2021年04月04日
五六式半自動歩槍なのかSKSなのかワカラン代物
まず全体像の画像
臥龍商店で取り扱っている五六式半自動歩槍(SKSじゃねーかなコレ?)です。
モデルガンと言うよりもTRG(トレーニングラバーガン)の方が近い感じです、若干の可動部分があります。
五六式半の無可動実銃と比較した情報があり、リアルサイズであるとの事。
ディテールと共にギミックの紹介など書いて行こうかと思いマッチョ
銃口は閉塞されています、BB弾の発射機構や発火ギミックはありません。
金属部分はプラスチック(あまり剛性は無い)に銀色のメッキで再現されています。
儀仗の練習用だと思うんですが、剛性が無くTRGの感覚とは別物ですね。
フロントサイトは丸いガードが付いています
AKと五六式の識別点の一つですが、SKSと五六半だとどうなんですかね?正直知らないので他所でオナシャス。
こっちの丸い方が狙いやすいらしいですが、泥とかが詰まった時に排除し辛いので一長一短らしい。
プラスチック製のダミー銃剣がネジ止めされており、起剣・伏剣する事が可能です。
SKSは結構人気がある銃だと思うんですが、トイガンがなかなか出ない一因ってこの銃剣じゃないですかね?
ダミー銃剣を伏せた状態
ちょっと固定が甘く垂れ下がります
伏せた状態で構えると左手に当たり痛いと言う欠点があります
実物のSKSでは鋭い刃が付いていないので切れないらしいですが、中国はスパイクに変更してますね。
つーこって一応これはSKSカービンなんですかね?
幅広のナスカンが付いていますがプレスで薄いです
重量があるのでコレで背負って行軍とかはしない方が良さそうです。
リアは下面にスリングスイベルがネジ留めされています
プラスネジです
プラスネジです(二回)
東側銃器だとフロント(左)とリア(下)に付くスリングが多々見られますが独特の感覚が有りますね。
多分この辺撮影しようとして失敗した写真(落とした)
床尾板はやっぱりプラスネジで固定されています
メタルパーツなので訓練で床尾を付いても大丈夫なだけの剛性はありそうに思える。
思える(大事な事なので二回言いました)
床尾板は三八式やKar98kなどのカップ型ではなくプレート型ですね
銃床自体は家具みたいな木目調シート貼付っぽい、丸い模様は恐らくネジ穴隠しでしょう。
分解してないので推測ですが恐らく中身はプラスチックに錘(コンクリートかな?)を充填した物
分解レバーがありますがモールドのみのダミーで動きません
トリガーは可動し、バネ仕掛けで「カチン」と音がします
引いた感触はなんかバネが薄そうであんまり頻繁に動かしたくない。
タンジェント型のリアサイトは一応可動して調整が可能になっていますが、バネが仕込まれていなくブラブラしてます。
弾倉は外見のみのダミーで可動部分はありません。
リアサイト状況
ディスプレイモデルとしては十分かな、TRGとして儀仗の訓練に使うには剛性が不安。
ボルトは引く事が可能、メッキされたプラスチックで剛性はありません。
コッキングレバーが折れていたとの情報があり取り扱いには注意が必要です。
中身は特に再現されておらず、復座バネの軸と思われる針金だけが見えます。
個人的な感想としてはSKSカービンの形状をしているだけで稀少価値があります、
リアルサイズで重量感はありますが、モデルガンとしてのディテールは無く
細部パーツはプラスチック製でTRGとしての剛性も無くちょっと中途半端な一面はありますね。
ただ恐らく中国軍向けの訓練用品として開発された物なのである意味で”本物”と言えます。
中国軍以外でも旧東側諸国の儀仗兵は今でも多く使っているモデルなのでコスプレ用には良いんじゃないでしょうか?
なおこの銃は諸事情で当方に滞在していただけなのである
達者でな~w