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Posted by ミリタリーブログ at

2023年10月05日

内外中華民国

ポチった瞬間落ちちゃた


つーこって猿野ちゃんです(挨拶)
「65式小銃用銃剣鞘」として出品されていた物、少し競ったけど落ちた(画像一番左)
中央のはエルエス(マイクロエース)製プラモデル組み立て品
右はゾンアマでポチった樹脂製M7銃剣です。


65式銃剣の鞘の方が一インチくらい長いんですが納めてしまえば見えないのでまあええかな、と。
エルエスのゴム刃銃剣は鞘に入りませんでした。
樹脂M7は樹脂製のダミー武器を色々と出してるブランドの製品でラバーガンとかと同じ程度のディテールです。
可動部分は一切ありません、柄に結構目立つサイズで「MEDE IN TAIWAN」と書いてあるけどこの場合プラスに作用します。


65式が無いのでJACのM651で実験しました、可動部分は無くプラの弾力と摩擦力だけで保持されています。
撮影用にポーズ取る程度の取り付け強度はありますね。

引き返せない台湾沼へとゆっくりと、しかし確実に歩を進めている(十年以上かかって服と鞘だけだけどな!)  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 20:56Comments(0)外国軍外国軍(その他)

2023年08月14日

【遅報】C102コスプレ写真特集!(1・2日目)


と、言う事で8月12、13日に開催されましたコミックマーケット102に参加して参りました!
色々と体制が変化しておりますが”普通のコミケ”に近い感覚でしたね
久しぶりにお会いできた方などもおり有意義な二日間を過ごせました


1日目は縁あって早くに入場できたので秘蔵の62式を持ち出し
結構反応を頂けて嬉しかった、こういうところで凄く勉強になる話が聞けたりするのが楽しい
昭和50年代の陸自を想定しているが、モデルとしてはバキの人の漫画の再現を優先している
これは漫画のコスプレである

ダレたポーズや顔芸(失敗)などで原作再現を頑張って試みていました
腰回りに追加した米軍ファストエイドポーチは実際に実用(当然民生レベルである、念のため)できる
救急キットを追加しております。
ある意味実用品なんですが余剰品のリサイクルでもある。

なお62式は二か所ほど新たに破損した(南無阿弥陀仏)


色々と反省点はあるが最大の点は背嚢である。
原作の「信じたくないほど重いッ」を再現したいので何かパンパンに詰め込むべきであったが、
冬ならば防寒服を詰め込めば良いのだが夏物では嵩が少なすぎスッカラカンである。
エンピや飯盒など外ポケットに重量物を詰め込んでいるので尚の事ダレていて大失敗であった。
(二日目に続く)


二日目は午後から入場(午前中リストバンドを買っていたが雨で気持ちが折れた)
想定’80年代米軍装備(参考1985オリエントシールド演習)

色々と死蔵品を引っ張り出して来てどうにかこうにか着装できたのが嬉しかったので必ず出したいと
思っていた装備であった。
VショやMVGもほぼ同一の装備である。

工夫としてはグレネードベストのポケットには全て100均で買ってきた保冷剤を詰め込んである、
参加時刻が遅かったのと涼しいスポットに居たため保冷効果は充分発揮できたと思う
(例年の炎天下の屋外ではまた違う感想を抱いた可能性があるけど)

写真でも保冷剤が飛び出てしまっているのが見えているのでODテープか何かで巻いて目立たないようにしたい。
まあ真夏のイベントの参加予定が今期はもう無いのが問題である。




 一日目の夜にTwitterにて情報提供があり、試して見たところけっこういい具合であった。
 売れ残りのビーチ用品と足踏みポンプを深夜のドンキで購入しに行った甲斐もある物である。
 
 アクエリアスの氷結パックを中央の外ポケットに詰め込んでいるので結露で変色しとります。




 なお可愛い女の子の画像と役に立つ情報は乗っていないブログと言う基本コンセプトは開設当初から今日に至るまで一貫して変わっていないので俺のコスプレ写真しかない。
 ナンマンダブナンマンダブ






  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 02:16Comments(0)オタ道楽自衛隊(予備隊/保安隊)外国軍

2023年02月19日

脳内国際観閲式を実施する!

\デーンテーンテーー…テーーーン!/

ってゲームのBGMじゃねーかよYO!!



「オッサンじゃない!」(ゲーオ!ゲーオ!)と言う空耳音声デモがOPで入るのだがこんかいの主目標は
BGMに付いて探るのである。
言うまで無いがもはやレトロゲーのカテゴリであるこんなゲームを知っているのだから中の人はオッサンである。しょぼん。
さて前作のSUPER大戦略や続編のワールドアドバンスド大戦略では実在する軍歌をアレンジしたBGMは使われてていないのでこのゲームのBGMを肴に少し実在の歌を辿ってみようかと思います。



なんか元動画では「USARMYマーチ」としか解説されてなかったが、米陸軍の軍歌である。
「補給車は進んでいくよどこまでも」みたいな歌詞(意訳)であって補給部隊が主役の歌で飢えた事のある国からすると羨ましい限りである。



ご存知「ラ・マルセイエーズ」である、このBGMの使用許可のために大使館にスタッフが電話したらしい。
(なお一発OKが出たそうだ)
翻訳の仕方によってはクラウザーさんが歌ってそうなデスメタルみたいな歌詞だがやっぱカッコイイ。
フランス大使館さん俺にも使用許可下さい(何のか不明)



Highland Laddie
曲名で検索したら一致する楽曲が出て来たので実在する軍歌の様です。
マチルダとかクルセイダーとかカビナンダーとかカッチョイイ名前の戦車よりも”グルカヘイ”が出て来た時が一番興奮しましたね英軍ステージ


ゲームの原曲は「パクスロシアーナ」と言うオリジナルタイトルです、なんかロシア民謡調の物悲しい曲。
とりあえず女性ボーカルで華やかだったのでカチューシャを貼って語化します。


イタリアの「パクスイタリアーナ」ってタイトルだけはすさまじく勇ましい感じがする曲なんですが
サイゼリアでパスタ食いながら聞いてるBGMじゃないですかヤダー
イタリア軍フランス軍の兵器がこうも生き生きと活躍するゲームって今でも他には少ないんですよ!
オッソーレミートソース!オソマツクン!



ドイツ軍のテーマは「パクスゲルマニア」でなんかこれもオリジナル楽曲っぽいですね
ワルキューレの奇行(やめなさい)とかその辺でも良かった気がします


最後の楽曲は「Glorious Day」と言うタイトルですが検索すると無関係な楽曲がいっぱい出てくるのでオリジナルな様です。
「その他の国々」と言うか個人的にはチトーパルチザンのテーマだと思ってます。
とある漫画を思い出します。

  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 05:13Comments(0)外国軍

2023年01月01日

引きこもり正月

なんか軽い食中毒の様な症状が出ているのでどこにも出かけないで一日パソコンの前にへばりついてゐた
電書の漫画とネット検索ばかり捗った一日であった

いくつか参考になるブログなどのWeb情報を見つけた
昔にあった物はいくつかロストしている模様……


第二外人歩兵連隊(2REI)2009年との事
映ってる銃は識別できる範囲ではFA-MAS
2002年には既に調達停止になっているとの事で経年劣化で調子が悪いのか頻繁にボルト操作をしている。

服が90年代刻印なのでそのくらいの装備がやりたい。



フランス語なんでよくわからんが多分アフガニスタン
後ろの方で後方警戒してる兵がMINIMIっぽいのを持ってるが小さくて時間も短くすぐ後ろを向いてしまうのでバリエーションは断定しかねる
フランス語のWikipediaにくらい採用年を書いておいて欲しい


英語解説、新兵訓練のドキュメント番組っぽい
ハードオフで買った服多分カステルノダリの教育中隊なんでここで訓練してた人だと思う
座学の教官の将校(准尉?)が拳銃を持っているがMle50ではなくPA-MAS G1っぽい。
後は見える範囲大体FA-MAS F1
あと服が全部俺が持ってるのと違う



外人部隊パレード
日本陸海軍と比べてかなりスローテンポである
将校・工兵?・軍楽兵・小銃兵と言う配置がちょっと面白い



案の定脱線するが、比較対象としてスペイン外人部隊
むちゃくちゃテンポが速い
昔に紹介した動画と違ってこっちでは一部の兵がセトメ モデロCを持っている



比較対象として自衛隊
空自の大空は別格として陸海はおなじみの抜刀隊と軍艦行進曲

  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:59Comments(0)外国軍Étrangère

2022年12月09日

あ、届いちゃった・・・


サムネ用画像

実は到着予定日は明後日で「M17/M18のお勉強(予習)」を本日の更新コンテンツとして予定していました。
まー届いちゃったもんはしょうがねーわw

ゾンアマで売ってる中華謎ライブカート疑似ブローバックレーザーガン(としか言いようがない)シリーズの
M18(P320コンパクト)が安くなってたので購入しました。
普通に購入しても5980円くらいですね。
ギミックが面白く珍しいモデルもラインナップされているので少々迷ったんですが、
持って無いモデルで値段も下がった以上の理由ではチョイスしておりません。


なんかゾンアマだとメーカー名がよくわかりませんが「八尾花猫」がブランド名っぽいです
繁体中文で色々書かれてますがなかなか良いデザインのパッケージじゃないかと思います
マグネット留めで謎のゴージャス感のある箱です
紙袋一枚にポイと包まれてただけなので箱が潰れなかったのは運が良かった気がする(汗)



箱を開けるとこんな感じです
専用サイズにカットされた緩衝材でそれなりの高級感
国産メーカーでも使いまわしでスキマが空いていたり付属しない付属品用の穴があいていたりするので
かなり好印象です。


付属品一覧
説明書(簡体中文)、カート10発、照準調整補助具、照準調整用六角レンチ、レーザーユニット
説明書によるとレーザーユニットネジ込み用の簡易ドライバーのような工具も書いてあるのですが付いていません。



円柱状のレーザーユニットをマズル部分からねじ込む事ができます
専用のターゲットで射的ができたり、単体でも照準訓練などで遊べます
一応”レーザー光線が発射”できると言えなくもないので遊戯銃としての分類に困る面白ガン具です


撮影順が前後しますが、レーザーユニットを入れないと大口径(この場合6mmBB弾以上)に見えて迫力がありますね
なお底に見えているのはレーザーユニットの点灯機構です
チェンバー部分は完全に閉塞されておりバレルは貫通しておりません


カートは.380ACPよりもちょっと小さいくらいのサイズ感ですね
マガジンはリアルサイズよりも一回り小さく、ダブルカラム風の太いスタイリングですが
中身はシングルカラムです。
8発入る事は確認しましたが、バネがキツイので7発に抑えた方が良いと思います。

チャンバー部分は排莢機構やレーザー点灯機構などで埋まっているのですが、マガジン上部の空間が
チャンバー機能を持っているので初弾はスライドを引くか空撃ちして装填する必要があります。
装填した状態でマガジンを抜くとタマ(薬莢)ポロします。
+1装填のコンバットロードは少々コツが要ります(意義はともかく出来なくはない)


全体像(右面)です
全般に見た目は良く、マルイのHGエアコキと互角かそれ以上の物があると思います。
正直本物がプラスチッキーで安っぽい(SIG社の人ゴメン)のでリアル感すら逆に感じてきます。


スライド左面上部には「SIG SAUER P320 M18」と刻印があります
写真で確認しましたがリアル刻印の様です


グリップにもSIGSAUER刻印がしっかり入ってます
……あー、よ、良く再現できてますね



チャンバー部分の9x19mmやフレームのNEWWINGTON.NH.USA刻印、
グリップフレームの窓から見えるインナーシャシーのシリアルナンバーも写真と比して良く再現されていると思います


マガジンボトムとグリップ後端のMマークはトイガンメーカーのロゴじゃないでしょうか?
目立たない位置に収めてくれて感謝


機能としてはマニュアルセイフティレバー(アンビ)、スライドストップレバー(アンビ)、
テイクダウンレバー、マガジンキャッチボタンはライブで実機能があります。
アンビの物はちゃんと左右とも連動して同じように操作可能
なお、マガジンは自重で落下します

逆に無い機能はローディングインジケーター(モールドのみのダミー)、エキストラクター(モールドのみのダミー)、
スライドのストロークの短さ(実の半分より少し長い程度)でしょうか、


前後のサイトビュー
フロント(赤)、リア(グリーン)にトリチウムドットを再現したアクリル棒が埋め込んであります。
が、仕上げが汚くて汚れた白に見えます
フロントサイトはドプテイル式ではめ込んであり、左右に調整が可能です


テイクダウンレバーの操作でリアル感のある通常分解をする事が可能です
組む時にリコイルスプリングガイドを戻すのが少々コツが要りますので注意


なんか通常分解しても機構がヨクワカラン
往年のMGCのタニオアクションと混同した情報が散見されますが、機構としては異なる物です。
トリガーアクションで圧縮したバネでスライドを躍動させており、感覚としてはDAOの様な感じです。
指一本で圧縮できるスプリングで動作させる関係からかスライドストロークが少々短く、リコイルスプリングが
とても弱い仕様になっています。
強く振ると慣性だけでスライドが前後します。

https://twitter.com/mosakure/status/1601186165516038144
作動状況はTwitterに動画でうpしてみました
パワーソース無しでバネの力だけでスライドが前後動し、ダミーカートリッジの排莢とレーザーユニットの照射を同時に行えます
一枚目の動画で猿野の野の字あたりで赤いドットが光っているのが見えますでしょうか?

キャップ火薬やガス無しでブローバックアクションが楽しめ、BB弾も飛び散らないので室内での射撃練習などに適していると思います

カートが飛びスライドストップがしっかりかかるのでモデルガン的な雰囲気も味わえます。
逆にカートリッジを飛ばしたくない場合はマガジンを外すと空撃ちモード(レーザー照射可能)で遊べます。



ここで付属品のテストをしてみましょう
手元にあったアンダーマウントレイルが付いているハンドガンと言う事でVP9(ウマレックス)とCzP09(WE)にゲスト出演して貰います


んでまーCz以外には全部付かない
レイル下部の厚みが明らかに違うので規格が違うようです


次はホルスターの比較です
手元にあってすぐ出せる物と言う事で画像左より・・・
サファリランドGLS(実物)、自衛隊スルメ(レプ)、伝・オーストリア軍実物、サファリランド6004(実物)

#どれも別の銃用に買った物です


アッハハハハ
全部入らねーわ
ハハハ・・・

M12ホルスターに入れてる写真があったので応用したいんですが行方不明です。


一番最後に最初の写真
VP9の上にM18重ねてるんですが、大体同寸ですね
グロック19くらいのサイズ感を想像してたんですが、生憎グロック19は貸し出し中でして



感想まとめ

良い点
・外形はエアソフトガン並にリアル(多分フル刻印)
・樹脂スライドで安心
・マニュアルセイフティがライブ(アンビ)
・スライドストップがライブ(アンビ)
・テイクダウンレバーがライブ(フィールドストリッピングもリアル)
・マガジンキャッチがライブ
・マガジンが大きめサイズ
・パワーソース無しでブローバックアクションが楽しめる
・BB弾を散らかさずに射撃訓練が出来る
・サイトにドットが入っている
・価格が安い(俺が買った時は)
・パッケージがゴージャス

悪い点
・サイトの仕上げが雑
・ローディングインジケーターがダミー
・エキストラクターがダミー
・スライドストロークが短い
・マガジンの中身がシングルカラム
・カートが少々小さい
・ストレートブローバック(エジェクションポートに段差)
・リコイルスプリングが弱すぎる(振ると動く)


コスプレの飾り用や座敷遊びには十二分な面白ガン具でオススメです
BB弾は飛ばないけど



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Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:59Comments(0)外国軍トイガン・デコガン

2022年10月31日

ラ●゜ュタは本当にあったんだ!


なんか届いてゐた(かなり前の話だけどな!!)

しっかし梱包が雑である、外箱に直接送付状貼っただけ
中に緩衝材でブリスターが入ってるが砕けてた



中身は中華ナーフのエンフィールドである、英軍装備で使う気はあんまりない。
と言うか実は英軍装備90%くらい完成させてるんだが未だに着装してない。
何に使おうと思って買ったのかはタイトル参照。

ストックが分割されててネジ止めする方式でした、説明書が無いけど少々ボルトの組み立てにコツがいる。



中身はともかく本命(?)はコレ
1944年刻印の実物スリングですが妙に安い!
そして中華ナーフのスイベルが小さくて通らなくて使えない!
どうしよう!


昔に「ムカデ金具」とか聞いたんですが一般的なワードでは無いようで検索しても見つかりません。
まあ英軍装備やってる人なら見おぼえの有る金具だと思います、シンプルな構造でいてズレない不思議な金具。
自衛隊の旧装具にあったC環はこれの影響なんでしょうかね?


将来スリングスイベルの方を加工して取り付けられるようにしたいなぁ、と思ったところで終わります。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:59Comments(0)外国軍トイガン・デコガン

2021年06月04日

MEUでした(過去形)

#宗教上の理由でMEUはめうと発音するめう。


めう!?


珍しく新品買っためう!


予備マガジンも同時発注めう!



なんかイメージ違うめう!


好きで分解してるんじゃないめう!


最終的にはこうなっためう!
無個性な感じにしたかっためう!



オマケと言うか裏側めう!



箇条書きめう

・実施した事
グリップ交換(軽くなったので一長一短)
トリガー交換(M45A1タイプ)
マガジン交換(M1911A1タイプ)

おおよそは素MEUで欲しいと思うスタイルだった

・今後やるかも知れない事
スライドストップ交換(ホルスターとの嵌合?)
ハンマー交換(リングハンマーが個人的好み)
刻印打ち換え


  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 21:00Comments(0)外国軍トイガン・デコガン

2020年11月23日

借り物DEATH!(92式手槍)


 臥龍商店の92式TRGを撮影させてもらえたので急遽掲載しますた!
 いわゆるブルーガンと違って稼働箇所が若干あります、スタイルはかろうじて92式だと判別できるレベル。

 トイガンと言うより訓練機材っぽい感じですね。
 その内買おうかと思って待ってたら絶版になってしまった物です。



基本的に全体が一体成型でセイフティレバーやスライドストップはダミーで動きません。
トリガーは実は可動しダブルアクションのみ可能となってます。


マガジンキャッチボタンはライブでダミーマガジンが着脱できます。
前に向こうの訓練動画でマガジンの着脱スピードを競ってるのが出て来たので多分必要なのかと。




IMIタイプに似たカイデックスホルスターが付属していました。
向こうの軍隊や公安や武警で使ってる写真はまだ未発見ですが、
オーナー曰く「専用設計ではないか?」との事。
別な銃のホルスターが流用できるなら便利なんですがね、互換性に関しては不明です。




とりま握らせて貰いましたよ!
どこまで外寸が忠実なのかはわかりませんが、やや太めながら丸みがあり持ちやすい感じです。


フロント・リアサイトはちゃんと凸凹が作り込まれていて照準を合わせる訓練が可能になっています。
先にも書きましたがハンマーはトリガーと連動して可動式でダブルアクションでカチカチ音を鳴らす機能があります。



マズル部分のアップ、銃口はすぐ閉塞されています。
ダミーハンマーの機構があるからかモナカ構造で貼り合わせてますね。
モデル品と言うより訓練機材と割り切った大雑把な構造です。


92式手槍をモデルアップした立体物としては現状これが唯一の筈です、
現在は輸出規制だかなんだかで入荷しない模様。
中華銃なんで中華メーカーがモデルアップするんじゃないかと思ってたんですが、
チープガンまで含めても現状話を聞きませんね。
あの国は自国製品の人気が無いんでしょうか?  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 03:11Comments(0)外国軍トイガン・デコガン

2020年11月07日

フィンランドに62式機関銃を見た!


フィンランドの62式軽機関銃です!(嘘は言ってない)

とりあえず実在を示すためにWikipediaのリンクを張っておこう
https://fi.wikipedia.org/wiki/7,62_KvKK_62

日本語Wikipediaが無い程度にはマイナーなので機械翻訳を元に俺がチョイと説明。

名称「7.62KvKK.62」(訳・62式7.62mm軽機関銃
 KvKKとは「kevyt konekivääri」(軽機関銃)の略であると思われます。
開発年・1962年
開発国・フィンランド
メーカー・バルメット(Valmet)
口径・7.62x39mm(AK47やSKSと同じ弾)
給弾方式・ベルトリンク
全長・1085mm
重量・8.5kg
発射速度・1000~1100発/分

 フィンランド軍の主力小銃バルメRK62と同年に採用されており、使用実包も同一、
銃身交換機能なども備えておらずLMGよりもSAW的な性格の火器ですね。
 構造は違いますがコンセプト的にはフィンランド版RPDと言う感じです、構造は全く違いますが。(大事なことなので二回)
 PKMが後継として既に選定されているらしいですが、2020年の今も現役に留まっている模様です。
 フィンランド軍の軍装には疎いのですが、タクテコーな迷彩装具でKvKK62を持っている画像が検索すると出てきます。

 フィンランド軍では「Kevyesti vittumainen konekivääri.」と呼ばれてるらしいゾ!

 みんなも翻訳してみような!

 英語版Wikiにある「ripulilinko」(下痢スピナー) 「diarrhea sling」(下痢スリング)に関してはフィンランド語で
何と言うのかわからなかったので語学大学で教授に聞いてくれ!
英語版原文:「Due to its flaws and clunkiness, the Finns in the Puolustusvoimat (Defense Forces) often nicknamed it "ripulilinko" or "diarrhea sling" in English and are often reluctant to use it.」


 色々な意味で「フィンランドの62式機関銃」みたいな感じがするね!不思議だね!





フォゴットンウェポンの動画、英語だけど機械翻訳で日本語字幕出せば俺でも読める。
構造的にはこれが一番わかりやすいです、結構単純な構造でガスピストンが見えます。
PKMと同じく右給弾の左排莢で右利き射手には少し厳しい構造。
独特の構造としてトリガーガードの下端が無く、グリップがコッキングレバーを兼ねる珍しい構造なのがわかります。




フィンランド軍の射撃訓練の様子と思われます。
この迷彩服何時の制式なのか知らないですが新しい感じがするんで今世紀に入ってからの撮影だと思われます。
(アップロードは2009年)
かなり快調に連射出来てる様に見えます。



撃ってる所ですがアングル固定なので銃の全体像や射手の服装等がわかりません。
とりあえず故障はしないで撃ててる様です。
所謂ラブマシーンみたいです。  続きを読む


Posted by 猿野半長(転職したい) at 17:58Comments(0)外国軍

2020年11月02日

北の国のアサルトライフル事情を追う!(追いつけたとは言っていない)


通称「88-1式」で通ってるのでその名称を本項では用いますが、
向こうの制式名称ではなく外国で独自につけられた名称の様です。
88式まではわからなくもないですが「88-1式」だと中華風ですね。

なおトコーイ先生のAK47&カラシニコフライフルバリエーションでは
中国の銃として88式が掲載されていた記憶があります。


折り畳みストックバージョンでは違いが顕著なんですが、ソ連製AK74Sと比して
折り畳み方向が逆で識別しやすいです。
後発なだけあってソ連よりも使いやすそうに見えます。
画像は自身の過去日記の再掲です、2001年の事件で鹵獲された物が
展示されているので大体の配備時期の推定ができます。



固定ストックの88式はストックの基部の構造がAKシリーズと異なっています。
装飾と言うか補強金具みたいなのが見えます。

あと88式ではマガジンが金属製ですね。


仮称98-1式ですが、本当に98式なのか1998年に制定された物なのか正直わかりませんでした。
そしてストックですが伸ばすとAKMSみたいな形状になるタイプで、アサルトライフルとしては
珍しく上方折り畳み式になっています、光学サイトとは特に相性が悪く現代銃では珍しい方式です。
正直88-1式のストックの方が使いやすく見えるんですが、わざわざ採用したのは
ヘリカルマガジンの採用が既に前提としてあった物と思われます。



参考動画
陸海空軍対抗射撃大会かなんかなんでしょうかね?
チョソングルわからないので詳しい事はわかりませんが、パククネナントカとか言ってるので割と
近年の撮影ではないかと思われます。


いきなり脱線しますが、Cz75によく似た拳銃を使ってます、白頭山拳銃と思われます。
普通の黒いモデルの写真があんましないので少し稀少かも。


88式歩銃の栄誉贈呈版と思われます。
ストック基部が他国のAKバリエーションとかなり異なるのが識別できます。
マガジンはメッキで金属製ですね、AK74系には珍しく金属マガジンを使用していますが、
現実問題としてソ連製の樹脂マガジンは剛性問題が取りざたされている(いた)ので、
作り慣れた金属製のマガジンにしたのだと思われます。


AK74Mっぽいですが多分(仮称)98式歩銃の固定ストックバージョンと思われます。
マガジンがソ連のAK74シリーズに似た形状になっており、恐らくプラスチック製に移行した物と思われます。
彼の国のプラスチック技術が進化したと言う事でしょうかね。



日本語版Wikipediaでは金属製と書かれてましたが、画像で見る限り
質感はプラスチックっぽいですね。
ロシアのAK74Mに似てますが、ミゾのパターンが違い彫りが少し浅く見えます。


そしてストックには東ドイツっぽいイボイボがあります、やっぱ樹脂っぽい。
形状が88式と違い普通のAKっぽくなってます、剛性が上がったと言う事かな?




そしてさらに参考動画
2020年10月の軍事パレードです、現状の最新情勢と言って良いでしょう。


黒ずくめのタクテコーな装備で持っているのはヘリカルマガジン付きの(仮称)98-1式
現代風のタクテコー装備では光学サイトが必須の物となってますが、上方折り畳み式ストックだと
相性が悪く装着できない気がする、と言うか実際付けてませんね。


海軍の水兵さんですが持ってるのはノーマルマガジン付きの98-1式です。
少なくともパレードに持ち出すくらいなので新鋭アサルトライフルとして位置付けてるんだと思います。



で、なんだよコレ!?
AK74系の銃にグレネートランチャーが付いた物です、ハンドガードのミゾも98式歩銃と違う気がする。
ストックの形状もM4用のMOEストックみたいな感じで樹脂製で伸縮機能とかありそう。

謎が謎を呼ぶ展開!次号へ続く!
(嘘です、次号なんてありません)

#画像検索したらもっと鮮明に写ってる画像出てきましたわ
ハンドガードのミゾが98式系なので発展型な様です。


おまけ動画
多分民兵組織かなんかだと思う、画質が良いのでそこまで古い動画ではなさそう。
AK47っぽい銃(多分58式歩銃)とRPDっぽいの(多分62式軽機関銃)が映っている。
DP28まで映ってる



  続きを読む


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:14Comments(0)外国軍

2020年10月31日

世界の軍用小銃覚え書き@2020

【序】
基本的に英語版Wikipediaの抜粋引用です、載ってない分は元の項目に載ってないか面倒くさくなったか
機械翻訳がグチャって意味がわかんないかのどれかなので各自で調べに行って下ちい。
国によってはマスケット銃まで遡って記載がありましたが原則戦後(1946~)に基本的に絞ってます。
カタカナ語に関しては日本語として一般的であると思われる物を優先してます。


拳銃に関しては過去ログ
https://hennahanashi.militaryblog.jp/e979847.html


【独断と偏見に基づいて語る軍用小銃発達史】
 とても短くまとめられない。
 


【世界的に影響力の大きそうな国】



アメリカ合衆国
M1ガーランド(1936年)

 世界的に見て早期に制定された自動装填小銃である。
 ただし量産開始は1941年12月からで大戦初期の充足率は高くない
 本項では同種の銃は”自動装填小銃”(Self Loading Rifle)と表記する。

M14(1957年)

 個人的には好きな銃である。

M16(1963年)

 空軍と陸軍で採用年が違ったりしているが、この記事では文章量を抑える事を優先するので
各自でどっか他所の詳しいところに調べに行って下ちい。


M4カービン(1994年)

 認知度の高い銃なので特に書く事も無いだろう(投)


ソビエト連邦(ロシア連邦)
SKSカービン(1945年)

旧共産圏では儀仗隊用として現代でも多数残存している。


AK47(1949年)

47は開発年で制定年ではないらしい、AK47の中でも大別して三種類あるが一般的なのは
後期型のAK-47III型である、紛争国でI型やII型が偶に混在して現役である。


AKM(1959年)

ライセンス/コピー品も含め世界中で一番良く見かけるアサルトライフルである。


AK74(1974年)

5.45x39mmに小口径化した物。


AK74M(1991年)

AK74の近代化モデル
近年のロシア軍の報道写真で一番多く見かける。


AN94(1995年)

色々と斬新過ぎる機構を持つ。
当初は全面刷新するかのような報道がなされていたが、結局限定配備に留まった模様。


AK12(2018年)

英語Wikiでは採用されてる事になっている、日本語Wikiには書いてない。
名前覚えておけば後で検索できるし良いんじゃないかな?(放任)


中華人民共和国
53式歩騎槍(1953年)

モシン・ナガンM1944のライセンス生産モデル

56式半自動歩槍(1956年)

SKSカービンの中国版、銃剣がスパイク型になっているので識別容易。

56式冲峰槍(自動歩槍)(1956年)

AK47の中国版、固定式のスパイク銃剣を有するので識別容易。
採用当初は自動歩槍ではなく沖峰槍(サブマシンガンの意)とされていた模様。
固定銃剣の無い輸出版を含め世界中の紛争地帯で見られる。


63式自動歩槍(1963年)

SKSカービン系の発展モデルとされる、クラシカルな木製曲銃床だがセレクティブファイア。
56式の後に開発されたのは中ソ対立とかの政治的な理由があると思われます。


81式自動歩槍(1981年)

画像は81-1式(折り畳みストックバージョン)
上記63式の発展改良型とされる、近代的なストレート銃床などが採用されAKと似たシルエットになった。
56式自動歩槍と比べるとかなりマイナーな存在であるが、中越戦争などでの実戦使用例も見られる。


95式自動歩槍(1995年)

1999年の香港返還パレードで近代的な装備と共に登場し度肝を抜いたブルパップ式小銃。
独自規格の5.8x43mm弾の採用など意欲的な新機軸を導入した野心的な設計。
動作機構は63式の系譜のショートストロークガスピストンらしい。
輸出バージョンとして5.56x45mm弾やSTANAGマガジンを使用する97式がある。

03式自動歩槍(2003年)

弾薬や弾倉などは95式と互換性がある模様、ブルパップ式を改めコンベンショナル式となった。
95式と更新する物なのか区別して住み分けている物なのかはよくわからなかった。

19式自動歩槍?(QBZ-191?)(2019年?)

2019年の国慶節パレードの報道で存在が明かされた、正式名不明。
03式の発展改良型と思われるコンベンショナル式の小銃。
樹脂部品の多用やアタッチメントレイルなど現代的な要素が伺える意欲的な銃である。


西ドイツ(ドイツ連邦)
G1(1956年)

 ベルギーがドイツでのライセンス生産を禁じたために短命に終わった、結構レアな銃。
 バイポッドを標準装備しているのが特徴。

G3(1959年)

 西側バトルライフルの巨頭の一つ。
 内部機構はローラーロッキングで少し珍しいかも。 
 そのまま採用した国も多く、多数の派生モデルも生まれている。


G36(1997年)

 樹脂部品を多用し先進的な外見をしているが、中身はオーソドックスな
ショートストロークガスピストンを採用した手堅いメカニズムを採用している。
 熱による命中率低下問題が浮上したが裁判となり、結局の所H&K側が勝訴している。


 なお後継小銃の選定が現在(2020年)行われている模様で、一旦はMK556に決まったが
H&K社の異議申し立てにより白紙撤回された模様。

G38(2014年)
(画像略)
 世界的ベストセラーとなったHK416の独軍名
 スペシャルフォースユースオンリーと記載されていたので全面刷新ではない模様。


イスラエル

Romat(1955年)

イスラエル版FAL、Wikipediaには分隊支援型(FALOに相当)しか画像が無かった。

M16(1973年)
(画像略)
Wikipediaには単にM16としか書いてなかったためどのバリエーションなのか不明、
近年においても相当な頻度でA1カービン(M653?)をよく見かける。


ガリルARシリーズ(1974年)

画像はガリルARM、個人的に好きな銃の一つである。
有名な銃(個人の感想です)であるが、M16が安価に輸入されていたらしく、
イスラエル軍での使用例は思ったより少ない。

タボールTAR-21(2006年)

 近年のイスラエル軍の画像ではタボールが一番多い。
 '00年代はコンベンショナルデザインの復権の時代でブルパップスタイルの採用例は減っていた時期であるが、
時代の趨勢の中で堂々とイスラエル軍制式の座を獲得している点は特筆に値する。




【極東アジア諸国】


日本(警察予備隊/保安隊/自衛隊)
M1カービン(1950年)

 警察予備隊創設時の主力小銃、ガーランドが朝鮮動乱に動員されていて足りなかったのか、
GHQの意向で新陸軍ではなくパラミリタリー程度に戦力を押さえたかったのかは不明。
 よほどインパクトが強かったのか当時の報道で「カービン銃」は妙に強調されていた。
 なお昭和期には豊和工業によるライセンス生産が行われ、少なくともタイには輸出されている。

M1ガーランド(1951年)
(画像略)
 M1カービンからやや遅れたが結局のところ警察予備隊にも配備された、
日本の小銃自動化は実は世界的に見ると早い部類に入る事に注目されたし。
 陸上自衛隊でも儀仗隊用としてつい最近まで現役であった。

九九式短小銃改(1952年?)

(画像は海外に残存する旧軍仕様の物、自衛隊仕様ではない)
 赤羽に存在したTOD(トウキョウ・オードナンス・デポ=東京補給廠)で旧日本軍の九九式短小銃を
米軍用の30_06弾仕様に改造した物で、当初は韓国軍向けに製造(改造)された物らしい。
 改造元の九九式に末期型の粗悪品が混入していた上、無理やり後加工で米軍実包を使用する改造を
施されたため不調が多く、昭和36年(1961年)には射撃禁止になったが、射撃を伴わない訓練には
その後も暫くの間使用されていた模様、既に退役と思われる。
 未確認情報であるが、自衛隊の礼式教本には令和の今も九九式小銃による執銃が記載されていると言う噂がある(蛇足)



64式小銃(1964年)

 個性的な外見は好きである。
 有名な銃(俺脳内リサーチ社調べ)なので特に書く事は無い。


89式小銃(1989年)

 有名な(中略)
 比較的軽量な部類に入る、そのためか自衛隊員からは(64式と比して)好評である。
 そろそろ89式しか触ったことが無い隊員も増えていると思われます、時は流れる。


20式小銃(配備状況不明)

 現状ではまだ部隊配備が始まったと言う情報を得ていない、外見に関しては現職自衛隊員からも
「カッコイイ」と言う意見を聞いている。
 而して現代的な拡張性を備えている事が外見からも識別できる新鋭銃なんじゃないだろうか。
 セレクター表記は自衛隊銃伝統の「アタレ」になっている事を特筆したい、いいよねアタレ。


中華民国(台湾)
中正式歩槍(1935年)

 モーゼルKar98Kの中華民国版、戦中から国産していた。
 台湾にも持ち込まれていたと思われる。



M1ガーランド(不明)
(画像略)
 中華民国での正式な配備年は不明、戦中から援蒋ルートで入っていたと思われます。



57式歩槍(1968年)

 M14の台湾版、製造治具ごと台湾に売却されたらしいので
多分刻印以外M14と同じだと思う、思う。


65式歩槍(T65)(1976年)

 西暦ではなく民国歴である点に注意!
 M16とよく似た外見で稀にバリエーションモデルに分類される。
 キャリングハンドルが無いのでかなり個性的な外見、輸出された様で偶に外国軍で見かける。
 中身はショートストロークガスピストンでAR-15とAR-18の中間のような存在。
 なお台湾人が「落伍式」と呼んでいた。


T65K2(1987年)

 65式の改良版でよりM16っぽいシルエットになった、中身はショートストロークガスピストン。
夜戦サイトを備えるなどゴージャスな部分がある。
 

T91(2003年)

 西暦ではなく民国歴である事に注意!
 台湾版のM4カービンの様な存在で制式名も独自の物になった。
 中身はショートストロークガスピストンで65式の系譜の模様。





大韓民国

韓国軍の前身にあたる南朝鮮国防警備隊に関しては調査が及ばなかった。
旧日本軍の残置火器で武装していると思われます(写真を見たのは九二式重機関銃)

M1ガーランド(1948年)
(画像略)

603K(1968年)

 M16A1のライセンス生産品、銃自体は刻印以外の差異は特に見当たらない。
 特筆すべきは韓国軍はガーランドから一足飛びにM16へ移行した点。


K1(1981年)

 韓国軍での分類は機関短銃(기관단총)であるが、5.56x45mm弾を使用するので
便宜上小銃として分類する。
 アサルトカービンに分類される銃器をサブマシンガンとして採用する例は他国にも散見される。
 K2に似ているがこちらの方が先に登場しており、中身もリュングマン式で別物である。
 XM117等のM16系カービンよりも短く畳めるテレスコーピック式ストックを装着している。

K2(1984年)

 「M16とAK47を混ぜた」と俗称される、中身はAK系に似たロングストロークガスピストン方式。
 韓国人が「M16の方が良い」と言う評価をしていたと言う情報提供があった。
 後述のK2C1とは別に後付けパーツで近代化した物も使用されている模様。


K2C1(2016年)

 K2の近代化改修版は複数の形式の物がプレスリリースされていたが、
韓国軍が採用したのはこのモデルらしい。
 2016年から部隊配備が始まっているとの事である。


北の国(うんたん王国)
58式歩銃(1958年)

 北の国版AK47、正直刻印以外の違いはよくわからない。

68式歩銃(1968年)

 北の国版AKM、プレスレシーバーやストレートストック等で改良されている。
 タケヤリハイダーになっていない、たしか中身のレートリデューサーも略されてる。


88式歩銃(1988年)

 北の国版AK74、折り畳みストック版は畳む方向がAK74Sと逆なので識別容易。
 マガジンがソ連(AK74)の樹脂と異なりメタルプレスになっている。
 横浜で実物が展示されている。


98式歩銃?(1998年?)

 画像の銃は折り畳み式ストックバージョンの98-1式(仮称)
 かの国での制式名称は実は不明、逆に88式以前は脱北者の情報で判明しているとの事。
 日本語WikipediaではAK74Mに似た金属部品とされるが、画像から推測するに樹脂製部品と思われます。
 特徴的な大型ヘリカルマガジンの他、スタンダードなAK74型の樹脂マガジンも確認。

名称不明

 88式と思われるAK系の機関部と20mmクラスのグレネートランチャーのような物が合体した複合小銃。
 軍事パレードでは頻繁に見かけるが、実戦配備されているのかは不明。

謎銃(仮称)
(画像略)
2020年のパレードに登場した物でタクティカルライトや光学サイト等を装着した物。
名称不明、本体はAK74系で98式のバリエーションモデルと思われます。


【オセアニア】
オーストラリア
リーエンフィールド(1901年)
(画像略)
 英連邦定番のSMLE銃を使用していた、L1A1の制定まで残存していたと思われます。

L1A1(1954年)

 若干英国版L1A1と仕様が異なるらしい、覚えるのめんどいのであとヨロシク(放棄)

F88(1988年)ステアーAUG

 外見上は他国軍のAUGと識別できない(少なくとも俺には)

EF88(2015年)

 AUGの近代化改修バージョン、レイルによる拡張性を得ている。



ニュージーランド
リー・エンフィールド(1900年代)
(画像略)
 英連邦なのでSMLEを使用していた、L1A1制定まで残存していたと思われる。

L1A1(1950年代)
(画像略)
 やっぱり英連邦なのでL1A1を採用していた。
 オーストラリア製らしいがニュージーランド軍向けはまた使用が異なったらしい。
 あとは詳しい人に聞いて下ちい(丸投げ)

ステアーAUG(1980年代)

 外見上は外国軍のAUGと識別できない(少なくとも俺には)
 地理的に近いのでオーストラリア軍に習ったのだと思われます。

MARS-L(2017年)

 米国LMT社製のM4クローンである、ここに来て英本国やオーストラリアと袂を分かった。
 ニュージーランド兵の間ではブルパップ式は不評で同銃は好評を得ているとの報道があった。



【東南アジア】

タイ
66式(1923年)


タイ名「ปลย.66」、西暦ではなく仏滅紀元(タイ太陽暦)である事に注意!
三八式歩兵銃に酷似した日本製小銃、差異は色々あるが最大の
違いはモーゼル実包を使用する事である。
戦後もしばらく残存していたと思われる。


88式(1945年)
(画像省略)
M1ガーランドのライセンス生産品、タイ名「ปลย.88」
西暦ではなく仏滅紀元(タイ太陽暦)である事に注意!

FAL(1961年)
(画像省略)
 英語版Wikipediaには記述があったが画像検索してもタイ軍で運用している物は発見できなかった。
 他にも記載していないが、タイは自国でライセンス生産や独自発展型を製造する能力があるにも
関わらず、散発的に外国製銃器を輸入して配備している例が見られる。

11式(1968年)

 タイ名「ปลย.11」、西暦ではなく仏滅紀元(タイ太陽暦)による。
 HK33のタイ国ライセンス生産バージョン、日本語Wikipediaにはブルパップバージョンの名称として
掲載されているがブルパップ式は11式の改修案の一つに過ぎない模様。


タボール(2008年)

 機甲部隊向け限定配備なのか主力小銃として全面刷新するつもりなのかは不明。
 少なくとも使用写真があり配備されている事は間違いないようだ。
 

ガリルACE(2018年)
(画像略)
明確にタイ軍が使用していると識別できる写真は今回の調査では発見できなかった。
英語Wikipediaには記載がある、限定配備なのか全面刷新なのかは不明である。




ベトナム

モシンナガンM1881/30
(画像略)
SKSカービン
(画像略)
AK-47
(画像略)
 上記三種はベトナム戦争時代の写真で確認しているが、北ベトナム正規軍での制式採用年が
何年なのかは明確に識別できる記述が(Wikipediaには)無かった。

56式自動歩槍
(画像略)
南沙諸島のベトナム側の動画でどう見てもスパイク銃剣の付いたAK系の銃が映っていた。
少なくともベトナム海軍では90年代まで残存していた模様である。
(多分まだ現役で使っていると推定)


AKM(1960年代)
(画像略)
 画像検索してみたが現用の迷彩服のベトナム軍の写真でもAK47やM18(鹵獲M16の魔改造品)の方が目立つ。
 一応リストアップされているのでAKMも使用されていると思われます。

タボール(2012年)

 全面刷新するつもりなのか特殊部隊への限定配備か不明。


ガリルACE(2015年)

 全面刷新するつもりなのか特殊部隊への限定配備なのか不明。
 ベトナム軍のガリルACEは7.62x39mm口径の物らしい。


カンボジア
M1ガーランド(1950年代)
(画像略)

FAL(1967年)
(画像略)
カンボジア軍バージョンに関しては調査不足のため詳細不明。

M16(1967年)
(画像略)
英語版Wikipediaに拠る。

AK47(1960年代)
(画像略)

AKM(1960年代)
(画像略)

56式自動歩槍(1960年代)

 写真で検索すると一番多く現在でも数の上では主力と思われます。
 画像は56-2式にグレネートランチャーを装着した物。


Pindad SS1(1991年)
(画像略)
FNCをインドネシアでライセンス生産した物。


97式自動歩槍(2005年)
(画像略)
95式自動歩槍の輸出版。


ミャンマー(ビルマ)
BA-63(1963年)

ビルマ版のG3、ライセンス生産品らしい、西ドイツ軍仕様とかなり異なる印象を受ける。


MA-1(1989年)

ガリルARのライセンス生産品とされるがかなり外見の印象が異なる。
ハンドガードが平滑な形状で写真で見てもイラストっぽく見える。
他にもミャンマー軍の小銃はある模様だが、英語版Wikipediaに載っていたのがこの二機種なので
代表作と言う事にしてお茶を濁す。




インドネシア

M1ガーランド(1945年)
(画像略)
 アメリカは色んな国にガーランド売ったんだなぁ、と。

FAL(1958年)
(画像略)

G3(1961年)
(画像略)
結構FALからG3への乗り換えと言う例は各国で散見される。


M16(1963年)
(画像略)

Pindad SS1(1991年)

FNCのライセンス生産品らしい、仕様が熱帯向けに異なるらしい。
SSとは「Senapan Serbu」の略、意味は知らないのでデヴィ夫人あたりに聞いてください。
日本ではマイナーだが英語版Wikipediaでは独自ページが作られる程度には有名な模様。
カンボジアに輸出した実績があるとの事。

Pindad SS2(2005年)

インドネシアの独自発展型、キャリングハンドルの形状が独特で見た目の印象は異なるが、
よく見るとFNC系のレシーバーデザインを引き継いでいる。



シンガポール
SAR80(1980年代?)

 AR-18のバリエーションに分類されている独自の改良型。

SAR21(1999年?)

 外見上ステアーAUGの影響が強く感じられるブルパップ式ライフル




【アジア・中東地域】


インド
リー・エンフィールド(1947年?)
(画像略)
制定年は英領から独立した年であると思われます。


Rifle 7.62mm 1A1(1963年)

 L1A1のインド版、イシャポール造兵廠でライセンス生産された物。
 英国版L1A1と違う様で似てる、似てる様で違う、詳しい事は他所で調べて。
 色がやたらと明るいオレンジ色なのが特徴。


AKM(1980年代)
(画像略)
 インドは英系かと思いきや共産圏の銃やMiG戦闘機なども導入していて面白い。
 後述INSASが不評なためAK-203なども近年購入している模様である。

INSAS(1998年)

 相変わらず色がやたらと明るいオレンジ色なのが特徴。
 FALやFNCにガリルのスパイスを加えたような見たようなそれでいて個性的な外見であるが、
中身はAK系のロングストロークガスピストンであるらしい。
 不調が多いらしく次期小銃をインド軍は模索しているとの事。


バングラディシュ
56式自動歩槍(1971年)
(画像略)

G3A3(1980年)
(画像略)

M16(1990年)
(画像略)

BD-08(2008年)

 81式自動歩兵槍のバングラディシュ版
 写真で見る限り黒く塗られた81-1式に光学サイトを付けた物に見える。
 採用年次が新しい割にはレイルでゴテゴテしていない。

パキスタン
Wikipediaに項目が無かった。

G3(配備年不明)
(画像略)
MP5とセットで配備してトラックから飛び降りてる写真があった。

56-1式(配備年不明)
(画像略)
なんか持って走ってる画像みた

イラン
Vz.24(1929年)
(画像略)
手広く輸出してますね!

M1ガーランド(1950年代)
(画像略)

G3(1970年代)
(画像略)
キャリングハンドルの形状的に東京マルイがモデルアップしたG3はイラン軍仕様らしい。

CQライフル?(配備年不明)
(画像無し)
 中国製のM16コピーのCQライフルをイラン軍が購入して使用していた模様。
 画像では確認できなかった。

KH2002カイバー(2002年)

 なかなか個性的なスタイルのブルパップライフルである。

トルコ
M1ガーランド(1953年)
(画像略)

FAL(1950年代)
(画像略)
 明確にトルコ軍でのFAL使用画像は今回確認できなかったが、Wikipediaではリストアップされていた。

G3(1970年代)

 なんか安彦良和の漫画を思い出す。
 NATO諸国ではFALとG3が二大巨頭であるが、後からG3を採用した国が多い。

HK33(T50?)(1997年)

 HK33としか書いてなかったが、ハンドガード形状が異なりG36っぽいマガジンやストックが付いた物が
画像検索では出てきて混乱している。
 採用年次も新しく独自の改良型なのかも知れない。

MPT-76(2015年)

7.62x51mmのバトルライフル、山岳地帯や砂漠地帯など交戦距離が長い戦場を想定した物と思われます。



【西欧諸国】
イタリア
M1ガーランド(1950年)
(画像略)

BM59(1959)

 イタリアが独自改修したM1ガーランド、7.62x51mm弾への対応や
セレクティブファイア化が行われた、M14と似ているのは収斂進化。
 バイポッドを標準装備するなどM14よりも分担支援火器よりの味付け。

AR70/90(1990年)

 原型のAR70/223は1970年の登場であるが素直に採用されず
改良型のAR70/90が1990年になってイタリア軍に採用された。


ARX160(2008年)

 一応英語版Wikipediaでは既に2008年に採用されている事になっている。
 伊全軍の制式小銃を刷新する物か限定用途に留まる物なのかは未調査。
 最近の銃ってみんなこんなカタチで見分けが(以下略)


フランス

MAS36(1936年)

 戦中型のボルトアクションライフル、戦後にMAS49が採用されるまでは主力小銃だった。
 安全装置が無いのが特徴、大丈夫なんだろうか?
 狙撃銃のFR-F1及びFR-F2として進化した子孫が残っている。


MAS49(1949年)

 曲銃床の自動装填小銃。

SG540(1979年)

 マニューリンでライセンス生産された物、FA-MASの直前に短期間だけ使用されていた。
 そのまま正式にしても良かったんじゃないかと思うがその辺の事情は日本語情報が少ないので放り投げる。
 旧植民地(コートジボワール等)に売却された物が流出したようでアフリカの紛争地帯で稀に見受けられる。

FA-MAS(1981年)

 フランス銃の独自路線を極めた銃、スタイルは良いと思うスタイルは。
 ブルパップ式としては先駆けに属する制定年の速さで、3点バースト機構など意欲的な
新機軸も多々取り入れていた、バイポッドが個人的に良い。
 一方でフランス軍内部では評価が割れていた様で最終的に調達中止となってしまった。

HK416F(2017年)

 古いとされていたコンベンショナルデザインの銃でブルパップを更新した事や、
ドイツ銃をおフランス様が採用した事で衝撃を受けた者は少なくないだろう。


イギリス
リー・エンフィールドMk-3(1904年)

 L1A1の採用年を見ればわかるが実は日本(自衛隊)の方が先に自動装填小銃を採用していたりする。
 ボルトアクションライフルとしての比較は面白いが今回の趣旨と外れるので略。

L1A1(1956年)

 西側バトルライフルの巨頭の一つ。
英軍仕様はセミオートマチックオンリーで、ボルトに斜めのミゾが切ってあって
塵芥の侵入対策となっている。

 脱線するがこの時不採用だったEM-2が非常に先進的で面白い形状をしていた。

L85A1(1985年)

 色々と”伝説”を築き上げたブルパップ式小銃
 中身はAR-18系のショートストロークガスピストンである。


L85A2(2001年)

 H&Kが改良してマシになった。


L85A3(2018年)

 各種アタッチメントを装着可能になっており進化している。
 さすがに俺でもコレは見分けがつくゾ。



アイルランド

リーエンフィールド(1924年)
(画像略)

FAL(1961年)
(画像略)

AUG(1989年)

 連合王国と微妙な関係の国であるが、わざわざ同じブルパップで違う国の銃を採用したように思えて面白い。
 

スペイン
M43 La Coruña(1942年)

 なんか陽気なリズムが聞こえてきそうな名前である、ラ・コルーニャ!

セトメ・モデロ58(モデロB)(1958年)

 ドイツ人技術者が開発した物らしい、モデロBがスペイン軍に採用されモデロ58となり、
後にG3の原型となった、色々改良されてモデロCになったらしい。


セトメ・モデロL(1984年)

 5.56x45mm口径に改められて大幅刷新した物
 何か不評だったのか退役した模様。

G36(2000年)

 レギオンエスパニョーラでエスパニョールしているのはG36となった。
 独軍で更新の気運が出ているが、スペイン軍での更新情報は発見できなかった。


ベルギー
小火器に関して言えば天下のFN社を有する輸出大国である。

FN Mauser Mle.1935(1935年)

 大戦型ボルトアクションであるが、ベルギーも戦後まで使用していた。


FN-49(1949年)

 木製曲銃床の自動装填小銃、某ゲームに登場し日本の知名度が少し上がった。

FN-FAL(1954年)

 西ドイツ(当時)のG3と並び西側バトルライフルの二大巨頭の一つであった。
 採用国によって微妙なバージョン違いがあり調べると面白いが俺は調べてない、誰か詳しい人頼むわ(投)

FN-FNC(1990年)

 FALの正統後継者であるが、FALほどの輸出には成功していない。
 日本の89式小銃と対照的な感じで左面にセレクターがあるが、右利きの人間が銃を構えたまま
操作するには凄く不自由な位置にある。


FN-SCAR-L(2015年)

 現代アサルトライフルを代表するようなスタイルを確立した銃である。
 おぢさん最近の銃はみんなコレに見えるよ。

オーストリア
GM1(1950年)
(画像略)
M1ガーランドのオーストリア名らしい、オーストリア軍の物と断定できる画像は今回の調査では未発見。


StG58(1958年)

 オーストリア版FAL
 ウッドストックでバイポッドを装備していて個人的に好みである。


StG77(1978年)

 ステアーAUGのオーストリア軍名称、現在は近代化改修されている模様
 内部部品までプラスチックを多用するなど現代の目で見てもSFチックな銃である。



スイス
K31(1933年)

 シュミットルビンM1889歩兵銃の騎兵銃型、1931年よりスイス軍の主力小銃となる。
 ボルトアクション式の一種であるが、世界的に見ても珍しいストレートプル式である。

Stg57(1957年)

 永世中立国の銃らしく独自規格の7.5x55mm弾を使用する。
 輸出版で7.62x51mm弾仕様の名称はSG510
 重量が重く(6.1kg)外見も軽機関銃然としておりシュトゥルムゲベールと言っていいのか悩む銃。
 このクラスのバトルライフルではフルオートを諦める(M14、L1A1)か、減装弾にする(セトメ、64式)物が
多かったが、重量をここまで重くしたのはスイスくらいの物である。


Stg90(1988年)

 個人的に最も好きなアサルトライフルの一つである。
 AK系のロングストロークガスピストンであるが、ピストン桿がリコイルスプリングガイドを兼ね
実はAKよりも更にシンプルな動作方式になっている。


【東欧諸国】

東ドイツ
正直よくわかってない。

Karabiner-S(1950年代?)

 東独版SKSカービン、スリングの取り付けがKar98Kっぽい。

MPi-K(1950年代?)

 東独版AK47、刻印以外の差は正直よくわからん。各自で調べてくれ。

MPi-KM(1965年頃?)

 東独版AKM?(複数バリエーションがあり正確に把握できなかった)
 特徴的なイボイボストックになっており、ベトナム戦争でも押収されている写真があったので輸出されていたと思われます。
 プレスレシーバーでAKMっぽいがタケヤリハイダーではない(タケヤリハイダーのも存在する模様)


MPi-AK-74(1983年頃?)

 東独版AK74、5.45x39mm化している、部品が独特の質感のプラスチック製。
 折り畳みストックモデルは細長いワイヤータイプになっており折り畳み方向は右、
畳んだ状態でもセレクター操作に支障が無い独特のカーブを描いている。



ユーゴスラビア
項目が英語版Wikipediaにありませんでした。
国が無くなるのって大変なんだなぁ……。


セルビア
ツァスタバM70(1991年)

 Wikipediaには「ザスタバ」と書いてあるが、現状ではツァスタバ表記の方が一般的であると
判断したのでツァスタバ表記を用いる。
 旧ユーゴスラビア時代から製造されていたと思われるがセルビアの項目には1991年とあった。
 M70の中でさらにバリエーションがあるが今回省略する。
 AKのバリエーションの一種とされるが、ライフルグレネード用の機構があるので識別は容易。


ツァスタバM21(2008年)

 AK系のレシーバーデザインであるが各所が近代化されておりシルエットがかなり異なる。
 5.56x45mmのNATO規格に変更されている。



クロアチア
ツァスタバM70(1991年)
(画像略)
コメントも略。

VHS-D(2008年)

 FA-MASによく似た形状だが中身はVHSはショートストロークガスピストンで別物。
 VHSでビデオを思い出すのも昭和の情景となった。


VHS-2(2013年?)

 なんかロボットアニメに出てきそうなスゲェカッチョイイデザインである、エアガンでたら爆散しそう。
 出来が良すぎてフィクションじゃないかとつい思ってしまうレベルであるが、実際に配備が始まっている模様。


ハンガリー
AK47(1956年)
(画像略)
ハンガリー版の仕様に関しては未調査。

AMM(1960年)

ハンガリー版AKM、画像はAKMSに相当するAMMSz

AMD-65(1966年)

 ハンガリーでは後継のAMP-69に更新されたが、余剰となった物が各国に販売され
アフガニスタン等で使用されている。
 AKファミリーの中では個性的な形状で非常にカッチョイイと思う。

AMP-69(1979年)

 ライフルグレネード発射機構を備えたアップグレードバージョン

CzBREN2(2018年)

(画像略)
チェコ製の新世代アサルトライフル、ハンガリー版の口径がよくわからなかった。
画像は7.62x39mmモデル

ルーマニア
AK47(1950年代)
(画像略)

AIM(1963年)

ルーマニア版AKM、プレスレシーバーになっている。
非常に目立つ木製フォアグリップで外見上の識別は容易、よくわからない紛争地帯でも
フォアグリップのお陰で非常に目立つ、イラク等でよく見かける。
なんかで検索したらスゴイ絵が出た。

AIMS-74(1986年)


ルーマニア版AK74、折り畳みストックしか今回発見できなかった。
AIM譲りの独特のフォアグリップは健在、ストックは東独タイプ(仮称)のワイヤーストックになっている。

ベレッタARX-160(2019年)
(画像略)


ポーランド

AK47(1952年)
(画像略)
正確なポーランド仕様に関しては未調査。

AKM(1965年)
(画像略)
正確なポーランド仕様に関しては未調査。

Kbs wz.88”タンタル”(1989年)

 ポーランド版AK74S、固定ストックバージョンは確認できなかった。
 ストックは東独タイプ(仮称)のワイヤーストック、人気のタイプの模様。
 特筆事項としてガリルの様な左面セレクターを備えている事が挙げられる。


Kbs wz.96”ベリル”(1996年)

 NATO加盟のため5.56x45mm弾仕様となった。


MSBS-5.56K"グロート"(2018年)

 現代的なポリマーフレームとアタッチメントレイルを備えている。


ジョージア(グルジア)

AKM(1991年)
(画像略)
旧ソ連の置き土産と思われます。

AK-74(1991年)
(画像略)
旧ソ連の置き土産と思われます。
南オセチア紛争の最はAK74Sが多く見られた。

M4カービン(2006年)
(画像略)
米国ブッシュマスター社の刻印が確認できた。

ジョージア独自のG5カービンが計画されたが結局流産し、M4カービンを使っている模様。


ウクライナ
AKM
(画像略)
旧ソ連の置き土産と思われます。

AK74
(画像略)
旧ソ連の置き土産と思われます。
ウクライナには旧ソ連の武器庫があり、大量の旧ソ連火器を持て余している模様。

Vepr(2010年)

 AK74をブルパップ化した物、結局の所どの程度配備されたのか不明。
 特殊部隊はタボールを2014年に調達した模様。


M4-WAC-47(2017年)

ウクライナと米で合同開発したM4クローン、英語Wikiには採用と書いてある。
弾倉がヤバイ曲がり方をしているが、これは5.56x45mmと7.62x39mmのコンバーチブルモデルだかららしい。


旧チェコスロバキア/チェコ共和国
Vz33(1934年)

モーゼル系ボルトアクション。

Vz52(1952年)

横に折り畳む固定銃剣が珍しい。


Vz58(1959年)

ここまでシルエットをAKに似せておいて全くの別物と言うコレジャナイAKである。
AK47よりも若干軽量。
チェコではCz805に代替が始まっているとの事である。
一方のスロバキアでは現役に留まっている模様。

Cz805BREN(2010年)

最近のアサルトライフルってこんな形だよね(オッサン並感)
樹脂が多用され近代的な見た目である。

CzBREN2(2015年)

改良型、こちらも採用された模様。


【北欧諸国】
フィンランド
モシン・ナガンM/28-30(1930年代)

 レジェンド狙撃銃

SVT-40(1940年代)
 英語版Wikipediaには記述があるが、よくよく見ると鹵獲品のみらしい。一応記載。

バルメRK62(1965年)

 AK47のバリエーションモデルに分類されるがかなり異なる形状になっている。
 銃剣がフィンランドの伝統刃物であるプッコに似た形状になっていてカコイイ(特筆すべき情報)

バルメRK95TP(1995年)

 ライフルグレネード機構等が搭載されたアップグレードバージョン
 採用年次が新しい割には小口径化は行われておらず使用実包は7.62x39mmのまま。

バルメRK62M1(2017年)

 近代化バージョン、なんで三種類もあるのか不明。
 英語版Wikipediaには記載されていた。

バルメRK62M2(2017年)

 同じく近代化バージョン、アタッチメント用のレイルやM4タイプのストック等が付いている。
 M1~M3との差異はよくわからない。

バルメRK62M3(2017年)

 近代化バージョン、書くことも無くなってきたが全部Wikipediaのせい、俺のせいじゃないぞ。



スウェーデン
Ag/M42(1942年)

 戦中に制定された自動装填小銃、スウェーデン軍は6.5mm弾を採用していた。
 本項の趣旨からは外れるが、スウェーデンは他の銃も6.5mm化して採用していたらしい。

Ak4B(1965年)

AKと言う名前だがアブトマットカラシニコバとは関係は無い、スウェーデン版G3
この時期はNATO弾を採用しており独自の6.5mm路線を放棄した事が伺える。

Ak5C(1986年)


FNCのスウェーデン版でソ連のAKとは無縁、色が緑な以外も仕様が異なる。
個人的にはセレクター配置が異なる事に注目したい。

デンマーク
Gevær M/50(1945年)
(画像略)
M1ガーランドのデンマーク名

Gevær M/75(1975年)
(画像略)
G3のデンマーク名

Gevær M/95(1995年)
(画像略)
C7(カナダ版M16)のデンマーク名
カービンモデルのC8はGevær M/96の名称な模様

Gevær M/10(2010年)


C8カービンの近代化バージョンのデンマーク名



ノルウェー
M1ガーランド(1952年)
(画像略)


AG-3(1968年)

ノルウェー版G3


HK416N(2008年)

HK416のノルウェー版
限定配備ではなく徴兵された一般兵も使用している。


【合衆国以外の南北アメリカ】
カナダ
C1A1(1953年)

 カナダ版FAL、Wikipediaに適当な画像が無かったが、かなり他国のFALと異なる特徴がある。
 偽装でわからないが独特の形状のリアサイトが映っている。

C7(1985年)

 カナダ版M16

C8(1994年)

 カナダ版M4カービン


ブラジル
FN-49(1950年代)
(画像略)

FN-FAL(1964年)
(画像略)

インベルMD2(1985年)

FALによく似た形状(と言うか一部互換らしい)だが5.56x45mmにボアダウンされた物
内部機構はFALと異なる。

インベルMD97(1997年)

近代化バージョンでマウントレイル等を備えている。

インベルIA2(2013年)

ブラジルの新鋭ライフルで7.62x51mmと5.56x45mmを部品換装で使えるコンバージョンモデル


メキシコ
FAL(1963年)
(画像略)

M16(1971年)
(画像略)
M16シリーズのどのバージョンかは未調査。

G36(1999年)
(画像略)

FX-05 Xiuhcoatl(2006年)

シウコアトルと読むらしい



チリ
FAL(1968年)
(画像略)

SIG SG510-4(1960年代)
(画像略)
Stg57の輸出バージョン

G3(1970年代)
(画像略)

SIG SG542-1(1980年代)
(画像略)

SIG SG540(2000年)
(画像略)

M4カービン(2008年)
(画像略)

ガリルACE(2014年)
(画像略)

SIG SG540-1M(2016年)
(画像略)



正直わけがわからないリストである、Wikipediaに書いてあった以上の事は言わない。
報道画像を見ると確かにSIG510や540を使用している、リストを見ていると分かるがかなり特異性がある。


ボリビア
SG510(1957年)
(画像略)
Stg57の輸出版、7.62x51mmNATO弾を使用。

G3(1960年代)
(画像略)


FAL(1968年)
(画像略)


ペルー
AKM(1970年代)
(画像略)

FN FAL(1958年)
(画像略)

ガリルAR(1999年)
(画像略)


Casanave SC-2005(2005年)

 FAL系デザインの5.56x45mm小銃、ブラジルとの関係は未調査。

FAD(2008年)

Fusil Automático Dobleの略らしい、曲線が多く奇抜なスタイルである。
日本語Wikiには採用前とあるが英語Wikiには2008年と書いてある。



ガリルACE(2014年)
(画像略)



アルゼンチン
FAL(1955年)


 他の装具が新しい写真でもFALが多いのでまだ現役であると思われます。

M16A2(1993年)
(画像略)

リストに載っていなかったが画像検索するとAUGやM4カービンを持った兵が出てくる


【アフリカ】
南アフリカ
R1(1960年)
(画像略)
FALの南アフリカ版

ベクターR4(1982年)

ガリルARシリーズの南アフリカバージョン、若干仕様が異なる。
ARMに相当するR4、SARに相当するR5等のバリエーション展開もしている。



【〆】
機械翻訳した外国語情報がネタ元なので誤謬はあって当然なので文句言いに来ないようにな!
画像も基本的にWikipediaからの引用。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:00Comments(0)自衛隊(予備隊/保安隊)外国軍

2020年07月09日

原点(?)を振り返ってDAD9特集

 大体80年代に「DAD9」(ダブル・アクション、ダブルカラムマガジン、9x19mm口径)が急速に普及して
西側の軍用拳銃が世代交代して現代に至っている訳ですが、それもまた米軍のM17(M18)の様に
また次世代への転換期を迎えつつあります。
 おぢさんの年齢的にこの世代の拳銃が「現用タイプ」だったんですが、自衛隊もSFP9で世代交代を
迎えつつあるので原点を振り返ってみようかと思います。




ベレッタM9(92FS)

 この銃の話題出すたびに言ってますが90年代の人気は相当な物で「ベレッタに非ずば拳銃に非ず」
と言った雰囲気でベレッタベレッタと草木も靡いていた時代でしたが、M9A3があっさりハネられたあたり
時代が変わったと言わざるをえません。
 そうなってくると逆に興味が沸いてくるんですがね!(笑)
 まーなんだかんだ言っても天下のメリケン軍採用品で数次にわたるトライアルを乗り越えてきた銃なので
一時代の代表選手と見て良いんじゃないでしょうか。
 過日の日記で上げた借り物のマルシン製モデルガンを手にするまで気が付かなかったのですが、
マニュアルセイフティを掛けた状態ではディスコネクトだけでトリガー自体はフリーで引けるのは実銃も同じようです。



SIG/SAUER P226Navy

 当のベレッタM9と最後まで争い、高性能拳銃として常に名前が挙がるのがP226です。
 結局米海軍ではベレッタのスライド破断事故を理由にMk-24として採用しています。
 多分海軍仕様と同等の市販品、個人的にはチェッカリンググリップの方が好みです(少し古い)
 マニュアルセイフティを廃しデコッキングのみとしたファーストアクションが特徴ですが、結局の所今でも賛否あるようです。
 自衛隊が同銃ではなくP220を採用した事で未だに言われてますが、自衛隊が1979年にトライアルしてたのに対し
1981年の米軍XM9トライアルに間に合わなかったと書いてあるので単純に間に合って無かっただけですね。



ColtSSP(M1971)
 XM9トライアルには自主撤退して以後販売中止となったマイナー銃ですが、見た感じベレッタ92シリーズに
引けを取らない出来映えに見えます、後のダブルイーグルよりよっぽど洗練されて見えるんですが。
 民間市販もしなかったようで、映画などへの出演も無く当然トイガン化されないので有名メーカーの意欲作
なのに日本ではマイナーな存在になっています。



S&W M459

 前々から書いてますが初めて読んだ月刊GunがM745vsコルトゴールドカップナショナルマッチだった
影響でS&WのDAオートにはそれなりに思い入れがありますが、米軍のXM9トライアルにも落選しており
イマイチ影の薄い拳銃です。
 2ndジェネレーションでM39よりも安全装置が進化しており、9mmの多弾数弾倉を装備して進化しています。
 昔MGCがモデルアップしていたのでガスガンやモデルガンが今でも中古流通していますが、軍用で無いと
言うのはやっぱりアピールに欠ける感を受けますね。



ルガーP85

 何かジャングリッシュ(日本訛りの英語)を表現するのにLとRを全部入れ替えるらしいですが、
ドイツルガー(L)とスタームルガー(R)でガキの頃は割と混乱させられました。
よく「ルガーP-08の後継がルガーP85なのか!」と発言して「アールトエルノ区別モ出来ナイ癖ニー」とペリー提督に怒られた物です(捏造)
 肝心の銃の方ですがロストワックス鋳造を多用した製法で安いとの事で、なんかシルエットも丸っこいです、
M4シャーマンみたいな感じでアメリカンなのかもしれません。
 銃としてはデコッキングレバー兼用のマニュアルセイフティがスライドに付いており、
「DAD9」世代としては標準的な操作形態になっています。
 これは1984年の追加トライアルにやっとサンプル提出が間に合ったとの事で、もう少し登場が早ければ
採用の目があったとか言われてますね。
 後継のP95は少数が米陸軍機甲師団向けに採用されたとの事です。
 トイガンとしてはマルイのエアコキがモデルアップされてますが、知人にあげてしまったので今手元には残っていません。


Browning Hi-Power BDA

 なんかようつべでは動画が見つかりませんでした、ハイキャパシティオートの第一世代となった
”ブローニング13連発”の後継モデルですが、イマイチセールスでは振るわない感じのマイナーモデルです。
トイガンとしてもモデルアップされず、セガサターンの社外品光線銃で似た形状の物があった程度です。
 ブローニング社は他社OEM製品にも「BDA(ブローニングダブルアクション)」の商品名を付けて
販売してたので、P220の米国市販バージョンなんかがたまに混同されてて検索が少し面倒です。


StarM28

 日本ではマイナー極まりないスペインのスター社の拳銃で妙にCz75っぽいスタイルをした銃です。
 なんかメタルギアソリッドに出てくる架空銃っぽい。
 9mmの多弾弾倉になっている他、Cz75と異なりスライド側のデコッキング兼用マニュアルセイフティに
なっているのが特徴です。
 ノリンコNz75やIMIジェリコみたいにCz75クローンでもデコッキング兼用のマニュアルセイフティに
なっている例が凄く多いですね。


Cz75B

 有名野球選手と同じ名前のライターや飴屋さんの漫画の影響で熱烈的なファンが多い銃ですねそうですね。
 まー軍用としての採用例は半島の北の方でしか知りませぬ。
 とは言えクローンモデルも多く一時代を築いた銃なのは確かなので紹介しない訳にも行かないでしょう。
 マニュアルセイフティはコック&ロックのみでデコッキング機構はありません(バリエーションが多いので他は知らん)
 リボルバーはともかくオートでDAプルが良いと評価されてる拳銃ってCz75くらいしか知りません、
とは言えデコッキング機構が無いので活用機会がそうそう無いもどかしさ。
 



ワルサーP88

これも初めて買った月刊Gunで特集されてて穴があくまで読み返した記憶がある。
あの有名なP-38の後継機種と思っていたが、特にどこかの軍隊が採用すると言う事もなく、
読者投稿イラストで某ヴァンゲリオンのアスカが持ってたのが最大の活躍であった。
 ワルサー社のP88やP5もSIG系の様なマニュアルセイフティを有さないデコッキングオンリーの
ファーストアクションになっている。
 結構スタイルは良い銃でカコイイとは思うのだが、過去にレプリカブランド(マルシン)から出ていた
固定スライドガスガンをわざわざ探して買おうと思うほどの情熱は沸かないのであった。
 ワリバシマガジンだし。


H&K P8(USP)

P7やP9は正直西ドイツの色物拳銃と思っていたが(ファンの人ゴメソw)普通のデザインに振り切った
H&Kはガチであった、戦前からのP1(P38)の座を奪った。
 1993年と今回の日記の銃(大体70~80年代)では新しい銃でデザインも洗練されているのであんまし
古い気はしないが、レイルが独自規格で今の20mmレイルではない点がやはり少し時代を感じさせる。
 コンベンショナルなダブル/シングルアクショントリガーでコック&ロックもデコッキングもできるセイフティが
フレームに付いていると言うあたりで割と俺個人の思う「ぼくのかんがえたさいきょうのぴすとる」である。
 この銃の更新情報が入るかどうか注目しているが、現用ドイツ軍どうなってんの?


  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 05:53Comments(0)外国軍海外情報(軍以外)

2020年06月15日

【借り物】ベレッタM9なの(人気者なの)

べったら漬けの画像は撮影し忘れました!(挨拶)

 人気者で有名な天下のお米軍さま制式採用拳銃ベレッタM9(マルシン製モデルガン)を本日は借りてきました。
 「新しい設計のDAオートのモデルガンと比較したい」と言ったら貸してくれました、ありがたやありがたや。

 なお故・三島瑞穂氏の著書によると・・・(以下引用)
『隊員の一部には護身用として四五口径拳銃を購入して携帯する者もいた。支給品の九ミリ拳銃(ベレッタ)に
対する不信の表れである。アフガニスタンに参戦した全将兵へのアンケートの結果でも、
装備ワースト・ナンバー・ワンに挙げられたのはこの拳銃であった』

 えーっと、知名度が高くて人気者ですね!


はい左面


ほい右面

PPK/Sと比べるとかなりサイズが大きく、現代的な大型自動拳銃って感じですね。
(.25オートとかが小型なのでPPK/Sは中型な!)
他の大型拳銃(M191A1とかSIG P226とか)と比してもベレッタはグリップが太く、存在感があります。
個人的には持ちにくいサイズなんですが、実銃だったら反動を受け止めやすいと言うプラス面もあるので一概には言えません。
個人的に90~00年代くらいの一世を風靡したベレッタに非ずば拳銃に非ずと言った空気に反発心を持っている(笑)んですが、
まーこうしてみるとスタイルはオサレですね、好みじゃないタイプの美女って感じです。

時代は流れ今世紀に入ったあたりからグロック亜流のストライカーファイアが世界的大流行となってますが、
この風潮もどうなるのか気になる所です。(脱線)





アレッ!?これリアル刻印じゃね?!
見える範囲ではSPG刻印程度しかモデルガン独自の刻印は見られません。
グリップもベレッタ刻印です、これ稀少ロットの様な気がしてなりません、返却まで気を使うな~



グリップを外すとフレームにはタナカワークス刻印、マガジンにはマルシン刻印です。
マルシン製と聞いてるんですが如何なる事かはわかりませぬ。
なお実マガジンが装着可能との情報があり、リアルサイズな模様です。




ワルサーPPK/S、ベレッタM9ともにセンターファイアで、ハンマーを起こすとリアルなファイアリングピンが見えます。
オーナーによると発火性能は抜群に良く、マルファンクションを起こした事は無いとの事です。





ワルサーPPK/Sはセーフティーピースがファイアリングピンをブロックする構造なんですが、干渉してて素直にかかってくれないです。
一方のベレッタM9はセーフティーピースとファイアリングピンの末端が同時に回転する方式で、形状が工夫されており
引っかかる事もなく操作はスムースですね。
やはり設計が新しく進化している感を受けます。


反対側からファイアリングブロックを見たところです、エキストラクターもライブです。
この辺は安全対策で分解不能構造になっておりダミーのピンなどがあります。



マニュアルセイフティは左右非対称構造です。
メカメカしいというか細かい部品が多いですね、完全分解はなんか直せなくなりそうなのでやめておきます(借り物だし)
元々ベレッタ92はフレーム側にマニュアルセイフティがあったのでこの辺の構造が複雑になったとかなんとか聞いた。
フロント・リアサイトにはホワイトドットが入っています。





マガジンは自重で落下します、嘘です、実際にはマガジンスプリングのテンションで飛び出します。
PPK/Sの方は引っこ抜かないとだめですが、これは破損個所の補修が原因な気がします。

あと写真撮り忘れましたがマガジンの下の方にも切り欠きがあります、92(無印)のマガジンキャッチは
グリップ下方にあった筈なので共用可能な設計にしたのだと思います。


「マガジンキャッチがバカになってる」とオーナーから言われてるので撮影がてら分解してみますが・・・



で、マガジンキャッチ(白く見えているのはグリス)
破損欠損は見当たらないのでダメっすねコレ、借り物なのでスペーサーを噛ませて
動きを硬くしておきましたが根本的な解決にはなりませんでした。

バネでテンションがかかっているので緩むとマガジンが射出されます。


せっかくなので反対側も撮影しときます。
ワルサーP38と似たような構造のDAメカで、トリガーバーは右面に露出しています。
理論上引き金を引かなくても激発が可能です、直接動かすのには相当な力が必要ですが、
(トイガンだと材質がヤワなので工具痕が付くのでやめときましょう)
普通にトリガーを引く場合はテコの原理で動いてるので普通の力で引けます。


双方ともマガジンと連動したスライドストップ機構あり。
ベレッタのはおなじみの独立したスライドストップレバーを有します。
ワルサーPPシリーズのは内蔵式で独立操作が不能ですが、サイズが小さいので誤って指が触れて
誤操作するのを防止したいのだと思われます。


通常分解状況、テイクダウンレバーを操作すると簡単に通常分解出来てメンテナンスは楽ですね。
その気になれば片手で一挙動でスライドを外す事が可能です、MGSのザ・ボスみたいに敵の銃を
分解してしまうような相手と対峙するときは注意しましょう(笑)
ゲームの話だけでなく、「実戦では思いもかけない手を使ってくる敵がいる」としてガン雑誌でも取り上げられてた
特徴の一つです。

この点は安価なトイガンでは正確に再現されてない事が多く、流石はモデルガンと称賛に値します(個人の感想です)


ハンマーはダブル/シングルアクション可能でマニュアルセイフティと連動してデコッキングします。
セイフティを掛けた状態ではディスコネクトされるだけでトリガー自体はロックされません、スカスカになります。
マニュアルセイフティの所の機械加工痕の表現が実に巧みでリアル感抜群ですね。
レッドポイントの方がメインで撮影したかった、良いアクセントになっています。



PPK/S(これは.32ACPモデル)のシンプルなストレートブローバックとは異なり、
9mmパラベラム弾仕様なのでショートリコイルします。
モデルガンなので実際にはロックされていないのでバレルをつまんだままスライドを引いてもそのまま
後退してしまいます。


デトネーター(撮影してない)とマガジンキャッチの不具合を抱えてますが、最初から艶消しのパーカライジング風の
仕上げになっており、近年の軍用銃っぽい雰囲気があります。
刻印もリアルなのでモデルガンとしての出来は上位に来ますね(不具合に目をつぶって)
ベレッタファン、 米軍装マニアはチェックすべき品ですね。

不具合は正直完治しませんでした、スマン!

  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:38Comments(0)外国軍トイガン・デコガン

2019年07月15日

S&Wオート(M39系)おさらい

昔はS&Wオート好きだった(挨拶)
とりあえず今日はおさらいという事で適当に調べた事書く。


代表的かどうか知らんけどとりあえずピックアップ紹介
第一世代
M39(9mm、シングルカラムマガジン、基本形)
M59(9mm、ダブルカラムマガジン、後の.40S&Wや.45ACPモデルはシングルカラムモデルしかないとの事)

第二世代(安全装置が改良されたっぽい)
M559(9mm、ダブルカラムマガジン、米軍M9コンペ敗退)
M645(.45口径、トイガンの影響でS&Wスタンダードな感じがする)

第三世代(グリップがワンピースタイプになったので外見から識別容易)
M5904(9mm、ダブルカラムマガジン、近代的な感じはするが人気は無い)


その他(参考)
M61エスコート(.22LR、珍しいポケットオート)
シグマ(グロックに訴えられた)
model22(昔にガン雑誌で見た気がする、他にもフルサイズの.22口径銃が存在する模様、モデルアップされない)
M945(凄まじくM1911系に似せたカスタムモデル)
SW1911(普通にM1911系だが改良点も多い)

日本の公的機関での採用例

・海上保安庁
M39


最初に知ったのは90年代前半の月刊Gunであったが文字のみの情報であり長年信じられなかった。
昭和30年代の古雑誌に海上保安官が持っている写真が掲載されており実在確定。

M5906

海上保安庁はこう言う所でオープンで画像を良く公開している。
黒いがM5906(ステンレスモデル)で、ネットで検索すると刻印が確認できる画像も出てくる。
一部アンダーマウントレイル付き(M5906TSWと推定)の写真も確認。
配備されているのは特別警備隊とされる。


各都道府県警
M3913
(写真略)
日本警察のイメージからすると以外ではあるが、Wikipediaにも写真が載ってるので実在が確定。
制服警官が所持している写真が少なからず出てくるのが意外。
ネットで探すと少なからぬ写真が出てくるが、例外的で珍しいので目立っている感も受ける。

自衛隊
昭和の9mm拳銃トライアルでM59あたりが検討されれても良さそうな物であるが、そんな情報はカケラも見られない。
平成23年度になって「新拳銃(スミス&ウェッソン)」の調達情報があった、機種は明らかにされていない。
平成30年になって別の会社(グロック、ベレッタ、H&K)の調達情報があり、S&Wは落ちた模様である。


・外国軍での採用例
警察系部隊での採用例は少なからず見聞するが、組織が多く調査が及ばなかったので略。
ハワイ州警察や台湾警察などで採用されているとの話である。


M5906メキシコ軍モデル。
アンダーマウントレイルを備えM39系の最終進化系と言う感を受ける、youtubeで動画が見つかるのでピックアップ。
海保モデルもそうだが、ステンレスモデルを示す「6」が入っているのにシルバーで無いのに古いマニア(俺含)は違和感を覚える。
M&P9にわざわざ「STAINLESS」とか書いてあるのでステンレスモデルも黒染めと言うのが新世代S&Wという事だろうか。
時代の流れである。


Mk-22mod.0
米海軍特殊部隊(シールズ)モデル
「メタルギアソリッド」の影響で最も有名なS&Wオート(M39系)ではないだろうか?
特殊部隊向けで珍しいスライドロック機構があるのが特徴、ベースはM39らしい(Wikipedia調べ)




S&Wオートのトイガン

M&Pは現行モデルであるため今回は除外する
過去に所有した事がある物は強調文字にした。

東京マルイ
M645(エアーコッキング、ワリバシマガジンの古いモデル、現在も流通あり、グリップが太い)
PC356(10禁電ブロ、エアーコッキングがモデルアップされている、M4906かMk-22あたりモデルアップして欲しかったが、東京マルイってそういうメーカーだったよな、と思い出させるラインナップ)
M59(最初期のガスブロモデル、機構がユニーク、正確にはブローフォワードな気がする、スタイルのデフォルメが激しい)


イマイ
M645(パッケージも中身もマルイの1900円シリーズにそっくりだがブラックABSモデル)
M5904(ネットでしか見た事ないが、ワリバシマガジンで1900円シリーズと同等と推測)


グンゼ産業
M5904(この前レビューした物、エアコキ、マニュアルセイフティがライブで意欲作、10禁と18禁の存在を確認)
M5906(上記のメッキの色変えバリエーションモデルと思われます)


エルエス
M745(組み立てキットを購入した記憶がある、セイフティが別体部品だがダミーでがっかりした記憶)

M645(ネット検索で存在を確認、ブラックモデルであった)
M4506(ネット検索で存在を確認、昔に買ったのコレの様な気がする?)
他にも存在した可能性はあるが今回の調査では発見できず。

アリイ
M6906(エルエスの再版品ではなく韓国のカンナム製の輸入品らしい、未見)


ヨネザワ
M61エスコート(カタログで妙に存在感があった珍しいモデル、固定スライドガスガン)
M745(プッシュコッキング式エアコキ、なんか昔に買ったか借りたかしたような記憶がある、プッシュコッキングは使い難かった)
M59(ネット動画で存在を確認、ツヅミ弾モデル)


コクサイ
M5904(固定スライドガスガンだがスライドを引いてハンマーをコッキングできるギミックがある)
M5906(上記の色変えバージョン、外見は今の視点で見てもリアル)

MGC
M745(固定スライドガスガン、昔は憧れのモデルだった)
M645(固定スライドガスガン、メッキが綺麗で今見ても外見は良い、フロントサイトのレッドポイントもゴージャス感がある)
M445(実銃は存在しない、M645のブラックABS廉価版モデル)
M559(固定スライドガスガン)
M59(モデルガン、中古が出ても高い、欲しいモデルの一つ)
M459(モデルガン、上記の近代化バージョン、確かCPカートになってたと思う、中古が出ても高い)
他にも存在したと思われますって言うかこの前中古ショップ行ったときにも売られてた、多いので略。

マルゼン
M4504(固定スライドガスガン、当時を知る人のレビューによると好評だった模様である。刻印違いで新旧あり)
M4506(固定スライドガスガン、上記の色違いメッキバージョン)
M59(エアコキ、プッシュコッキングのカート式で疑似ブローバックで薬莢が飛ぶ)


ウェスタンアームズ
M6906(固定スライドガスガン、年代的に見てそうな気がするが覚えてない)
推定M4013(”ショーティーフォーティー”として販売している物、マグナブローバック。フルサイズモデルがラインナップに無く食指が動かなかった)
他、”ショーティーフォーティー”のバリエーションモデルを複数確認。
シグマ(.40口径モデル、刻印違いで新旧あり。現用アフガニスタン装備の代用に)
SW1911(よくわからん)

KSC
M945(人気があるのか無いのか中古ショップで良く見かける)
M945コンパクト(ネット検索で存在を確認、コマンダーよりも小さく見える)


アカデミー
M5906(エアコキ、現行モデル、レビュー動画を見たがこの前のK5と似たり寄ったりの出来、マガジンの互換性はない)

エバニュー
マグナムスターターII (トイガンではなく競技用の紙雷管スターターピストル、他のシリーズと異なりなぜかM39に類似)


蛇足コラム

 調べて見ると80~90年代にかけてモデルアップが多い、当時はそれなりに人気があった物と思われます。
 90年代前半あたりからガンキチ少年としての記憶があるのですが、まーその頃には既にベレッタ92Fが一世を風靡していたのでS&Wオート好きって人は少数派でしたね。
 モデルナンバーが四桁になってから全然覚えられなくなったので俺の中でミッシングリンクの再発見でした。  


2019年06月09日

自衛隊や外国軍の救急品を取り急ぎ調べて見た

一応自分用の救急キット作成の参考にならないかな、と言うところがスタート地点なんだけど、早々に一般人が備えておく救急キットとは違う物だとオモタヨ……。
基本的にミリタリーのファーストエイドは戦闘外傷が前提な装備で一般人の遭難状況とは想定が異なる上に、
なんか使いこなせそうにない物が多いのであまり参考にはならない。

とりあえずリンクは備忘録として貼った物であり俺にインセンティブは入らない。


自衛隊現行型
https://tatezakura.jp/SHOP/B098.html
中身に関してはさておき、サイズが手ごろで止水ファスナーで耐水性もあり、着用方法もMOLLEを始めとして多岐でケースとしては使いやすそうに見える(持ってないけど)
レプリカ品が複数流通しており入手はし易いと思うが、自衛隊迷彩(海デジや空デジ、特注品の野戦迷彩など)しか見た事が無い。
シビリアンカラーの物か、単色の物があれば普段使い用に欲しかった所である。


検索したら出てきた記事
https://blogos.com/article/337459/?p=1
タイトルはともかく内容品がリストアップされているのが有難い。
手袋(感染症予防)やはさみ(メディックシザー、汎用性高い)、人工呼吸用シート(講習受けると貰えます)などは一般用の救急キットにも応用が効きそうです。
この前の講習で止血帯は使わず直接圧迫方で止血する様に指導されたので省略して何か別な物にしよう。
圧迫包帯の現行タイプは「イスラエルバンテージ」として市販されている物と同等品の模様。


イラストでまなぶ! 戦闘外傷救護 -COMBAT FIRST AID-
https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%A7%E3%81%BE%E3%81%AA%E3%81%B6%EF%BC%81-%E6%88%A6%E9%97%98%E5%A4%96%E5%82%B7%E6%95%91%E8%AD%B7-COMBAT-FIRST-AID/dp/4798616338
 上の記事、誰かと思ったらこの本の作者さんやん!


救急品袋(実物)
https://www.amazon.co.jp/HWS%EF%BC%88%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%89%EF%BC%89-%EF%BC%BB%E5%AE%98%E5%93%81-%E5%AE%9F%E7%89%A9%EF%BC%BD%E9%99%B8%E4%B8%8A%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A-%E6%95%91%E6%80%A5%E5%93%81%E8%A2%8B2%E5%9E%8B/dp/B07KVJX2T3
アーッ!実物やん!(ナニワ金融道のキャラっぽく読んでください)

つーこって「救急品袋2形」が正式名称なのが分かります、俺が持ってるのはレプリカなので色がアカン色してます。
大体缶コーヒーサイズで内容物は見た感じ圧迫包帯だけのようです。
昭和期の横型も同じ感じの内容物でした、パッキングされてる写真しか見た事ないので正確な中身は不明です。
レプリカ品は安価で流通も多いですが、容量は缶コーヒー入れたら終わりなので自分用の救急キット入れるって俺の今回の目的には不適。
平成期の自衛隊装備をしたい人には必須。

救急包帯(小)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000YIBX6S/ref=ox_sc_saved_title_3?smid=AN1VRQENFRJN5&psc=1
官公庁納入品との事で、自衛隊モデルはOD色で色違いラスィ。(本当に同等品かは知らぬ)
見た感じ梱包サイズは似た物に見える、とは言え以前にWebで写真だけ見て発注したらサイズがまるっきり違うのが届いたことがある。
どうも梱包サイズが上記の自衛隊モデルと違う気がする。
見た感じただの滅菌ガーゼで圧迫止血しやすい形状な以外は特殊な効能などはなさそうである。
本格志向の人は救急品袋の中身で実用も可能な品という事でどうだろうか?



旧陸軍包帯包(赤城兵団様)
https://blogs.yahoo.co.jp/ak277301/22884523.html
カーキ色の三角巾と薬品を浸透させたガーゼが旧軍の包帯包の中身だったようです。
アクリノール消毒液や浸透させたガーゼは現代でも市販されているのである意味で同等品は現在でも購入可能。
結局は消毒薬に過ぎず、現用の組み入れ品みたいな止血剤が浸透してたり材質が異なったりする止血ガーゼとは効能が異なる。


米軍(WW2期)
http://www.sams-militariya.com/item/USGIE_153firstAidPack-1/
実物未使用品の流通を割と見る、使い捨てで再封できない缶入り。
一応昔に買った記憶があるが、構造上中身を見ていない。
缶なので日本軍の包帯包よりも剛性があり長期保存には適するんじゃないだろうか?
中身を開封した画像はなんか検索しても見当たらなかったが、昔に見た戦争映画だと粉末の薬品(サルファ剤?)と圧迫包帯だった筈。
現代ではコレクターズアイテムとしての価値しかないだろうが、歴史を知る上では貴重な資料である¥


米軍(ベトナム戦争期~)
http://www.mash-japan.co.jp/cgi-bin/prd.cgi?itemno=00-39-1320&pg=10
これポーチは結構売られてるの見るけど、よく考えたら中身調べた事すらなかった。
眼球保護用の医療品が収納されているのが特記事項だろうか?
実用可能な医療品として売られている訳では無いので中身は参考程度に。


米軍(現用?)
https://military-ryukyu.com/item.html?item=1971
なんか色々と高度な感じがする、軍事大国の制式品で登場年も新しく最新鋭なのは間違いない。
中身は使いこなせないので俺には関係ないと思うが、どうも市販もされているようだ。
ポーチはMOLLE対応で迷彩もOCPでタクテコーな感じがする、写真で見てもイマイチ構造が理解できない。


米軍衛生兵用(2016年?)
http://karapaia.com/archives/52219395.html
普通の兵士の個人装備ではなく、専門職種の衛生兵用機材の模様。
凄く高度な感じがする、専門教育を受けた衛生兵でないと扱いきれないだろう。
参考までに。



ソ連(アフガン戦争期)
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2-%E3%82%BD%E3%83%93%E3%82%A8%E3%83%88%E8%BB%8D-%E3%83%81%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%89-%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%B8-%E3%82%A2%E3%83%95%E3%82%AC%E3%83%B3/dp/B00IRWR8F8
どうも本来は別なポーチに入れておくファーストエイドキットだった物から止血帯と圧迫包帯だけ別に出した物らしい。
調査不足によりロシア軍のファーストエイドキットに関しては詳細不明。
AK74Sのスケルトンストックに巻いているのが非常にかっこよく思えるが、そう言う割には俺は持っていない。
ゴム製品なので経年劣化で溶解して銃がダメにならないか心配なのである。
いや巻いたまま保管するなよってだけの話ではあるが。


  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 05:11Comments(0)自衛隊(予備隊/保安隊)外国軍

2019年06月06日

馬牌槍とかあとM45A1とか


とりあえずアレです、買ったバトソのM45A1と昔に買ってほったらかしのカラフル馬牌槍とあと比較用に引っ張り出して来たM1911A1(マルイエアコキ&マルイGBB)とコンバットデルタです。
有益なレビューが読みたいそこの君!今すぐこのページ閉じて他所のサイト行きなさい!(←超絶有益情報!

一応主役としてはカラフル馬牌槍とM45A1がメインです。


とりあえずM45A1、パーティングラインの処理が甘かったりトリガーガード周りの曲線が一部不自然だったりしますがちゃんとM45A1の形状に見えます。
色々と迷いましたが外国軍で官給品として支給されているモデルと言うのが個人的に決め手となりました。
シンプルながらグリップの削り込みがサムレスト的な効果を発揮して結構持ちやすいです。

実物はG10とか言うナンカスゴイ材質で凄く良い物らしいですが、これはプラスチックに塗装ラスィ。


最近知ったんだけど、どうもマニュアルセイフティに親指を乗せたまま構えるのがカスタム系ガバメソトのお作法らしい。
マニュアルセイフティを解除し忘れる事が絶対にないと言うメリットが有るのは分かりますが、個人的な好みとガードが無くて不安なのでM45A1ではやりません。
グロックのカスタムパーツのアレは同じように構えるためのパーツらしいですね。


ここでカラフル馬牌槍、マニュアルセイフティは押し込まれた状態(を再現)して固定されたプロフェッショナル仕様。
マニュアルセイフティはモールドのみのダミーで動きません!
あとハンマー.も!
そして色がカラフル。


M45A1、なんかグリップセイフティの形が違う、ハンマーの形状が違う、マニュアルセイフティも大型化!
正式名知りませんw
ノーマルのM1911A1よりかは使いやすい感じしますね。


M45A1のサイト、ノバックタイプの大型でシルエットがはっきり見えます、3点式のホワイトドットが入っています。
実物はトリチウムで夜間発光タイプらしいです。


カラフル馬牌槍のサイト
一体成型ですがノーマルのM1911A1の形状を再現しているのがわかります。
モナカ構造のスライドで固定が甘く、中のバネのテンションで開いてきます。


マガジン三様、M45A1はCO2ボンベのネジ止め式、マルイM1911A1(GBB)はまー言うまでも無いでしょう。
カラフル馬牌槍は銀色の成形色のマガジンを使用します、縦に少し長く妙な迫力があります。


カラフル馬牌槍は.45ACPより少し大きいサイズのカートリッジ(と言うか丸ごと発射する)を装填可能!
装填時の謎のリアル感がたまらない?
.45WINマグナムとまでは言わないけど.45ロングコルトくらいのサイズありそうですね。


なお後ろにスコ抜ける欠陥があるので装填するときは注意が必要かも知れません。


スライドのストロークが長く大迫力(?)
昔のエアコキはスライドストロークが短かったよな!

書き忘れましたがスライドストップも当然の様にダミーでホールドオープン機構はありません。
無理やり手で押さえて撮影したので苦労しました。


ほぼ実寸?
大口径の迫力あるマズルが再現されています。
バトソのM45A1も一センチ程度ですがライフリングが再現されています、インナーバレルは黒染めの様です。


カラフル馬牌槍はエアーではなく突き出し式ですね。
威力は超絶強力で銃口からポロリと転げだすような感じです、初速も命中精度も気にするような銃じゃないでしょう。
最大射程はプロキシマケンタウリまで届いて威力は恒星を一撃で木っ端微塵に粉砕します(真顔)


M45A1とマルイのM1911A1の射撃試験は省略します。
どっか他所のブログ見に行ってください。


M45A1ですがバトソの店頭で見せて貰った試射銃はスライドが摩耗してスライドストップが掛からなくなってました。
普通のABSよりも軟質な感じの素材で摩耗には弱いのかもしれません。
全部のパーツが通販でバラ売り可能と言う点で消耗には対応しています、その点も好印象。


刻印はリアル刻印の模様。
ガンダムマーカーで墨入れとウェザリングを行っています。
ナイロンっぽい樹脂で塗料は食いついてない感じですね、擦ると落ちます。
ただし表面が艶消しのために細かいシボ加工されてる感じで薄く曇った感じで綺麗には落ちません。
(多分洗剤とブラシとかで洗ったら落ちるとは思う)

マズル周りのウェザリングは煤汚れだと思うので擦ると落ちる程度がリアルなんじゃないかと思ってますが如何な物でしょうか?


ガス漏れ三ヵ月完全補償が売りですが、1号(銃付属)マガジンだけガス漏れしますね。
後で問い合わせて見ます。


CO2ボンベですが盲蓋に穴をあける方式です。
このため一度装着したら使い切る必要があります。


気になるポイント
スライド上面のパーティングラインとリアサイト固定のプラスネジ。
モデルガン的に観賞する用だったら多分マルイの方が良いと思います。
サバゲーフィールドやシューティングレンジでバカスカ撃ちまくって遊ぶ用に買ったので弄らない予定。


気になるポイント
ハンマーが片持ち式で傾いてる事はショップのWebで公開されてる情報ですが、まあ少し気になりますね。
グリップセイフティに干渉するのでハンマーの一部だけ塗装が剥げます。
メタルパーツの塗装は少し弱いようで摩耗部分は一回動かすと塗膜が剥離し始めます。


気になるポイント
ランヤードリンクはショップの店頭で見た時点で既に塗装が剥離してました。
その内ランヤードを実際に着ける予定なのでさらに剥離すると思うので気にしない事に。
モデルガン的に観賞して遊ぶ銃じゃないですねコレ





次回の更新もM45A1の続編の予定です。
  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 04:51Comments(0)外国軍トイガン・デコガン

2019年05月28日

M45A1のお勉強

とりあえずアレです、もう病的にM45A1が欲しいのでアレです。

「タクテコー系カスタムガバメソトが欲しい」とは前々から言ってますが、既製品が数ある中で外国軍(米海兵隊)の制式モデルなのが決め手ですかね。

最終的に絞った候補は

東京マヌイのコレと


バトソのCO2モデルですね。

マルイのは他のM1911系のノウハウを生かした新鋭モデルで、調べた感じ非常に評判が良いです。
CO2モデルはカーボン8も出してますが、M45A1としてモデルアップしてるのはバトンだけです。
他にはウェスタンアームズ(あまり流通を見ない)とWEテック製が流通しているようです。

・・・で、「海兵隊制式拳銃」と言うのが一番の推しポイントなんですが、肝心の海兵隊での運用状況ってどうなんジャロホイ?


海兵隊リーコンの新型45口径ピストル(2014年)
https://news.militaryblog.jp/e572479.html


MARSOC 制式ハンドガンを 9mm 口径の「グロック19」に一本化へ(2016年)
https://news.militaryblog.jp/web/MARSOC-integrates-service-pistol-Glock19.html

いずれもミリブロニュースより。

英語圏のニュース(海兵隊は45口径を投げ捨てた!みたいな記事)
https://dailycaller.com/2016/10/05/marine-raiders-throw-45-overboard/

機械翻訳してみましたが大体ミリブロニュースと同じ事書いてます。

なんか表面仕上げに問題があったとかで2017年頃にUSMCにバッテン印付けた放出品の情報を見ました(今回元記事が発見できず未確認)

正直ちょっと調べただけで情報過多でワケワカメ状態に陥りましたw
検索するとM45A1を持ってる海兵隊員の写真がかなり出てくるので相当な数がある(あった)と思われます。
最近の報道を見ていると配備年が新しい割には用廃されたり後継の選定が始まってる様です。
特に米軍は更新が早いので現用追ってるとヤヴァい事になるな・・・。



多分シビリアンモデルのレビュー、豪華なBOX入りでナイスクリーニングキットが付属。
スライドの前半がコゲてる(煤?)のが目立ちますね。
表面仕上げのお陰で塗装されたエアガンに見えるw


実際に海兵隊が訓練を行っている動画。
TANカラーのツナギの上に装備着けてるのがカコイイ。
フレーム側の刻印に黒でスミ入れされてるのがわかります、軍用も同じって事でしょう。
スミ入れとウェザリングは必須かなコリャ?












【本日のオマケ】

ナンデスカコレ?
  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 12:00Comments(0)外国軍トイガン・デコガン海外情報(軍以外)

2019年05月18日

こ、こりあ一体!?


 なんだこりあ!?


 靴を履き忘れてる人のコスプレグッズでした!(本当)



 つーこってアレです、ハングルだらけで読めませんがアカデミーのK5です。
 珍しいモデルなので靴を履き忘れた占い師のコスプレをしたい人とか外国軍の装備を再現したい人には他に選択肢が無い銃です。
 ゾンアマで約3kほど出せば買えますが、同じ価格帯のマルイHGシリーズの方が性能は上ですね。
 パッケージやゾンアマの商品ページと異なり韓国仕様なのでオレンジマズルになってていきなりガッカリw


付属物、写し忘れましたが「K5」と書いてある裏あたりにBB弾の小袋が入ってます。
説明書は箱の底に印刷されている分だけ、謎のトレーディングカード(貼ってあるテープ剥がしたら説明文がハゲた)
注意書き(人に向けたらアカンとかそういう内容のイラスト)、注意書き2(ハングルで全然読めない)
箱その物は紙箱でクッション材みたいなのは入ってないです、軽量なプラスチック製なので大丈夫なのかな?



謎のトレーディングカード
読めるのが英語で書いてあるヒストリーだけなんですが、☆☆って事は低レアリティなんでしょうかね?
ドノレフ□だと☆☆☆☆なのですが別にどうでも良いですかそうか。




 右側面
 ハングルで読めないんですが14って書いてあるので「14歳未満の幼児には持たせるな」とか
そういう注意書きと思われるシールが貼られています。
 剥がしづらい素材でグチャったのを無理やり伸ばして撮影してます。
 んでまー一枚目の写真からして一目瞭然ですがマズル部分にオレンジの素材が用いられています。


 左側面
 細かいディテールに関しては拡大画像と一緒に説明する予定です。
 刻印(プリント)の「9mmPARA」は韓国軍モデルとは異なる様です。



 オチに持ってこようかと思ったけどいいや。
 マルイM1911A1(エアコキ)とタナカグロック17(モデルガン)にちょいとゲスト出演して貰いましょうかね。
 ホルスターはどちらもラッキーポイント社の製品です。
 黒い刻印無しモデルはなんか西側の良く解かんない国の装備っぽくてK5を入れても違和感が無い。


 マルイのエアコキHGシリーズM1911A1はシリーズの中で傑作だと思います。
 通常分解もリアル感のある手順で行えるので余計な遊び方ができます。
 K5は安全対策なのか分解できないですね。
 スライドやフレームがモナカではなく一体成型っぽいんですが接着なのかもしれません。



 とりあえずタナカのグロック17と重ねて見ました。
 軽量なので縮小されたボーイズサイズなのかと錯覚してましたが、グロック17とほぼ同寸なので1/1スケールっぽいです。
 細かい所の再現度に関しては比較対象が一切ないので知らぬ。



 サイトビュー、まあ可もなく不可もなく。
 ゾンアマのレビューによると実物よりも小型化されてて見づらいらしいです。
 スライドトップに反射防止のセレーションが実物にはあるようですが、このモデルでは再現されていません。


 マガジンは自重で落下しませんがスプリングの圧で射出されます。
 抜いた時にBB弾を保持する機構(マガジンリップとは言えない希ガス)のスプリングのテンションが射出する方向にテンションをかけてます。
 なおバネ圧だけでBB弾を保持しているのでたまにBB弾が噴出します。
 マガジン自体は妙な先細り形状ですがサイズ感はリアルですね。
 実物はM5906系と互換性があるらしいですが、同じアカデミー製のM5906とK5は互換性が無いとの噂。



 マガジンの背面にはスライド式の蓋があり、リザーブタンク方式になってます。
 予備マガジン持ってない場合にマガジンチェンジ気分を味わえると言う点では良いんじゃないでしょうか。
 日本では廃れた方式ですが、アジアントイガンでは今でも妙に多い方式です。


 マガジンボトムはシンプルで何もありません。
 最近のGBBだとガス注入バルブが露出していたりするのでエアコキの方がリアルだったりする。


マガジンキャッチボタンを撮影したかった。
オーソドックスなボタン式でプラパーツなのに操作感はカッキリしてて良いです、バネの影響?
ネジがプラスネジなのはご愛敬でしょう。
一緒に映ってるスライドストップはモールドのみのダミーで一切機能はありません。


 マニュアルセイフティは左側(右手用)のみライブ
 画像はマニュアルセイフティが掛かった状態。
 ロックではなくディスコネクトでこの状態だとトリガーを引いてもスカスカと何も反応しなくなります。
 後半で紹介する海外動画を見てもらいたいんですが、実物も同じ構造な模様。
 動作軸が前方にありますが解除はM1911系に近い感覚で行えますね。
 操作が固いのと軸が前方なので安全装置をかけるのは行い難いです、韓国軍らしき動画でも左手で操作してました。




 グリップの前面と後面
 縦にセレーションが入れられて滑り止めになっています。
 ベレッタ92系にそっくりですが、若干細身に感じます(ボーイズサイズかと誤認した一因)
 実物は13+1発(9mm版)と装弾数を押さえているのでその影響なんでしょうか?
 単にリアルサイズじゃないだけと言う可能性もまあありますが。


 ハンマーは一応稼働しますがトリガーと連動しておらず完全フリー。
 一体成型で動かないよりかはマシかな、と言う程度。
 似たような価格帯のマルイはダミーでダブル/シングルアクション出来るんですがね~。




刻印というかプリントなんですがスライドには「9mmPARA」、フレームには「Made in Philippines」と刻印があります。
いっそ両方ともプリントにして欲しかった。
韓国軍仕様やコマーシャルバージョンのDP51とも刻印は異なる模様です。


エジェクションポートはスライドと一体成型のダミーで動きません。
「9mm PARA」の刻印があります。
個別で撮影していませんが、トリガーバーはモールドのみのダミーで一切機能はありません。
ただ外見で実物のトリガー機構がベレッタ系(ワルサー系)だと言うのは解かりますね。

マルイのエアコキベレッタ(HG)と比較してはイケナイ。


グリップの刻印は「ACA」ロゴになってます、割とデザイン似せてますが。
同じ国で操業中の企業なんでメーカーロゴの扱い大変だっただろうな~



総評
 長所としては珍しいK5拳銃をモデルアップしている点でしょう、調べた限り他にモデルアップ無し。
 珍しい銃好き、韓国軍クラスタ、ドノレフ□コスプレイヤーには他に選択の余地は無いです。
 モデルガン的に見るとディテールの甘さは否めませんが、国際送料込み約3kと言うプライスを考えたら妥協の範囲かな。
 大体マルイのエアコキオートマグ3あたりと同等レベルじゃないかと思います。
 エアソフトガンとしての性能は調べてませんが、見た感じ初速は10禁レベルっぽいです、ホップも付いてないっぽい。
 エアコッキング限定ルールとかで鯖芸する場合でも東京マルイ素直に買った方が多分良いです。


(参考)

 バリエーションモデルとしてLH9もモデルアップされてるようです。
 こちらは2011年頃に登場したモデルですが韓国軍での採用は無く、2016年の韓国特殊戦司令部の装備改訂でK5が選ばれたとの事。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~モデルとなった実物の話~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

製造メーカー大宇精密工業(後にS&T Motivに再編成)
制定年1990年
口径9x19mm
装弾数13+1発(標準弾倉、M5906用15連弾倉使用可)
全長190mm/重量800g(民間向けDP51の数値)
トリガーメカ/トライアクション


バリエーションモデル
K5(韓国軍用モデル)
DP51(海外輸出用モデル)
DP51S(同・セミコンパクトモデル)
DP51C(同・コンパクトモデル)

DH40(.40S&Wモデル)
DH45(.45ACPモデル)


LH9(韓国資本の米企業ライオンハート社による近代化モデル、現行)
LH9C(同・コンパクトモデル)
LH9Mk-II(アンダーマウントレイルを備えた近代化モデル)

近代化とは言うが基本的なメカニズムは同一で、表面仕上げが変わったりグリップパネルのパターンが変わったりスライドのセレーションが変わったりした程度と思って良いと思う。


【俺コメント】
 あまり信用できる日本語情報がWebでは無かった。
 「暴発事故で携帯拒否」「トライアクションが信頼されていない」「アキュラシーに問題がある」「M1911A1の方が好まれている」と言う情報があるが、今回の調査でははっきりした裏付けは得られなかった。
 そもそも兵役で多くの人が扱うK2小銃と異なり、配備先が限定されるので当の韓国人もあまり実体を知らないようだ。
 少領(少佐)以上の将校か、戦車兵などの一部の兵科に限定されているとの事。
 特殊部隊ではグロック、USP、P226などの使用が確認されている。
 2016年のニュースリリースで特殊戦司令部がM1911A1をK5で更新すると言う情報があった。
 韓国軍、海洋警察はともかく警察では採用されず、リボルバー拳銃の方が好まれているとの事。

 韓国語のWebサイトでもS&W M5906のコピーとする記述があったが、(機械翻訳なのでどこまで正しいニュアンスなのか不明)
 S&Wオートとはスライド形状が似ていてと弾倉に互換性がある程度で、ショートリコイルメカはブローニングHP系で、フレームはベレッタに類似し、独自のトライアクションもFNハースタルの特許を使ったとの事。

 まーなんだかんだ言って外国軍がご当地装備を持っているのは面白いし、国産拳銃を制定できなかった日本から見ると羨ましく思う。

参考動画


韓国語なので全然わからないが、英語固有名詞に関してはまだ聞き取り安い。
韓国軍人か大宇の技術者による実演じゃないかと思われます。
刻印にS&Tとあるが大宇の再編成された名称であり同名のエアソフトガンメーカーとは無縁の模様。
トライアクションに関しては比較的わかりやすく実演している。

通常のダブル/シングルアクションに加えてファーストアクションと言う独自のアクションがあるが
メインスプリングをコッキングしたままハンマーを前進させると言う代物で、引き代はダブルアクションと同じだが軽い力で引ける、と言う代物らしい。
DAプルが重い事自体が一種の安全装置になっているのでなんか危なっかしい気がする。


参考動画2


 ハイスペックおじいちゃんのLH9C動画
 DP51は200ドル台の安価だったがLH9は600ドル以上でベレッタより高いらしい。

 こちらの動画ではトライアクションの実演と共にマニュアルセイフティを操作している点に注目。
 トリガーをロックするのではなくディスコネクトする構造のようだ。
 ハンマーのポジションに関わらずマニュアルセイフティは掛けられる模様である。
   


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:01Comments(0)外国軍トイガン・デコガン

2019年05月16日

とりあえずアレだよホルスター欲しい

まー拳銃型トイガン持っててもホルスターないと運用できんわ、コスプレにしてもサバゲーにしても。


関連する過去日記
https://hennahanashi.militaryblog.jp/e835255.html

映ってるIMIタイプホルスターは投げ売り価格で手放しました。

個人的に気に入っているGLSホルスターに関連する日記
https://hennahanashi.militaryblog.jp/e881016.html
https://hennahanashi.militaryblog.jp/e881538.html

つーかコレ読み返して思ったけどもうサファリランド以外に選択肢無い気がする。
ホルスター本体よりも装着する側のパーツ(レッグシュラウドとかMOLLEフォークとか)との互換性の問題が大きい。
ブラックホークの方が流通は多いけど持ってないし。


過去日記でも少し触れたブラックホークSERPAホルスターの暴発問題(ミリブロニュース)
https://news.militaryblog.jp/e747827.html

かなり昔の記事ながら、現状日本で入手しやすいホルスター(実・レプ問わず)でトップクラスに入手しやすい物であるのは2019年の現状でも同じ。
サバゲーフィールドに行けば必ず使用者がいるレベル。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~以上前置き~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

現状はロックの使いやすさと中身の汎用性でサファリランド579がベストに近いと思ってるんですが、
ウェポンライトに対応していない点と汎用ホルスターでピッタリ収まらない銃があるので少々不満に思う事も
少なからずあったりなかったり。
あとは単に使いやすさだけでなく「●●軍の装備!」とか「□□のキャラのコスプレ!」で使う事もあるのでまた選ぶ要素が増えてくるのである。
とりあえず欲しい物をリストアップしてそっから絞っていく方向で。

#画像は基本的にゾンアマからです。
 んで今回の日記の為に調べたけど今はサファリランド6004結構安いのね、俺買った時もっと高かった記憶があるゾ



ブラックホーク オメガIV



 Wikipediaで自衛隊使用品として名前が名指しされている物。
 なんか似たようなホルスターがサバゲ屋で投げ売りされてそうな感じがする。
 他の物と異なり明確にレプリカと謳っているいる製品は無い、実物でも思ったよりか安い。
 ナイロン製なので多少は汎用性があるんじゃないかと思うけど実際のところ不明。



 で、前の日記にも貼ったけど自衛隊の展示物。
 なんか凝った方式で脱落防止がなされているのが分かります。
 画像で入ってるのはP220(9mm拳銃)ですが、ナイロン製なので他の銃も入るのかもしれません。
 まー第一候補で。


イーストA ハイパーホルスター


 このブランドは90年代には既にブランドとして確立してた気がします、正直安物サバゲ用品だと思ってた。


 で、特番で出た画像ですがコレP230JP入れて使ってる奴、その物ズバリですね。
 使用例が画像で確認できたので「実物」と言うしかない状況です。
 P230JPは何回か写真撮影した記憶があるんですが、過去日記検索しても単独記事で上げてませんでした。
 ホルスターが無いので運用できないんですよ。

イーストA サムブレイクヒップホルスター


 これは情報提供があり一部では官給品としての納入実績があると言う話です。
 なんかレッグホルスターに改造した物が存在するらしい、架空LE系装備とかで使いたい所ですね。
 本革製なので思ったより高いです。


P230制服用ホルスター?


 以前にアメ横で現物見せてもらった記憶があるんですが、裏側が単なるベルトループで帯革に装着できなそうなので購入しませんんでした。
 現在絶版らしくWebでの流通在庫は未発見、ゾンアマでまだページだけ残ってるのが憎い。

サファリランド7360

 自衛隊の調達目録から推測するに7360のSFP9用を試験用に調達した模様です。
 グロックやベレッタAPX用に関してはホルスターの調達情報が発見できませんでした。

アンクルマイクス「Dual Retention Tactical Platform Holster」


 LE装備御用達で使ってる人が界隈では多いが、なんか日本語Webでの大手通販に殆ど出ない。
 米ゾンアマでは安いので個人輸入したかどっか専門店でもあるんだろうか。
 それ以外にも色々と工夫がされてて作りが良い、いずれ買わないといけない。
 色々サイズがあるが実際に使われている物は不明、何かNMBがハミ出て見える物が多い気がする。
 少し前までは米国法執行機関(具体的にどこなのか不明)放出品とされて安価にM9用の物が出ていた。
 JP仕様はKフレーム用と言われているが、リボルバー用の物は数が少なく探すのに苦労する




5.11タクティカルのよくわからん奴

一応は一流どころのタクティカルブランドであるので気にはなっている。
あまり国内では流通が無い、外国の軍隊で使ってる写真とかも見ていない。
上のところのレバーでロックを操作できるらしい。

ブラックホークSERPA

使ってる人多いんだよな~
実物でも安価に流通している事があり、お買い得感もある


とりあえず週末にでも秋ヴァル原のガンショップ行ってこようと思います。
南無。
  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 22:01Comments(0)日本の公的機関(警防団・保安庁等)外国軍

2019年05月04日

オーストリアハンガリー二重帝国と白頭山の光明星との脳内バトルの副産物

現状欲しいのがグロック17(モデルガン)とCz75(ガスブロ)で俺の脳内で大戦争が勃発しています。
それに関連して色々と調べたらなんか別な疑問もポロっと解決した。


【その1】




グロックのセーフアクションがどんなのか理解できてなかったので調べてみた、とりあえず動画見て。
ダブルアクションとシングルアクションの中間のトリガーメカとその他三種の安全装置で暴発を防いでいるとの事。
とりあえず動画見るか他所の詳しいサイト見に行って。
モデルガンではセーフアクションが再現されているとの事なので気にはなる。
つってもまーグロックの形したトイガンは複数持ってるので増やすのもどうかと思い非常に躊躇いがあるのである。
Gen5のグロック19Xと自衛隊仕様のグロック17が出たら買うので既に二挺増えるの決まっちゃってるしw



もっと古い元祖があるらしい、と言うのはなんとなくうろ覚えしていたんですが、遡る事1907年、
日本だとまだ明治時代だった頃に登場した、ロス・ステアー(Roth Steyr)M1907がセーフアクションだったとの事。
動画でコッキングインジケーターの動き見てると確かにグロックのストライカーと同じ動きしてました。
1907年の銃ですが既にマニュアルセイフティは無く、側面にあるのはボルトリリースとテイクダウンレバーの様です。
なお固定弾倉なのでマガジンリリースはありません。


【その2】


Cz75が評価されてる要因は”コンディション1”(コック&ロック)が出来るとの事。
これ昔にテッド新井の本で見たけどどこが元ネタなんだろう?
と、いう事で調べてみたらジェフ・クーパーが提唱した物との事。

コンディション4・ハンマーダウン、チャンバーエンプティ、マガジンエンプティ。
コンディション3・ハンマーダウン、チャンバーエンプティ、マガジンロード。
コンディション2・ハンマーダウン、チャンバーロード、マガジンロード。
コンディション1・ハンマーアップ、チャンバーロード、マガジンロード、セイフティオン。
コンディション0・ハンマーアップ、チャンバーロード、マガジンロード、セイフティオフ。

戦争映画とかで「ロッケンロー!」とか言いながら一斉に装填しだすシーンをよく見るんですが、
アレは「Lock and load」(装填して安全装置を掛けろ)と言う号令で「銃をコンディション1にしろ」と言う命令な訳ですな。


【その3】
多分昔のコンマガ誌かなんかで見た筈なんだが上記の”コンディション3”の事を「イスラエル軍方式」として紹介していたような記憶がある。
曰く「建国当初のイスラエル軍は世界中から雑多な拳銃をかき集めて使っていたため、どんな拳銃でも安全に使えるようにした」なんて蘊蓄もセットだった記憶がある。
而して「イスラエル軍方式」で検索しても違う物ばかり大量に引っかかり確認が取れなかった。
今回色々と検索していたところ「Israeli Carry」として近年(2010年代)に訓練を行っている動画を発見、
ホルスターから抜いてからスライドを引いて初弾を装填しているのを確認しました。
英語で検索してみたところ似たような話もあったのでうろ覚えだった記憶は間違ってなかったかと。
現代のピストルコンバットテクニックとして「イスラエリキャリー(イスラエル式携帯)」の語が実際に用いられている事と現役技術として存続している事を確認しました。

英語ではイスラエルが代表的な扱いになってるようですが、一昔前までは自動拳銃の安全装置は信用されておらず”コンディション3”携帯の方が当たり前だったと思います。
昔の拳銃だと片手でスライドを後退させる機構のワンハンドアクションピストルが開発されたりとか、マニュアルセイフティの作りにやる気が無かったりとか、そもそもトカレフみたいに安全装置が最初から無かったりとかしますが、これらは”コンディション3”携帯が前提にあったのは明白であると思われます。
最近でも中国軍が92式拳銃のリアサイトをブーツの踵で引っかけて初弾装填するデモンストレーションをやっていたと言う情報があり、現代の公的機関(イスラエル以外)でもかなり採用されてるっぽいです。
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Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:01Comments(0)外国軍海外情報(軍以外)