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Posted by ミリタリーブログ at

2020年06月27日

土曜の夜なのでサタデーナイトスペシャル特集

走り出したら止まらないぜ土用の夜はウナギさ(挨拶)
なんか「25オート」で検索してくる人が多いので.25ACP特集です

まー俺の事なので相変わらずヒネクレたラインナップだゾ
個人的に25口径拳銃は古い年代の銃かそのコピー品のサタデーナイトスペシャルって
印象が強いです。
今日の日記はそういうサタデーナイトスペシャル感の溢れる逸品の海外動画を集めてきました。

某事件で.25口径が話題になった後はコルトやベレッタなどの有名メーカーの名前だけ挙げて
『もう25口径拳銃は製造されていない』なんて言説見かけましたが、三流メーカーの粗悪品だと
反動が弱くて粗悪な材質でも作れるので.25ACPの需要があるようです。

この手の小型拳銃を英語では「mouth gun」と言う様ですが日本語で「マウスガン」で検索しても
ほぼ情報が出てこない事からも察せるように、トイガンとしての人気は正直かなり低いっすね(南無)



フェニックスアームズ モデルレイヴン(再掲)

ギンギラギンのメッキにプラスチックのホワイトグリップが安っぽいゴージャスさを感じさせて実に土曜夜特別感があります。
機構としてはストライカー式のシングルアクションで1900年代のブローニングと大差ないです、
分解場面がありますがスライド内側とか見るとダイキャスト製法っぽいですね。


ローシンL25
上記レイヴンとよく似ています、OEM生産なんでしょうかね?(調べる気力無くなったので誰かオナガイ)
琉球漢手の武器で「ローチン」ってありますが多分関係ないです。


レイヴン MP-25
上記レイヴンにそっくりです、と言うか英語Wikipediaによるとレイヴンアームズが一度倒産して再編成されたのが
フェニックスアームズらしい、日本語資料無いので凄く苦労した。


レイヴン MP-25(別バージョン)
安全装置が銃器としては珍しい前後スライド式
チープガンとかであるんですが実銃だと珍しいですね。
んでまー構造は大体一緒です。


フレイザー25オート

ベビーブローニングのコピーですね(終)
パテントが切れてるのでこの手のコピー拳銃は結構世界では需要があるようです。


ヒメネスJA-22

動画は.22LRモデルですが.25ACPのバリエーションもある様です。
分解場面が動画が欲しかったんですが検索しても出てこなかったのでコレで。
シルエットはワルサーPPKっぽいですが機構はシングルアクションのストライカー式に見えます。
まートイガン化される事なんてないでしょう。


デイビス コブラ380

これは.380ACPなので中型オートなのでマウスガンより一回り大きい
なんか珍しい銃なのでとりあえず動画紹介


【番外編】

USFA ZIP.22
元々クラシックガンのレプリカを作ってる堅実なメーカーだったらしいんですが、
古式銃の生産ラインを売却してまでこの天下のクソ銃(だってメリケン人がワーストガン
って言っちゃってるんだもん)を販売したせいで倒産したそうです。
何を思って開発したのか不明な.22LR銃、軍用・警察用は当初から目的とは思えず、
クリップなどが最初からついているので個人の護身用需要を狙った物と思われます。
その割には.22LRと小口径な割には図体がデカいです。
作動方式はよくわからないんですが、まずマガジンを入れるのに手間取ってます、あとジャム多いです。
コッキングレバーがなぜか銃身と並行で前から押し込む方式です、ミスすると指先を打ち抜く危険性があります。
そもそも拳銃の形に見えないんですが、特になにか特殊理論で持ちやすいと言う事もなく普通に持ちにくいですね。
銃の形に見えないので出来の悪い玩具と言い張れば警官とかが見落とすかもしれないので悪人にはメリットかも知れません。
正直暴発させて怪我しそうな銃なので他のサタデーナイトスペシャルがマシに見えてくる銃。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 20:00Comments(0)海外情報(軍以外)

2020年06月24日

贈呈用栄誉銃(マルシン製M1910続報)


サムネ用(挨拶)
外装パーツは一応完成してるのでコレで。

とりま作業前の画像から

(作業前)エジェクションポート周り

9mmって表記なので.380ACPモデルなんでしょうかね?ま、それは本題じゃないです。
発火痕が無いので前オーナーは多分手動で排莢して遊んでますね、それでカートが当たったのかと。
逆説的に断面からメッキ自体の強度はかなりあると言う事がわかります。


(作業前)フレームの塗装状況
オイルの飛沫だけでなく、表面が荒れて黒飴みたいになっちゃってますね。
結論を先に言うとシンナーで落ちなかったので研磨だけしかできませんでした


(作業前)マズル周り
基本的にメタルパーツはペイント仕上げですね。
これも持病のブッシング射出をしたのか打撃で剥離した痕跡があります。
んでまー画像が小さくてわかんないと思いますが、ブログの容量がギリなので許して下ちい。


(作業前)グリップセイフティとマガジンキャッチ状況
面積の広いペイント仕上げパーツなんですが、止む無くサムネサイズにまで縮小した画像でも
わかるレベルで塗装の剥離が見られ無残な状況です。
このメタルパーツ見るとトイガンはトイガンだな、と落ち込みますわ(涙)
ホンマモンの鋼と比べたらトイガンのメタルパーツとか軟質素材じゃないですかヤダー



(作業途中)
で、リペイントと迷いましたがブルー液を購入したので実験がてらメタルパーツは黒染めしました、
下地処理のせいか上級者のやるようなブルー仕上げにはなりませんでしたが
初期状態の黒染めと同じ程度には黒くなりました。


(作業後)
組み上がった黒染めグリップセイフティとマガジンキャッチ状況。
上級者がやるような透き通るようなガンブルー仕上げには程遠いですが、
デフォルトの黒染めと同等程度にはなったと思います。


(作業後)画像小さくてわかんないですがブッシング状況。
 個人的には満足してます、衝撃で塗装が剥離した銀色模様は消えました。



(作業前)
飾り箱の透明プラ板が曇ってる(木箱を磨いた亜麻仁油の飛沫)のを洗浄しないと駄目っすねコレ。

んでまー引き渡す前に中身のファイアリングピンとかデトネーター(マルシンの部品名は”ファイヤリングピン”)が
抜かれてるので部品発注したのを組まないといけません。
が、まあ外装パーツとしてはいったん打ち止めなので撮影してブログネタにしときました。

多分前オーナーは未発火で手動で分解や装填排莢して遊んでたんだと思います。(作動痕多し)
後は軍装・コスプレでホルスターの中に入れて持ち歩いてたか。(外装も結構ヤレてる)

表面仕上げはメッキの上にクリアーブラックを吹いたと思われ、完全剥離には至りませんでしたが
研磨したら割と光沢が出て来たので妥協点としては良いかな、と。



最後にもう一度作業後の画像。
メタルパーツのペイントがちょっと痛々しかったので小容器に小分けしたプラモ用の薄め液にドブ漬けして
剥離、洗浄後に黒染めを実施しました。

マルシンのM1910は構造の再現度はかなり良く(フレーム後端の継ぎ目以外w)流通も多く安価なので
モデルガン入門用にも良いと思います。
オールド中型オートが好きな人、ジョンブローニングの設計の片鱗を感じたい人、軍装・コスプレ用にオススメ出来る逸品です。
サイド発火なのでBLK党にはちょっと物足りないかも知れません。

んじゃまた

  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 20:52Comments(0)トイガン・デコガン

2020年06月23日

小型・中型オート特集【整備のついで】


(サムネ用画像)
とりま整備ついでに写真撮影したのでブログネタにします。
ブログの画像ストレージの容量がそろそろ払底しそうなのでサイズは小さいです。


マルシンのブローニングM1910とコルト.25オート(ジュニアコルト)のモデルガンを新規購入してるんですが、
塗装の実験台にした後に某氏に誕生日プレゼントとして引き渡すつもりで買いました。
元箱が付属しないので自作しました。
この飾り箱、原料費が安いので量産したら売れないかな?かな?


ハイ全員集合、左面、右面です。
左上からタナカ・ベレッタM1934、マルイ・銀ダンPPK/S、KSC・マカロフ、クラウン・ブローニングベビー、
マルシン・M1910(エクセレントHW)、マルシン・ワルサーPPK/S、KSC・P230J、コクサイ・コルトベストポケット、マルシンベレッタM9(寸法比較用)
マルシン・ジュニアコルト(ブラックメッキABS)、マルシン・M1910(同左)、共栄・コルトポケット、マルシン・ジュニアコルト(エクセレントHW)、不明・NMB型ラバーガン
一緒に映ってるホルスターはイーストA製のハイパーホルスター小型オート用です。


上の一覧でも触れましたが、この二挺は寸法の比較用です。
ベレッタM9(92FS)はたまたま借りてるのと、有名な銃なのでサイズ感がつかみやすいかと思います。




とりあえず小型オート集合写真
「コルト.25オート」って商品名ですがジュニアコルトとベストポケットで別物です。
あとクラウンのブローニングベビーはピストンを収納する関係かかなり寸法が大きく
多分デフォルメされてる。
コンパクトエアコキとしては出来が良い部類だけど、やっぱモデルガンと比べるとリアル感では劣りますね。


ジュニアコルトVSコルトベストポケット、分解対決
ジュニアコルトはかなり単純な構造なのですぐ分解できます、ファイアリングプレートが脱落しやすいので注意。
ファイアリングピンとエキストラクターが再現されてない点が不満ですが、それ以外は割と気に入った。
つーこって先手ジュニアコルト。




ベストポケットの方は何がしたいんだかよくわかんない写真がある程度に分解に手間取りました。
説明書読みながらやってるのにw
つーかコレ、前オーナーはほぼ未使用でデッドストックしていた様で動きが渋いのが主原因でした(他に手順間違いもある)
同じジョン・ブローニング設計ですがM1903やM1910と構造と言うか分解手順が微妙に異なります。


コレは分解の手順と関係なくスライドに作動痕がつきました。
よく見るとこの辺バリが残っててキチャナイ


箱は汎用品の使いまわしのマルシンよりも付属物の収納スペースがジャストサイズで区分けられた
コクサイの方が高級感ありますね。
ベストポケットの方のサイレンサー装着した写真撮るの忘れてました。
コクサイのは比重の重たいメタルで出来てて凄い重たいです。




どちらもマルシン製ジュニアコルト、サイレンサーが付いているのが以前の購入品(旧)
素の状態なのはヤフオクで中購入したブラックメッキモデル(新)です
新はダミーカート仕様でサイレンサー用のネジ切りバレルなのですが、中のファイアリングプレートとかも
そのまんまでダミーカートモデルに徹しきれれないですね。


ブローニングM1910と同じ出品者から買ったんですが、シルバーモデルの上にクリアーブラックを吹いたような
仕上げになっており、経年変化で劣化してるのか黒飴が固着したような質感です。
これは表面仕上げを代えて仕上げ直す予定ですのでまた後日(予定は未定)




クラウン製ベビーブローニングと比較、やっぱエアコキは一回り大きいですね。


左、クラウン製エアコキブローニングベビー、右、マルシン製ジュニアコルトモデルガン。
シリンダーの直径なんだろうな~と言うサイズ感です、思ったよりかは射撃性能が良い(思ったよりか)



次は”小さな中型オート”と言う事でマルシンのM1910です、比較対象としてベストポケット(M1908)です。
どっちもジョン・ブローニングの設計なのでよく似てます。
バレル周りの設計が異なりM1910はよくブッシングを射出します、と言うか撮影中も一回飛ばして大捜索しました。



マァソックリ!と言いたかった写真なんですが、M1910の方が飛んでて真っ暗ですね、スライド後端です。
古い拳銃によくあると言うかブローニング設計らしいというか、最近の拳銃とは違う趣ですね。



ブローニングM1910の左右、どちらもマルシン製モデルガン。
元から持っていた物はHWモデルで、下の方に映ってるのは新しく中古購入した者(ブラックメッキ)
メッキモデルは銀色のメッキの上にクリアーブラックを吹いたような質感で、経年劣化なのか亀裂や
剥離が見られます、なんか黒飴が溶けたような質感なんですが新品時からこうだったんでしょうかね?


通常分解、バレルを回転させて分解する構造がCAW(というかMGC)の.32オートは再現されてないんですよね。
マルシンのは安価に中古が流通しているけどちゃんとモデルガンなのでこの辺再現されてます。


んでよく見たらこの中古個体、デトネーターだけでなくストライカーやスプリングも除去されてる。
未発火(推定)なのは良いけどストライカーは抜かないで欲しかったな~



左がHWで右がブラックメッキ、メッキモデルのトリガーガード周りはなんか泡吹いた感じになってますね、
経年劣化だと思われます、飛んでいるのはシリコンオイルの飛沫。
撮影後に剥離を試みたんですが手が黒くなるばっかりで塗装自体は曇るだけで落ちませんでした。
仕上げ後はまた後日。


タナカ製ベレッタM1934(GBB)と共栄製コルト.32オート(輪ゴム銃)
なんか比較対象を映してないのでサイズ感がよくわからない問題。


つーこってマルシンのベレッタM9を写し込んでみました。
共栄のはエジェクションポートの表現がステキ、通販もしてるので探してみて下ちい(広告費下さいキィキィ)
.32オート(M1903)はなんかディテールの無いM1911A1っぽく見えますが元がジョン・ブローニング設計で
似てるのと材質が全木製なんで錯覚起こすだけです、共栄さんM1911A1も別にモデルアップしてます。


通常分解と言うかなんというか
.32オートはスライドが外れて輪ゴムを引っかける構造で根本的に構造が違います。
ベレッタM1934は極初期のGBBなのでマガジンくらいしか外れません、下手に分解したらぶっ壊れそうです。
割り箸マガジンに時代を感じますね。



ベレッタM1934とワルサーPPK/S比較
大体同じくらいのサイズ感です。
コンパクト感があるので近代的な大型拳銃ばっかし見てると軍用拳銃と思えないですね。
イタリア軍装備やりたくなってきたw(やる金があるとは言っていない)




はい集合写真の左右です。
左列上段よりマルシン製ワルサーPPK/S、KSC製マカロフ、メーカー不詳M60
右列上段より東京マルイ製銀ダンポリスポストル、KSC製SIG/SAUER P230J(GBB)です。



新旧JPモデル対決と言う事でP230JとM1910の比較
どっちも.32ACPとか.380ACPのストレートブローバックモデルなんですが、サイズ感が一回り違います。


イーストAの”小型オート用ホルスター”ですが、大体の中型オートにフィットするサイズですが
M1910を入れると緩いですね。


P230Jを入れるとピタリですわ、事実上の専用ホルスターとして運用予定。
と言うか実際に使用例を確認しているので実質的に実物。
余談ですがマカロフはかなりきついですがPPK/Sや銀ダンには問題無く適合します。


P230Jはエキストラクターにローディングインジケーターとしてのレッドドットが入ってますね。
正直この辺見てるとモデルガンが欲しくなる




『マカロフはPPKのコピー』と言われるとキレる俺だけど通常分解したところは似てると思う、うん。
トリガーガードを外して分解する構造ってワルサーPPシリーズ以外ではあんまし見ない気がしますが
(マカロフ、PSMくらい?)、割とストレートなワルサーPPシリーズのコピーモデルや、ワルサーPPシリーズ
自体の輸入/ライセンス生産事例が多いのでそう珍しい物でも無いのかも知れません。


マガジンを抜いた所四種
銀ダン・マガジンキャッチ無し(プラスチックの爪で引っかけてるだけ)
ワルサーPPK/S・ボタン式
マカロフ・コンチネンタルスタイル
P230J・コンチネンタルスタイル

ランヤードリンクとの干渉もあってP230Jはとにかくマガジンの着脱がし難い構造になってます。


スライドストップ比較

銀ダン・そもそもスライド非可動
マカロフ・独立操作レバー式
PPK/S・内蔵式
P230J・内蔵式

内蔵式のスライドストップで何が困るかっていうと、ガスだけ入れて空撃ちして遊ぶのが
できない(し難い)事ですね、P230Jは購入時は細工されて空撃ちモードになってました。
P230もPPKも本体が小さいので誤ってレバーに指が触れるのを恐れたのではないかと思われます。
マカロフは中型拳銃としては少し大柄だから?(仮説、あくまで仮説、特に根拠は無い)
即応性を高めたかったとしたらマガジンキャッチはボタン式にした方がよろしいかと思うのですが。
P230もそうですが、P38やP220と比しても板バネに横筋打っただけの構造で滑りやすく操作し辛い
マガジンキャッチになってます>マカロフ


安全装置比較
銀ダン・マガジンセイフティのみ
P230J・デコッキングレバー&ハンマーダウン時のみのマニュアルセイフティ(独立)
PPK/S・マニュアルセイフティ(ON時強制デコッキング)
マカロフ・同上だがレバーの操作方法が上下逆

P230Jのは後からとってつけたようなオプションで「絶対コック&ロックなんかするなよ!」と言うSIGの熱いメッセージを感じます。
PPK/SはDAオートのデファクトスタンダードだと思うので特記事項なし。
マカロフはAKと操作方向を同じにして教育も統一したかったのではないかと言う説を聞いたことがありますね。





上、KSCマカロフと銀ダン比較
下、マルシンPPK/Sと銀ダン比較

マルイの銀ダンの方がマルシンPPK/Sより一回り大きく、KSCのマカロフよりわずかに小さい程度という新事実発覚!
なんか共産圏のよくわかない国で作られた”9mmマカロフ弾仕様のワルサーPPスケールアップコピー”みたいな感じがして銀ダンの好感度が上がった!(俺脳内リサーチ社調べ)
これ絶対政権崩壊後に別な国に亡命して新たな人生を歩み出した元秘密警察の将校の所に遺族が持って訪れるヤツだと思う(俺脳内ムービーフィルム再生中)


なんか東西ドイツとその間に継子みたいな感じで一つオナガイ島津

つーこって無駄に長いですが整備がてら撮影したのでネタにしました、ではまた。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 06:02Comments(0)トイガン・デコガン

2020年06月16日

トイガン化されてる銃

「トイガンだから機能が違う」と言われると正直わからんのでようつべで海外動画調べてきた



ワルサーPP(戦前型)

主な機能
ダブル/シングルアクション
マニュアルセイフティ有り(デコッキング兼用)
ボタン式マガジンキャッチ
スライドストップ有り(内蔵型)
(その他)
エキストラクター可動(マルシン製モデルガン)
カートリッジインジケーター可動(マルシン製モデルガン)

マルシン製のモデルガンで操作系は再現されている。
人気の有るモデルだけあって気合いを入れて再現したのだろう。


ブローニングM1910

主な機能
シングルアクション(ストライカー式)
マニュアルセイフティ(コック&ロック)
グリップセイフティ
コンチネンタル式マガジンキャッチ
スライドストップ機能無し(分解用のホールドオープン機構は有り)
その他
エキストラクター可動
サイド発火(ストライカー式)

元がシンプル・イズ・ベストを地で行く構造なだけにモデルガンの再現度も高い
構造上サイド発火のままだと思うが、通常分解まではリアル感がありモデルガンの出来は良いと思う。
プラスチックのガワとインナーシャシーの二重構造なので分解すると一目瞭然だが分解手順もリアル。
(モデルガンその内レビューします)
特記事項としては古い銃なのでスライドストップ機構が無く、撃った弾数を覚えていない限り空撃ちするまで
弾切れに気づかない構造。
モデルガンも同じ作りだが再現されていないのではなく忠実再現。


コルト.25オート(ジュニアコルト)

主な機能
シングルアクション
マニュアルセイフティ有り(コック&ロック)
ボタン式マガジンキャッチ(位置が下)
スライドストップ機構無し(分解用ホールドオープン機構有り)


とりあえずアレです、スライドストップ機構が無く弾切れは空撃ちするまで気が付かない構造。
マルシンのモデルガンは頑張っているがファイアリングプレート構造でエキストラクターも再現されていない。
マルシン製モデルガンは流通が多く.25口径のモデルガンとしては一番入手しやすい。
コルト製だとなんか戦後の新しい銃なイメージがあるが、原型はスペインのアストラ・カブで戦前からある。


コルト.25オート(コルトベストポケット)

主な機能
シングルアクション(ストライカー式)
マニュアルセイフティ有り(コック&ロック)
グリップセイフティ
コンチネンタル式マガジンキャッチ
スライドストップ機構無し(分解用のホールドオープン機構は有り)

と言うかPP以降に紹介している銃はどれもこれもスライドストップ機構が無く、撃った数を自分で数えておかないと
弾切れを空撃ちで知らされる事になる構造である。
エアコキガンや固定スライドガスガンではホールドオープン機構は再現されておらず、昔は随分憧れた物であるが
実銃でも古い年代の銃だと無いのが当たり前だった。
どれもこれも「M190X」みたいな古い年代の設計なので仕方ないと言えば仕方ない。
設計年次が古いだけでなく、民間人の護身用を前提としているので弾倉交換しながら戦闘を継続するような
用途をそもそも想定していないのだと思う。
んでまーベストポケットはコクサイ製のモデルガンを所有しているが、製造中止になって久しいモデルなのに
状態が良いため勿体なくて遊べないのである。
一度通常分解程度はやっても良いと思う、気が向いたらレビュー書く。



コルト.32オート(コルトポケットセーフティハンマーレスM1903)

主な機能
シングルアクション(ハンマー内蔵式)
マニュアルセイフティ有り(コック&ロック)
グリップセイフティ有り
コンチネンタル式マガジンキャッチ
スライドストップ機構無し(分解用のホールドオープン機構は有り)

これは少し前まで近所のホビーショップにCAW製モデルガンの中古在庫があり購入を真剣に
検討していた物である、まー先に売り切れたけどな!
MGCの改修品なので基礎設計が古くファイアリングプレート構造ラスィ
まー迷うけど構造のデフォルメが激しく買うのを躊躇したモデルなのである、とは言え現実的には
MGCの中古かCAWしか選択肢が無いのであるが。
そしてこれもスライドストップ機構は無い。
評価が低いメーカーな気がするが、マルシンのモデルガンは意外としっかり再現してる気がする。
  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 20:00Comments(0)海外情報(軍以外)

2020年06月15日

【借り物】ベレッタM9なの(人気者なの)

べったら漬けの画像は撮影し忘れました!(挨拶)

 人気者で有名な天下のお米軍さま制式採用拳銃ベレッタM9(マルシン製モデルガン)を本日は借りてきました。
 「新しい設計のDAオートのモデルガンと比較したい」と言ったら貸してくれました、ありがたやありがたや。

 なお故・三島瑞穂氏の著書によると・・・(以下引用)
『隊員の一部には護身用として四五口径拳銃を購入して携帯する者もいた。支給品の九ミリ拳銃(ベレッタ)に
対する不信の表れである。アフガニスタンに参戦した全将兵へのアンケートの結果でも、
装備ワースト・ナンバー・ワンに挙げられたのはこの拳銃であった』

 えーっと、知名度が高くて人気者ですね!


はい左面


ほい右面

PPK/Sと比べるとかなりサイズが大きく、現代的な大型自動拳銃って感じですね。
(.25オートとかが小型なのでPPK/Sは中型な!)
他の大型拳銃(M191A1とかSIG P226とか)と比してもベレッタはグリップが太く、存在感があります。
個人的には持ちにくいサイズなんですが、実銃だったら反動を受け止めやすいと言うプラス面もあるので一概には言えません。
個人的に90~00年代くらいの一世を風靡したベレッタに非ずば拳銃に非ずと言った空気に反発心を持っている(笑)んですが、
まーこうしてみるとスタイルはオサレですね、好みじゃないタイプの美女って感じです。

時代は流れ今世紀に入ったあたりからグロック亜流のストライカーファイアが世界的大流行となってますが、
この風潮もどうなるのか気になる所です。(脱線)





アレッ!?これリアル刻印じゃね?!
見える範囲ではSPG刻印程度しかモデルガン独自の刻印は見られません。
グリップもベレッタ刻印です、これ稀少ロットの様な気がしてなりません、返却まで気を使うな~



グリップを外すとフレームにはタナカワークス刻印、マガジンにはマルシン刻印です。
マルシン製と聞いてるんですが如何なる事かはわかりませぬ。
なお実マガジンが装着可能との情報があり、リアルサイズな模様です。




ワルサーPPK/S、ベレッタM9ともにセンターファイアで、ハンマーを起こすとリアルなファイアリングピンが見えます。
オーナーによると発火性能は抜群に良く、マルファンクションを起こした事は無いとの事です。





ワルサーPPK/Sはセーフティーピースがファイアリングピンをブロックする構造なんですが、干渉してて素直にかかってくれないです。
一方のベレッタM9はセーフティーピースとファイアリングピンの末端が同時に回転する方式で、形状が工夫されており
引っかかる事もなく操作はスムースですね。
やはり設計が新しく進化している感を受けます。


反対側からファイアリングブロックを見たところです、エキストラクターもライブです。
この辺は安全対策で分解不能構造になっておりダミーのピンなどがあります。



マニュアルセイフティは左右非対称構造です。
メカメカしいというか細かい部品が多いですね、完全分解はなんか直せなくなりそうなのでやめておきます(借り物だし)
元々ベレッタ92はフレーム側にマニュアルセイフティがあったのでこの辺の構造が複雑になったとかなんとか聞いた。
フロント・リアサイトにはホワイトドットが入っています。





マガジンは自重で落下します、嘘です、実際にはマガジンスプリングのテンションで飛び出します。
PPK/Sの方は引っこ抜かないとだめですが、これは破損個所の補修が原因な気がします。

あと写真撮り忘れましたがマガジンの下の方にも切り欠きがあります、92(無印)のマガジンキャッチは
グリップ下方にあった筈なので共用可能な設計にしたのだと思います。


「マガジンキャッチがバカになってる」とオーナーから言われてるので撮影がてら分解してみますが・・・



で、マガジンキャッチ(白く見えているのはグリス)
破損欠損は見当たらないのでダメっすねコレ、借り物なのでスペーサーを噛ませて
動きを硬くしておきましたが根本的な解決にはなりませんでした。

バネでテンションがかかっているので緩むとマガジンが射出されます。


せっかくなので反対側も撮影しときます。
ワルサーP38と似たような構造のDAメカで、トリガーバーは右面に露出しています。
理論上引き金を引かなくても激発が可能です、直接動かすのには相当な力が必要ですが、
(トイガンだと材質がヤワなので工具痕が付くのでやめときましょう)
普通にトリガーを引く場合はテコの原理で動いてるので普通の力で引けます。


双方ともマガジンと連動したスライドストップ機構あり。
ベレッタのはおなじみの独立したスライドストップレバーを有します。
ワルサーPPシリーズのは内蔵式で独立操作が不能ですが、サイズが小さいので誤って指が触れて
誤操作するのを防止したいのだと思われます。


通常分解状況、テイクダウンレバーを操作すると簡単に通常分解出来てメンテナンスは楽ですね。
その気になれば片手で一挙動でスライドを外す事が可能です、MGSのザ・ボスみたいに敵の銃を
分解してしまうような相手と対峙するときは注意しましょう(笑)
ゲームの話だけでなく、「実戦では思いもかけない手を使ってくる敵がいる」としてガン雑誌でも取り上げられてた
特徴の一つです。

この点は安価なトイガンでは正確に再現されてない事が多く、流石はモデルガンと称賛に値します(個人の感想です)


ハンマーはダブル/シングルアクション可能でマニュアルセイフティと連動してデコッキングします。
セイフティを掛けた状態ではディスコネクトされるだけでトリガー自体はロックされません、スカスカになります。
マニュアルセイフティの所の機械加工痕の表現が実に巧みでリアル感抜群ですね。
レッドポイントの方がメインで撮影したかった、良いアクセントになっています。



PPK/S(これは.32ACPモデル)のシンプルなストレートブローバックとは異なり、
9mmパラベラム弾仕様なのでショートリコイルします。
モデルガンなので実際にはロックされていないのでバレルをつまんだままスライドを引いてもそのまま
後退してしまいます。


デトネーター(撮影してない)とマガジンキャッチの不具合を抱えてますが、最初から艶消しのパーカライジング風の
仕上げになっており、近年の軍用銃っぽい雰囲気があります。
刻印もリアルなのでモデルガンとしての出来は上位に来ますね(不具合に目をつぶって)
ベレッタファン、 米軍装マニアはチェックすべき品ですね。

不具合は正直完治しませんでした、スマン!

  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:38Comments(0)外国軍トイガン・デコガン

2020年06月12日

【緊急爆散速報】サクラ回転式がッ!

届いたので緊急レビューします(分割払い)

寸法の比較
M60型ラバーガン、ワルサーPPK/Sと比較、シリンダーの分若干厚みがありますが寸法はPPK/Sとほぼ同等ですね
M60よりかは一回り小さいです、材質も違うので相当軽量化されてるんじゃないでしょうか


で、計量してみたら441g(実測値、未装填カート込み)、Wikipediaによると実物は419gらしいのでモデルガンの方が重たいです。
Wikipediaのスペックに装填の有無は書かれてないので執行実包を装填したら逆転するかもしれませんが。


っていうか重要な事を見落としてたんですが「M360Jサクラ」ではなく「SAKURAM360J」の方が正式名っぽいです
写真見ても分かる事なのになんで見落としてたんだろう、「M360J」としか言ってないけど!


全体像左面
S&Wリボルバー色々持ってますが、近年のモデルなので色々と違う特徴があります。
細かい所はまた後述


全体像右面
S&Wロゴとエアウェイトは刻印でなくプリントですね


モデルガンなので真の意味で実用する事は無いんですが、前後サイト。
まあ可もなく不可もなく、旧来モデルと大差ありません。
フロントサイトはロールピンで固定されてるようなので換装可能だと思います。
PDモデルだとレッドポイントが入っていたり集光サイトになってるの見た事ありますのでお好みで。


撃鉄(ハンマー)状況
ファイアリングピンがハンマーからフレーム側に移動してます
「撃鉄が小型なので命中精度が高い」なんて紹介されてましたが如何なもんでしょうか。
ハンマーが落ちる衝撃とか微々たる物なので動かす質量が減った分だけトリガープルが軽いって意味ですかね?
なお検索してみたところ警察官を名乗る人物が「重たいのでニューナンブの方が当たる」と書いてるのを見ました。
恐らくM360JかM37との比較だと思います。
昭和期だとS&W(M1917か戦前型ミリタリー&ポリスとの比較)で「古くてもS&Wの方が当たる」と言われてましたが。
なおコレはモデルガンなので命中精度以前に弾は出ません()


カートリッジは非常にリアル感のある形状をしています。
3ピース構造でインナーピース(雷管っぽく見える部分)と弾頭が銀色です。
ホローポイントとかシルバーチップとか言う単語を連想しますが、日本の執行実包はフルメタルジャケットだと
思うので青銅色のダミーカートでも今度買おうかと思っております。


銀色部品が目立つバレル周り。
見えてるピンの類は全てライブですね。
シリンダーラッチを押すと(部品名忘れた)が先端から飛び出します。



マズル(銃口)周り
モデルガンは塗装だと思いますが、実物はステンレス鋼を打ち込んでる構造だった筈です。
写真で見ても目立つ部分なのでしっかり再現されてるのは良いですね。


フレーム左面
大型化したシリンダースタッドや新しいS&Wらしいセーフティーロック等の特徴があります。
サムピースは非常に押しやすい形状ですね。
なんか外人が付けたニックネームっぽい「SAKURA」ですが、銃本体にわざわざ刻印されてるので正式名みたいですね。
実物写真でも同じ刻印が入っているのが確認できます。
っていうか写真でわかる程にわざわざ刻印にホワイト入れて強調してます。

あとシリンダー下(トリガー上)の丸は金型の抜きピンの痕ではなくトリガーピンとシリンダーストップ軸を再現した物と思われます。


こりゃもうホワイト入れるしかねーわな、と言う事でクレヨンで墨入れ
周りがテカってるのは撮影後に拭き掃除したら直りました
刻印にホワイト入ってればもう決定版モデルガンっぽいなコリャ


そして右面の刻印
こっち側って実物にはホワイト入ってるんだろうか?


わかんねーからいいや、スミ入れしてやる
クレヨンで定着悪いので古歯ブラシとかでこすれば落ちます


隠れ刻印発見


ここはホワイト入れません(めんどくさいので)


スイングアウト状況
後からフォージンクコーンの部分貼ってますねコレ、インサートがハミ出てる。
フレームに銀色の補強が入ってますが、実物も合金製なのでシリンダーギャップから漏れるガスから
保護するために補強が入ってるとの事です。
モデルガンでも火薬カスとか付くので一応実用上のメリットはあるかな???あるかも???


正直気に入らないが実はリアルらしいので我慢しなければならない箇所その1ことランヤードリンク
中央が固定されておらずリングがフラフラしてて安っぽいですが、JP仕様としてはこれが正しいらしい。
古いモデルは米軍タイプの固定されたリングだそうです。


正直気に入らないがリアルらしいので我慢しなければならない箇所その2ことグリップ
左手で握ってるのは右手は猫に引っかかれた傷だらけでグロいからです、俺は右利きです(余計な情報)
フィンガーチャンネルが全然指とマッチしません、スムースタイプにして欲しかった。
小指が余らないのは良いかも知れないけどそれ以上に人差し指が山の部分握る事になって感触が悪い。
一応写真で見る限りシルエットは同じような形状なんですがね~。
官給品でグリップ換装とかは許されない筈なので手の打ちようがありません。



めんどくさかったので一番最後に撮影したセーフティインジケーター
付属しているキー(六角レンチ?)が無いと回せませんが、90度回転させるとトリガーをロックする
安全装置になっています、ロックがかかるとインジケーターがピョコっと飛び出す。
ここにもホワイト入れたいんですがクレヨンじゃ無理。



個人的に昭和マニアを自称しており年代が新しい銃で本来なら守備範囲外なんですが、新品が割安で
出ていたのと日本銃(NMBと刻印されてるが実際はランヤードリンクくらいしか国内加工してないらしい)
なのでお布施と思って買いました、支払いは考えたくないです。
入管や海保での使用情報も入っており(画像があり確定)、「令和のニューナンブ」となる事は確実な
銃なので日本マニアは一挺持っていても良いのではないかと思います。
単純にM360J好きの人にとっては決定版モデルガンとなると思います。
リボルバートイガンに射撃性能期待してないのとカートを出し入れして遊びたいのでモデルガンを
チョイスしましたが、BB弾撃ちたい人はペガサスバージョンもあるのでそっち買いましょう。

  


2020年06月11日

微妙にコンパクトオートが欲しい

ガマンするために書いてる文章なのである。


コルトM1903(.32オート)

 まー古い銃である、1903年と言えば日本は明治三十六年である、戦前から将校の私物拳銃として日本でも人気があった機種。
 90年代の月刊GUNの海外リポートでも現役の銃として結構登場していたので非常に息が長い。
 平成に入っても現行タイプの制服警官が訓練をしている写真を見た事がある。
 トイガンとしてはCAWが旧MGCの製品をリメイクしている、旧MGCの製品はアクション派モデルガンナー向けに
大胆に構造をアレンジしており、発火性能は良かったようだが構造がかなりデフォルメされている。
 少々個人的には不満であるが、現状CAW以外のトイガン選択肢はほぼ無い。迷う。

ルガーLCP

 LCPとはライトウェイト・コンパクト・ピストルの略だそうである。
 .380ACPの6+1連発、コンパクトな点は評価するがこの装弾数だとリボルバーが選択肢に入って来るな。
 マルイが固定ガスガンで予定しておりステアーGBとか作ってた頃のマルイが帰ってきた感がある。
 ガスガンは普通のDAOになると予想されるが、実物はハーフコック状態からでないと撃てない
セーフアクションの変則バージョンの様である。



デトニクスコンバットマスター

 東京マルイがGBBを出しており、流通価格も安い、欲しい、使い道は良くわからんけど。
 ガバメント系の最小モデルで昔はコルトの純正バリエーションだと思ってたが、デトニクス社のカスタム製品だった。
 M1911系統のトイガンは色々見てるので取り立てて珍しい要素はないが、このコンパクト感は強烈な個性である。



コルトマスタング(.380ガバメント)

 トイガンとしても結構モデルアップされているが、クラウンのDアクションが凄く気になっている次第である。
 よく見ると単純にM1911系のスケールダウンモデルでは無いのが面白い。
 クラウンのは低価格での展開が予告されているので首を長くして待っている。
 偉い人見てたら早く販売してください。



SIG P238

 これもクラウンが新機構エアソフトガンとして販売を予告している、非常に楽しみ。
 380ガバメントのSIGバージョンであり基本的に似たような物であるが、随所にSIG独自の
機構が盛り込まれており比較すると非常に面白い。
 両方買うのでクラウンさん早く出してください。



グロック42

 グロック系の最小モデル、カワイイ。
 トイガンとしてはウマレックスのGBBが流通しているようだ。
 コスプレ用品として使えないので迷っている、グロック系凄く増えてしまったし。


PSM

 トイガンとしては癌住吉氏のガレージキットしかない。
 ワルサーPP系に良く似ているが、5.56X18mmと言う専用実包で強烈にキャラが立っている。
 一応高級将校や要人の護身用だったらしいが、うん。
 まーこれは流通見かけないし、仮に出てもおいそれと買えないような高値になるだろう。
  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:01Comments(0)

2020年06月10日

ヤター!ワルサーPPK/S出来タヨー!

せっかくだから、俺はこの赤のワルサーPPK/Sを選ぶぜ!(赤いとは言っていない)

#関連記事
https://hennahanashi.militaryblog.jp/e1030966.html(無塗装)
https://hennahanashi.militaryblog.jp/e311171.html(銀ダン)


割とカラフルに塗れたと思うんですがどうでしょ?
まー難あり品でしたが、ピンの一本一本まで分解洗浄したので思い入れはできました。
モデルガンじゃないとコレできねーわ(GBBとか完全分解するの嫌w)


わりと良いと思う箇所1
サイトにホワイトを入れた。
なおフレーム末端だが一度亀裂が入ってるので接着剤で塗面が荒れたが未処理。


フレームの下端も破断してるのを補修してるので、その関係かマガジンの着脱が固い。
実物がどうなのか知らないけど「自重で落下します」なんてことは無い、フィンガーレスト掴んで引き抜かないとダメ。


エジェクションポートからシルバーが見えるのがお気に入りポインツ
というか銀ダンに対抗したかったw
シリアルナンバーと検品マークらしき刻印はスミ入れしましたが、MFGマルシンとかSPGはそんままです。
埋めてから塗れば良かった気がする、どのみち塗装して研磨してるので。


なんかむっちゃ影入ってるなオイ
モデルガンなので当然ライブカートです、故にローディングインジケーターもライブです。
これはガスブロでは再現が難しい機構



モデルガンなのでちゃんとスライドはフルストロークで動きます、ホールドオープンもします。
バレルをシルバーに塗ったのはちょっとしたアクセント


ホールドオープンした反対側
マニュアルセイフティのレッドと刻印のホワイト以外にも、塗装面とABSの地肌(グリップ)と黒染め亜鉛(トリガー等)、
塗料を変えたフィンガーレスト(実物は樹脂の筈)で、同じ黒でもコントラスト効いてるかなー、と。



逆にダメなポインツ、塗装が液ダレしてダマになった部分
研磨して大分マシになったんですがね~、薄い所が剥離しそうなのでここで止めました。


ダメなポインツ2
トリガーガードの塗装がピンを叩き込んだ衝撃で剥離しました
下地処理が悪かったのか無駄に衝撃与えたのが悪かったのか


ダメなポインツ3
ワルサーバナーにだけ全然スミが入りません
なおこの近辺はスミ入れに苦戦した関係で散々研磨してるんですが、まー鋳造肌ですね。
光沢粉が混ざった塗料塗ってるので光沢は出ても鏡面仕上げにはならんとおもいます。
まー自衛隊の半長靴みたいにあっちもこっちもツヤが出るまで磨き上げると物品愛護の精神も芽生えると言う物です。


そして今現在はPPK/SでなくPPKが欲しい、ヤフオク入札しちまった・・・

#追記
流れましたw



本日のオマケようつべ

007の方が有名だろうけど、俺個人的にはセガっ子だったのでこっちw  続きを読む


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:01Comments(2)トイガン・デコガン

2020年06月09日

PPK/Sの中間報告とあと関係ない買い物報告

特に挨拶はありません!(挨拶)


とりあえずアレです、ワルサーPPK/Sをディテールアップしております。
前のフ●ーストでハズレ掴まされたポリスリボルバーの修理とか、やりかけのM5906改修を差し置いてますが、
単に購入価格が安く元から難あり品のジャンクだったので惜しくないからってのが理由です。



なお現状はこんな状態です(南無)

カートリッジだけは分解洗浄が完了してます。
メタルパーツは殆どにサビが浮いてたので廃鍋の中に入れて錆落とし効果があると言う触れ込みのオイルを吹いて放置してます。
あとフレームには三か所は亀裂があった、補強したけどいつまで持つやら。

不人気ブランド、発火済み(しかも錆身)、フレーム亀裂と中古で投げ売りされる条件揃え捲ってるので実験台でええかな、と。
でもダブル/シングルアクションやデコッキングとか機能面では不調が無いのが凄いですね。
売ってたショップはちゃんと検品してたって事でしょうね、ありがとう某店!


オチに持ってこようかと思ったけど飽きられる前に先に紹介しておこう。
前後サイトにホワイト入れました。
実物のPPK/Sがどんな仕上げなのかは知らない、銀ダンに負けたくなかった。
(モデルガンなので真の意味での実用はしないけどな!)


右面、別に手抜きをしたわけではないが、スライド、フレームともに右面の塗装が汚くアバタ面になっている。
良く解釈しても鋳造肌だろう、ガンプラなら誇張表現で良いかもしれないが、トイガンだと「サタデーナイトスペシャル
だってこんな荒れた鋳造しないだろ」と思ってしまう。
終末装備とかで錆塗装をすれば腐食表現として使えるかもしれない。
撮影後研磨して修正中。



左面、こっちは比較的状態が良い。(やっぱ鋳鉄みたいな表面だけど)
刻印はガマンできないのでホワイトを入れてしまった、セイフティのレッドポイントは元からの物(マスキングした)
マガジンボトムも別な塗料で塗装、グリップは未塗装(汚れてたので洗浄した)
全部黒系統だが色合いが違うので割と観賞用としては良いんじゃないかと思う。


あとはまー組み立ててちゃんと動くかが心配でしょうがないw
安価なジャンク品とは言え元はちゃんと動いた物だしな~、再生したい所です。


・使った工具とか紹介


キャロムショットのスプレー(ガンブルーカラー/ステンレスシルバー)
なんか種類がいっぱいあったんですが「ガンブルーとスチールブルーってどう違うの?」と悩みぬいた末に一番安い物を買った。
シルバーの方もステンレスシルバーとチタニウムシルバーがあったがわからんw
カラーサンプルが無いので色味の違いはわからないが、塗料として性能が良いのは確か。
隠蔽力が高く下地が透けないが粒子が細かいのか刻印は埋めない、それでいて厚塗りすれば
加工痕を埋める事も可能、乾燥は早く塗膜も強い。
なお失敗した場合は無水エタノールで拭けばキレイに落ちます。
(逆説的に言えば完成後は絶対にアルコール厳禁!)

余談ですが中国製の「アルコール消毒液」ではビクともしませんでした、アルコールの含有率で違ってくると思います。
(普通の消毒用アルコールは70%くらいらしい、薬品として売られていない製品は度数不明)




上、タミヤカラーアクリル
下、ダイソー製クレヨン

 両方とも墨入れ用に使用
 タミヤカラーの方はプラモデル用なので観賞用ならともかくトイガンや軍装品に塗るには塗膜が弱いですね。
 それでいて刻印に墨入れしようとするとハミ出た部分が全然落ちない、筆が水洗い出来て良いんですが
プラモデル用ちょっと用途として不適でした。
 エナメル塗料でも今度試してみる予定です。
 ダイソーのクレヨンは深彫りしてある刻印にはキレイに入ります、安価なのですが使わない色も多い。
 トップ画像の刻印だとワルサーバナーにだけホワイトが入ってませんが、浅彫りだと入ってくれませんね。
 定着力が弱いので古歯ブラシでこするとすぐに落とせます、気分で色を変えたい時は良いかも?


 その他の工具
・古歯ブラシ
 廃品なので実質0円!細かいパーツ磨くのに良いですね。

・タミヤの組み立てリューター
 今回大活躍!本格的な電動リューター持ってないので比較としてどうかはワカリマヘン!

・セーム革クロス
 昔に双眼鏡の手入れ用にカメラ用品店で購入した物。
 これでレンズ磨くの不安だったので放置してた、今回実用して思ったがレンズ磨いたらコーティングが剥げそう。
 塗装面の仕上げ磨きには最適だった。


・写真撮ってない工具とかその辺も紹介
 耐水ペーパー(2000番)、正直使い難かった。
 メラミンスポンジ(激落ち君)、受験生には見せられない商品名、研磨力が高いが塗面擦ると白く濁る。
 猫の爪とぎ(廃品)、塗装中の部品乾かす時の台にすると便利。
 割りばし(廃品)、塗装時の持ち手にする。
 小麦粉、120グラム
 牛乳、240cc
 鶏卵、1個
 バナナ、三本くらい
 チョコレートクリーム(ハーシーのを今回使用)
 クリームチーズ(代用品)


・工程を紹介
分解する

メタルパーツは錆止めオイルスプレーする

塗装するパーツ(一部メタル)を中性洗剤で洗浄し脱脂

リューターと紙ヤスリでパーティングライン等を消す

削りカスで汚くなったのでもう一度洗う

乾燥待ちしてる間にゲームとかする



塗る(夜間の裏庭でカンだけで塗装)


乾燥待ちで動画を見てポーランドと日本の差に愕然とする

液ダレでダマになってて愕然とする

諦めて投げ出そうとする


三つ子に励まされる


三つ子の動画を見る


無水エタノールで落としてから再塗装


研磨したらマシになるかな~、と思いつつ多少ツヤが出ただけで鋳造肌、でも待ちきれないのでスミは入れる。

小麦粉と牛乳と卵を混ぜフライパンで焼いてチョコレートとバナナとクリームチーズ巻いてパンケーキ作る

喰う


写真撮ってブログにアップする←イマココ


サクセスする(予定)




・ここまで読んでる人がいるか書いてて疑問に思いつつも最近の買い物紹介

いいじゃん深夜なんだし。


とてもおもしろいDVD
どこが良いかって110円なのが良いね!(中古購入)


とてもおいしいラーメン
「ニンニクラーメンチャーシュー抜き」が何年前だったのかは数えない事にしている。


単眼鏡(モノキュラー)

安売りだったのと8x21と比較的まともなスペックで携帯に便利なサイズなので購入。
ホームセンターの特売ワゴンに入っていて748円(税別)だったが、実は定価は798円(税別)だった模様。
思いっきりレンズにゴミが入っている上に見え味も値段相応である。
このサイズの単眼鏡を試して見たかったので実験台と割り切るしかない。
この手の安売り光学機器は倍率が無駄に高い(実倍率か不明)か、対物レンズ径が小さいかのどっちかで困る。
似たような形状だがトイガン用のスコープはアイリリーフが長すぎる上にコスパが悪いので代用にはならない。

双眼鏡ならば良いスペックの製品をいくつか知っているが、カバンやポケットの中に普段から
ポイと放り込んでおいて、ちょっと景色が良い場所で休憩するときに遠くを眺めて遊ぶような
使い方をするのにはモノキュラーの外寸である事が重要なのである。



夏用の私服

つーかまー軍装コヌプレイをしていると私服はミリタリー感を脱臭した物でないとイケナイ
何故ならコヌプレイイベントの後で盗撮されて
アアアッ!軍装レイヤーがコスプレのまま帰ってルゥゥゥゥウゥゥゥ!
とか言って晒されてツイッター学級会が始まってしまうからである。
軍装品でない「みどりいろのふく」でも『それどこの軍~?』とか言われかねないので迷彩柄と
「緑」と「茶色」は私服では避けている。
なおそんな俺の思いとは関係なく商品名は「ブルーリーフカモフラージュ」である。
やってくれるぜワークマン!


タクティカルじゃないベスト

一応アウトドアブランドなので作業服っぽくないので良いんじゃないかと俺個人では思っている。
夏場は軽装なので最低限の荷物(財布とスマホ)の収容にも困るので購入した。
内ポケットがやたらと豊富、外側には三段ポケットがある。
左側の中段ポケットに何故か縦ファスナーが付いているがこれがハズレ個体なのかやたらと引っかかる。
学生だった頃に米空軍タイプのメッシュベストを持っていたが荷物がたくさん入って便利であった。
こっちの方がポケットの数は多いので収容力は上の筈である。
  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 03:59Comments(0)挨拶・雑談トイガン・デコガン

2020年06月02日

戦前の国産拳銃覚え書き

ちょっと検索していたら新情報が入ったので覚え書き
戦前=明治26年~昭和20年期の物のみを限定ピックアップする

幕末期の物は今回略する。

☆印、有名なのでWikipediaでも見てくれ

☆二十六年式拳銃
・桑原製軽便拳銃(明治31年に輪動式拳銃の特許情報があり図版が類似、事実だとすると日清戦争には間に合って無い)

☆南部式甲型(グランパナンブ、ストックホルスターが付属)
☆南部式乙型(パパナンブ、四一式の仮名称まで決まっていたらしい)
☆陸式拳銃(上記乙型の海軍制式バージョン)
☆南部式小型(ベビーナンブ、使用弾まで含めてスケールダウンするのは世界的に見ても珍しい)
☆日野小室式自動拳銃(軍や警察に採用されていた訳ではない)

・試製甲号自動拳銃(関東大震災で焼失したとの話だが海外に現存物がある、ダブルカラムマガジン採用のハイキャパシティオート)

・試製乙号自動拳銃(『軍刀拳銃』に改造された物だが乙号の写真発見、十四年式のプロトタイプでよく似ている)

☆十四年式拳銃(前期型)
☆十四年式拳銃(後期型)


・九四式自動拳銃・試作型(量産型と形状が異なる、グリップが前傾したかなり気持ち悪いシルエット)

☆九四式自動拳銃(前期型)
☆九四式自動拳銃(中期型)
☆九四式自動拳銃(末期型)モデルガンが出てるので持ってる人の所行ってください。


・浜田式自動拳銃(一式)、シルエットがブローニングM1910に似ているが構造が異なる。
              スライド後端を押し下げバレルは九十度回転して取り外す形式。.32ACP
・浜田式自動拳銃(二式・試作型)、上記一式拳銃をそのまま大型化したような形状。
                 一次試作と二次試作と思われる物の写真があり最低二種類は存在。
・浜田式自動拳銃(二式)、最終的にシルエットが異なってきたが基本構造は一式のスケールアップモデル、8mm南部


・稲垣式自動拳銃(右排莢モデル)
・稲垣式自動拳銃(上排莢モデル)エジェクションポートの位置が上と右で二種類は最低でもある。

・杉浦式小型拳銃(仮名)、.25ACPの小型モデル.32ACPモデルのそのままスケールダウンした物に見える
・杉浦式拳銃、.32ACPモデル、外見上コルト.32オート(M1903)とそっくり

 実はMGCとCAWのコルト.32オートの違いを調べていて杉浦式拳銃に至ったのが本日の日記の執筆理由である。
 MGCの物はバレルブッシングを内側からネジ止めする大胆アレンジで内部構造がまったく違う、昔はモデルガンにもアクション派が居たのである。
 CAWが「中期型」として出した物は回転式バレルの形状を模したブッシングレスになっており、海外動画で「colt M1903」で検索した結果もブッシングレスモデルのみであった。
 杉浦式は動画で完全分解していないのでよくわからなかったが、マズル形状は「前期型」のようなブッシング有りに見えた。
 分解方法はコルトM1903と杉浦式は酷似したバレル回転式でほぼ同一の内部メカニズムであると推測できる。

 今回.25ACPモデルの存在を始めて知ったが、ほぼ手作業で作っていたような代物なのでそのようなバリエーション展開が出来たのではないだろうかと思ってしまった。
 全体の生産数が少なく仕様実例も殆ど確認できていない。

 どうでも良いですがコルト.32オートのモデルガン欲しい。




#本日のおまけようつべ



杉浦式25口径モデル



杉浦式と稲垣式(右排莢モデル)
杉浦式はスライド外してくれませんがバレルブッシングの存在とバレルを回転させる分解手順(の途中)が明示。


浜田式(一式)拳銃
他にも二式とかの動画もあったけど略。
ブローニングM1900やコルトM1903と構造が異なる事が解かる。
モデルガンのM1900ではしょっちゅうブッシングを射出していたのでこの分解方式は優れていると思う。
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Posted by 猿野半長(転職したい) at 07:35Comments(0)大日本帝国陸軍