2024年10月04日

【9月日記】浜田式(一式拳銃)がやってきた!


ハイ左面!


ハイ右面!


ハイ上面!
パーティングラインと言うかなんと言うか豪快にゴリゴリ削れてて草


ハイ底面!
マガジンボトムゴリッゴリで草


良い所というかなんと言うか木目まで再現されたフェイクウッドグリップ

つーかコレ個人メイドのキャストキットなんですが、多分六研の無稼働キャストが原型ですね。
浜田式の立体模型は中田社長のコレクションにある六人部さんの作成した原型と中田商店製のアルミ文鎮、
あとは六研から発売されていた無稼働プラキャストモデルしか知らんかったので安価な立体物が入手できて
ちょっと嬉しいドスエ
5000円と書いてありますが1円とご祝儀4999円にまけてもらいました(笑


そしておまけようつべ

浜田式の分解動画、正直雑に「ブローニング(M1910?)のコピー」、少し詳しくても「オルトギース拳銃のコピー」と
紹介されている事が多いが、分解方法は独特でスライド末端にあるプレートを下に引き下げて行っている。
比較用にオルトギースとM1910の分解動画も張る


全体的なシルエットとバレルを90度水平回転させて分解する機構はオルトギース拳銃が酷似している。
浜田式と異なりグリップセイフティを有する、マニュアルセイフティっぽい部品がテイクダウンレバーとなっており
操作してスライドを外している。
結構異なる構造で浜田式は「コピー」と言うには似ていないと思う。


ブローニングM1910であるが、マルシンとコクサイからモデルガンとしてモデルアップされており、実際に
分解した事がある人も多いのではないかと思う。
まず初手でスライド先端のブッシングを素手で回転させており構造が違う事がわかると思う。
簡単に分解できるのは良いが、簡単に分解できすぎてしばしばブッシングをバネ圧で射出してしまう、
モデルガンがヤワな素材だから、というだけでなくバネ圧が強い筈の実物でも素手で回転できる程度の
テンションで固定されている。
バレルの固定は回転させてミゾにはめ込む方式でオルトギースや浜田式と異なる事が判ると思う。
またグリップセイフティを有する。



  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:01Comments(0)大日本帝国陸軍大日本帝国海軍トイガン・デコガン

2022年12月08日

特報


Posted by 猿野半長(転職したい) at 22:42Comments(0)大日本帝国海軍

2020年12月08日

眠いので


Posted by 猿野半長(転職したい) at 22:11Comments(0)大日本帝国海軍

2020年10月30日

アルゴ舎製十四年式拳銃

なんか予約してたのが忘れた頃に届いたのであった。


まーアルゴ舎の水鉄砲なんですがね!
相変わらず造形は良いです。
モナカ構造で可動部は無いですがちゃんと塗装されてて質感が良く今にも動き出しそうな雰囲気があります。
持つと軽いんですがね!

安全装置の表示が「火・安」じゃなくて「水・安」だったら笑えた(いや、それだったら買わなかったかも知れんけど)
良く出来てますがモールドのみのダミーで動きません。



裏側です。
昭和18年とか刻印がありますね。
後期型の特徴を再現しております。
マガジンキャッチもモールドのみのダミーで動きません。
水鉄砲だしな!



排莢口のあたりがパーティングラインが目立ちますね。
コスト的に止む無しかな、と。
銃口部分は彫り込んでありライフリングの表現があります。
水もちゃんとチュコチュコ出ました。


銀色に塗装されてて動きそうですが弾倉も当然一体成型のダミーで動きません。
底部には注水口があります、色が赤で凄く目立ちます。
ランヤードリンクがあるので拳銃吊り紐を装着することが可能です。
コスプレでホルスターの中身に困ったらコレでどうでしょうか?

気が向いたらグリップの木目調塗装とか安全装置の作動痕の再現とかしてみようかと思っています。


ちょっと長い文章を書いてくるのでまた。
  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 02:01Comments(0)大日本帝国陸軍大日本帝国海軍トイガン・デコガン

2020年08月27日

なんか一か月更新が開いたので埋め合わせ日記

こんちくわ猿野ちゃんです!まだ死んでません!
実は転職したんですが締め日の関係で今月無給なのでヤバイです!(むきゅー!)
イベント中止でダチと会えないのでネタもないです!
ので、ようつべで画像検索したので紹介日記です


タイトルだと十一年式、九六・九九式となってますが、相当数のチェッコ機銃が混じってますね



現存する九六式軽機関銃の実射動画
マガジンは自重で落下しません(上なので)
プリズム眼鏡とか凄く凝った作りで面白い


なんかのゲームにそんまま登場してるらしいですが、MG13のマガジンを装着していると動画で明記されてますね。
武器の持ち帰りは黙認したが弾倉の持ち帰りは制限したので現存数が少なく高騰しているため代用品が多々考案されているとの事。
んでまーこれは九九式です
個人的には九六式の方がちょと好きかな、マジで違い覚えたのつい最近なもんでw




番外


外国映画の狙撃シーン集らしい、10分50秒くらいから注目
ブレンなんて狙撃銃あったかな?と思ったら普通にブレンガンで狙撃し始めましたよ!  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:35Comments(0)大日本帝国陸軍大日本帝国海軍

2020年07月12日

日本軍/自衛隊小銃覚え書き

個人用メモ、備忘録です(´・∀・`)

【室町後期】
種子島銃の伝来以前に既に差し火式の棒火矢が存在したらしい
(もののけ姫のアレの元ネタ)

【戦国~江戸後期】
総称して和銃と称される物が存在した訳であるが今回割愛する

【幕末期】
予算が無い藩では戦国時代の鉄砲足軽そのまんま、一方では当時の最新式の
後装式ボルトアクションライフル銃まで存在し、銃器博物館の様相を呈していた。
種類が多すぎるので気になる物だけピックアップしておく。

火縄銃
燧石式ゲベール銃(フリントロック式)
管打ち式ゲベール銃(パーカッション式だがライフリングが無い)
ヤーゲル銃(初期のライフル銃だが装填が困難で発射速度が遅い)
ミニエー銃(ミニエ弾を使う銃の総称だったらしい)
シャスポー銃(初期の後装式ボルトアクションライフル)
スペンセル(スペンサー)銃(陽だまりの樹で幕府歩兵が使っていた物)

【明治建軍期】
スナイドル銃(幕末期から既に輸入されていた物、日清戦争まで二線級装備として残存していた)
マルチニー・ヘンリー銃(日露戦争でも海軍兵が使用している写真があった)

【明治時代】
十三年式村田銃(金属薬莢を使用する後装式単発ボルトアクション)
十八年式式村田銃(同改良型)
二十二年式式村田銃(8mm口径、通称連発村田銃、チューブマガジンだった)
三十年式歩兵銃(6.5mm、固定弾倉式)
三十年式騎兵銃
三十五年式式海軍銃
三八式歩兵銃(実は日露戦争には間に合っていない)
三八式騎兵銃
四四式騎兵銃(固定式銃剣と叉銃鈎が付いた物、大別して前期、中期、後期がある)

【大正時代】
試製狙撃銃(WW1の情報からか既に大正期に試作が始まっていた模様)

【昭和時代】
三八式短小銃(試作もしくは戦後改造品と思っていたが、どうも日本軍での実戦配備写真があるらしい(未確認))
三八式砲兵銃(これは歩兵銃を戦後に中国大陸で改造した物の俗称らしい)
仮称・脚付き歩兵銃(三八式の最後期型、九七式狙撃銃のような短脚が付いている)
九七式狙撃銃(三八式ベースの狙撃銃、刻印が異なり脚が付いている)
三八式改狙撃銃(製造工程で特に命中精度が良い物を選別して狙撃銃仕様に改めた物、刻印が三八式)
九九式(長)小銃(7.7mm口径の歩兵銃サイズの物)
九九式(短)小銃(歩兵銃と騎兵銃の中間程度の長さ、7.7mm口径、前期、中期、後期、末期に大別できる)
特式小銃(海軍が独自に制作した物であるが、外見上は九九式の後期型である)

試製自動小銃・甲号(小倉工廠)
試製自動小銃・乙号(瓦斯電)
試製自動小銃・丙号(日特金)
四式小銃(海軍が制作した物でM1ガーランドの動作機構をコピーしている)

【予備隊・保安隊・自衛隊時代】
九九式小銃改(薬室をボーリングして米軍の30_06弾を使用可能にした物)
スプリングフィールドM1903A4(狙撃銃)
M1カービン(予備隊創設時の主力小銃、実はライセンス生産も行っていた模様)
M1ガーランド(近年まで儀仗隊用に残存していた)
M16(試験用、A1ではない)
AR-18(仕様が異なる物が試験されていたが不採用)
64式小銃(みんな大好きバネピンちゃん!)
89式小銃
M4A1カービン(特殊作戦群のみと思われます)
5.56mm特殊小銃(b)(HK416と思われます)
20式小銃(New!)  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 03:11Comments(0)自衛隊(予備隊/保安隊)大日本帝国海軍

2020年01月13日

浅草ビクトリーショー参加




インスタ蠅!(挨拶)
体調がイマイチで体力に自信なかったのでコヌプレイは無し。
身体は楽だったがその点は不満であった、俺もう老人だわ、体力年齢は+20歳くらい。


購入物1、謎牧場。
大先輩の某氏の遠征土産である、実費で購入。
普通に国内で買うと二マソ円近い代物であるが流通大手の某コストコで買うと安いのであった。
「アーバンアサルト21」で検索すると山屋とかアウトドア系の人が詳しくレビュー書いてる。
別に軍装品じゃなく普段使える便利リュックとして購入した物なのミリタリーカラーではない。

個人的な感想としては非常に使いやすい感じ、Y字ジッパーは大きく開く上に止水ジッパーで防水性も有り。
内容物が動きにくい上にストラップも工夫され重量が分散され実際よりも軽く感じる。
通勤通学と言った普段使いには実に使いやすいサイズ感だが、コスプレイベントで装備一式詰め込んでいくような使い方には容量が絶対的に足りない。
レンジャー背嚢みたいに大きい背嚢の中に入れておいて、軽装での偵察行の時に小型の背嚢だけ持って行くような使い方をしたら便利そうである。
ああ、これミリタリーグッズとして買ったわけじゃなかったわw
つーこって普通に普段使いに使います。


買った物2、明治型事業服(SIBERIA製)
これ俺の爺ちゃんの写真で着てた奴だわマジで、という事で買う以外に俺に道は無いのであった(爆散)



最大の特徴としてはセーラーカラーな点ですね。
二種の装飾なしバージョンみたいな感じです、色々と細かい場所違いますが。


折メス用のポケットがあります、昭和型の事業服だと違う仕様なんですが、当時の資料に載ってた図版によるとこれで正しい模様。
個人的には改造したいけど資料的に正しいのはこっちの形状だったのでええかな~、と。
しかしまーこういう単純な服は自分で手を入れると愛着がわきます、これも愛着マシマシで扱います。


ズボンは水兵袴になってます、所謂二種軍装と見分け付かない。
ちょっと股上が低くて履いてて落ち着かない感じがする。
サイズはSMLの3サイズ展開でLサイズで少し俺には大きいです(縮みを見越した購入)



腰ヒモは後ろ腰に縫い付けられたタイプです、どうも実物もこうらしい。
個人的には腰に隙間が開くのであんまし好きな形式ではないですね。
昔に中■レプの水兵袴は違う形式に改造してしまった、これも改造しようか迷う。


展示品のウラルサイドカー
ゴツくてカッコイイ、俺が富豪だったら衝動買いしてたであろう。
どこかの石油王さん、油田一つ下さい。


展示品のM2重機関銃、31マソ円程らしい、思ったよりかは安い(俺が買えるとは言ってない)
どこかの石油王さん、油田一つ下さい。


ノーチェックだったんだがCYMAのマグプルAKにショートハンドガードモデルが出ていた。
俺が富豪だったら歩兵連隊が編成できるくらい大量に買っていたと思う、どっかの石油王さん、油田一つ下さい。
正直新品のディスカウントで結構安かったんだが、今の俺にとっては十分大金である上に、微妙に欲しい仕様と違うので凄く揺らいだが結局買わなかった。

本体はノーマルなAKMでストック・グリップ・ハンドガード(+マガジン)だけマグプルタイプになっている物があれば即買いだったな、
アウターパーツのバラ売りを組めばそういう仕様に出来ると思うが、軍装コスプレ用ではないので購入目的が不明瞭でそこまで投資するに見合うか悩んで最終的に買わなかった。
しかしまーそれはさておきマグプルAKは好きである、老兵が近代化パーツでパワーアップして新鋭と渡り合うとか萌え萌えシチュエーションである。
とは言え金が無いので無理。

つーこって寝ます

  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:51Comments(0)大日本帝国海軍

2019年05月27日

【奉祝】海軍記念日

寝てました( ´∀`)  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:59Comments(0)大日本帝国海軍

2018年10月10日

10/07与野大正時代祭り

前週から風邪を引きずってて当日も昼まで寝てた。
なんか知り合いが参加しているとの情報もあったので夕方の終わり際に到着。
なお当人は和装でブラブラしていただけである。
書生のコスプレと間違われたが、俺は平成の和装おぢさんである。



陸軍



海軍

久しぶりに軍装したくなったが、準備してないしエントリーしてない。
当日も昼まで寝てたし行ったのは想定外であった。

その後は飯屋で舌鼓を打ちつつ将来の展望について語り合ったのであった。(完)  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 22:21Comments(0)大日本帝国陸軍大日本帝国海軍

2018年07月11日

奉天工廠製だと思うョ!


 本日のBGMはコレでお願いします。

\デデーン/

 つーこってこんちくわ、皆様の猿野ちゃんです。
 どう見ても三八式です、本当にありがとうございました。



 なんか因んだヒネリの利いた事でも発言してみたいところだが、俺にとって軍用ボルトアクションの
ワールドスタンダードであり、基準モデルであるので特に言う事は無い。
 多分3rdロットだと思う、他の人がネットでアップしてる1stとは異なる感じ。


 メイドインチャイナがシールになったョ!
 この辺がロット差による最大の違いかと。
 速攻で剥がせる我々にとってはとても性能の良いシールです。


 他所様のブログで拝見した初期ロットのS&T三八式はシリアルナンバーの下にハッキリクッキリしたプリントでメイドインチャイナでした。
 なお見た目は良いですが弾倉はダミーで実マガジンは別な箇所にあります。
 画像は撮影してない。


 KTW製プラ製バヨネットを装着、ガタガタしまくりますが写真撮影でポーズ取る程度なら十分でしょう。


 撮影のために変な持ち方してたら金具が脱落して銃床に傷が・・・
 この固定方法は結局九九式になって改良されてる点なのである意味忠実再現なのかもしれません。
 まー代わりに表面仕上げの具合がわかるかと。
 初期ロットよりも落ち着いた色調でオイル仕上げっぽく見せてるニス塗りです。
 気が向いたら剥離してアマニ油塗ります。



#気になった点箇条書き
 添付のチェック表によると初速が高くGスペック並みである。
 ホップ調整を行っていないのが原因かもしれないが、下に傾けたところ弾ポロした。
 実マガジンはバネで飛び出すギミックがある。
 マガジンへの手動装填は行いにくい、BBローダー等の付属は無し。
 コッキングは行いやすい、遊底覆の影響で少し動作音が大きい気がする、ストロークはやや短い。
 弾道が素直でスコープを付ければスナイパーになる・・・、って他所で聞いたけどどうなんだろう?期待していい?
 スコープマウントは無い、九七式狙撃銃変身キットみたいなのも無い、社外品に期待。


#気になった点箇条書き2
 照星はガード付きのピラミッドタイプ、後期型?
 照門は浅いVノッチ、現代銃と異なり一見使い難そうだが思ったより狙える。
 床尾板はプレートタイプ、前期型?
 三八式も製造時期で微妙なバリエーションがあるが正直把握してないので前期とか後期とかアテにしないように。
 三八式刻印や菊花紋なども再現されており刻印は謎シリアル以外はかなり良好。
 安全装置がライブ、分厚い防寒手袋をしてても操作できるゾ。
 三人集めて叉銃したい。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 05:14Comments(0)大日本帝国陸軍大日本帝国海軍トイガン・デコガン

2018年05月29日

艦隊コレクション(平成三十年海軍記念日)


 そのまんまですね、そうですね。


 つーこって平成最後の海軍記念日なので行って写真とってきた、デジカメ忘れたけど。


 一応表題にしたので観戦模型の展示を最初に。
 現用艦艇ですね。


 この辺は昭和期の艦ですね。


 これは常設展示のミュージアムモデルですね。
 前弩級戦艦です。


 模型展示とは言え珍しいのは超甲巡
 大和に似てる





 人が多かったのと体調が悪かったので早々に撤収したけど甲板とか艦橋の写真四枚。
 大体複製かアルミラントラトーレの部品。
 アーマー溶断した痕跡とか探すと見つかるんですがね~




 再び艦内、動くパノラマ模型。
 これ俺が初めて行ったときから有る気がする。
 水柱が壊れて何本か動かないのも昔からな気がする。




 これは割と近年になってからの展示
 VR日本海海戦、あとよくわかんない操艦ゲームがあった。



 常設展示、なんかコレ海外ドラマで戦闘旗として掲揚してた気がする。
 実際には将旗ですね、比較用に海上自衛隊の物も撮影してきました。


 常設展示、ペンネント屏風。


 常設展示、なんかゴージャスな部屋。



 これ昔は無かった気がするんですけど、長官室に副砲が据えてあります。
 戦時には艦長自ら操砲して戦います(嘘)
 つーかこんな場所に操砲員として配置されたら色々と大変だと思う。
 復元としてどの程度正しいのかは知らない。



 艦内神社の隣にこんな物が
 つーかまあ終わった後で案内して貰ったんですが地アニメとして相当プッシュされてるようです。
 おぢさんはオタクですが実はチェックしてません(暴露)


海上自衛隊音楽隊、移動したので最後まで聞けませんでした。


つーこって退却ー
なんか汗が止まらなかったけど、自律神経の失調だと思います。


  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 02:17Comments(0)大日本帝国海軍

2018年03月23日

日本軍/自衛隊機関短銃覚え書き(随時更新)

試製自動小銃も書いたので機関短銃も書いてみる。
正直昔に読んだ書籍と今回のWeb検索で情報が変わっていたり、そもそも昔の書籍の情報も錯綜していて違う本にまったく違う事が書いてあったりして素性が全然わからない。
今ならアジ歴とかで一次資料もその気になれば探せるんだろうが、まあその辺は宿題という事で。
間違っていても一切責任はとらない、後から情報が入れば随時更新。

今回混合して書いてますが
「自”働”短銃」=大正~昭和初期の古い名称
「機関短銃」=旧陸軍
「短機関銃」=旧海軍・自衛隊
「機関拳銃」=警察
だと思われます。
いずれにしても独語の「MaschinenPistole」の翻訳でしょう。

・昭和二年頃
試製自働短銃

「機関短銃」「短機関銃」の訳語が無かった時代の物。
自動ではなく自”働”は古い表記の模様。
昭和2年には試作に入っていたとの事でかなり早期に国産化計画があった事が伺える。


SIGベルグマンM1920(ベ式短機関銃)


ベ式と言う割に素直にドイツ製ではないのは第一次大戦後の政治的理由らしい、SIG社のライセンス生産品。
一方で陸軍造兵廠によるライセンス生産品との説もあったが真贋不明。
海軍陸戦隊が使用している写真が多いが、陸軍向けのベ式も存在したという情報もある。
銃剣は輸入品ではなく三十年式銃剣が装着可能な改造がなされたJP仕様である。
なお口径は9mmパラベラム説と7.62mmモーゼル説がありよくわからない。

映画「ミカドロイド」に登場した「ベ式テラ銃」(蝶番式折り畳み銃床)はリアリティがあるが架空銃。


ステアーゾロターンMP34(ス式短機関銃)

当時の教本に「自働拳銃ベ式、ス式」の記述があり、海軍将兵が所持しているかなり鮮明な写真もあり確定。
以前に無可動実銃を拝見させて頂く機会に恵まれたが(思わず丁寧語)マガジンハウジングにローダー機能が付いているのには感心した、
凝った作りの高級品と言える、なお着剣装置は最初から有しており、写真では輸入銃剣を装着していた。


他にも欧州製の輸入機関短銃が存在したらしい(要追加調査)


・昭和十年~
試製一型(仮称)

名称が正しいのかわからない、昔の本には「試製南部式機関短銃」として紹介されていたが”二型”も南部銃製作所(中央工業の前身)らしい。
UZIのようなグリップ内マガジンになっており近代的な印象を受ける、短機関銃として世界初?!
前傾した特異なグリップ角度は8mm南部弾のテーパー角に合わせた物と思われます。
他の口径(.25ACP、7mm南部、.32ACP等が挙がる)の試作型が存在したとの情報あり。
特筆すべきは試製九五式実包(小銃弾を切り詰めた6.5mm弾)が検討されたとの情報あり。
現代のPDWの先祖と言える代物になり得たかもしれないしなくもないかもしれない。


#2025.2.24追記
ネット上に点在する断片情報のツギハギを想像で補った物であるが、試製九五式実包から8mm南部弾へ改造された
二型の写真が残っておりネット上で公開されていました。
先行して計画された一号プロジェクトが試製二型で後発の二号プロジェクトだった物が先んじて完成したため
”試製一型”の名称が与えられたのではないかと思われます。

戦車兵などの自衛火器として計画された小型版が一型で歩兵部隊などが野戦で使用するやや長射程な物が二型…か???
なお英軍が戦車兵用自衛火器として試験しており1935年に購入した記録が残っているそうです。



試製二型(仮称)

昔の書籍では「試製二式機関短銃」として紹介されていたが、どうやら二型の方が正しい模様。
皇紀2602年の試作ではないらしい。
一型、二型、三型で近い時期に三案試作のコンペディションであったと言うのが有力仮説である。
独自のエアバッファー機構が有るらしいが分解図面とかを見た事が無いのでよくわからない。
どうもアッパーレシーバーがボルトと一体で自動拳銃のスライドの様に稼働するらしい。
着剣装置などが異なる車載型と呼ばれるバリエーションモデルがあり、そちらは大東亜戦争後期に検討された物らしい。
恐ろしくSFチックな外観をしている、稀にブルバップ式に類してる書籍があるが違うと思う。

#2025.2.24追記
「ブルバップ」は英米軍が付けたニックネームらしいと言う説が急浮上!!!!!!!!!!!!!!
現代銃器用語で言う「ブルバップ」ではなく単に「短い銃」と言うだけの意味でつけられたニックネームらしい。
少し長い物、二脚を有する物、試製九五式実包を使用する物、着剣装置を有する物(仮称・歩兵型)、
着剣装置を廃し先端が金属で補強され薬莢受け金具を有する物(仮称・戦車型)などの写真が残っている。



試製三型機関短銃(一〇〇式試作型)

どうも一〇〇式の原型が試製三型で三案競合試作説が有力ではないかと思われます。
一〇〇式のプロトタイプも三型、改修三型甲、改修三型乙を経ている模様である。
それぞれの特徴に関しては信頼できる資料が無いため触りだけに留めるが、着剣管が伸縮したりしなかったり
二脚が付いたり外れたりと色々と試行錯誤の末に一〇〇式機関短銃(前期型)に至った模様。
ベ式、ス式のような木製曲銃床で一型・二型と比してクラシカルで堅実な形状をしている。
どうも制式前に実戦配備されていたという話も聞く。

#追記
「南部式教練機関銃」(演習時に空包を鳴らすもの)との構造類似性が指摘されており、
確かに酷似した機関構造となっている。
試作段階では残存していた二脚に関しては教練軽機の設計流用の側面が大きいと推測。



・昭和十五年(1940、皇紀2600年)

一〇〇式機関短銃(前期型)

伸縮しない着剣管とバードゲイジ型のフラッシュハイダーが特徴である。
空挺部隊向けの折り畳みストックバージョンが別に存在する。


一〇〇式機関短銃(後期型)

着剣管が廃止されバレルジャケットとフラッシュハイダー先端を利用して直接銃剣が装着可能になった。
フラッシュハイダー(マズルブレーキ?)は上下左右非対称の変則バードゲイジ型になった。
内部構造も若干簡略化されたと聞くが分解図面等を見たわけではなく正直よくわからない、要追加調査。
前期型と後期型ではマガジンキャッチ構造が異なり弾倉の互換性が無いらしい。
さらに細分すると一〇〇式機関短銃末期型が存在する。

~~~~~~大東亜戦争終結の壁~~~~~~

トンプソンM1A1

米軍供与品、航空自衛隊でつい最近まで残存していた。
2016年ごろに廃棄予算が計上されていたので溶鉱炉行きになったと思われます。

11.4mm短機関銃M3A1



陸上自衛隊で現役、どうも車両の備品扱で90式戦車以前の車両にはまだ残存していると思われます。
M3A1と言う名称だがM3が普通に混在している。
画像検索すると新迷彩でM3(A1でない)を携行している自衛隊員の画像がトップに出る。
世界的にかなり好評な短機関銃で、自衛隊関連書籍でも高く評価されている。
なおフィリピン軍が21世紀になってわざわざ新規採用している。


ニューナンブM65/66

画像はM66と推定、カールグスタフM45に類似しているが安全装置が異なる。
名称的に'60年代の試作と思われます。
おそらくはニューナンブM57A拳銃と共に拳銃弾の9mm化を進めたかったのだと思われますが、当時はまだ米軍が45口径だったのが大きく影響していると思われます。
不採用。

参考・カールグスタフM45

原型のM45は着剣できます。


UZI(参考)

80年代後半ごろにかけて自衛隊内でも車両部隊用に採用されたと言う噂が出たとの事。
結果としてM16やAR-18と異なり試験をされたと言う具体的情報も未発見である。
土浦の武器学校に展示されている物に尾鰭が付いた物と思われます。
なおUZIには着剣装置が標準装備されてます。


9mm機関けん銃

エムナインと言う愛称がつけられているが誰も言わない。
短機関銃でなく”機関拳銃”という名称なのは直前の時期に警察が採用したMP5に引っ張られた説が有力。

高性能機関拳銃

普通にMP5(具体的にどのモデルかは未確認)である、海上自衛隊特別警備隊(SBU)での使用写真が存在。
現代に至るもMP5の牙城は揺るがない様だ。


4.6mm短機関銃(b)

平成23・24年度の調達目録にヘッケラー&コッホ社製の短機関銃が記載されていた。
名称からしてMP7A1以外想像できない。
一般部隊での装備写真や目撃情報などが存在せず、恐らく特殊作戦群のみの配備と思われます。
なお、画像の銃剣つきMP7は外国製トイガンだと思われます。
専用の着剣装置は有しませんが、ピカティニーレイルに装着する銃剣が外国に存在する模様です。

どうでも良いですが着剣装置を有するサブマシンガンがさも日本軍のみの異常な特異現象かの様に吹聴する層が
存在しますが、外国製サブマシンガンで着剣装置を有する例は多々存在し別に珍しい存在ではありません。  続きを読む


2018年01月19日

【ネタ切れ企画!】カテゴリー別好きな物ベスト3

ネタ切れなのでミリタリー関連物で好きな物をピックアップしてみた。
俺が好きな順であり判断根拠は独断と偏見以外の何物も介入していない。


好きな戦闘車両ベスト3
一位74式戦車

 キレイな避弾経始が実現された戦車でもっともスタイリングが好きな戦車である。
 八九式から始まる日本戦車の最終進化形態が74式だろう。
 文句なしに一番好きな戦車。

二位T-90

 T-34やT-55あたりのソ連戦車の最終進化形態はT-90だと思う、いや今も系統モデルの進化続いてるけど。
 なんか砲塔の外に色々ついてるのがかっこいいよね。

三位九七式軽装甲車

 小型でかわいい、自家用車にしたい。
 誘導輪が接地してて戦車よりも自走砲っぽい。


好きな戦後軍用機
一位MiG-29

 理屈はよくわからんがかっこいい。
 Su-27マニアに武骨とか言われたがシャープでエッジが立ってる気がする。
 旧世代のソ連ジェット戦闘機は漫画太郎が描いたようなスパルタンな雰囲気があったがそれとは異質。

二位F-14

 仕方ねェーじゃん(小林原文風発音)
 アフターバーナー(SEGA)世代だし昔は自宅の上空飛んでたし。
 
三位三菱F-1

 F-15やF-4を押さえて国産機枠でノミネート
 エルエス(アリイ)のプラモのボックスアートが凄まじく煽情的でした。
 
次点A-4


地上展示しか見た事ないけどコレは傑作機だと思う。
俺が石油王だったら自家用機として乗り回してみたい。


次々点F-CK-1経国

 双発なのでF-2よりか空自に適してそうに見える。
 まあ現実に自衛隊が導入するかは別問題だけど。
 見た目は好きだぞ。

 なんかいきなり5位まで発表してしまったが、トーネードやF4ファントムあたりも好きである。
 これでも大分絞った。


好きな戦前航空機
一位零式艦上戦闘機22型甲

 小学生の頃の夏休みはハセガワ1/72プラモを作って最終的に投げて破壊するのが恒例でした!
 つーこって一番好きだったのは「ゼロ戦」ですよ、他の同級生はムスタングとかメッサーシュミット作ってた。
 新型エンジンカウル、長い主翼、突き出た20mm機銃と一番カッチョイイのは22型甲であると当時から確信していた。


二位九六式陸上攻撃機23型

 この写真カッコよすぎィ!
 流麗なボディライン、誘ってるとしか思えない双尾翼、ムキムキマッチョな機銃塔、全てがかっこよすぎる。
 ハワイ・マレー沖海戦や桃太郎海の神兵で九六式が使われてたのは多分かっこいいから。
 新型兵器を海軍が出し惜しみしてたからじゃないと勝手に思い込む。

三位一〇〇式司令部偵察機Ⅲ型

 「戦法としては卑怯だが飛行機としては凄い機体だ」

 なんか日本に偏ってますが気にしない事に。
 俺が好きな順リストでしかない。


好きな艦艇
一位秋月型駆逐艦

 長門級戦艦なんかもそうだけど連装砲塔の2×2配置が一番かっこいいと思う。
 うーむ、すばらしい。

二位雷(二代目)
 
 俺の爺ちゃんが乗り組んでいたフネである、他にも伏見宮殿下や工藤艦長など逸話に事欠かない。
 

三位島風(二代目)

 高速を支える高圧缶に重雷装、最新鋭電探、その上同型艦無しと言うまるで日本海軍のガ●ダム。


次点丁型海防艦

護衛任務大事だろオイ
ジーゼルなので航続力が長いので丁型の方に一票

次点一等輸送艦

前半分だけ見ると戦闘艦艇みたいでカコイイ


次点橘型駆逐艦

生産性の高さは合理性である、近代的に思えて好きである。
これも艦隊決戦型ではなく護衛駆逐艦だろう。
6位までなんか発表しているが気にしない方向で。


好きな7.62x51mm級バトルライフル
一位64式小銃

見た目だけなら一番好きな小銃は間違いなく64式である。
まートイガンちょっと分解しただけで泣きが入ったけどな。
見た目の好き嫌いなので俺の独断と偏見以外の価値観は介入する余地無しである、好きなのは64式!以上!


二位M14

 旧態然とした木製曲銃床であるがそこがまたイイ
 一度スポーツ射撃で撃ってみたい銃である

三位FAL

 なんか長っ細くてディテールがメカメカしくてかっこいい。
 日米西独以外のその他のNATO諸国って感じで無国籍な感じもする。
 つーか西独マニアの人には申し訳ないがG3はランクインしなかった、ゴメンネ!
 なお、ドラグノフはなんか別枠っぽいので除外した。

好きな5.56mm級アサルトライフル
同率一位Stg.90

 SG-550の軍用バージョン
 90年代までのアサルトライフルでは間違いなく世界最高傑作だと思う、永世中立はこれで守られている。
 精度に関しては日本での情報はかなり誇張されている模様である。

同率一位89式小銃

 比較対象としてSIGが入ってくるのが厳しい所であるが俺好き度では同率一位である。
 単に日本贔屓と言うだけでなく重量はやや軽くM16系互換の弾倉などの若干のプラス要素もある。
 あと電動ガンの出来は良いと思う。

三位ガリルARM

 一昔前の書籍ではイスラエル=UZIとガリルARMと言った感じであったが、実際のイスラエル軍の画像見るとM16系の方が使用例が多い。
 ARM(アサルトライフルマシンガン)で分隊支援火器よりの銃でRPKに近い分類だろう。
 バイポットとキャリングハンドルが両方付いていてそれでいて折り畳みストックと運搬に関しては凄く気を使われている。
 置いて良し、運んで良し、仕舞って良しである、なお鯖芸あんまししないので撃たない。
 今引き取った物があるので今度レビューしよう。

次点65式小銃

 あーこれアカンわーマジあかんわーGBB出たら買ってまうわー
 つーこって65式である、M16っぽいけど違う。
 台湾軍での愛称は落伍式小銃だったらしい、「62言う事聞かん銃」と争うセンスである。



好きなAKシリーズ
AKは別腹!AKは別腹!
大事な事なので二回書きました。

同率一位AKM

 カラシニコフさんは7.62㎜主義者だったので完成形はAKMだと思っていたらしい。
 AK47と並べると違いが色々あって楽しい、大体の国の軍装に合う。
 と言うかこれ持ってたら現代のどんな服装でもなんかそれっぽく見える。

同率一位AKS74

 ドラグノフほど煽情的ではないがこのスケルトンストックもまたカコイイ。
 すごく凝ったマズルブレーキ(低反動らしい)と運搬時に便利な折り畳みストックが良い。


三位56C式(QBZ-56C)


 いやー、なんでこんなモンがランクインしてるんですかね、不思議ですね。
 最後発だけあって折り畳みストックの構造が良く摩耗しても強いらしい、あと少し全長が短くて持ち運びしやすそう。
 なんか正体不明の謎の特殊部隊とかが身元を隠しながら使ってそう。
 81式や03式よりもAK寄りの構造なので整備もしやすそう?





好きなDAリボルバー

一位ニューナンブM60
 
 Wikipediaに実銃画像がありませんでした。
 まー日本に住んでて一番身近な銃つったら間違いなくコレでしょ。
 それを抜いても飾りっ気が無くて「官公庁用回転式鉛弾発射装置」と言った趣なのが良い。


二位S&W M10(戦後モデル)
 
 コクサイがモデルアップしてたのがコレだったので。
 日本でも使われてた(検索すると画像あり)けど、月刊Gunの読者投稿イラストにあったアメリカの田舎保安官っぽい人が持ってる絵が凄く気に入ってた。


三位S&W M1917

 牛殺しの別名があるらしい、まるで大山倍達だ。
 まー生で見た事は無いけど報道特番とかで見た昔のニュース映像でインパクトが強い。
 第一次世界大戦の銃と言うより戦後の昭和日本の銃。

次点スタームルガーGP101

 トイガンとして全然モデルアップされませんねそうですね。
 メリケン人が実用品として使ってそうなイメージが強い、そこいらに工具と一緒に投げこんでありそう。
 まー小金持ちになったら海外の射撃場で撃ってみたいですね。
 あ、拳銃は.357マグナムよりでかいのあんまし興味ないです。




好きなSAリボルバー

一位コルトシングルアクションアーミー

 うーむ、こんなド定番モデルが好きになるとは予想外であったw
 軍用(M1873)としてよりもなんか曲芸紛いのシューティングショーの印象が強いが、あれはあれで面白い。
 他のシングルアクションリボルバーよりもシンプルな形状で洗練されてると感じる。

二位コルトM1851NAVY

 パーカッション式はパーカッション式で好きなのである。
 遊びで撃つならテマヒマ掛かった方が面白い、これ観光射撃場で撃てる所あるのかな?

三位S&W一番形拳銃

 トップブレイク式でリロードは速いがファニングショットは出来ないらしい。
 まー実際に軍用でファニングショットするかは知らん
 スタールリボルバーが登場して久しく、ダブルアクションが最初から採用されてても年代的にはおかしくない気がする。
 そしてダブルアクションの物も同じMod.3に分類されてたりする。(Mod.4と別に分類されてるのも見る)


好きな自動拳銃
一位コルトM1911A1

 DAD9?何それ食えるの?と言った感じで魔改造されて今も現役な老兵(明治四十四年生まれ)
 これ一丁あれば色々な国の色々な年代の装備に合うのでコスパが良い銃である。

二位SIG/SAUER P220(9mm拳銃)

 P226に近いスライドとマガジンキャッチボタンが無いグリップの組み合わせが自衛隊仕様の特徴
 日本贔屓を抜きにしてもこれはカコイイ、P226、P228などを含めたP220ファミリーの中でもトップに来る。

三位ニューナンブM57A

 こっち採用してれば魔改造して今でも現役だったかも知れない、いや嘘(多分そんままだろう)
 でもまーM45A1があるなら魔改造M57Aを夢想したって許されるだろう。
 


よし終わる、オチはない。  


2017年12月20日

意識低い系刀剣類日記

まー実際の刃物はこのブログ基本的に載せない方針なので当然模造刀に限定されるわに。
普段調べない物を敢えて書くのが本日の趣旨なので歩兵が持ってる銃剣や工兵が持ってる作業用の鉈や斧は除外しわに。
なお本日の日記掲載写真は特記無き物はゾンアマの商品画像の引用わに。
金さえあれば買えわに、どこかに俺に油田の権利くれる石油王はいませんかわに!?

♯なお役に立つ情報とかわいい女の子の画像は最初から無いので刀剣ナントカのチャンネーが作ったページに飛んだ方が多分有益だと思うよ。


一応年代が古い順に

小烏丸

大本は平家の宝刀であり、今は皇室御物となっているような代物である。
切先諸刃作りの刀の代名詞として「小烏丸」として用いられている事がある、有名なので分かりやすいって事だろう。
ちなみに幼稚園か小学生の頃に創作した「斬るのも突くのもできる最強の剣」が小烏丸モドキだった。
とっくの昔に先を越されていたという事である。
元は平安時代なのだが、明治維新の後になって元帥刀として似たようなデザインの太刀が復活してたりする。


五郎入道正宗

刀の名前じゃなくて刀工の名前なのでもう脱線している。
天下に名を遺す名刀工であり実物はとんでもない金額だろう。
俺としては郷土の偉人(の作)なので模造でもプラモデルでもこの際なんでも良いので一度コレクションしてみたいと思っていた。
いた(過去形)
結局のところ其の後にガンマニアからミリタリーマニアへと変節していったので兵隊趣味であり刀剣、特に国宝レベルの名刀にはとんと縁がない、模造も展示品も見たことない。
でもまー画像くらいは調べておこう、なんかこの模造刀、シンプルな拵えで実用本位な感じがしてカコイイ。
現実の正宗がどうなのかは俺なんかよりも刀剣ナントカのチャンネーの方が詳しいのでそっちに聞いてくれ。

突兵拵

いきなり時代が新しくなっているが、幕末期に洋式銃と合わせて帯刀する事を前提として開発された物らしい。
らしい。
画像の物は聞いた特徴や実物とされる物の画像とちょっと異なる。
古写真で明確に確認できる画像は特に見ていない。

村田刀

あの村田銃の設計者の村田経芳が開発した物らしい。
どこまで実物に忠実なのかは知らないが、軍刀拵えに小烏丸(切先諸刃作り)の模造刀が販売されている。
欲しいと言えば欲しいが、どう見ても将校用なので困る。
基本的に兵隊しかやらないので。

三十二年式式軍刀(甲or乙)

あ、これ模造刀持ってるわ、という事で物置の中引っ掻き回して撮影。(なお甲か乙かはよく覚えていない、多分甲)
完璧に片手握りのサーベル様式で剣道とかやってた将兵は苦労したんじゃないかと思う。
帯刀本分者の下士官兵に官給された物なので騎兵や輜重兵装備には必須、もっともその他の装具も色々と異なるので未だに揃わない。
どうも中華人民共和国の方では騎兵用に今でも同じ形式のサーベルを使用しているらしい。

九五式軍刀
#画像無し
これ昔っからずっと欲しい奴、未だに買えない。
大陸の方で贋作作ってるようで、変な色合いの物(通称ケロケロソード)が一時期流通してました。
三十二年式と異なり柄が日本刀みたいな形状(金属製)で白兵戦で強そうです。
それよりも駐爪が強い構造でこわれなそうなのが良いです。


九八式軍刀

多分コレ九八式だと思うんだよ、うん。
たまに兵でも持ってる写真がありますが、写真撮影のために使いまわしたか、粋がって勝手に私物持ち込んだかのどっちかだと思います。
革の鞘覆いは接着されてて外れません、中身は安い模造刀身です。
値段付くなら手放してもいいな、まあ状態良いとは言えませんが。


私物軍刀

私物であるので特定の様式ではない、画像は一番安かった模造刀である。
ただの脇差にしか見えない物そのまんま、或いは革覆いと吊環だけ付けた簡易軍刀拵えなどをたまによく見る。
イキリ軍人が私物の日本刀を持ち込んだのか、写真館スペシャルなのか、意外と写真は見かける。
これはこれでかっこいいと思ってしまう。



#本日の結論
九五式はやがてそのうちいずれかどうにかこうにかなんとかして買いたい。
江戸時代のコヌプレイするならまー正宗にこだわらず実用本位でシンプルな拵えの大小が欲しい。

まーいずれ買う  続きを読む


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:30Comments(0)大日本帝国陸軍大日本帝国海軍幕末・歴史系

2017年12月08日

トラトラトラ







  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:01Comments(0)大日本帝国海軍

2017年12月01日

ピカーーーール

つーか磨いたのはガチで気まぐれである。
なんか無駄に入手時の現状維持にこだわってたので磨かなかった。
決して無精ではないぞ、信じろよ。


退職した人のお下がりをコネで安く譲ってもらった物、PX品(と言って良いのかな、PXで売られているのかはわからないけど、私物装備として凄く人気のある品)で実際に自衛隊で使われていた物なので入手時の現状維持にこだわったのである。
決して無精ではないぞ、信じろよ。
俺の手に入るまでに死蔵されてた期間が長かったのか表面が酸化してよく刻印が読めず、今まで別のブランドだと思ってた。
ヤマトだとずっと思ってたよ・・・


何か調べて見たら昭和10年ごろに発売したらしい。
多分戦前から真鍮磨きに使われてたと思う。


んでまー上のアレはまだ販売が続いてるのでレアリティは特にない。
こっちは旧海軍の実物(伝)である、こっちはこっちでたまに吹く。

なお自衛隊私物はアレだ、落としたマウスピース着けたらゆがんだのか抜けなくなった。
銀蝋付けがはがれそうな勢いなので御茶ノ水まで今度修理に持っていくわ・・・

  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:01Comments(0)自衛隊(予備隊/保安隊)大日本帝国海軍

2017年11月29日

一番形拳銃嚢と弾薬嚢


この前レザークラフトしたの、この前は半日着けて調練してたが完全には崩壊してないぞw
つーか元の菱目打ちで打った穴がズレてた部分だけ負荷が強いのか部分的に切れかけてるw
自分で縫ったのでテマヒマさえ惜しまなければいつでも縫い直せるのでいいや。


んでまーコレ、元はこんなんでしたが革が劣化してて割れました。


大昔の貰い物で、当時は六研の一番形拳銃が入手できると思っておらず持て余して死蔵していたんですが、今となっちゃお宝に化けましたね。
中■商店で一番形拳銃用ホルスターとして売られていた物ですが、南北戦争の写真で酷似した形状の物が映っていたので、その模倣品だと思われます。
日本海軍やアメリカ軍(南北両方とも)のオフィシャルな資料はまだ未確認なんで正直なところ素性はよくわかりません()
ペリリュー島で一番形拳銃が鹵獲されたようなので昭和期まで拳銃嚢ごと残っていたんじゃないかとは思います。


弾薬嚢としてセット売りされていた物。
絶版状態でしたがしばらくはWebで確認できたんですがね、昔のカタログ保存してる筈なので今度なんかで出てきたらブログネタにしますかね。
これだけ幕末装備の雷管ポーチの代用品として長らく使ってました。
一番形拳銃用ならばメタルカートリッジ式になってたので実包をバラで収納していた物と思われます。


裏側のベルトループの取り付け方が違うのでこっちにあわせましたわ。
ある程度ルーズに動いてくれないと困るのでこの方が良いんじゃないかと思う。


本来の中身の一番形拳銃に関しては過去日記参照で。
http://hennahanashi.militaryblog.jp/e835043.html

元が大きい(.44口径)の銃だからか汎用性が高く他の銃も入ります。
まーぶっちゃけ当分の間はSAA入れてると思うんですが。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:01Comments(0)大日本帝国海軍

2017年11月24日

レザークラフトした


劣化して割れたので付け直し、単に余ってるハギレなので色があわないが気にしない。
と言うかホルスターの内側なので縫うの無茶苦茶大変だった。

違うブランドの保革油試してみる予定。
  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:14Comments(0)大日本帝国海軍

2017年11月09日

ラッパの研究

まあ昔習ってて旧軍の実物や自衛隊のPX品持ってるんですがね~
ブログ作った頃には離れてたので今はまともに音が出ません。
あとは自衛隊のラッパのMOS持ってる人にラッパ徽章見せてもらったら現代でも鳩旭日の予備隊マークが入っていた。


陸軍ラッパ(戦前音源)


戸山学校が音質良いですね。

海軍ラッパ(出典不明)

明治建軍期は陸海軍共に同じ譜だったのが独自に改訂してったので最終的に変わったらしいです。
音質が良いので近年の収録だと思います。
戦後録音のレコード・CDや近年のアニメで出てくる場合はトランペットで代用してる場合があるとの事なんですがどうなんでしょうか。



自衛隊ラッパ(日課号音)

これは予備隊時代から現代まで変わってない(と昔聞いた)
防衛庁が出典の音源らしいので多分正確な譜だと思う。


自衛隊ラッパ2(早足行進)

個人撮影ですが自衛隊員が実際に吹奏しているのが明確に判別できる動画なので紹介。

陸軍ラッパ(2)

早足行進(いわゆる進軍ラッパ)
これすき


海軍ラッパ(2)
海軍の早足行進の戦前音源は見つけられませんでした。

音源が新しそうなので海上自衛隊の吹奏ですかね?
海軍の早足行進がちゃんと入ってるのでチョイスしました。



#本日のおまけようつべ

昭和はまだ戦中派世代が残っていたんですよ。  


2017年11月01日

世界各国のパレード行進参考


維新マーチ・宮さん宮さん
活動写真の発明前なので実物がパレードしている動画は無い上に古い音源も入手困難、参考に。
ヤッパンマルスの正体が調べてもよくわからなかった。


大日本帝国陸軍(昭和19年)
1分50秒ごろから。


大日本帝国海軍(昭和19年)
46秒ごろから。


自衛隊(陸海空防大)


カーン・クエスト(多国籍演習、2015年)
モンゴル軍、中華人民共和国軍、チェコ軍、日本国自衛隊、フィリピン軍、大韓民国軍、インド軍、アメリカ合衆国軍(海兵隊、陸軍、ついでに言えば歩調合ってない)、モンゴル軍儀仗隊。


ソビエト連邦軍、1989年。
北朝鮮や中華人民共和国、モンゴル軍など腕を体の前に持ってくる腕の振り方は旧ソ連の影響かと思っていたが、
よくよく見たら殆どの部隊で腕の振り方が違う。
日本でも同時期の旧陸海軍で微妙に差異があるので警察や内務省軍や良くわからない部隊が色々集まってるので異なるのだと思われます。


リビア軍、アップ年は2011年なのでそれ以前、カダフィ政権健在時代。
駆け足行進しか見つかりませんでした、FN2000に注目したい。


スペイン外人部隊(2013年)
こいつら異常に速い、早すぎる、歩いてるのに駆け足行進のリビア軍と同等レベル、早すぎ。


グルジア軍(おそらく陸軍)、2010年)
控え銃が下に銃口向けてるのがちょっと珍しいです、指揮官らしき人物以外は手を振ってないですね。


チリ軍(2017年!)
凄まじくナチョっとしたファッションである.


目的にしていた物が見つからないので寝る。  続きを読む