2020年12月06日
すげぇ無理して買った

バトルの末に九四式拳銃(後期型)がやってきたのであった!
正直スゲェ無理してますw
ハートフォード製ですが界隈では有名な習志野工廠様でエイジング加工された逸品です。
使用感マシマシですね、末期的な荒々しいツールマーク加工や錆塗装がなされています。
なおハートフォードの新品状態だとパーティングラインが未処理だったりします。

んでいきなり分解
引き金を引いてもシアーが動かないので整備しました。
しかしまー工具なしでここまで分解できます、手順が独特ですが手早く整備できこれ隠れた傑作!?
後は工具が必要ですがネジ回し(マイナス)一本と押しピン一本あれば通常のメンテナンスには支障ありません。
あと不具合と言うより仕様だと思いますが、前期型と比して安全子がユルくクリック感もありません。

多分この部品(引鐵鉤子)が摩耗してるのが原因だと思う、どう見ても亜鉛ダイキャストなので脆い。
と言うか摩耗で変形してバリが出てる。
多分バリを削り落とすだけで復帰すると思いますが、削るの失敗すると取り返しがつかないので
今回は注油のみで対応、8割くらいはちゃんと動作するようになりました。
今回情報提供があり「勢いよく遊底を閉鎖すると動作不良を起こさない」と言う話でした。
この個体でも同じ現象が発生していますが、遊底の閉鎖不良ではなく引鐵鈎子の嵌合不良が
衝撃(振動)でクリアされてるんじゃないかと思います。

前から持ってた前期型と比較。
正直今から買う人はタナカの奴買った方が良いと思いますw
同じ金型で作ってるようですが、仕上げは後発だけあってタナカの方が良いように見えます
(ネットで画像検索しての感想)