作が硬く、素手で押すのが痛くて困難なほどの作動圧がかかっています。
しかしてこの部品はクランク状に折れ曲がっており(実銃が同じかは不明)、元から不安な構造ですね。
ペンチで簡単に曲げられたあたりたぶん軟鉄で製造されてると思います。
現状は大よそ正常に作動していますが、ペンチで擦り傷(とこれもペンチの材質よりヤワだって証明ですね)がついたし
弱点なのでまた壊れる可能性が高いので部品請求で新しいの買おうと思っております。

図解したようになんか現状かなり歪んで不安ですが、また動かすとヤワな部品なので折れたり曲がったりする可能性が高いので
しばらくはこのまま放置することにします。

なお当ブログの内容を真似て銃が破損しても一切責任はとりません、自己責任でw  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 09:07Comments(0)トイガン・デコガン

2014年06月15日

T75中間報告とか



クリックで大きくなる可能性が微粒子レベルで存在?

もうM9には戻らないw
背水の陣で挑むのであるw
覆ウォーター、トレイに返らず!

アウターバレル短縮(進捗度100%)
トリガガード修正(進捗度60%)
刻印打ち直し(進捗度0.1%)
グリップ刻印修正(進捗度0%)

なお左側セイフティを操作した際にのみデコッキングしない不具合が発生、修正の要あり。


クリックで大きくなる可能性が微粒子レベルで存在?

マニュアルセイフティを操作すると甲(トリガーバーディテント)と乙(セイフティカム)が下がります。
こっち側は部品の磨耗や歪みは無いように見えるんですが、スライド自体やブローバックユニットに歪みがあったりする可能性もあります。
なんつったって所詮はトイガン、材質自体がヤワなのでありえる話。


クリックで大きくなる可能性が微粒子レベルで存在?

フレーム側の部品、甲がトリガーバーの一部、乙はセイフティリンクです。
それぞれスライド側の甲乙と嵌合します。
甲はトリガーとハンマーをディスコネクトするための部品です、小生所有の個体でも問題なく機能しています。
乙がデコッキング機能を司ってる次第、左で操作してもカム自体は嵌合して動いているのが隙間から見えます。
セイフティレバー自体は左右一体でスライド側乙部品の動き自体は同じに見えます。
フレーム側乙部品には磨耗痕が多少見られたんですがその影響ですかね?
まずは微調整を試みてみますが、その次は部品請求して組みなおしてみる予定です。




・・・それでダメだったら?
たぶんスライド自身が歪んでるという事なので買いなおしたほうが安いです。


うーむ・・・・。









#オマケがあるョ!
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Posted by 猿野半長(転職したい) at 16:21Comments(0)外国軍トイガン・デコガン

2014年06月14日

台湾への道

92F>(´・_・`)
M9>止むを得ない
PT92>許せる!
T75>欲しい!クレ!無い?なら作る!

と、いう事でベースガン買っちまったよw
つーこってもうオリジナルの状態には戻らないので整備してT75にする以外の道はなくなりました。

ベースが鯖芸使用された中古品なので内外装のヤレがあるので修理していこうと思います。
結局再塗装が必要なので分解の必要があるし。


とりあえず目的地はコレです、中華民国(台湾)軍七五式拳銃。(T75手槍)
台湾ではブローバックガスガンが販売されているようですが、日本国内に輸入している業者は発見できませんでした。
繁体字なので微妙にしか俺の語学力じゃわかりませんが、台湾のサイト見る限り日本に持ち込めない仕様の様子です。
この時点で日本製のトイガンをベースに改造するしかなくなりました。
パーツ(グリップのエンブレム)だけでも欲しいんですが、まあ自作しても手間は大してかわらんでしょう。

イベントで個人業者がカスタム品を売ってたんですが、買い逃したのがとても大きいです。逃したフィッシュはビッグでした。


ベースガンとしてたぶん一番近いのはベレッタ92SBだと思いますが、今回入手できませんでした。


現物でなく古い画像の使いまわしです、中央が東京マルイ製M9

M9とT75の違い。
・刻印が違う。
・トリガーガードが違う
・バレルが少し短い。

他もなんか違いそうな気がしますがT75の現物が無いのと、ベレッタ92系に疎いのでよくわかりません。
まあ他のバリエーションモデルよかわりと近いでしょう。
T75はSBとFの中間くらいの特徴だと画像からは推測しています。


クーガーの台湾版との解説で「T75K2」という拳銃があるとの情報がありますが(なんか検索上位が俺の日記の過去ログなんですが・・・)
クーガーはこんな形の銃です、ロテイティングバレルで中身のメカが違うのが外見からもわかります。


「T75K2」としてよく紹介されてる銃ですが、一部画像で「XT75K1」と刻印されてるのが判別できました。
バレル周りのデザインからしてM92系のプロップアップメカが入ってるのが判別でき、クーガー(M8000)とは別系統の物だとわかります。
つーかT75K2で画像検索するとほとんど俺の日記の過去ログ画像って・・・

なお実際に台湾軍でT75系で使用が確認できたのは「T75」のみです、不十分な検索ですがまあ中間報告と言う事で一つ。


本日のオマケ情報
XT97とあります、グロック系のデザインでマニュアルセイフティが追加されてるユニークなモデル。
M&Pの採用の噂もある一方でいろいろと試作している様子。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 16:32Comments(1)外国軍

2014年06月11日

特にないよ




うーむ・・・
テストして見たがスマホからの投稿だと勝手にリサイズされる設定は直せない


つーこって一度PCに転送して再投稿w

まだ拳銃トイガンだけでダンボール二箱あるけど倉庫が散らかってて出せなかった。

右側上より
コンバットデルタ(東京マルイ)
SIG/SAUER P226(タナカワークス)
ブローニングハイパワーミリタリーモデル(マルシン)
二列目上より
P7M13(東京マルイ)
S&W M39(マルシン)
ニューナンブM57A1(大友商会)
ニューナンブM60(タナカワークス改、スモーキーズ製キット組み込み)
ニューナンブM60(映画用プロップ、推定コクサイM36ベース)
ポリスリボルバー(マルシン)
S&W M37(タナカワークス)
S&W M1917(タナカワークス)
M.317(セリア)
三列目上より
十四年式拳銃(マルシン)
十四年式拳銃(共栄)
十四年式拳銃(ハドソン)
十四年式拳銃(ハドソン)
モーゼルM712(マルシン)
九四式拳銃(CAW)
南部式小型拳銃(ACG)
十四年式拳銃(東京マルイ)
二十六年式拳銃(ハートフォード)
四列目上より
ポリスピストル(東京マルイ)
S&W M29(クラウン)
ワルサーP38(マルゼン)
コルトM1911A1(東京マルイ)
SIG/SAUER P220(MGC)
9mmけん銃(タナカワークス)
ブローニングM1910(マルシン)
コルトM1911A1(MGC)
撮影時に無かったが個人的に気に入ってる所有物
H&K Mk-23(東京マルイ)
銀ダングロック(東京マルイ)
S&W M36(マルシン)
S&W M10(コクサイ)
持ってないがこの先買いたいと思っている物(ハンドガン限定)
グロック18C(東京マルイ)
S&W M&P(東京マルイ)
S&W M&P(WE-テック)
コルトM1851(CAW)
陸式拳銃(CAW)
マカロフ(KSC)
SIG/SAUER P230JP(KSC)
75式手槍(KSC製M9ベースで刻印打ち直してくれる業者探してます)
コルト25オート(マルシン)
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Posted by 猿野半長(転職したい) at 01:51Comments(0)挨拶・雑談トイガン・デコガン大日本

2014年06月09日

これまた日本製のアレ


\デデドン/


#クリックすると多分大きくなるョ。

つーか改めて気がついたんですが、P7って短く見えるわりに普通にフルサイズオートと同等サイズなんですね。
サブコンパクトサイズだと勝手に思っていた・・・。
なお東京マルイのエアガンがリアルサイズで出来ているかは不明。



#クリックすると多分大きくなるョ。
つーこって前にもチラとブログネタにした大友商会製ニューナンブM57A1レジンキャスト無稼動モデルガンが今回の主役です。
比較対象としてたまたま部屋にあった東京マルイ製P7M13とマルシン製S&W M39にも写ってもらいました。
本来ならM1911A1とP220を比較対象として写したいところなんですがね、ちょっと自宅がゴタゴタしとりまして、
他のトイガンで我慢して下ちい。


#クリックすると多分大きくなるョ。

つっても無稼動キャストモデルなので操作できる場所はありません。
うーむ、動かしてみたいです喃、惜しい喃、どっかモデルアップせんか喃。

無稼動キャストなので実際に動かせないうえにリアルサイズか不明ですが、大振りな感じで操作レバー類が微妙に遠いです。
S&WオートやM1911A1なんか俺個人には微妙に大きい感がありますね、M57A1もそれに近い位置取りです。



#クリックすると多分大きくなるョ。

一応寸法の比較としてM39と並べてみました。
寸法的にはおおよそ同一です、どちらも9x19mmシングルカラムマガジンの自動短銃なんで近いものがありますね。


#クリックすると多分大きくなるョ。

 上から見ると判るんですが、SIG系のエジェクションポートがロックするタイプのショートリコイルメカが入ってますね。
 ネットでもM57A1の実物画像が公開されてるんですが、ルックスの再現度はけっこうレベル高いと思います。
 なおサイト形状にかなり独特な工夫があります。
 意欲的だけどなんか滑ってる感じが80年代ニッポンの軍事を感じさせます。


#クリックすると多分大きくなるョ。
リアサイトビュー

リアサイトの凹ノッチが浅すぎて狙えません、このモデル唯一の外装上の弱点でしょう。
所詮はレジンキャスト塊なのでヤスリかなんかで削れば修正できるでしょうが、塗装が面倒なので放置してます。

上から見えてたリアサイト前後のミゾの意味はよくわかりません。


#クリックすると多分大きくなるョ。
スライド前部(左)
「ニューナンブ、9ミリルガー M57A1、◇新中央」とあります。

この新中央工業のマークは素っ気無くて日本のお役所と言うか地味な重工業製品と言った趣で好きですね。
「9mmルガー」になんか時代を感じますが、「9mmパラベラム」よりも英語圏ではメジャーな表現らしいです。


#クリックすると多分大きくなるョ。

いろいろな操作系、この辺は現存する個体でもいろいろ微妙に大きく異なってたりします。
(10挺前後が試作され演習場で実地テストが行われたらしい)
スライドストップの前にあるのはテイクダウンレバーと思われます、S&W系やM1911系よりもワルサー系やSIG系に近いんでしょうか?
スライドストップは大型で珍しい形状ですがメリットはあんましわかりません。
トリガー形状はM1911A1にそっくりでシングルアクションなのが外見からも一目瞭然です、結局M1911A1カスタムが今も現役なのでこれはこれでいいのかも知れませんが当時のトレンドからも自衛隊の要求からも外れています。
マガジンキャッチはオーソドックスなボタン式、無難ですね。
マニュアルセイフティはワルサー系やS&Wみたいにスライドについています、シングルアクションオートでは珍しいです。
個人的にスライドのセイフティは好きではないのですが、操作されているのが外見から確認しやすい長所もありますね。
無稼動キャストモデルなのでデコッキング機能などがついていたかは不明です。
(シングルアクションでデコッキングは即応性が悪くなる気がしますが)

あとグリップに凹凸が豊かで面白いです。


グリップ底部

この際よそのサイトが撮らないような写真いろいろ載せてみたい所存です
なんかグリップエンドがクイっとカーブしててオシャレです、グリップのサムレストっぽい突起と合わせて競技銃でもないのにやりすぎな気もします。
ランヤードリンク周りの角度が個性的で面白いです、モデル品としてはランヤードリンクの強度が不安です。
マガジンボトムは別体部品で今にも稼動しそうですが完全固定のダミーです。


#クリックすると多分大きくなるョ。
グリッププレート(右)
裏っかわと言った雰囲気です、特に何も無いです。
ネジはアルミっぽいマイナスネジがついています、多分実際にアルミネジなんでしょう。
グリップ中央にアルミ色のピンが再現されています、模型としては一体パーツを塗装で再現した物です。
写真で見る限り実物にもついています、多分試作品で手作りしたので固定用パーツが露出した物と思われます。


#クリックすると多分大きくなるョ。
スライド右面
エジェクションポートに「9ミリルガー」
スライドに「No.790001」「◇1979」
フレームに「No.790001」

刻印はまあ地味ですね。

スライドに丸い部品のモールド再現があります。
多分これは実物ではP220系のようにロールピンで別体のファイアリングブロックを固定している物と思われます。


#クリックすると多分大きくなるョ。

似たようなアングルですが撮っちゃった物は仕方が無いのでもう一枚。

トリガー後ろのフレームのザグリがM1911A1を彷彿とさせますね。
トリガーガードが角ばってるのが近代的な感じがしますが、左手の人差し指をトリガーガードに掛ける持ち方は個人的には好きではないです。
80~90年代の一大ムーブメントだった訳ですが。



#クリックすると多分大きくなるョ。
フロントサイト状況

すごく個性的な工夫がなされており、周辺が一段削りこまれており奥まった場所にフロントサイトがあります。
引っかかり難くい狙いやすいのでなかなか面白いアイデアだとは思いますが、製造に手間がかかりそうです。
この辺の意欲的でいて微妙なラインなのが80年代ニッポンの軍事と言った感じです。


#クリックすると多分大きくなるョ。
マズル部状況
さっきの特殊なフロントサイトの状況がよくわかると思います。
ライフリングなんだか成型時のバリなんだかよくわからない模様がついてます。
2センチくらいで結構マズルは深く表現されてますね。
リコイルスプリングガイドがちょっと変な形状ですが何か工夫があるんでしょうかね?


#クリックすると多分大きくなるョ。
グリップ背面
木目調塗装がなされていてすごく出来がいいですがレジンキャストの一体成型です。
モールド表現ですが、実物は左右別体みたいですね、ワルサー系やSIG系が近いでしょうか?


グリップ左面

なんか解説ネタも書きつくした感がありますが写真撮っちゃったので載せます。
サムレスト風の凹凸が多かったり謎のアルミピンが露出してたりと洗練されてない空気ですが実際に試作品ですからね。


#クリックすると多分大きくなるョ。
トリガー周り状況

縦にグルーピングが入ってますね。
恐らく当時の月刊Gun誌がスクープした画像だと思われますが、ネットで分解写真が出回っています。
トカレフTT-33のようにトリガーグループがユニットとして簡単に取り外せる構造になっていました。
でもシングルアクションなのがその影響だとすると総合的には微妙なラインだと思います。


#クリックすると多分大きくなるョ。
マニュアルセイフティ周り状況

グリップ上端が隆起しててマニュアルセイフティの操作はし難いです、無稼動レジンキャストなので実際に操作は出来ないのですが。
射撃場での安全管理を重視した設計なんでしょうかね?
個人的にはM1911A1/ブローニング系のフレームにマニュアルセイフティのあるニューナンブM57Aの方が良さそうに思います。



リニアだTRON(OS)だ飛鳥(STOL実験機)だとプレバブル期の80年代ニッポンは舞い上がってた感じがします。
ルパン三世で架空の軍事国家に74式戦車が輸出されて配備されてたり、ダグラムの部品がシンメーワ(新明和)製だったりと軍事面でも実際には出来んけど多分イケイケだと言う空気が漂ってた時代。
なんかこのM57A1見てるとそういう昭和の末のイケイケバブルな空気を感じますねぇ。

とりあえずM57A1は貴重な逸品です。
メーカーさん、今度調子に乗ってM57AとM57Bも作ってください、この値段だったら買います!


つーこって終わります。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:01Comments(0)トイガン・デコガン

2014年06月08日

続・日本製のアレ(3)

まだまだ続くNMB!
64式小銃とNMB-M60が好きなんですが、たぶん両方同時に使ってるのって海保だけだと思う。


#クリックで大きくなる筈。
ランヤードリング比較。
右からマルシン、スモーキーズ、映画用。
官公庁用けん銃として必須な装備で雰囲気バツグンですね。

これは素直にマルシン製が一番出来が良いです、次項のタナカ製M37と比しても上です。
スモーキーズのはM36に後付けパーツを噛ませてランヤードリングをつけています、映画用は無理やりねじ込んでますね。
マルシン製以外は回転しないでこの角度で固定されたままです。
実物がどうなのかはわかりませんが、S&Wが回転するのでNMBが固定って事もないでしょう。
グリップ形状の関係で小指がランヤードリングに干渉する事もあるので実用上も問題です。


#クリックで大きくなる筈。
比較用にM37及びM1917のランヤードリンク。
M1917用は回転します、装着位置は中央、刻印なども含めて実物に忠実、総合的には今回の5挺の中でベストです。
M37も回転しますがなぜかセンターがズレます、中古購入品なので前オーナーによる破損(改造?)の可能性もあります。
グリップ後方についていますがこれは忠実だそうです、シリアルナンバーの関係で装着位置が後方にズレているとか。
M36及びM37日本仕様でランヤードリングが後方なのは写真で確認済み。


#クリックで大きくなる筈。
リアサイト比較
右よりマルシン。スモーキーズ、映画用。
まあ可も無く不可もなく、S&W系のコンシールドリボルバーと同じくですね。

近年に入っても一部で「リアサイトがない!」と騒いでるのを見かけましたが、たぶん初出は90年代のラジオライフ別冊であると思われます。
この形状のリアサイトは歴史が古く西部開拓時代には既に原型があります。
スナッグプルーフ(引っかかり難さ)を考慮して現代でも類似形状のサイトを採用している銃があります。


#クリックで大きくなる筈。
マルシン製ポリスリボルバー、グリップ状況。

”ツノ”が生えたグリップは独特の雰囲気があります、見た目の良し悪しはともかく個人的にはグリップ感は良好であると思います。
スナッグプルーフの問題で言えばマイナスでしょうが、元々前にランヤードが通ってるので気にはならないです。


#クリックで大きくなる筈。
スモーキーズ製改造キット、グリップ状況。

映画用も同じ前期型グリップなので写真略。
グリップ感はなかなか良いですが、小生の手だと小指の位置が微妙です。
ランヤードリングの欠点もあるので少々気になるところ。
やはり後期型のあの形状には意味があると判る次第。


#クリックで大きくなる筈。
タナカ製M37グリップ状況。

小型のラバーグリップで外見は一番近代的な感じがあります。
コンパクトながらグリップ感は悪くなく、やっぱり新しい年代の設計であると思えます。
小指が下のほうから上手くサポートする感じになるのが好印象。


#クリックで大きくなる筈。
M1917グリップ状況

大型Nフレームだけあって小指が遊ぶような事は無いです。
前後に短いので細い丸棒を握ってるような感じがします、軍用スムースグリップと相まって滑りやすく反動が強烈な実銃では怖いですね、ガスガンで良かった(?)
後期では日本でもグリップアダプターなどを装着して改善を図っていた様子です。
オールドS&Wの味が感じられトイガンとしては好きなモデルです。
実用本位で言うなら戦後型のオーバーサイズグリップやカスタムグリップの方がいいですね。


シリンダー状況。
右からマルシン、スモーキーズ、映画用。

マルシンの旧カートリッジですが8mmなので迫力があります、
一方スモーキーズはタナカ製ペガサスがベース、頑張ってますが構造は根本的に異なります。
映画用はコクサイ製(推定)モデルガンがベース、インサートが目立ちますね。


とりあえず個人的には欠点もある物のマルシン製が一番特徴を捉えてると思います。
ただし「前期型」や「過渡期型」に拘る御仁にはやはり高価なカスタム品を探すテマヒマが必要かと。
ヤフオクにマルシン製の塗装再仕上げモデルが出てるので次はそれを買おうと思っています。
だから給料上げてくれ!(←オチ)  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 04:00Comments(0)トイガン・デコガン

2014年06月08日

続・日本製のアレ(2)

前期型が欲しかったんだョ!
ちくそう!ブルジョワめ!もっと給料いい仕事紹介してクレ!

つーこって分割して続きます。


#クリックで大きくなる筈。
フロントサイト比較。
右よりマルシン、スモーキーズ、映画用。

実物で細部がわかる写真などはまだ見た事ないですが、マルシンのはこれはいくらなんでもないだろうってレベルで
エッジが大雑把でプラスチッキーなダルさがありますね。
スモーキーズのは細かいセレーションの出来が逆に良すぎて日本のお役所がここまで気を使うのか疑問に思うレベルw
映画用は反射防止のセレーションはありません、モデルガンなので実用しないんですが薄すぎて見づらいです。



#クリックで大きくなる筈。
銃身比較。
右よりマルシン、映画用、スモーキーズ。

3inchバレルではなく「77mm銃身」です、ウヒョ。
マルシン製のはやや強調されすぎてる気がしますが、テーパーがきつくエジェクターロッドとの間の隙間が大きいです。
スモーキーズはテーパーが良く見ないとわからないですが微妙なラインです、コクサイのM10よりも穏やかかも。
映画用もテーパーが表現されてますが一番おとなしいです、手作業でM36を整形したんでしょう。


#クリックで大きくなる筈。
トリガー比較(1)
スモーキーズと映画用。
どちらも縦グルーピングのナロートリガーですが、たぶんこれは原型のM36トイガンのまんまだと思います。



#クリックで大きくなる筈。
トリガー比較(2)
マルシン製ポリスリボルバーとタナカ製M37エアウェイト
どちらもスムースタイプです、M37はセミワイドタイプ。
個人的にはこちらのタイプの方が好みです。


#クリックで大きくなる筈。
グリップ比較(右)
右よりマルシン、スモーキーズ、映画用。

マルシンのはいわゆる後期型を再現しています、レンガ色のテカった安っぽいプラスチックですが写真で見る限り実物に一番近いと思われます。
スモーキーズのは前期型を再現していますが、表面は塗装であると思われます、少し上品な色合いです。
映画用は実物からの型取り品と聞いてますが真偽は不明、白いレジンキャストにオイルステンで塗装しています。
キチャナイですが雰囲気は出てるので結構好きですw


#クリックで大きくなる筈。
グリップ比較(左)
右よりマルシン、スモーキーズ、映画用。
マルシンの物はマイナスネジで左右から止めていますが、スモーキーズと映画用は一本のネジと真鍮ナットで固定しています。
S&Wの物がそうなのでたぶん実物のNMBも同じなんじゃないでしょうかね?
マルシンのはグリップ内部にガスタンクがある在来型のガスガン構造なので貫通ネジが使えないだけだと思います。
映画用はナットの径が合わずに後から加工したのか白色レジンの素が出ちゃってるのがご愛嬌w


#クリックで大きくなる筈。
マルシン製ポリスリボルバー

大型サムピースや大型スタッドなど後期型の特徴をよく示しています。
8mmポリスリボルバーと大きな刻印がある点とサムピース下の円形モールド(型抜きピン跡?)が安っぽいです。
大型で操作しやすいサムピースやキビキビ動く操作感はすばらしいですが、このトイガンでどこまで本領が発揮できるかは疑問ですw
適合するスピードローダーと予備カートリッジを携行していれば素早いリロードがおそらく可能でしょう。
この銃欲しがる層がどこまでそんな物求めるか疑問だし、リボルバー限定特殊ルール鯖芸くらいでしょうかね?


#クリックで大きくなる筈。
スモーキーズ製キット組み立て品

サムピースの造形がすばらしく綺麗です、スモーキーズの実力が垣間見えます。
おおよそ前期型であると思われます、資料不足により断定はしない、思われます。


#クリックで大きくなる筈。
映画用

サムピースの造形が良く見るとチープです、たぶんレジンキャスト塊を手作業で仕上げてる。
でも遠めに見ると怪しいけん銃前期型さんとしか言いようが無い、実に微妙なライン。
スモーキーズ共にS&W同型のスタッドですが、前期型はおそらくコレが正しい、・・・と思う。


#クリックで大きくなる筈。
比較対象としてM37エアウェイトならびにM1917
M37はS&Wの新型で斜めったサムピースになっています、これが意外と使いやすい。
M1917は戦前型のオールドモデルを再現しています、戦後型に慣れた目から見るとクラシカルで切削加工の手間も多そうなのが判ります。
S&Wがまだ装飾性を感じさせるのに対してNMBは本当に実用本位で素っ気無いのが比較すると判ります。


(長くなったのでまた分割するのである!)  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 01:30Comments(0)トイガン・デコガン

2014年06月08日

続・日本製のアレ(1)


NMBだよ!
N・M・B!
N・M・B!

つーこって前回に引き続き映画用・スモーキーズ製キット・マルシン製の三部作でお送りいたします。
どうも「ニューナンブ」の名称はミネベア(新中央工業)が商標登録しているとの事で、軍用兵器と違って商標権が問題になるらしいです。
オヤジ(コームイン)が昔東京マルイのエアコキガンに書いてあったIMIメイドインイスラエルの表記見てイスラエル製だと頑として譲らなかったのも今となれば腹立たしい思い出のひとつですね。
どすこいどすこい。


ゲストとしてM1917とM37(いずれもタナカ製)がまれに紛れ込んできます。
NMBは上からマルシン、スモーキーズ、映画用です。
なんとなく写真撮り忘れてますが、フレーム後部のラインがS&Wと異なります、三種いずれも再現されています。


特別ゲスト・タナカワークス製S&W M1917 5.5インチバレルアメリカ軍用モデル。(純正ウッドグリップ換装品)
もっとも米軍装備で使う気ねーですけどね!HAHAHAHA
これはこれで完成度が高く、刻印の正確性や外見の再現度が高く傑作トイガンの一種です、鯖芸も検討しペガサスガスガンです。

.44マグナムと同じくNフレームで巨大な上にオールドミリタリータイプのスムースグリップは握り難いです。
「南部十四年式に戻してくれ」と言う意見が続出したとの逸話があるのも納得です。
数的には昭和初期にはもっとも多く、近年でも目撃情報があるほどです。

個人的にはオールドS&Wと言えばコレといった代表格モデルであるのと、トイガンとしての出来が良いのでお気に入りモデルです。


特別ゲスト・タナカワークス製M37エアウェイト(ペガサスガスガンヘビーウェイトモデル)
持ってみると予想以上に扱いやすい感じでゴキゲンなモデルです、安かったし。
新しいモデルなので俺の趣味からは外れるんですが、コレはコレでいいやとお気に入りのモデルです。
街頭で見かける数はNMB-M60と同等かそれ以上(関東近県)であると思われます、現代の標準モデルでしょう。


過去にもレポートしていますが、マルシン製ポリスリボルバー3インチバレル(初期型、8mmモデル)
Xカートモデルの方が欲しくて仕方がありません。
高額なカスタムトイガンもいろいろ見させてもらいましたが、結局コレがNMB-M60の特徴を一番捉えてる気がします。


タナカ製ペガサスガスガンベース、スモーキーズガンファクトリー製変身キット組み込み品。
ヤフオクで思ったよりかは安かったので購入、定価だとさすがに買う気しないw
前期型をモデルアップしています、両津コヌプレはコレでないといけない。
先週近所で見かけたPMが前期型グリップのNMBを装備していました、まだ前期型も現役なようです。

今回細部の写真を撮影して徹底比較して行こうと思います。


コクサイ製(推定)M36ベース、伝・映画用プロップガン。
前期型がどうしても欲しかったので購入、大枚叩いた割に最初は気に入らなかったのですが比較してみたら結構気に入った。
個人売買のため購入価格はシークレット、高かったよw 映画に使われたというプレミアだと思う事に。

つーこってこの三種のNMB+ゲストのS&Wでブログネタとして引っ張っていきます。
(長いので分割!)

  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:01Comments(0)トイガン・デコガン

2014年06月05日

日本製のアレ


あー、うん。
そうですね、巨人中学校ですね。


裏側です。


まああんまし引っ張るのもなんなのでコレです、コレで散財しました。
すでに写真なんか撮影してたので速攻でブログネタにするつもりだったんでしょう。
タナカ製ベガサスベースのスモーキーズ製キット組み込みガスガンとコクサイ製(推定)モデルガンベースのモデルガンです。
いわゆる”前期型”がモデルになっています。
既製品ベースなんですが、どうも買った相手によると映画の撮影に使われた由緒正しきシロモノ?との事。
しかしまーやっぱりM36がベースなのでチーフス臭はまだ抜けきりませんね。


モデルガンの方はカートが欠品しているので発火できません。
インサートが干渉したり微妙に径が違ったりするので合うカートがわかんないんですよね。


マルシン製ポリスリボルバーと比較。
フレーム上部の肉厚が異なります、たぶんチーフのまんま。


M36に比してフレーム後部が長く撫で肩なんて表現されてますね、三種とも再現されています。
写真撮り忘れましたが、M36ベースのほうはどちらも縦グルーピングのナロートリガーになっています。



S&Wと国産品の違い。(なお独自調査なので誤謬に関しては一切責任を取らないw)
JフレームとKフレームの中間のサイズでM36より少し大きい。(この時点でM36ベースの既製品はアウト)
このためS&W製品とグリップの互換性は無い。
メインスプリングが板バネではなくコイルバネ(Jフレームも同様)
どうやらハンマーブロックセイフティが独自の構造らしい?(ホンマカイナ?)
フレーム上部の肉厚がS&Wよりも分厚い(ロットにより異なるらしい)
フレーム後部のラインがS&Wと異なる。(モデル品でも再現)
シリンダー脱落防止のスタッドが三種類はある(丸型、L型、大型)
シリンダーラッチの形状が異なる(小判型、過渡期型、大型)
グリップが大別して二種類ある(前期型と後期型、前期型は一部木製もあったらしい)
オールドS&Wよりもバレルのテーパーがややきつくエジェクターロッドとの間の隙間がやや大きい。
表面仕上げにピカピカのブルーイングの物とつや消しのパーカライジングの物の二種類が存在(後加工でオーバーホールされているとの事で、新品状態でどうなのかは不明)

正直マルシンのポリスリボルバーが一番特徴を捉えてると思います。
外装がプラスチッキーな点と刻印がまったく異なる点を除けばマルシン製が一番のお気に入りですね。
  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:01Comments(0)トイガン・デコガン

2014年06月04日

S&Wオートのアレ

初めて買った月刊GunがゴールドカップナショナルマッチvsM745だったり、初めて買ったこち亀の単行本でも
両津がベースのよくわからないカスタムS&Wオート持ってたり(M745ベースだと思う)、初めて買ったエアガンが
マルイのM645だったりまあいろいろと思い出があるS&Wオートなんですが、M&Pの登場でカタログ落ちして
存在は過去へと葬られた様子です。
日本とアメリカの一部の警察に採用されたくらいで公用での採用例が少ない上に、モデルナンバーが4ケタで覚えにくく、
挙句にM39/59シリーズと解説は十把一絡げで床井さんの辞典でも「特に特徴はない」と一刀両断。

そんなS&Wオートですが海保での使用写真が確認されたので俺に買う以外の選択肢は無かった。
#昭和36年の記事で十四年式拳銃(最多数)とブローニングハイパワー(トイガンで言うコマーシャルビジランテモデル)と共に海上保安庁で使用されている写真を確認。




80年代~90年代にかけてトイガン化にはわりと恵まれたS&Wオートですが、人気はガバメント系やベレッタ系に一歩引いていた感があります。
まあおかげで中古市場でよく見かけるのでありがたいです、6英世で少々のおつりが来る金額でした。
マルシン製のM39のABSモデルですね、1981年のモデルらしいですが近年でも再生産してるので入手は容易です。


とりあえず比較としてマルシン製のポリスリボルバーと。
昭和の日本のお役所がこんなエイティーズアメリカンな銃を使ってたとはちょっと意外です。


S&Wリボルバーの影響を感じさせるリアサイト、これはこれでスマートな感じで好きです。
M439あたりのごっついアジャスタブルサイトが昔は好きだったんですがね。
モデルがいろいろと分散しちゃって何買ったらいいのかわからないのが不人気の一因じゃないかと思うんですが、
昭和の日本のお役所が使っていた以上俺にはM39以外の選択肢は無いのであった。


エキストラクターは別体部品でライブ、ただし構造はまったく異なります。
マニュアルセイフテイの裏っかわの丸い部品も稼動するんですが右利き専用です、これが80年代の拳銃ならアンビにしてたところでしょう。
M39はM1954年とかなり登場が古い。


グリップが大きいと評判のS&Wオートですが、シングルカラムマガジンのM39だからかなかなか握りやすいです。
でもまー俺の手だとちょっと大きいですね、微妙にスライドストップに指が届ききらないです。

なおダブル/シングルアクション、スライドストップ、マニュアルセイフティ(デコッキング)、マガジンキャッチ、リアサイトの調整等、機構はすべて再現されています。
現代トイガンでも低価格帯だとオミットされる事が多いんですが、やっぱりモデルガンだけありますね。


ちょっと個性的な形状のランヤードリンク。
肉厚のあるメタルパーツなので実用も可能でしょう。


奇妙な形状のマガジンフロアー
これは忠実に再現した結果らしい?


マズルからインサートが見えます、ライフリングも控えめながらモールド再現。
これはこれで発火モデルガンらしくてワクワクしてくる、カート・説明書が欠品だったんですがたぶんPFCカートモデルです。
発火モデルガンなのでバネが硬く動作にキビキビ感があります、ガスブロやダミーカートモデルガンとは違った空気がありますね。



参考までにジャパニーズガンポルノを。
M459か~、MGC製の買いたいっちゃあ買いたいなぁ・・・。

  
タグ :カイホ


Posted by 猿野半長(転職したい) at 19:43Comments(0)トイガン・デコガン

2014年06月03日

日本(戦後)の武装公務員覚え書き+α【更新】

警察・自衛隊以外にも日本で武装が認められる職業ってどんなのがあるんじゃらホイ?
・・・と、思ったので目の前にある電気箱で調べてみました。

俺個人の興味とミリブロ読者層的に気になる装備されている銃器もわかった範囲で記載。
ただし”噂話”として信憑性に欠けると思った情報も記述しています、間違ってても一切責任は取らんのでヨロシク。

つーかまあアレです、俺のオヤジも「特別司法警察職員」な公務員だったのですよ。
いやまー銃を保管している金庫があったくらいの話しか聞いてないですが。

#基本的に戦後(昭和20年~)で戦前の陸海軍及び警察その他治安組織は除外します。


警察官(各都道府県警、及び旧警察法時代を含む)
 一般市民の生活にもっとも密着した国家権力であり、どんな田舎にも拳銃を携帯して駐留しています。
 警察官が常時実包を装填した拳銃を携行していると聞くと外人は驚くらしいですが、どこの外国の警察と比しての話かはよくわかりません。
(戦前の内地警察は特別な時しか銃器での武装はしなかった様子です、外地警察だと小銃や擲弾筒どころか野砲まで持ってたりしますが)
 昭和20年代前半は旧軍の拳銃が多用されていましたが、昭和20年代後半には米軍供与の物に切り替わったそうです。
 組織の規模の割に拳銃の種類が多すぎてなにがなんだかわからない事になっています。

使われていた(いる)拳銃一覧
二十六年式拳銃、南部式自動拳銃(乙)、十四年式拳銃、九四式拳銃(昭和20年代前半)
S&Wミリタリー&ポリス(戦前型)、S&W M1917、コルトM1917、コルトM1911A1(米軍供与品、昭和二十年代後半ごろ~、近年でも目撃情報あり)
ニューナンブM57B(試作のみ、不採用)
S&W M10(戦後型)、S&W M36、コルトオフィシャルポリス、コルトポリスポジティブ、コルトディテクティブスペシャル、コルトコブラ(昭和期の戦後輸入品、昭和30年代前半ごろ~、近年の使用写真あり)
コルトM1903(32オート)、コルトM1908(ベストポケット)、ブローニングM1910(私服用?現行制服でM1903の写真あり。一説によると米軍が接収した旧日本軍拳銃の再配布品との噂)
ニューナンブM60(国産品、1960~90年代前半?←現代でも多数残存、東京神奈川で2014年6月確認)
S&W M37エアウェイト(現在の主力?)
S&W M360J(亀裂発生で回収?)
SIG/SAUER P230JP、ワルサーPPK(輸入品、.32口径自動けん銃)
S&W M3913、S&W M5906、HK2000、グロック19(一部は制服警官にも配備)
H&K P9S H&K P7M9(SAP向け?近年での使用情報なし)
ベレッタ92FSバーテック(SITの使用が報道により確認、SATでもベレッタ92F系統の使用の可能性大)

・特殊銃など(けん銃以外の銃器をこう言う)
ガス筒発射機(銃とは言わないらしい)
M1カービン(琉球警察)
ホーワ・ゴールデンベア
ホーワM1500
高性能機関短銃「MP5J」
89式小銃

90年代以前から警察の特殊部隊が存在していた様子ですが、装備に関しては仔細が公開されていないためわかりません。
64式小銃、M16系、MP5系などが挙がっておりますが写真や信頼できる資料は未発見のため”噂話”に留まります。


自衛官(および保安隊、警察予備隊)
 このお役所では武器兵器とは呼ばずに”装備”だそうです。
 まー真っ先に思い浮かぶ武装公務員といえば自衛隊でしょう。
 警察などと違い装備の情報公開に関してはオープンな組織なので防衛庁HPや防衛白書などを参照されたし。

拳銃(のみ)ピックアップ
 M1911A1
 SIG/SAUER P220(ミネベアによるライセンス生産品、微妙に特徴が異なる)
 コルト・ディティクティブスペシャル(警務隊向け?)
 ニューナンブM57A(試作のみ、不採用)
 ニューナンブM57A1(試作のみ、不採用)
 モーゼルミリタリーM712(1965年にニューナンブM65と比較試験を行った写真を確認、恐らく武器学校の展示品)
 FN140DA(不採用、時期は不明ながらテストされたらしく現物が現在も展示)
 H&K USP(特殊作戦群での使用情報あり)
 ミネベア製大口径けん銃(調達費目録に記載があったとの情報)

 特記事項としては武装公務員のド定番のニューナンブM60が自衛隊では使用されていない様子です。




・海上保安庁(運輸省)
 前身として運輸省や第二復員省(海軍省)所属の掃海部隊や水路維持隊が存在していた様です、この辺もっと突っ込んで調べたいですね。
 と、言うことでその辺は宿題なので一行以上書きませんよ、いいですかいいですねありがとう。

主な火器(船舶用の機関砲などは除きます)
M1ガーランド
64式小銃
89式小銃
レミントンM870マリンマグナム

拳銃
十四年式拳銃(昭和30年代後半の写真でも確認、当時の多数派)
九四式拳銃(写真未確認)
ルガーP-08(写真で存在を確認、米軍から供与された物らしい、信じられないが写真を見てしまった)
ブローニングハイパワー(所謂コマーシャルタイプ、写真があり確定)
S&W M39(写真があり確定)
グロック17(80年代から噂されてますが未確認、近年ではSSTがそれらしき短銃を用いていたとの情報あり)
ニューナンブM60(結局これが一番多そう、動画で確認)
S&W M36チーフスペシャル(通称『小さなSW』、ごく少数が輸入?)
S&W M19(通称『大きなSW』.38スペシャル弾を装填してSSTの前身部隊が運用)
SIG/SAUER P228(SST用)
S&W M5906ミリタリー(特警隊用、ステンレスモデルだが黒染め、刻印を含め写真で確認)


・皇宮護衛官

 S&W ミリタリー&ポリス(戦前モデル)
 ニューナンブM60(自衛隊以外の公務員はやっぱりこれが一番多い)
 S&W M1917(90年代後半以後も目撃情報あり)
 ワルサーPPK(PPやPPK/SではなくPPK)
 ベレッタM93R(情報源は知らないがやたらと噂に上がる)
 MP5(暴発事故が発生し存在が明らかになった)

 ”噂話”としては旧軍の近衛師団の兵器がまだ温存されているとかいないとか。
 近年でも89式小銃や91式地対空誘導弾の導入が噂されておりホンマカイナ状態。
 公式な報道情報がある確定情報としてMP5の存在があり、規模の割りにやたらと重武装な組織であると言えます。


・麻薬取締官(厚生省)
 警察官には認められていない囮捜査などが認められているなど、権限の強い公務員らしいです。

 ブローニングM1910(アニメーターの大塚某氏が現役時代に使っていたらしい)
 ベレッタM85系(なぜに?)
 コルト ディテクティブスペシャル(写真あり確定)
 ブローニングベビー(写真があり確定)
 ニューナンブM60(リストアップしているサイトがあった)
 その他不明



・税関職員
(大蔵省)
 外国だと国境警備隊みたいな組織になっちゃってる所がありますね。
 日本では戦後に実際に税関職員が拳銃を発砲するような事案はまだ無い模様。

 ニューナンブM60(リストアップされてるサイトがあったが正確な情報源かは不明)



・入国管理官/入国警備官(法務省)
 外国だと国境警備隊みたいな組織になっちゃってる所がありますが、日本だと法務省の所属だそうです。

 ベレッタM1934(当時の古雑誌で写真有り)
 ブローニングM1910
 ニューナンブM60(一応リストアップしているサイトがあった)

 ブローニングは定番として、なんかベレッタM1934とかとんでもない名前が飛び出てきました。
 終戦直後に米軍から供与された物のリストに載っているらしいです、欧州での鹵獲品の再配布か??
 
 

・刑務官(法務省)

二十六年式拳銃(昭和20年代の目録に名前あり)
ニューナンブM60
四四式騎兵銃(平成二十年代になって廃棄の記録があるらしい)
M1カービン(未確認情報)


なお別記事項として階級章のデザインがかっこいい。
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%88%91%E5%8B%99%E5%AE%98%E3%80%80%E9%9A%8E%E7%B4%9A%E7%AB%A0&client=firefox-a&hs=4ts&rls=org.mozilla:ja:official&hl=ja&tbm=isch&imgil=TQ7Q2zxdC66rJM%253A%253Bhttps%253A%252F%252Fencrypted-tbn0.gstatic.com%252Fimages%253Fq%253Dtbn%253AANd9GcQCaOAG0ZmZdKHJxVDjKKH96RdwYUEYqqaS9InVZejmz-QKaIiBzA%253B446%253B670%253BJFfgCrSbrwPexM%253Bhttp%25253A%25252F%25252Fprisonfile.info%25252Fkaikyu.html&source=iu&usg=__sx0UKpsSl8Z_kYlfSB5JYipoiZ0%3D&sa=X&ei=W3WFU_a3Ks7d8AXpooHQCQ&ved=0CCwQ9QEwAA#facrc=_&imgrc=TQ7Q2zxdC66rJM%253A%3BJFfgCrSbrwPexM%3Bhttp%253A%252F%252Fprisonfile.info%252Fkaikyu.png%3Bhttp%253A%252F%252Fprisonfile.info%252Fkaikyu.html%3B446%3B670


・郵政省
(昭和23年廃止)
 明治期に強盗や野獣などに郵便夫が襲われる事件が多発していたために警察よりも先に郵政省の方が拳銃で武装していたそうです。
 郵便物保護銃制度自体は昭和23年まであったらしいですが実際にどの程度配備されていたのかは不明。
 なお参考までにイチヂク浣腸を発明した人は類似容器に刺激性液体を充填した「郵便夫用軽便ピストル」で特許を取ったらしいですが、実際に配備されたかは不明です。
(発明者自身がなんか配達中に犬に襲われたので考えたらしい)

 S&W Mod2
 ル・フォショウ

 以上は資料館に展示があった物、明治時代でも半ばを過ぎれば既に時代遅れな品です。
 古式銃として資料館での維持が容易だから残存していたのでしょうか?

 コルト.32オート(M1903)

 戦前期に購入した情報がある、将校拳銃の様に私費購入だった模様。


・鉄道公安職員(昭和62年廃止)
 昭和22~昭和62年まで存在、JRに改変された折に廃止されました。

 コルト・ポリスポジティブ
 コルト・オフィシャルポリス

 S&W M36
 ニューナンブM60
(なんか後者は実際に配備されていたのか微妙、明確な資料待ち)

 なお”実戦”での発砲事例は成立から廃止まで存在しないとの事。


・日本人警備員(在日米軍基地)
 日本の警備事業法ではなく日米地位協定に基づき米軍基地に勤務している日本人。
 日本の法律では民間警備員となると思われます。
 近年拳銃の常時携帯が米軍の指揮下で命じられてる様子です。


確認している拳銃
ベレッタM9
#近年の画像しか見つけられませんでしたが、多分昭和に遡ればM1911A1やM10なども使ってそうです。

琉球警備連隊(廃止)
 米軍統治時代の沖縄に存在した部隊、米軍の軍属となる琉球人。

M1カービン(写真で確認)
拳銃もあったと思われますが不明です、M1911A1かM10ではないでしょうか?



・鳥防(番外)
 空港でバードストライクの防止に努める職業で、場合によっては散弾銃による駆除も行います。
 日本の場合は純然たる民間人で空港管理会社が猟友会に委託している様子です。
 民間(猟友会)委託のため制式銃と言う物は存在しないと思われます。


・消防庁(番外)

 モスバーグM500(写真で確認)
 
 割と信じられないですがオレンジ色のモスバーグの画像を発見しました、戦前(大正)から旧陸軍が
村田銃を改造して水難救助用の救命策を発射する火薬式救命銃を開発しており、
消防モスバーグも属品から判断して同じ用途です。
 近年の装備はガス圧式の救命銃が多いように見受けられます、これも日本の法律上は”銃器”に分類されます。
 猟銃で有名なミロク精機がこの手のガス圧式救命銃を販売しており、消防署や海上保安庁での使用情報がWebで確認できます。
  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 10:00Comments(0)日本の公的機関(警防団・保安庁等)