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2020年10月31日

世界の軍用小銃覚え書き@2020

【序】
基本的に英語版Wikipediaの抜粋引用です、載ってない分は元の項目に載ってないか面倒くさくなったか
機械翻訳がグチャって意味がわかんないかのどれかなので各自で調べに行って下ちい。
国によってはマスケット銃まで遡って記載がありましたが原則戦後(1946~)に基本的に絞ってます。
カタカナ語に関しては日本語として一般的であると思われる物を優先してます。


拳銃に関しては過去ログ
https://hennahanashi.militaryblog.jp/e979847.html


【独断と偏見に基づいて語る軍用小銃発達史】
 とても短くまとめられない。
 


【世界的に影響力の大きそうな国】



アメリカ合衆国
M1ガーランド(1936年)

 世界的に見て早期に制定された自動装填小銃である。
 ただし量産開始は1941年12月からで大戦初期の充足率は高くない
 本項では同種の銃は”自動装填小銃”(Self Loading Rifle)と表記する。

M14(1957年)

 個人的には好きな銃である。

M16(1963年)

 空軍と陸軍で採用年が違ったりしているが、この記事では文章量を抑える事を優先するので
各自でどっか他所の詳しいところに調べに行って下ちい。


M4カービン(1994年)

 認知度の高い銃なので特に書く事も無いだろう(投)


ソビエト連邦(ロシア連邦)
SKSカービン(1945年)

旧共産圏では儀仗隊用として現代でも多数残存している。


AK47(1949年)

47は開発年で制定年ではないらしい、AK47の中でも大別して三種類あるが一般的なのは
後期型のAK-47III型である、紛争国でI型やII型が偶に混在して現役である。


AKM(1959年)

ライセンス/コピー品も含め世界中で一番良く見かけるアサルトライフルである。


AK74(1974年)

5.45x39mmに小口径化した物。


AK74M(1991年)

AK74の近代化モデル
近年のロシア軍の報道写真で一番多く見かける。


AN94(1995年)

色々と斬新過ぎる機構を持つ。
当初は全面刷新するかのような報道がなされていたが、結局限定配備に留まった模様。


AK12(2018年)

英語Wikiでは採用されてる事になっている、日本語Wikiには書いてない。
名前覚えておけば後で検索できるし良いんじゃないかな?(放任)


中華人民共和国
53式歩騎槍(1953年)

モシン・ナガンM1944のライセンス生産モデル

56式半自動歩槍(1956年)

SKSカービンの中国版、銃剣がスパイク型になっているので識別容易。

56式冲峰槍(自動歩槍)(1956年)

AK47の中国版、固定式のスパイク銃剣を有するので識別容易。
採用当初は自動歩槍ではなく沖峰槍(サブマシンガンの意)とされていた模様。
固定銃剣の無い輸出版を含め世界中の紛争地帯で見られる。


63式自動歩槍(1963年)

SKSカービン系の発展モデルとされる、クラシカルな木製曲銃床だがセレクティブファイア。
56式の後に開発されたのは中ソ対立とかの政治的な理由があると思われます。


81式自動歩槍(1981年)

画像は81-1式(折り畳みストックバージョン)
上記63式の発展改良型とされる、近代的なストレート銃床などが採用されAKと似たシルエットになった。
56式自動歩槍と比べるとかなりマイナーな存在であるが、中越戦争などでの実戦使用例も見られる。


95式自動歩槍(1995年)

1999年の香港返還パレードで近代的な装備と共に登場し度肝を抜いたブルパップ式小銃。
独自規格の5.8x43mm弾の採用など意欲的な新機軸を導入した野心的な設計。
動作機構は63式の系譜のショートストロークガスピストンらしい。
輸出バージョンとして5.56x45mm弾やSTANAGマガジンを使用する97式がある。

03式自動歩槍(2003年)

弾薬や弾倉などは95式と互換性がある模様、ブルパップ式を改めコンベンショナル式となった。
95式と更新する物なのか区別して住み分けている物なのかはよくわからなかった。

19式自動歩槍?(QBZ-191?)(2019年?)

2019年の国慶節パレードの報道で存在が明かされた、正式名不明。
03式の発展改良型と思われるコンベンショナル式の小銃。
樹脂部品の多用やアタッチメントレイルなど現代的な要素が伺える意欲的な銃である。


西ドイツ(ドイツ連邦)
G1(1956年)

 ベルギーがドイツでのライセンス生産を禁じたために短命に終わった、結構レアな銃。
 バイポッドを標準装備しているのが特徴。

G3(1959年)

 西側バトルライフルの巨頭の一つ。
 内部機構はローラーロッキングで少し珍しいかも。 
 そのまま採用した国も多く、多数の派生モデルも生まれている。


G36(1997年)

 樹脂部品を多用し先進的な外見をしているが、中身はオーソドックスな
ショートストロークガスピストンを採用した手堅いメカニズムを採用している。
 熱による命中率低下問題が浮上したが裁判となり、結局の所H&K側が勝訴している。


 なお後継小銃の選定が現在(2020年)行われている模様で、一旦はMK556に決まったが
H&K社の異議申し立てにより白紙撤回された模様。

G38(2014年)
(画像略)
 世界的ベストセラーとなったHK416の独軍名
 スペシャルフォースユースオンリーと記載されていたので全面刷新ではない模様。


イスラエル

Romat(1955年)

イスラエル版FAL、Wikipediaには分隊支援型(FALOに相当)しか画像が無かった。

M16(1973年)
(画像略)
Wikipediaには単にM16としか書いてなかったためどのバリエーションなのか不明、
近年においても相当な頻度でA1カービン(M653?)をよく見かける。


ガリルARシリーズ(1974年)

画像はガリルARM、個人的に好きな銃の一つである。
有名な銃(個人の感想です)であるが、M16が安価に輸入されていたらしく、
イスラエル軍での使用例は思ったより少ない。

タボールTAR-21(2006年)

 近年のイスラエル軍の画像ではタボールが一番多い。
 '00年代はコンベンショナルデザインの復権の時代でブルパップスタイルの採用例は減っていた時期であるが、
時代の趨勢の中で堂々とイスラエル軍制式の座を獲得している点は特筆に値する。




【極東アジア諸国】


日本(警察予備隊/保安隊/自衛隊)
M1カービン(1950年)

 警察予備隊創設時の主力小銃、ガーランドが朝鮮動乱に動員されていて足りなかったのか、
GHQの意向で新陸軍ではなくパラミリタリー程度に戦力を押さえたかったのかは不明。
 よほどインパクトが強かったのか当時の報道で「カービン銃」は妙に強調されていた。
 なお昭和期には豊和工業によるライセンス生産が行われ、少なくともタイには輸出されている。

M1ガーランド(1951年)
(画像略)
 M1カービンからやや遅れたが結局のところ警察予備隊にも配備された、
日本の小銃自動化は実は世界的に見ると早い部類に入る事に注目されたし。
 陸上自衛隊でも儀仗隊用としてつい最近まで現役であった。

九九式短小銃改(1952年?)

(画像は海外に残存する旧軍仕様の物、自衛隊仕様ではない)
 赤羽に存在したTOD(トウキョウ・オードナンス・デポ=東京補給廠)で旧日本軍の九九式短小銃を
米軍用の30_06弾仕様に改造した物で、当初は韓国軍向けに製造(改造)された物らしい。
 改造元の九九式に末期型の粗悪品が混入していた上、無理やり後加工で米軍実包を使用する改造を
施されたため不調が多く、昭和36年(1961年)には射撃禁止になったが、射撃を伴わない訓練には
その後も暫くの間使用されていた模様、既に退役と思われる。
 未確認情報であるが、自衛隊の礼式教本には令和の今も九九式小銃による執銃が記載されていると言う噂がある(蛇足)



64式小銃(1964年)

 個性的な外見は好きである。
 有名な銃(俺脳内リサーチ社調べ)なので特に書く事は無い。


89式小銃(1989年)

 有名な(中略)
 比較的軽量な部類に入る、そのためか自衛隊員からは(64式と比して)好評である。
 そろそろ89式しか触ったことが無い隊員も増えていると思われます、時は流れる。


20式小銃(配備状況不明)

 現状ではまだ部隊配備が始まったと言う情報を得ていない、外見に関しては現職自衛隊員からも
「カッコイイ」と言う意見を聞いている。
 而して現代的な拡張性を備えている事が外見からも識別できる新鋭銃なんじゃないだろうか。
 セレクター表記は自衛隊銃伝統の「アタレ」になっている事を特筆したい、いいよねアタレ。


中華民国(台湾)
中正式歩槍(1935年)

 モーゼルKar98Kの中華民国版、戦中から国産していた。
 台湾にも持ち込まれていたと思われる。



M1ガーランド(不明)
(画像略)
 中華民国での正式な配備年は不明、戦中から援蒋ルートで入っていたと思われます。



57式歩槍(1968年)

 M14の台湾版、製造治具ごと台湾に売却されたらしいので
多分刻印以外M14と同じだと思う、思う。


65式歩槍(T65)(1976年)

 西暦ではなく民国歴である点に注意!
 M16とよく似た外見で稀にバリエーションモデルに分類される。
 キャリングハンドルが無いのでかなり個性的な外見、輸出された様で偶に外国軍で見かける。
 中身はショートストロークガスピストンでAR-15とAR-18の中間のような存在。
 なお台湾人が「落伍式」と呼んでいた。


T65K2(1987年)

 65式の改良版でよりM16っぽいシルエットになった、中身はショートストロークガスピストン。
夜戦サイトを備えるなどゴージャスな部分がある。
 

T91(2003年)

 西暦ではなく民国歴である事に注意!
 台湾版のM4カービンの様な存在で制式名も独自の物になった。
 中身はショートストロークガスピストンで65式の系譜の模様。





大韓民国

韓国軍の前身にあたる南朝鮮国防警備隊に関しては調査が及ばなかった。
旧日本軍の残置火器で武装していると思われます(写真を見たのは九二式重機関銃)

M1ガーランド(1948年)
(画像略)

603K(1968年)

 M16A1のライセンス生産品、銃自体は刻印以外の差異は特に見当たらない。
 特筆すべきは韓国軍はガーランドから一足飛びにM16へ移行した点。


K1(1981年)

 韓国軍での分類は機関短銃(기관단총)であるが、5.56x45mm弾を使用するので
便宜上小銃として分類する。
 アサルトカービンに分類される銃器をサブマシンガンとして採用する例は他国にも散見される。
 K2に似ているがこちらの方が先に登場しており、中身もリュングマン式で別物である。
 XM117等のM16系カービンよりも短く畳めるテレスコーピック式ストックを装着している。

K2(1984年)

 「M16とAK47を混ぜた」と俗称される、中身はAK系に似たロングストロークガスピストン方式。
 韓国人が「M16の方が良い」と言う評価をしていたと言う情報提供があった。
 後述のK2C1とは別に後付けパーツで近代化した物も使用されている模様。


K2C1(2016年)

 K2の近代化改修版は複数の形式の物がプレスリリースされていたが、
韓国軍が採用したのはこのモデルらしい。
 2016年から部隊配備が始まっているとの事である。


北の国(うんたん王国)
58式歩銃(1958年)

 北の国版AK47、正直刻印以外の違いはよくわからない。

68式歩銃(1968年)

 北の国版AKM、プレスレシーバーやストレートストック等で改良されている。
 タケヤリハイダーになっていない、たしか中身のレートリデューサーも略されてる。


88式歩銃(1988年)

 北の国版AK74、折り畳みストック版は畳む方向がAK74Sと逆なので識別容易。
 マガジンがソ連(AK74)の樹脂と異なりメタルプレスになっている。
 横浜で実物が展示されている。


98式歩銃?(1998年?)

 画像の銃は折り畳み式ストックバージョンの98-1式(仮称)
 かの国での制式名称は実は不明、逆に88式以前は脱北者の情報で判明しているとの事。
 日本語WikipediaではAK74Mに似た金属部品とされるが、画像から推測するに樹脂製部品と思われます。
 特徴的な大型ヘリカルマガジンの他、スタンダードなAK74型の樹脂マガジンも確認。

名称不明

 88式と思われるAK系の機関部と20mmクラスのグレネートランチャーのような物が合体した複合小銃。
 軍事パレードでは頻繁に見かけるが、実戦配備されているのかは不明。

謎銃(仮称)
(画像略)
2020年のパレードに登場した物でタクティカルライトや光学サイト等を装着した物。
名称不明、本体はAK74系で98式のバリエーションモデルと思われます。


【オセアニア】
オーストラリア
リーエンフィールド(1901年)
(画像略)
 英連邦定番のSMLE銃を使用していた、L1A1の制定まで残存していたと思われます。

L1A1(1954年)

 若干英国版L1A1と仕様が異なるらしい、覚えるのめんどいのであとヨロシク(放棄)

F88(1988年)ステアーAUG

 外見上は他国軍のAUGと識別できない(少なくとも俺には)

EF88(2015年)

 AUGの近代化改修バージョン、レイルによる拡張性を得ている。



ニュージーランド
リー・エンフィールド(1900年代)
(画像略)
 英連邦なのでSMLEを使用していた、L1A1制定まで残存していたと思われる。

L1A1(1950年代)
(画像略)
 やっぱり英連邦なのでL1A1を採用していた。
 オーストラリア製らしいがニュージーランド軍向けはまた使用が異なったらしい。
 あとは詳しい人に聞いて下ちい(丸投げ)

ステアーAUG(1980年代)

 外見上は外国軍のAUGと識別できない(少なくとも俺には)
 地理的に近いのでオーストラリア軍に習ったのだと思われます。

MARS-L(2017年)

 米国LMT社製のM4クローンである、ここに来て英本国やオーストラリアと袂を分かった。
 ニュージーランド兵の間ではブルパップ式は不評で同銃は好評を得ているとの報道があった。



【東南アジア】

タイ
66式(1923年)


タイ名「ปลย.66」、西暦ではなく仏滅紀元(タイ太陽暦)である事に注意!
三八式歩兵銃に酷似した日本製小銃、差異は色々あるが最大の
違いはモーゼル実包を使用する事である。
戦後もしばらく残存していたと思われる。


88式(1945年)
(画像省略)
M1ガーランドのライセンス生産品、タイ名「ปลย.88」
西暦ではなく仏滅紀元(タイ太陽暦)である事に注意!

FAL(1961年)
(画像省略)
 英語版Wikipediaには記述があったが画像検索してもタイ軍で運用している物は発見できなかった。
 他にも記載していないが、タイは自国でライセンス生産や独自発展型を製造する能力があるにも
関わらず、散発的に外国製銃器を輸入して配備している例が見られる。

11式(1968年)

 タイ名「ปลย.11」、西暦ではなく仏滅紀元(タイ太陽暦)による。
 HK33のタイ国ライセンス生産バージョン、日本語Wikipediaにはブルパップバージョンの名称として
掲載されているがブルパップ式は11式の改修案の一つに過ぎない模様。


タボール(2008年)

 機甲部隊向け限定配備なのか主力小銃として全面刷新するつもりなのかは不明。
 少なくとも使用写真があり配備されている事は間違いないようだ。
 

ガリルACE(2018年)
(画像略)
明確にタイ軍が使用していると識別できる写真は今回の調査では発見できなかった。
英語Wikipediaには記載がある、限定配備なのか全面刷新なのかは不明である。




ベトナム

モシンナガンM1881/30
(画像略)
SKSカービン
(画像略)
AK-47
(画像略)
 上記三種はベトナム戦争時代の写真で確認しているが、北ベトナム正規軍での制式採用年が
何年なのかは明確に識別できる記述が(Wikipediaには)無かった。

56式自動歩槍
(画像略)
南沙諸島のベトナム側の動画でどう見てもスパイク銃剣の付いたAK系の銃が映っていた。
少なくともベトナム海軍では90年代まで残存していた模様である。
(多分まだ現役で使っていると推定)


AKM(1960年代)
(画像略)
 画像検索してみたが現用の迷彩服のベトナム軍の写真でもAK47やM18(鹵獲M16の魔改造品)の方が目立つ。
 一応リストアップされているのでAKMも使用されていると思われます。

タボール(2012年)

 全面刷新するつもりなのか特殊部隊への限定配備か不明。


ガリルACE(2015年)

 全面刷新するつもりなのか特殊部隊への限定配備なのか不明。
 ベトナム軍のガリルACEは7.62x39mm口径の物らしい。


カンボジア
M1ガーランド(1950年代)
(画像略)

FAL(1967年)
(画像略)
カンボジア軍バージョンに関しては調査不足のため詳細不明。

M16(1967年)
(画像略)
英語版Wikipediaに拠る。

AK47(1960年代)
(画像略)

AKM(1960年代)
(画像略)

56式自動歩槍(1960年代)

 写真で検索すると一番多く現在でも数の上では主力と思われます。
 画像は56-2式にグレネートランチャーを装着した物。


Pindad SS1(1991年)
(画像略)
FNCをインドネシアでライセンス生産した物。


97式自動歩槍(2005年)
(画像略)
95式自動歩槍の輸出版。


ミャンマー(ビルマ)
BA-63(1963年)

ビルマ版のG3、ライセンス生産品らしい、西ドイツ軍仕様とかなり異なる印象を受ける。


MA-1(1989年)

ガリルARのライセンス生産品とされるがかなり外見の印象が異なる。
ハンドガードが平滑な形状で写真で見てもイラストっぽく見える。
他にもミャンマー軍の小銃はある模様だが、英語版Wikipediaに載っていたのがこの二機種なので
代表作と言う事にしてお茶を濁す。




インドネシア

M1ガーランド(1945年)
(画像略)
 アメリカは色んな国にガーランド売ったんだなぁ、と。

FAL(1958年)
(画像略)

G3(1961年)
(画像略)
結構FALからG3への乗り換えと言う例は各国で散見される。


M16(1963年)
(画像略)

Pindad SS1(1991年)

FNCのライセンス生産品らしい、仕様が熱帯向けに異なるらしい。
SSとは「Senapan Serbu」の略、意味は知らないのでデヴィ夫人あたりに聞いてください。
日本ではマイナーだが英語版Wikipediaでは独自ページが作られる程度には有名な模様。
カンボジアに輸出した実績があるとの事。

Pindad SS2(2005年)

インドネシアの独自発展型、キャリングハンドルの形状が独特で見た目の印象は異なるが、
よく見るとFNC系のレシーバーデザインを引き継いでいる。



シンガポール
SAR80(1980年代?)

 AR-18のバリエーションに分類されている独自の改良型。

SAR21(1999年?)

 外見上ステアーAUGの影響が強く感じられるブルパップ式ライフル




【アジア・中東地域】


インド
リー・エンフィールド(1947年?)
(画像略)
制定年は英領から独立した年であると思われます。


Rifle 7.62mm 1A1(1963年)

 L1A1のインド版、イシャポール造兵廠でライセンス生産された物。
 英国版L1A1と違う様で似てる、似てる様で違う、詳しい事は他所で調べて。
 色がやたらと明るいオレンジ色なのが特徴。


AKM(1980年代)
(画像略)
 インドは英系かと思いきや共産圏の銃やMiG戦闘機なども導入していて面白い。
 後述INSASが不評なためAK-203なども近年購入している模様である。

INSAS(1998年)

 相変わらず色がやたらと明るいオレンジ色なのが特徴。
 FALやFNCにガリルのスパイスを加えたような見たようなそれでいて個性的な外見であるが、
中身はAK系のロングストロークガスピストンであるらしい。
 不調が多いらしく次期小銃をインド軍は模索しているとの事。


バングラディシュ
56式自動歩槍(1971年)
(画像略)

G3A3(1980年)
(画像略)

M16(1990年)
(画像略)

BD-08(2008年)

 81式自動歩兵槍のバングラディシュ版
 写真で見る限り黒く塗られた81-1式に光学サイトを付けた物に見える。
 採用年次が新しい割にはレイルでゴテゴテしていない。

パキスタン
Wikipediaに項目が無かった。

G3(配備年不明)
(画像略)
MP5とセットで配備してトラックから飛び降りてる写真があった。

56-1式(配備年不明)
(画像略)
なんか持って走ってる画像みた

イラン
Vz.24(1929年)
(画像略)
手広く輸出してますね!

M1ガーランド(1950年代)
(画像略)

G3(1970年代)
(画像略)
キャリングハンドルの形状的に東京マルイがモデルアップしたG3はイラン軍仕様らしい。

CQライフル?(配備年不明)
(画像無し)
 中国製のM16コピーのCQライフルをイラン軍が購入して使用していた模様。
 画像では確認できなかった。

KH2002カイバー(2002年)

 なかなか個性的なスタイルのブルパップライフルである。

トルコ
M1ガーランド(1953年)
(画像略)

FAL(1950年代)
(画像略)
 明確にトルコ軍でのFAL使用画像は今回確認できなかったが、Wikipediaではリストアップされていた。

G3(1970年代)

 なんか安彦良和の漫画を思い出す。
 NATO諸国ではFALとG3が二大巨頭であるが、後からG3を採用した国が多い。

HK33(T50?)(1997年)

 HK33としか書いてなかったが、ハンドガード形状が異なりG36っぽいマガジンやストックが付いた物が
画像検索では出てきて混乱している。
 採用年次も新しく独自の改良型なのかも知れない。

MPT-76(2015年)

7.62x51mmのバトルライフル、山岳地帯や砂漠地帯など交戦距離が長い戦場を想定した物と思われます。



【西欧諸国】
イタリア
M1ガーランド(1950年)
(画像略)

BM59(1959)

 イタリアが独自改修したM1ガーランド、7.62x51mm弾への対応や
セレクティブファイア化が行われた、M14と似ているのは収斂進化。
 バイポッドを標準装備するなどM14よりも分担支援火器よりの味付け。

AR70/90(1990年)

 原型のAR70/223は1970年の登場であるが素直に採用されず
改良型のAR70/90が1990年になってイタリア軍に採用された。


ARX160(2008年)

 一応英語版Wikipediaでは既に2008年に採用されている事になっている。
 伊全軍の制式小銃を刷新する物か限定用途に留まる物なのかは未調査。
 最近の銃ってみんなこんなカタチで見分けが(以下略)


フランス

MAS36(1936年)

 戦中型のボルトアクションライフル、戦後にMAS49が採用されるまでは主力小銃だった。
 安全装置が無いのが特徴、大丈夫なんだろうか?
 狙撃銃のFR-F1及びFR-F2として進化した子孫が残っている。


MAS49(1949年)

 曲銃床の自動装填小銃。

SG540(1979年)

 マニューリンでライセンス生産された物、FA-MASの直前に短期間だけ使用されていた。
 そのまま正式にしても良かったんじゃないかと思うがその辺の事情は日本語情報が少ないので放り投げる。
 旧植民地(コートジボワール等)に売却された物が流出したようでアフリカの紛争地帯で稀に見受けられる。

FA-MAS(1981年)

 フランス銃の独自路線を極めた銃、スタイルは良いと思うスタイルは。
 ブルパップ式としては先駆けに属する制定年の速さで、3点バースト機構など意欲的な
新機軸も多々取り入れていた、バイポッドが個人的に良い。
 一方でフランス軍内部では評価が割れていた様で最終的に調達中止となってしまった。

HK416F(2017年)

 古いとされていたコンベンショナルデザインの銃でブルパップを更新した事や、
ドイツ銃をおフランス様が採用した事で衝撃を受けた者は少なくないだろう。


イギリス
リー・エンフィールドMk-3(1904年)

 L1A1の採用年を見ればわかるが実は日本(自衛隊)の方が先に自動装填小銃を採用していたりする。
 ボルトアクションライフルとしての比較は面白いが今回の趣旨と外れるので略。

L1A1(1956年)

 西側バトルライフルの巨頭の一つ。
英軍仕様はセミオートマチックオンリーで、ボルトに斜めのミゾが切ってあって
塵芥の侵入対策となっている。

 脱線するがこの時不採用だったEM-2が非常に先進的で面白い形状をしていた。

L85A1(1985年)

 色々と”伝説”を築き上げたブルパップ式小銃
 中身はAR-18系のショートストロークガスピストンである。


L85A2(2001年)

 H&Kが改良してマシになった。


L85A3(2018年)

 各種アタッチメントを装着可能になっており進化している。
 さすがに俺でもコレは見分けがつくゾ。



アイルランド

リーエンフィールド(1924年)
(画像略)

FAL(1961年)
(画像略)

AUG(1989年)

 連合王国と微妙な関係の国であるが、わざわざ同じブルパップで違う国の銃を採用したように思えて面白い。
 

スペイン
M43 La Coruña(1942年)

 なんか陽気なリズムが聞こえてきそうな名前である、ラ・コルーニャ!

セトメ・モデロ58(モデロB)(1958年)

 ドイツ人技術者が開発した物らしい、モデロBがスペイン軍に採用されモデロ58となり、
後にG3の原型となった、色々改良されてモデロCになったらしい。


セトメ・モデロL(1984年)

 5.56x45mm口径に改められて大幅刷新した物
 何か不評だったのか退役した模様。

G36(2000年)

 レギオンエスパニョーラでエスパニョールしているのはG36となった。
 独軍で更新の気運が出ているが、スペイン軍での更新情報は発見できなかった。


ベルギー
小火器に関して言えば天下のFN社を有する輸出大国である。

FN Mauser Mle.1935(1935年)

 大戦型ボルトアクションであるが、ベルギーも戦後まで使用していた。


FN-49(1949年)

 木製曲銃床の自動装填小銃、某ゲームに登場し日本の知名度が少し上がった。

FN-FAL(1954年)

 西ドイツ(当時)のG3と並び西側バトルライフルの二大巨頭の一つであった。
 採用国によって微妙なバージョン違いがあり調べると面白いが俺は調べてない、誰か詳しい人頼むわ(投)

FN-FNC(1990年)

 FALの正統後継者であるが、FALほどの輸出には成功していない。
 日本の89式小銃と対照的な感じで左面にセレクターがあるが、右利きの人間が銃を構えたまま
操作するには凄く不自由な位置にある。


FN-SCAR-L(2015年)

 現代アサルトライフルを代表するようなスタイルを確立した銃である。
 おぢさん最近の銃はみんなコレに見えるよ。

オーストリア
GM1(1950年)
(画像略)
M1ガーランドのオーストリア名らしい、オーストリア軍の物と断定できる画像は今回の調査では未発見。


StG58(1958年)

 オーストリア版FAL
 ウッドストックでバイポッドを装備していて個人的に好みである。


StG77(1978年)

 ステアーAUGのオーストリア軍名称、現在は近代化改修されている模様
 内部部品までプラスチックを多用するなど現代の目で見てもSFチックな銃である。



スイス
K31(1933年)

 シュミットルビンM1889歩兵銃の騎兵銃型、1931年よりスイス軍の主力小銃となる。
 ボルトアクション式の一種であるが、世界的に見ても珍しいストレートプル式である。

Stg57(1957年)

 永世中立国の銃らしく独自規格の7.5x55mm弾を使用する。
 輸出版で7.62x51mm弾仕様の名称はSG510
 重量が重く(6.1kg)外見も軽機関銃然としておりシュトゥルムゲベールと言っていいのか悩む銃。
 このクラスのバトルライフルではフルオートを諦める(M14、L1A1)か、減装弾にする(セトメ、64式)物が
多かったが、重量をここまで重くしたのはスイスくらいの物である。


Stg90(1988年)

 個人的に最も好きなアサルトライフルの一つである。
 AK系のロングストロークガスピストンであるが、ピストン桿がリコイルスプリングガイドを兼ね
実はAKよりも更にシンプルな動作方式になっている。


【東欧諸国】

東ドイツ
正直よくわかってない。

Karabiner-S(1950年代?)

 東独版SKSカービン、スリングの取り付けがKar98Kっぽい。

MPi-K(1950年代?)

 東独版AK47、刻印以外の差は正直よくわからん。各自で調べてくれ。

MPi-KM(1965年頃?)

 東独版AKM?(複数バリエーションがあり正確に把握できなかった)
 特徴的なイボイボストックになっており、ベトナム戦争でも押収されている写真があったので輸出されていたと思われます。
 プレスレシーバーでAKMっぽいがタケヤリハイダーではない(タケヤリハイダーのも存在する模様)


MPi-AK-74(1983年頃?)

 東独版AK74、5.45x39mm化している、部品が独特の質感のプラスチック製。
 折り畳みストックモデルは細長いワイヤータイプになっており折り畳み方向は右、
畳んだ状態でもセレクター操作に支障が無い独特のカーブを描いている。



ユーゴスラビア
項目が英語版Wikipediaにありませんでした。
国が無くなるのって大変なんだなぁ……。


セルビア
ツァスタバM70(1991年)

 Wikipediaには「ザスタバ」と書いてあるが、現状ではツァスタバ表記の方が一般的であると
判断したのでツァスタバ表記を用いる。
 旧ユーゴスラビア時代から製造されていたと思われるがセルビアの項目には1991年とあった。
 M70の中でさらにバリエーションがあるが今回省略する。
 AKのバリエーションの一種とされるが、ライフルグレネード用の機構があるので識別は容易。


ツァスタバM21(2008年)

 AK系のレシーバーデザインであるが各所が近代化されておりシルエットがかなり異なる。
 5.56x45mmのNATO規格に変更されている。



クロアチア
ツァスタバM70(1991年)
(画像略)
コメントも略。

VHS-D(2008年)

 FA-MASによく似た形状だが中身はVHSはショートストロークガスピストンで別物。
 VHSでビデオを思い出すのも昭和の情景となった。


VHS-2(2013年?)

 なんかロボットアニメに出てきそうなスゲェカッチョイイデザインである、エアガンでたら爆散しそう。
 出来が良すぎてフィクションじゃないかとつい思ってしまうレベルであるが、実際に配備が始まっている模様。


ハンガリー
AK47(1956年)
(画像略)
ハンガリー版の仕様に関しては未調査。

AMM(1960年)

ハンガリー版AKM、画像はAKMSに相当するAMMSz

AMD-65(1966年)

 ハンガリーでは後継のAMP-69に更新されたが、余剰となった物が各国に販売され
アフガニスタン等で使用されている。
 AKファミリーの中では個性的な形状で非常にカッチョイイと思う。

AMP-69(1979年)

 ライフルグレネード発射機構を備えたアップグレードバージョン

CzBREN2(2018年)

(画像略)
チェコ製の新世代アサルトライフル、ハンガリー版の口径がよくわからなかった。
画像は7.62x39mmモデル

ルーマニア
AK47(1950年代)
(画像略)

AIM(1963年)

ルーマニア版AKM、プレスレシーバーになっている。
非常に目立つ木製フォアグリップで外見上の識別は容易、よくわからない紛争地帯でも
フォアグリップのお陰で非常に目立つ、イラク等でよく見かける。
なんかで検索したらスゴイ絵が出た。

AIMS-74(1986年)


ルーマニア版AK74、折り畳みストックしか今回発見できなかった。
AIM譲りの独特のフォアグリップは健在、ストックは東独タイプ(仮称)のワイヤーストックになっている。

ベレッタARX-160(2019年)
(画像略)


ポーランド

AK47(1952年)
(画像略)
正確なポーランド仕様に関しては未調査。

AKM(1965年)
(画像略)
正確なポーランド仕様に関しては未調査。

Kbs wz.88”タンタル”(1989年)

 ポーランド版AK74S、固定ストックバージョンは確認できなかった。
 ストックは東独タイプ(仮称)のワイヤーストック、人気のタイプの模様。
 特筆事項としてガリルの様な左面セレクターを備えている事が挙げられる。


Kbs wz.96”ベリル”(1996年)

 NATO加盟のため5.56x45mm弾仕様となった。


MSBS-5.56K"グロート"(2018年)

 現代的なポリマーフレームとアタッチメントレイルを備えている。


ジョージア(グルジア)

AKM(1991年)
(画像略)
旧ソ連の置き土産と思われます。

AK-74(1991年)
(画像略)
旧ソ連の置き土産と思われます。
南オセチア紛争の最はAK74Sが多く見られた。

M4カービン(2006年)
(画像略)
米国ブッシュマスター社の刻印が確認できた。

ジョージア独自のG5カービンが計画されたが結局流産し、M4カービンを使っている模様。


ウクライナ
AKM
(画像略)
旧ソ連の置き土産と思われます。

AK74
(画像略)
旧ソ連の置き土産と思われます。
ウクライナには旧ソ連の武器庫があり、大量の旧ソ連火器を持て余している模様。

Vepr(2010年)

 AK74をブルパップ化した物、結局の所どの程度配備されたのか不明。
 特殊部隊はタボールを2014年に調達した模様。


M4-WAC-47(2017年)

ウクライナと米で合同開発したM4クローン、英語Wikiには採用と書いてある。
弾倉がヤバイ曲がり方をしているが、これは5.56x45mmと7.62x39mmのコンバーチブルモデルだかららしい。


旧チェコスロバキア/チェコ共和国
Vz33(1934年)

モーゼル系ボルトアクション。

Vz52(1952年)

横に折り畳む固定銃剣が珍しい。


Vz58(1959年)

ここまでシルエットをAKに似せておいて全くの別物と言うコレジャナイAKである。
AK47よりも若干軽量。
チェコではCz805に代替が始まっているとの事である。
一方のスロバキアでは現役に留まっている模様。

Cz805BREN(2010年)

最近のアサルトライフルってこんな形だよね(オッサン並感)
樹脂が多用され近代的な見た目である。

CzBREN2(2015年)

改良型、こちらも採用された模様。


【北欧諸国】
フィンランド
モシン・ナガンM/28-30(1930年代)

 レジェンド狙撃銃

SVT-40(1940年代)
 英語版Wikipediaには記述があるが、よくよく見ると鹵獲品のみらしい。一応記載。

バルメRK62(1965年)

 AK47のバリエーションモデルに分類されるがかなり異なる形状になっている。
 銃剣がフィンランドの伝統刃物であるプッコに似た形状になっていてカコイイ(特筆すべき情報)

バルメRK95TP(1995年)

 ライフルグレネード機構等が搭載されたアップグレードバージョン
 採用年次が新しい割には小口径化は行われておらず使用実包は7.62x39mmのまま。

バルメRK62M1(2017年)

 近代化バージョン、なんで三種類もあるのか不明。
 英語版Wikipediaには記載されていた。

バルメRK62M2(2017年)

 同じく近代化バージョン、アタッチメント用のレイルやM4タイプのストック等が付いている。
 M1~M3との差異はよくわからない。

バルメRK62M3(2017年)

 近代化バージョン、書くことも無くなってきたが全部Wikipediaのせい、俺のせいじゃないぞ。



スウェーデン
Ag/M42(1942年)

 戦中に制定された自動装填小銃、スウェーデン軍は6.5mm弾を採用していた。
 本項の趣旨からは外れるが、スウェーデンは他の銃も6.5mm化して採用していたらしい。

Ak4B(1965年)

AKと言う名前だがアブトマットカラシニコバとは関係は無い、スウェーデン版G3
この時期はNATO弾を採用しており独自の6.5mm路線を放棄した事が伺える。

Ak5C(1986年)


FNCのスウェーデン版でソ連のAKとは無縁、色が緑な以外も仕様が異なる。
個人的にはセレクター配置が異なる事に注目したい。

デンマーク
Gevær M/50(1945年)
(画像略)
M1ガーランドのデンマーク名

Gevær M/75(1975年)
(画像略)
G3のデンマーク名

Gevær M/95(1995年)
(画像略)
C7(カナダ版M16)のデンマーク名
カービンモデルのC8はGevær M/96の名称な模様

Gevær M/10(2010年)


C8カービンの近代化バージョンのデンマーク名



ノルウェー
M1ガーランド(1952年)
(画像略)


AG-3(1968年)

ノルウェー版G3


HK416N(2008年)

HK416のノルウェー版
限定配備ではなく徴兵された一般兵も使用している。


【合衆国以外の南北アメリカ】
カナダ
C1A1(1953年)

 カナダ版FAL、Wikipediaに適当な画像が無かったが、かなり他国のFALと異なる特徴がある。
 偽装でわからないが独特の形状のリアサイトが映っている。

C7(1985年)

 カナダ版M16

C8(1994年)

 カナダ版M4カービン


ブラジル
FN-49(1950年代)
(画像略)

FN-FAL(1964年)
(画像略)

インベルMD2(1985年)

FALによく似た形状(と言うか一部互換らしい)だが5.56x45mmにボアダウンされた物
内部機構はFALと異なる。

インベルMD97(1997年)

近代化バージョンでマウントレイル等を備えている。

インベルIA2(2013年)

ブラジルの新鋭ライフルで7.62x51mmと5.56x45mmを部品換装で使えるコンバージョンモデル


メキシコ
FAL(1963年)
(画像略)

M16(1971年)
(画像略)
M16シリーズのどのバージョンかは未調査。

G36(1999年)
(画像略)

FX-05 Xiuhcoatl(2006年)

シウコアトルと読むらしい



チリ
FAL(1968年)
(画像略)

SIG SG510-4(1960年代)
(画像略)
Stg57の輸出バージョン

G3(1970年代)
(画像略)

SIG SG542-1(1980年代)
(画像略)

SIG SG540(2000年)
(画像略)

M4カービン(2008年)
(画像略)

ガリルACE(2014年)
(画像略)

SIG SG540-1M(2016年)
(画像略)



正直わけがわからないリストである、Wikipediaに書いてあった以上の事は言わない。
報道画像を見ると確かにSIG510や540を使用している、リストを見ていると分かるがかなり特異性がある。


ボリビア
SG510(1957年)
(画像略)
Stg57の輸出版、7.62x51mmNATO弾を使用。

G3(1960年代)
(画像略)


FAL(1968年)
(画像略)


ペルー
AKM(1970年代)
(画像略)

FN FAL(1958年)
(画像略)

ガリルAR(1999年)
(画像略)


Casanave SC-2005(2005年)

 FAL系デザインの5.56x45mm小銃、ブラジルとの関係は未調査。

FAD(2008年)

Fusil Automático Dobleの略らしい、曲線が多く奇抜なスタイルである。
日本語Wikiには採用前とあるが英語Wikiには2008年と書いてある。



ガリルACE(2014年)
(画像略)



アルゼンチン
FAL(1955年)


 他の装具が新しい写真でもFALが多いのでまだ現役であると思われます。

M16A2(1993年)
(画像略)

リストに載っていなかったが画像検索するとAUGやM4カービンを持った兵が出てくる


【アフリカ】
南アフリカ
R1(1960年)
(画像略)
FALの南アフリカ版

ベクターR4(1982年)

ガリルARシリーズの南アフリカバージョン、若干仕様が異なる。
ARMに相当するR4、SARに相当するR5等のバリエーション展開もしている。



【〆】
機械翻訳した外国語情報がネタ元なので誤謬はあって当然なので文句言いに来ないようにな!
画像も基本的にWikipediaからの引用。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:00Comments(0)自衛隊(予備隊/保安隊)外国軍

2020年10月30日

アルゴ舎製十四年式拳銃

なんか予約してたのが忘れた頃に届いたのであった。


まーアルゴ舎の水鉄砲なんですがね!
相変わらず造形は良いです。
モナカ構造で可動部は無いですがちゃんと塗装されてて質感が良く今にも動き出しそうな雰囲気があります。
持つと軽いんですがね!

安全装置の表示が「火・安」じゃなくて「水・安」だったら笑えた(いや、それだったら買わなかったかも知れんけど)
良く出来てますがモールドのみのダミーで動きません。



裏側です。
昭和18年とか刻印がありますね。
後期型の特徴を再現しております。
マガジンキャッチもモールドのみのダミーで動きません。
水鉄砲だしな!



排莢口のあたりがパーティングラインが目立ちますね。
コスト的に止む無しかな、と。
銃口部分は彫り込んでありライフリングの表現があります。
水もちゃんとチュコチュコ出ました。


銀色に塗装されてて動きそうですが弾倉も当然一体成型のダミーで動きません。
底部には注水口があります、色が赤で凄く目立ちます。
ランヤードリンクがあるので拳銃吊り紐を装着することが可能です。
コスプレでホルスターの中身に困ったらコレでどうでしょうか?

気が向いたらグリップの木目調塗装とか安全装置の作動痕の再現とかしてみようかと思っています。


ちょっと長い文章を書いてくるのでまた。
  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 02:01Comments(0)大日本帝国陸軍大日本帝国海軍トイガン・デコガン

2020年10月26日

62式機関銃覚え書き



個人的に62式熱が高まっているので覚え書き。
62式に興味がある同志はリンク先を見に行け(命令形)

個人的な話として62式の消炎器に二種類+αある事に気が付いたが、初期型と標準型と空包アタッチで
あると言う情報提供があった。



https://ja.wikipedia.org/wiki/62%E5%BC%8F7.62mm%E6%A9%9F%E9%96%A2%E9%8A%83
・Wikipedia62式機関銃の項

>「62言う事聞かん銃」「無い方がマシンガン」といった蔑称が、運用している隊員間でつけられたと、メディアでも紹介されている

 少なくともメディアで最初に露出したのは出展として挙げられている大宮ひろし氏の「そこが変だよ自衛隊!」で、
ダジャレとして面白い事も相まってネットミームとして広がった物だと思われます。


 バキシリーズで有名な板垣恵介氏の自叙伝的作品(単行本未収録)
 「ムチャクチャ故障が多いくせに」との評である。
 個人的には他の装具はちゃんと自衛隊の物と識別できるディテールが書き込まれているのに、
米軍のM16用の弾納にしか見えない物を着用している点が気になる。
 結構熊笹時代の自衛隊の写真見てると、サープラスショップで購入した米軍装備品を私物として活用している
自衛隊員の姿がチラホラと残されているのでそういうパターンではないかと推測します。
 未知の試作装備をたまたま使っていたとか言う可能性も微粒子レベルではあるかも。
(56装備型のビニロン装備や自衛隊迷彩のM12ホルスターなど変な試作品が存在するらしい)


https://togetter.com/li/1612292
ウォルフガング・ゴッテンベルク氏によるtogetterまとめ
消炎器に関する疑問に同氏が情報提供してくれたのが62式熱が高まった原因である。
他にもいくつかまとめられている、この記事は試作型や韓国軍の物の画像があり必見。

https://togetter.com/li/1452793
同じくtogetterまとめ
注目すべきは銃身の脱落に関する考察で、交換メカに関して詳しい解説がある。
この件もメディアでの初出は「そこが変だよ自衛隊!」であると思われますが、
銃身交換メカの解説を見る限り結構しっかりした構造でPKMよりも迅速な交換が可能ですね。
後は本文を参照されたし。


Youtubeより実写動画
33秒あたりで連射が止まっているが、恐らくジャムった物と思われます。


74式車載機関銃の空包射撃動画

「74式は性能が良い」「いや悪い」と言う話が色々と錯綜しているが、少なくともこの動画では
ベルトリンク一本丸ごと無故障で連射している。
10式戦車なども74式が継続使用されている。


住友は色々とやらかしており指名停止と言う公的な処分が下された事があるので、不調個体は
そう言った不良品である可能性があり得る。
なおMINIMIやM2などのライセンス生産品は故障が多く「ジャパン」と隠語で呼ばれていたとの噂。  続きを読む


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:59Comments(0)自衛隊(予備隊/保安隊)

2020年10月24日

巷で噂のダイソーメスティン!

ポロっと近所の駅前店で売ってたよ!

つーこってレビューでも書いて行きます。
まず第一印象は「小さっ!」ですね、350cc缶より少し大きい程度のサイズ感です。


内容物はこんな感じで、メスティン本体、ビニール袋、ペラ紙一枚の炊飯方法説明書。
一応一通り説明読みましたがあんまし参考にはしませんでした。


サイズ感はこんな感じです、かなり小さめ。
本家メスティンの大小の中に更に入れ子にしてマトリョーシカ状態にするのが正しい用法?




んで先に飯盒炊爨(家庭用のガスコンロだけどな!)、三度目にして成功。
米の量は0.5~1合が適量です。
茶わん一杯かドンブリ一杯くらいの容量で、調整すれば丁度一食分で丁度良いんじゃないでしょうかね?

普通の兵式ハンゴーで炊爨した事は有るんですが、容量が小さいからか沸騰が早くすぐに炊き上がるので面くらいます
パチパチ言ってちょっとコゲてきたらひっくり返して蒸しましょう。
なお水や米の量は分量で適当にやっている、俺は感覚で生きている。


ここで限界カトラリー登場!
全て100円ショップでの購入物です。
あ、容器の瓶は別だったわ


ハイ入った!いやダメだ!フタが閉まりません!アウトー!


ここでどこのご家庭にもあるOD救急品納登場!


ハイここでなんと謎のカプセル登場!スゴイですねー!恐ろしいですねー!


中身は生存キットです、なお謎の錠剤っぽいのはマーブルチョコレートです!設定上は自決用毒薬と言う事になっています!w設定上!w


ハイ入ったァ!!!収納可能ッ!でも救急品嚢に入れときゃいいじゃん!
なおメスティンは裸にしても89式の大弾納には入りません、米軍型の30連三本タイプには入るかも。


茶碗一杯~二杯分の米が炊けるのでソロキャンパーにはちょうど良い量じゃないかと思います。
複数でオートキャンプとかする場合は分配用の個人食器としたら良いんじゃないでしょうか(ちょっと使い難い)
上級キャンパーは大小の他社メスティンで入れ子にすると丁度良いらしい。

今度親戚の地所でも借りて激安サバイバルグッズだけで限界ソロキャンしてみたいですね!
普通にキャンプ食器として活用したい人は普通の山屋のブログ見に行ってください!ここは限界ミリオタのお遊戯場です!  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 11:58Comments(0)オタ道楽BU TSU YO KU --物 欲--

2020年10月21日

色々比較してみた・その参【ばとるらいふる】

G3は持ち出せませんでした!(挨拶)
一応戦後世代の7.62mmバトルライフル対決と行きたかったんですが、
準備期間不足によりG3が間に合いませんでした。
なお東京マルイのエアコキしかG3持ってない模様。


画像上より64式小銃(TOP製エアソフトガン)、L1A1(キングアームズ製エアソフトガン)、M1A(ホビーフィックス製モデルガン)、63式自動歩槍(無可動実銃)です。
 レアリティ一番高いのは63式なんで先に触れておきますが、56式冲鋒槍(中華版AK47)よりも後発にも関わらず
クラシカルな木製曲銃床を採用していてかなり珍しい存在です。
 と言うか近年、覚えてる範囲だと1989年の六四天安門事件の際も56式ばっかりで63式や81式の写真を見た記憶がありません。
 お中華人民共和国様のアサルトライフル事情が良くわからないのですが、種類が多く併存しているので調べ出したら沼じゃないかと思います。
 まーその辺は調べてないので誰かどこか他所で調べて来てくれさい。

 63式はM1A(M14)と比すと銃身の軸線が違ったり銃床の角度が違ったりして面白いですね。
 んでまー昨日公開分では撮影してた56式半とM1Aで並べて写真撮るんでしたわ、反省。
 




 そして西側の7.62x51mm小銃で比較すると64式が短い。
 ナニゲに64式ってM16A1やM1カービンより短いコンパクト銃なんですよね、意外と忘れられてる事実。
 個人的な好みとしてバイポッドやキャリングハンドル、ショルダーレストが付いた軽機関銃的な見た目で
なおかつ木製曲銃床なのが好みなんですが、それぞれどれかは備えているけど全部揃えたのは無いですね。
 あ、逆説的に言えばバイポッドがあってキャリングハンドルがあってショルダーレストもついて曲銃床のB.A.R.って俺の理想のスタイルの銃なのか?
 いや、そこまでB.A.R.好きじゃないですよマジな話
 いやいや、魅力は感じてるけど自前で買わない程度ですよ?
 いやいやいや、でもわざわざ借りてまで写真撮ってたじゃんって?そりゃごもっともw
  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:59Comments(0)トイガン・デコガン

2020年10月20日

色々比較してみた・その弐【うっどすとっく】

せっかくだから、俺はこの写真を分割記事にするぜ(挨拶)
こうして猿野半長はクリムゾンを以下省略。


画像上方より63式自動歩槍、56式半自動歩槍、九九式短小銃、三八式歩兵銃、モシン・ナガン(1943と刻印があるのでM1891/30と思われます)
 三八/九九式はトイガンで後は無可動実銃、マヂ感謝だョ!!!!

 借り物なので取り急ぎ撮影した以上の意味は無いのであった、一応木製曲銃床で揃えてはいる。
 レアなのは中華銃の二挺であるが他の銃は開発年次の違うボルトアクションなので直接の比較の
俎上には乗せるべきではないと思う。
 つーこって明日の日記で触れるのでよろすく。



 モシン・ナガンは原型は1891年(明治24年)と古い物であるが、
1930年(昭和5年、皇紀2590年)に改設計された物であり日本の
三八式(明治38年)/九九式(皇紀2599年)の双方と近い年代の物。
 1943と刻印があるので製造されたのはWW2の真っただ中ですね。
  日本の三八式→九九式の流れみたいに大体の外国軍もWW2前に主力小銃の全長を短くする
”短小銃化”の動きがあったんですが、モシン・ナガンは元の全長が長かったので短くなった後も
三八式歩兵銃とあんまし変わらない長さになってるのが面白いです。  続きを読む


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:59Comments(0)トイガン・デコガン

2020年10月19日

色々比較してみた・その壱【らいとますぃんがん】

オッスオッス猿野だよ!(挨拶)
色々貸して貰えたので撮影実施!!(マヂ感謝だョ!)
画像容量が逼迫しつつあるので画像は縮小しています、
クリックすると大きくなるョ!

#撮影は全て地権者の許可を得た私有地内で行っております。



 九六式軽機関銃とブレンガン、左面。
 似てると言われてますがこう見るとかなり違う。
 この画像で注目して頂きたいのはブレンガンの弾倉の前でぶら下がってるように見えるレバー、
当然固定されているんですが、多分元は銃身交換用のレバー。
 九六式は異なる構造の半回転式になってます(九九式軽機もまた違う構造)
 機関銃らしい構造物なのでこの辺の違い見ると面白い(個人の感想です)


 同じく九六式軽機とブレンガン、右面。
 ブレンガンの右面に飛び出ているのはコッキングレバーです、九六/九九式は左面にあるので全く別物です。
 個人的にはここにZB26も交えて撮影したかった所です(贅沢)

 ZB26とブレンガンは似てる様で違うし違う様で似てる、どっちなんじゃと言われたら両方比較したいので誰か貸して。


 そしてここでB.A.R.登場、日米英揃い踏みである。
 今度誰かMG34とDP28貸して(他力本願)
 なお九六式軽機はS&T製電動ガン、ブレンガンは無可動実銃、B.A.R.は推定アローダイナミック製電動ガンです。


 同じボックスマガジン給弾式ですがこの中だとB.A.R.だけ少々異質
 若干軽い代わりに銃身交換機能が無く軽機として劣るかのような評価を受けてますが、
LMGではなく今でいうSAWの先祖として見るべきじゃないかと思っております(個人の感想です)。
 多分海自空自じゃまだ残存してるんじゃないかと思う。。。
 バイポッド(蝶ネジがちょっと独特の雰囲気)、キャリングハンドル、ショルダーレストなどの軽機関銃的な
装置も備えており外見的には結構・・・いや凄く好みですね。
 ただ持った感じ銃床形状に癖があってわりと構えにくいです、B.A.R.の話ばっかりですが仕様です。

  続きを読む


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:59Comments(0)トイガン・デコガン

2020年10月18日

借りてきたのでFAL撮るマン参上!

ゴメン嘘ついた、本当はFALじゃなくてL1A1なんだ。
「さてはインチだなオメー」とか言われてしまう……

https://hennahanashi.militaryblog.jp/e506069.html
6年以上前ですが”FAL系のなんか”の過去記事はコチラ
(検索したところ商品名としてはKAAG02と推定)


借り物なので少し高画質です、本日掲載分の画像はクリックすると大きくなります。

 と言う事でキングアームズ製のL1A1をお借りできたので撮影しました。
 FAL系のバリエーションは把握しきれてないのが正直な話ですが、
これは本体に「L1A1」と刻印があるので多分L1A1だと思うョ。

 64式小銃と比べると長いです
(っていうか64式が短い、別小銃との比較画像は後日予定)


まずはセレクターレバー(マニュアルセイフティ?)
左面にあり右手で握ったまま操作できる位置にあります。
表記は「S」と「R」、これはSポジション
セイフティの略でしょう、トリガーがロックされます。



一段下ろすとセミオートマチックになります。
右手で握ったまま操作できるポジションで操作性は良好です。
同じ左セイフティでも後継のFNC(借りた)なんかは操作し辛い仕様になってしまったのが不思議です。
「R」ですが連射の略です、嘘です、Repetitionです。



操作痕があるのでアレアレアレ?と御思いでしょうが、そのままぐるっと回って
フルオートポジションに入ります、他社製L1A1電動ガンでは入らないらしい。
多分本物もセミオートオンリーなので本当の連射ポジションは入らないと思う、思う。
なんか操作感がグラグラしていますが、オーナーによると接触不良を起こしているとの事。


指示しているのはマガジンキャッチレバー、後で右面を見せますが、前に撮影させてもらったモデル(G1)と異なる構造になってます。
何をモデルアップしたのかはよくわかりませんが、基本的な操作系でバリエーションによる差異があると混在した時に混乱しそうで困る。

その前にあるレバーはボルトストップと思われますがダミーで実機能は無い模様です、動かせません。
本物がどうなのかはよく知らんので適当に他所で調べて下ちい。


弾倉回りの右面です。
アラ?マガジンキャッチレバーは見えないけど右面からの操作は不可能なんすかコレ??
FAL(L1A1)の設計陣はよっぽどマガジンキャッチレバーの誤操作を恐れたんでしょうかね?
左右非対称な上にレバー自体も小さくてちょっと操作し辛い。


撮影順は前後しますが説明文の関係上この順番で、弾倉を外した状態。
AK系のカスタムパーツであるような片持ち式のマガジンウェルみたいな構造になってますね。
左右非対称でマガジンの着脱は事実上左手操作専用って感じですね。
(借り物なので右手での弾倉交換は試してませぬ)


リアサイト、なんと折り畳み式(知らんかった)
前の”FAL系のなんか”(G1?)はどうだったかな????
スプリングでテンションがかかってるだけですが、小さいので操作性はそれほど良くないです。


リアサイト右面(天地逆転してるのは仕様です、諦めてください)
前後に動かして距離調整が可能です、ロックボタンみたいなのがありますが
ダミーなのか動きません、固着してるって訳でもなさそう。
スプリングでテンションが掛かってる様で前後にヌルヌルと動きます。


フロントサイト
可もなく不可もなく、左右にガードが付いた構造。
頑強なガスブロックに付いているので剛性高そう。
サイトの後ろにガスレギュレーターみたいなのが付いてますが実機能は無さそうです。


フラッシュハイダー
長いバードゲイジ型で個人的にはとてもカコイイと思う、
エアソフトガンなので実機能はありません。
書籍によると長いバードゲイジ型が消炎機能が(試作した中で)最も消炎機能は高かったとの事。
FAL系のバリエーションではこの部品で個性的な物を付けた国があったりします。

着剣ラグと思われる突起がありますが、適合する装着物が無いので実機能としては飾りです。



コッキングレバー状況、折り畳みが可能です。
スプリングでテンションが掛かってるだけなので少し力を入れれば動きます。
非常に折り畳み式はカコイイと思うのであるが、FAL系のバリエーション差異ポイントの
一つでもあり、覚える上で非常に悩ましいポイントの一つである(個人の感想です)

検索したらL1A1だけでなくカナダのC1A1も折り畳み式だった。

借り物であんましいじりたくないので何か実機能があるかは調べていない。
多分ダミーボルトとか動いてホップ調整とか出てくると思うが知らない。
当ブログにはかわいい女の子の画像と役に立つ情報は載っていません。


床尾と言うかストック
多分床尾板とか動いてバッテリーとか収納できると思うんだけど借り物なので以下略


まー借り物なのであんまし動かしませんでしたが、全体のシルエットがスリムで非常にカコイイ銃で
俺も欲しくなってしまう次第である、財布への攻撃力が高い銃。
前回の”FAL系のなんか”(G1?)の時も思ったけどトリガーガードの小ささやマガジンキャッチレバーの
独特な操作系など結構クセの強い銃です。
いや、コレクションなら個性的で面白いから長所ですがね!
ではまた。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:57Comments(0)トイガン・デコガン

2020年10月17日

第五回お外でメタルギアサバゲ参加!

ええもの見せて頂きました(感想)


本日の装備
(これはゲームキャラのコスプレであって軍装ではない)

毎度毎度の敵兵です。
今回靴の準備が間に合わなく手近にあった青木のD300を引っ張り出して来たのだが、
勝手数か月放置してた間に何がしかの化学変化が生じたらしく慣らし履き時に流血したのが
非常に快適な履き心地に進化しており、天変地異の前触れかなんかかと思った。

製造時の鞣し剤か、一応塗り込んだオイルが経時で変質して革が柔らかくなったんじゃないかと思う。
いやマジでJの茶革半長靴と違って疲労骨折しそうな勢いで磨いたり常軌を逸した慣らし履きしたりしてない、
ほったらかしてただけ。
本日の一番のミステリー。


フィールド全景(デザートユニオン様)

傾斜地にあるので高台から一望できるので観戦するには最適な立地でした。
ちょっと駐車場が離れてて搬入が辛い。


フィールドの中こんな感じで川ですよ川!

豪雨のためBB弾が出る銃の持ち込みを早々に放棄して軽装でコスプレだけしに行った。
ガンプレイショーでモブ役やったのが唯一の戦果。



限界ランチ(写真は実物です)

弁当の購入や持ち込みも放棄したので適当に家にあった缶詰である。

  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:59Comments(0)オタ道楽

2020年10月12日

M57に関してわりと重大な新発見があった

https://modernfirearms.net/en/handguns/handguns-en/japan-semi-automatic-pistols/new-nambu-m57a-m57b-m57a1-eng/
上記サイト参照

「ニューナンブM57」ですが、今まで「ニューナンブM57Aの試作品の個体差」と認識しておりましたが、
明確に刻印が確認できる写真が掲載されており、”独立した個別モデル”と認識を改めねばならないようです。
一方的に尊敬している他所様のブログでも「M57」は「M57A」の試作品とされており、俺もそう思ってました。


「ニューナンブM57」

口径9mm(推定9x19mm)
全般的な形状は米国M1911A1短銃に類似。
マガジンキャッチがコンチネンタルスタイル、グリップセイフティが無い等の外見から識別できる相違点有り。
グリップ形状など処理がこなれていて量産品っぽく見える、採用されたと言う情報は無い。
海外向けの輸出カタログ(英語)が制作されたと言う情報があり、上記リンク先の画像も英語カタログの物。
明確に「model57」刻印が確認できる。
モデルナンバーから推測される開発時期は1957年と思われる。

「ニューナンブM57A」
口径9mm(推定9x19mm)
マガジンキャッチがボタン式になったが下の方にある(ベレッタ等の外国製拳銃でも類似例がある)
グリッププレートの形状やマニュアルセイフティレバー形状がかなり異なる。
「M57」よりも仕上げが荒々しく試作品っぽい形状である、明確に「model57A」刻印が確認できる。
ソ連トカレフTT-33短銃の様に内部機構がユニット化されている分解写真を確認している。
「M57」よりも開発年次は後になるのではないか、と言う疑問が今回浮上した。

「ニューナンブM57A1」

口径9mm(9mmルガー刻印があり9x19mm確定)
一見して「M57」「M57A」と異なる外見であり識別は容易。
P220とのトライアルに提出された物で1981年のGun誌にレポートが掲載されており、
開発年次はその少し前(1970年代後半~1980)と推測されます。
ソ連トカレフTT-33短銃のようなユニット化された内部機構の写真が確認でき、
その影響でシングルアクショントリガーとなっている物と思われます。
写真の個体とトイガン(無可動レジンキャストモデル)化されている物でスライドストップレバーの
形状が全く異なるが、試作品のための個体差であると思われます。
M1911系のバレルリンクではなくSIG系のエジェクションポートと噛み合うタイプのロックドショートリコイルで
ある事が外見から識別でき、「M57A」とは別物と言えるレベル。

「ニューナンブM57B」
口径.32(推定.32ACP)
紛らわしいが上記三種(M57、M57A、M57A1)とは別物で使用実包も異なる。
コルト.45オート(M1911)とコルト.32オート(M1903)くらいの差がある。
有鶏頭ハンマーになっている以外はブローニングM1910短銃に類似した外見。
画像の物は普通のウッドグリップであるが、一部モデルは透明な樹脂グリップが装着され
弾倉内の残弾が確認できるようになっていた。
またワルサー社製短銃の一部にあるようなローディングインジケーター機構を有する模様。
内部機構に関しては文章のみの情報であるが、ブローニングM1910短銃の様にバレルブッシングを回転
させて抜き出す方式の模様、銃身は固定式とあるのでストレートブローバックと思われます。


「新南部45口径オートマチック」

昭和の古本以外での情報未だ無し、米国M1911A1短銃と外見上の差異は殆ど無い代物。
グリップパネル形状が手彫りの試作品っぽい雰囲気。
ライセンス生産の計画があったのか、或いは損耗分の補充用として限定生産した物だろうか?
同じ年代の豊和工業ではM1カービンの製造・輸出の情報があり、新中央工業(当時)も試みていた可能性はある。
結局のところ昭和の古本以外の情報を発見できず、推測の域を出ない。
  


2020年10月09日

読書感想文


なんか8日の時点で届いていた、大日本図画の「シャーズパイロット」滝沢聖峰著

表題作は珍しい(初劇画化との事)イラン・イラク戦争のF-14戦記ですね、
手塚治虫の漫画(ブラックジャック)で「イル国とイラヌ国の長い戦争」とか出てきましたが
実際に8年間も続いてて長い戦争で、俺も子供のころTVのニュースで外国の戦争として
リアルタイムで報道を見た記憶があります。
”現代兵器”(とは言え昭和なんですがね)の戦争であり、珍しい西側兵器同士の戦いで
非常に興味深い物があります、あとがきで作者自ら語ってますが滝沢聖峰の現代航空機は
非常に珍しく見どころがあります。
それ以外は模型雑誌の片隅に載ってそうな短編集ですね。

”萌えミリ”路線以外のミリタリー劇画ってかつてのコンバットコミックが無くなってからは
模型雑誌の片隅以外に受け皿ってあるんでしょうか?

表紙の見返し部分には過去作品の紹介もありましたが、なんかこれ随分懐かしい気がする。

ともあれミリタリー劇画好きなら絶対に読んで損は無い話です、”萌えミリ”全盛の今に読むと懐かしい感じがしてくる。

(文中敬称略)  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 05:25Comments(0)挨拶・雑談オタ道楽