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Posted by ミリタリーブログ at

2020年11月23日

借り物DEATH!(92式手槍)


 臥龍商店の92式TRGを撮影させてもらえたので急遽掲載しますた!
 いわゆるブルーガンと違って稼働箇所が若干あります、スタイルはかろうじて92式だと判別できるレベル。

 トイガンと言うより訓練機材っぽい感じですね。
 その内買おうかと思って待ってたら絶版になってしまった物です。



基本的に全体が一体成型でセイフティレバーやスライドストップはダミーで動きません。
トリガーは実は可動しダブルアクションのみ可能となってます。


マガジンキャッチボタンはライブでダミーマガジンが着脱できます。
前に向こうの訓練動画でマガジンの着脱スピードを競ってるのが出て来たので多分必要なのかと。




IMIタイプに似たカイデックスホルスターが付属していました。
向こうの軍隊や公安や武警で使ってる写真はまだ未発見ですが、
オーナー曰く「専用設計ではないか?」との事。
別な銃のホルスターが流用できるなら便利なんですがね、互換性に関しては不明です。




とりま握らせて貰いましたよ!
どこまで外寸が忠実なのかはわかりませんが、やや太めながら丸みがあり持ちやすい感じです。


フロント・リアサイトはちゃんと凸凹が作り込まれていて照準を合わせる訓練が可能になっています。
先にも書きましたがハンマーはトリガーと連動して可動式でダブルアクションでカチカチ音を鳴らす機能があります。



マズル部分のアップ、銃口はすぐ閉塞されています。
ダミーハンマーの機構があるからかモナカ構造で貼り合わせてますね。
モデル品と言うより訓練機材と割り切った大雑把な構造です。


92式手槍をモデルアップした立体物としては現状これが唯一の筈です、
現在は輸出規制だかなんだかで入荷しない模様。
中華銃なんで中華メーカーがモデルアップするんじゃないかと思ってたんですが、
チープガンまで含めても現状話を聞きませんね。
あの国は自国製品の人気が無いんでしょうか?  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 03:11Comments(0)外国軍トイガン・デコガン

2020年11月16日

南部式自動拳銃(大型)覚え書き

と言うか実は南部式自動拳銃に関してはかなり曖昧な認識しかなかった。
市販書籍やネット情報ではかなり曖昧な記述だったりするもんで。

日本語よりも英語で検索した方が良い情報が出てきたりする、
とりあえず覚え書きととしてここに記すのである。

なんか外人から「ちゃんとした本を買え」と言われたが日本語で売られてる殆どの本より洋書の方が上だと思う。
watashi nihongo shikoshidake dekimasu(他の言語が出来るとは言ってない)

まず当時物と思われる日本語の説明書でも割と曖昧な記述しかなく、
日本語の俗称としても英語からの逆輸入語の方が情報が多い。


・グランパナンブ


 トリガーガードが小さい
 ボルトのつまみがダルマ型
 マガジンボトムが木製
 ランヤードリンクが固定式
 等々の特徴がある物

 グランパナンブの全てがストック取り付け溝を有する訳ではない模様。
 グランパの特徴とされる物の方が基本的に使い難いのでこちらの方が前期型であると思われます。
 グランパ=南部甲型としている情報が多いが、どうも違う模様。


・パパナンブ

 トリガーガードが少し大きい
 ボルトのつまみが台形
 マガジンボトムがアルミ製
 ランヤードリンクが可動式

 パパナンブとされる特徴を備える物でストックを装着している画像があり、
甲乙の違いはストックの有無だけであると思われます。
 また当然のようにきれいに前期後期で分かれているのではなく段階的に移行したと思われます。
 基本的にパパナンブとされる物の特徴の方が使いやすくなっているので後期型であると思われます。

 当時物と思われる説明書では「南部式自働拳銃(改行して「大型」)」、ストック付きの写真に「甲号自働拳銃」と表記があった。
 甲型乙型の表記は正式名なのか少々怪しくなってきた。

・陸式拳銃
 南部式自動拳銃の海軍制式名称、陸軍名称は「海軍拳銃」の模様。
 昔に某氏に「大正十三年制式」だと言いきられたが(今の日本語Wikipediaにもそう記述がある)、
海軍が採用したのは明治時代(洋書では42年らしい)の模様。
 アジ歴に明治44年に東京砲兵工廠に海軍が陸力拳銃を発注した記録が残っている。
 よって明治42年説を本項では支持する。
 
参考・「海軍注文兵器製作方の件」


(クリックすると少しだけ大きくなるョ!)

明治44年、陸式拳銃140と明記、試験ではなく実配備と思われます。
少なくとも明治時代にはすでに陸式拳銃を海軍が発注している事が確定。


・ベビーナンブ

 これはそもそも寸法が異なるので誤認し辛い。
 照門が固定式
 ランヤードリンクが固定式
 ボルトのつまみは台形
 マガジンボトムは殆どがアルミ製だが少数木製の物が混在する

 明確な製造開始年に関する記述は今回の調査では発見できなかったが、
大体パパナンブと似た特徴があるのでグランパよりも後の生産であると思われます。

 世界一高価な量産拳銃として有名だが昭和7年のカタログによると
「南部式八粍(大型)」が95円に対して「南部式七粍(小型)」は80円であった、
なおM1910と思われるブローニングは40円、そりゃ輸入拳銃買いますわ。 

 本日の調査で得た情報からの仮説として・・・
 南部式自動働拳銃の初期型がグランパナンブ(推定明治三十八年ごろ)
 南部式自働拳銃の後期型がパパナンブ(推定明治四十年ごろ)
 製造時期ではなくストック取り付け溝の有無で甲号と乙号(乙表記は実は未確認なのであくまでも仮説である)
 ”南部式七粍小型(戦前物のカタログ名)こと南部式小型拳銃(ベビーナンブ)はパパナンブと同時期。
 陸軍での内定名称が四一式拳銃(結果として不採用、試験のみと推定)
 海軍での制式名称が陸式拳銃(推定明治四十二年採用)
 陸式拳銃の陸軍名が海軍拳銃(あくまで海軍の物を指した名称か?仮説)


・試製甲号自動拳銃

 先の「甲号自働拳銃」とは別物の試作型。
 後の十四年式拳銃の試作型とされる事があるが、どうやらおそらく競合試作で
試製乙号が十四年式で試製甲号は敗退した物の模様。
 ブローニングハイパワーに先駆けてダブルカラムマガジンを採用したハイキャパシティオート。


・試製乙号自動拳銃
 こちらが十四年式のプロトタイプになった物らしい、明確な画像は未発見。
 軍刀拳銃に改造された物の画像が存在する。

・試製軍刀拳銃
 ゲテモノ兵器として有名だが、開発理由が良くわからない。
 陸軍騎兵学校の発注とも南部さんの趣味で特許を取ったとも書いてある。
 刀剣とのコンビネーション銃器は珍しくない(そもそも現代の銃にも銃剣が付く)が、
自動拳銃との組み合わせは世界的に見ても珍しい。


・十四年式拳銃(海軍名一四年式拳銃)


 ここまでくれば「南部式」とは別物だと分かると思うが、大体「ナンブピストル」と海外では一緒にされてる。
 大正十四年陸海軍制式でかなり異なる特徴がある。
 南部十四年式と言うが南部さんは実は設計に関わってない模様。
 大まかに前期後期に分類されるが、素直に切り替わった訳ではないので大まかに前期中期後期末期の四種類。


・九四式拳銃
 
 南部銃器製作所製なので「ナンブピストル」で間違いないのだが形状も構造も全くの別物である。
 と言うかそもそもどこの拳銃にも似ていない、奇妙な形状で初めてスライドを引いた時には驚いた。
 昨日の撮影で久しぶりに引っ張り出して見たが、意外と持ちやすい形状でマニュアルセイフティレバーや
マガジンキャッチボタンが操作しやすい位置にある、だがそれ以前の問題が色々とある。

・戦後の拳銃


 英語Wikipediaには「SIG/SAUER P220の採用までナンブピストルを使用した」と有るが、
自衛隊(警察予備隊)が旧軍のピストルを使用した例は発見できていない。
 恐らくは編集した外人が警察官か海上保安官の画像を自衛官と誤認した物ではないだろうか?
 また戦後のニューナンブシリーズ(M57、M57A、M57B、M57A1、M58(M60))は
戦前拳銃と形状・機構的に類似点は無く、自衛隊で採用したと言う情報も発見できない。
 ニューナンブ拳銃は自衛隊では少数が実験部隊でテストされた程度であると思われます。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:39Comments(0)

2020年11月14日

良い十四年式拳銃の日2020


便乗企画DEATH!(挨拶)
サムネは日独伊三国同盟かなんかです、外国銃でホイホイしようとか少ししか思ってません!
11月14日は「良い十四年式拳銃の日」だと聞いた!聞いたったら聞いた!ごめん本当は読んだ。


なお11月11日は「良い十一年式軽機関銃の日」らしいんですが撮影間に合わなかったので
同人誌用のボツ写真を引っ張り出してきました。
歪把子は倉庫にしまい込んじゃったので出すの大変なんですよ!



つーこって十四年式拳銃の写真を撮影してみましたがあんまし持ってないです。
個性的な形状なのとやはり日本軍を代表する存在であるので。
ちょっと脱線しますがやっぱり拳銃ってのはシンボリックな意味意味合いが強い存在ですね。
旧ソ連の有名なプロパガンダ写真(アレクセイ・エリョーメンコ)で持ってるのがソ連製トカレフでなくモーゼルやコルトじゃイマイチ締まらなかったと思います。




個別の解説が以下続きます。
まず一挺目は東京マルイ製エアコキ、実はこれは3代目です。
記憶にある限り二挺は壊しております、安かったので扱いも雑になってた。
中のパンフレットが新しいので(昔はワルサーMPKとかM59が乗ってた)90年代後半以降の製品だと思います。
今は無き量販店の値札が貼られています、当時の1900円シリーズはデパートや文房具屋でも取り扱いがありました。
懐かしいですが中身のユニットも懐かしくワリバシマガジンです、これ単体でBB弾が射出できる。
発泡スチロールに貼られているステッカーのデザインが凝ってて当時の東京マルイの気概を感じる。




二挺目はマルシン製固定ガス8mm仕様、グリップは旧マルゴー製ウッドグリップに換装。
初期ロットに飛びついた物。
スタイルは良いと思います、ウッドグリップなので持った質感も良い。
が、肝心の中身はダブルアクションメカがかなりクソでまともに撃てません、安全子もグラグラブラブラと落ち着かない。
コヌプレイには一番活躍してますが、目下のところホルスターの型崩れ防止用としての用途が大きいです。
なんだかんだで一番持ち出してる十四年式トイガンかもしれない。
いや、惜しくないのが一番大きい。




三挺目はハドソン製の金属モデルガン。
ハドソンの金属モデルガンはN3、N2、N1、それ以前の四種類に大別されその中でもいくつかバリエーションがある模様。
これがどれに該当するのかはイマイチ把握していない。
横浜駅の駅ナカで催されていたフリーマーケットで偶然見かけて購入した物である、裸でカートも付属しない。
中身が亜鉛合金で自然風化したのか一切動作しなくなってしまった、分解は自壊しそうで怖いのでしてない。



四挺目も同じくハドソン製の金属モデルガン。
これは実は頂き物である、ありがとうございます。ご無沙汰しておりますがお元気でしょうか?
ハドソン製のモデルガンとしての分類は不明ですが新しい年代なのでN3かな?
頂き物なので俺コレクションとしては珍しく前期型、これはコレで良いので困る。
経年で少しメッキが退色した気がする、昔はもっと黄色が濃かった。



五挺目はアルゴ舎製の水鉄砲。
これは最近購入して個別記事を書いた物、いわば最新型。
稼働箇所は無いが造形はお見事な逸品である、オススメ!



六挺目は玖珠美屋(木製品の共栄)の輪ゴム銃
初期ロットに飛びついたので現行品と異なりグリップのミゾが無い末期感が漂う逸品。
それでいてトリガーガードは前期型の形状をしているミステリアスなモデルとなっている。
コレはコレで面白いのでコレクションとしては良いかな(笑)



異物を積極的に混入させていくスタイル(笑)
CAWの陸式拳銃はスタイルは素晴らしく良いのだけど脆いと評判なので動かせない。
バリエーションとして甲型も作って欲しいが、ストックホルスター付きだと値段は目ん玉飛び出る事になりそうである。
しかしまー出来は良い。

九四式はハートフォードの物、持って見ると小柄でかなり持ちやすい。
九四式の魅力は実寸大の可動模型を手にするのが一番よくわかると思う。


インペリアルジャパニーズアーミーな銃を入れてる箱を開けたので南部式小型拳銃も撮影。
これ恩賜刻印なのでコヌプレイには使えない(よっぽど優秀な将校だけでしょ持ってるの)
法令上止む無くキンキラキンの金メッキなのでコレクションとしては良いかな。
南部式小型拳銃の黒いトイガンは木製品の共栄の木製輪ゴム銃(現行)と大昔にレジンキャストのガレージキットが
あったかなかったかと言う程度なのだが、スリムでシュっとしたシルエットが引き立って黒い方がカッコイイ。
とは言え仮に安価で出てもレア銃過ぎてコヌプレイに使えないので良いです(南無)


最初の三国同盟な画像、ベレッタM1934は最近になってホビーショップのジャンクコーナーで買った物なので
特に思い入れは無い、実は快調に動く。
ルガーP-08はMGC製の組み立てキットを自分で組み立てた物、飽きてほったらかしてたが壊れてなかった。
始めて購入したモデルガンであるが、当時はガスガン全盛期でモデルガン自体の取扱が激減していた時期で
モデルガン自体の購入に苦労した、特にルガーP-08に思い入れがあった訳ではない。
結構スタイルは良いが内部メカは大分アレンジされている、昔はアクション派モデルガンナーが居たのである。


つーこって今日の日記は終わるのである、何が何でも14日に間に合わせないとイケナイのでオチは考えていない。
ではまた。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:46Comments(0)大日本帝国陸軍トイガン・デコガン

2020年11月07日

フィンランドに62式機関銃を見た!


フィンランドの62式軽機関銃です!(嘘は言ってない)

とりあえず実在を示すためにWikipediaのリンクを張っておこう
https://fi.wikipedia.org/wiki/7,62_KvKK_62

日本語Wikipediaが無い程度にはマイナーなので機械翻訳を元に俺がチョイと説明。

名称「7.62KvKK.62」(訳・62式7.62mm軽機関銃
 KvKKとは「kevyt konekivääri」(軽機関銃)の略であると思われます。
開発年・1962年
開発国・フィンランド
メーカー・バルメット(Valmet)
口径・7.62x39mm(AK47やSKSと同じ弾)
給弾方式・ベルトリンク
全長・1085mm
重量・8.5kg
発射速度・1000~1100発/分

 フィンランド軍の主力小銃バルメRK62と同年に採用されており、使用実包も同一、
銃身交換機能なども備えておらずLMGよりもSAW的な性格の火器ですね。
 構造は違いますがコンセプト的にはフィンランド版RPDと言う感じです、構造は全く違いますが。(大事なことなので二回)
 PKMが後継として既に選定されているらしいですが、2020年の今も現役に留まっている模様です。
 フィンランド軍の軍装には疎いのですが、タクテコーな迷彩装具でKvKK62を持っている画像が検索すると出てきます。

 フィンランド軍では「Kevyesti vittumainen konekivääri.」と呼ばれてるらしいゾ!

 みんなも翻訳してみような!

 英語版Wikiにある「ripulilinko」(下痢スピナー) 「diarrhea sling」(下痢スリング)に関してはフィンランド語で
何と言うのかわからなかったので語学大学で教授に聞いてくれ!
英語版原文:「Due to its flaws and clunkiness, the Finns in the Puolustusvoimat (Defense Forces) often nicknamed it "ripulilinko" or "diarrhea sling" in English and are often reluctant to use it.」


 色々な意味で「フィンランドの62式機関銃」みたいな感じがするね!不思議だね!





フォゴットンウェポンの動画、英語だけど機械翻訳で日本語字幕出せば俺でも読める。
構造的にはこれが一番わかりやすいです、結構単純な構造でガスピストンが見えます。
PKMと同じく右給弾の左排莢で右利き射手には少し厳しい構造。
独特の構造としてトリガーガードの下端が無く、グリップがコッキングレバーを兼ねる珍しい構造なのがわかります。




フィンランド軍の射撃訓練の様子と思われます。
この迷彩服何時の制式なのか知らないですが新しい感じがするんで今世紀に入ってからの撮影だと思われます。
(アップロードは2009年)
かなり快調に連射出来てる様に見えます。



撃ってる所ですがアングル固定なので銃の全体像や射手の服装等がわかりません。
とりあえず故障はしないで撃ててる様です。
所謂ラブマシーンみたいです。  続きを読む


Posted by 猿野半長(転職したい) at 17:58Comments(0)外国軍

2020年11月04日

惑星ウッドグリップ(ファンキー散財ショー)


写真の練習であって見せびらかしではわりとある(挨拶)

つーこって猿野ちゃんです。
前のジャンク再生品ワルサーPPK/Sですが、たまたま近所の中古屋で安売りされてたので
ウッドグリップ購入しちゃったので装着してみました。
元のオリジナルのネジ(ナットとカラー)が固くはまってて無理に外したら割れそうだったので
部品請求でマルシン純正品別に購入してます。

手間がかかったけど気に入ったのは事実である。
なおわざわざ検索してみたが実物のPPK/Sでこのデザインのウッドグリップは無いみたいです。

あとウェイトが入らないのでむっちゃ軽くなる。


右面、基本的に拳銃の”裏側”だと思うんですが、ネジ頭がこっち向いてるので。
画像検索しましたがワルサーPPK系のグリップスクリューはこの向きでが基本形の模様です。
(マルゼンのは逆向きになってる)

この写真だとマルシン刻印が上手い事潰れて見えなくなってるのが有難い


右面
セーフティのレッドドットが良い感じ。




背景と照明を変えて見た物。
実質100円の格安スマホでももうちょっと工夫すればキレイに映ってくれるんじゃないかと思ってるんですがねー

なお銀色はウェザリング塗装ですが、実は一部は本当に塗装が剥げてるのはナイショ。




んでまースマホで頑張って撮影したフッジッサーン  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 03:42Comments(0)トイガン・デコガン

2020年11月02日

北の国のアサルトライフル事情を追う!(追いつけたとは言っていない)


通称「88-1式」で通ってるのでその名称を本項では用いますが、
向こうの制式名称ではなく外国で独自につけられた名称の様です。
88式まではわからなくもないですが「88-1式」だと中華風ですね。

なおトコーイ先生のAK47&カラシニコフライフルバリエーションでは
中国の銃として88式が掲載されていた記憶があります。


折り畳みストックバージョンでは違いが顕著なんですが、ソ連製AK74Sと比して
折り畳み方向が逆で識別しやすいです。
後発なだけあってソ連よりも使いやすそうに見えます。
画像は自身の過去日記の再掲です、2001年の事件で鹵獲された物が
展示されているので大体の配備時期の推定ができます。



固定ストックの88式はストックの基部の構造がAKシリーズと異なっています。
装飾と言うか補強金具みたいなのが見えます。

あと88式ではマガジンが金属製ですね。


仮称98-1式ですが、本当に98式なのか1998年に制定された物なのか正直わかりませんでした。
そしてストックですが伸ばすとAKMSみたいな形状になるタイプで、アサルトライフルとしては
珍しく上方折り畳み式になっています、光学サイトとは特に相性が悪く現代銃では珍しい方式です。
正直88-1式のストックの方が使いやすく見えるんですが、わざわざ採用したのは
ヘリカルマガジンの採用が既に前提としてあった物と思われます。



参考動画
陸海空軍対抗射撃大会かなんかなんでしょうかね?
チョソングルわからないので詳しい事はわかりませんが、パククネナントカとか言ってるので割と
近年の撮影ではないかと思われます。


いきなり脱線しますが、Cz75によく似た拳銃を使ってます、白頭山拳銃と思われます。
普通の黒いモデルの写真があんましないので少し稀少かも。


88式歩銃の栄誉贈呈版と思われます。
ストック基部が他国のAKバリエーションとかなり異なるのが識別できます。
マガジンはメッキで金属製ですね、AK74系には珍しく金属マガジンを使用していますが、
現実問題としてソ連製の樹脂マガジンは剛性問題が取りざたされている(いた)ので、
作り慣れた金属製のマガジンにしたのだと思われます。


AK74Mっぽいですが多分(仮称)98式歩銃の固定ストックバージョンと思われます。
マガジンがソ連のAK74シリーズに似た形状になっており、恐らくプラスチック製に移行した物と思われます。
彼の国のプラスチック技術が進化したと言う事でしょうかね。



日本語版Wikipediaでは金属製と書かれてましたが、画像で見る限り
質感はプラスチックっぽいですね。
ロシアのAK74Mに似てますが、ミゾのパターンが違い彫りが少し浅く見えます。


そしてストックには東ドイツっぽいイボイボがあります、やっぱ樹脂っぽい。
形状が88式と違い普通のAKっぽくなってます、剛性が上がったと言う事かな?




そしてさらに参考動画
2020年10月の軍事パレードです、現状の最新情勢と言って良いでしょう。


黒ずくめのタクテコーな装備で持っているのはヘリカルマガジン付きの(仮称)98-1式
現代風のタクテコー装備では光学サイトが必須の物となってますが、上方折り畳み式ストックだと
相性が悪く装着できない気がする、と言うか実際付けてませんね。


海軍の水兵さんですが持ってるのはノーマルマガジン付きの98-1式です。
少なくともパレードに持ち出すくらいなので新鋭アサルトライフルとして位置付けてるんだと思います。



で、なんだよコレ!?
AK74系の銃にグレネートランチャーが付いた物です、ハンドガードのミゾも98式歩銃と違う気がする。
ストックの形状もM4用のMOEストックみたいな感じで樹脂製で伸縮機能とかありそう。

謎が謎を呼ぶ展開!次号へ続く!
(嘘です、次号なんてありません)

#画像検索したらもっと鮮明に写ってる画像出てきましたわ
ハンドガードのミゾが98式系なので発展型な様です。


おまけ動画
多分民兵組織かなんかだと思う、画質が良いのでそこまで古い動画ではなさそう。
AK47っぽい銃(多分58式歩銃)とRPDっぽいの(多分62式軽機関銃)が映っている。
DP28まで映ってる



  続きを読む


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:14Comments(0)外国軍