2020年11月02日
北の国のアサルトライフル事情を追う!(追いつけたとは言っていない)
通称「88-1式」で通ってるのでその名称を本項では用いますが、
向こうの制式名称ではなく外国で独自につけられた名称の様です。
88式まではわからなくもないですが「88-1式」だと中華風ですね。
なおトコーイ先生のAK47&カラシニコフライフルバリエーションでは
中国の銃として88式が掲載されていた記憶があります。
折り畳みストックバージョンでは違いが顕著なんですが、ソ連製AK74Sと比して
折り畳み方向が逆で識別しやすいです。
後発なだけあってソ連よりも使いやすそうに見えます。
画像は自身の過去日記の再掲です、2001年の事件で鹵獲された物が
展示されているので大体の配備時期の推定ができます。
固定ストックの88式はストックの基部の構造がAKシリーズと異なっています。
装飾と言うか補強金具みたいなのが見えます。
あと88式ではマガジンが金属製ですね。
仮称98-1式ですが、本当に98式なのか1998年に制定された物なのか正直わかりませんでした。
そしてストックですが伸ばすとAKMSみたいな形状になるタイプで、アサルトライフルとしては
珍しく上方折り畳み式になっています、光学サイトとは特に相性が悪く現代銃では珍しい方式です。
正直88-1式のストックの方が使いやすく見えるんですが、わざわざ採用したのは
ヘリカルマガジンの採用が既に前提としてあった物と思われます。
参考動画
陸海空軍対抗射撃大会かなんかなんでしょうかね?
チョソングルわからないので詳しい事はわかりませんが、パククネナントカとか言ってるので割と
近年の撮影ではないかと思われます。
いきなり脱線しますが、Cz75によく似た拳銃を使ってます、白頭山拳銃と思われます。
普通の黒いモデルの写真があんましないので少し稀少かも。
88式歩銃の栄誉贈呈版と思われます。
ストック基部が他国のAKバリエーションとかなり異なるのが識別できます。
マガジンはメッキで金属製ですね、AK74系には珍しく金属マガジンを使用していますが、
現実問題としてソ連製の樹脂マガジンは剛性問題が取りざたされている(いた)ので、
作り慣れた金属製のマガジンにしたのだと思われます。
AK74Mっぽいですが多分(仮称)98式歩銃の固定ストックバージョンと思われます。
マガジンがソ連のAK74シリーズに似た形状になっており、恐らくプラスチック製に移行した物と思われます。
彼の国のプラスチック技術が進化したと言う事でしょうかね。
日本語版Wikipediaでは金属製と書かれてましたが、画像で見る限り
質感はプラスチックっぽいですね。
ロシアのAK74Mに似てますが、ミゾのパターンが違い彫りが少し浅く見えます。
そしてストックには東ドイツっぽいイボイボがあります、やっぱ樹脂っぽい。
形状が88式と違い普通のAKっぽくなってます、剛性が上がったと言う事かな?
そしてさらに参考動画
2020年10月の軍事パレードです、現状の最新情勢と言って良いでしょう。
黒ずくめのタクテコーな装備で持っているのはヘリカルマガジン付きの(仮称)98-1式
現代風のタクテコー装備では光学サイトが必須の物となってますが、上方折り畳み式ストックだと
相性が悪く装着できない気がする、と言うか実際付けてませんね。
海軍の水兵さんですが持ってるのはノーマルマガジン付きの98-1式です。
少なくともパレードに持ち出すくらいなので新鋭アサルトライフルとして位置付けてるんだと思います。
で、なんだよコレ!?
AK74系の銃にグレネートランチャーが付いた物です、ハンドガードのミゾも98式歩銃と違う気がする。
ストックの形状もM4用のMOEストックみたいな感じで樹脂製で伸縮機能とかありそう。
謎が謎を呼ぶ展開!次号へ続く!
(嘘です、次号なんてありません)
#画像検索したらもっと鮮明に写ってる画像出てきましたわ
ハンドガードのミゾが98式系なので発展型な様です。
おまけ動画
多分民兵組織かなんかだと思う、画質が良いのでそこまで古い動画ではなさそう。
AK47っぽい銃(多分58式歩銃)とRPDっぽいの(多分62式軽機関銃)が映っている。
DP28まで映ってる
#補足
58式
AK47に相当
68式
AKMに相当
88式
AK74に相当
マガジンが金属、ストックの補強金具等の相違点
88-1式(仮称)
AKS74に相当、折り畳み式ストック、折り畳み方向がAKと逆
98式(仮称)
AK74Mに相当、ストック、ハンドガード、マガジンが樹脂(推定)
98-1式(仮称)
上方向への折り畳み式ストック、ヘリカルマガジン対応。
98-C式(仮称、今俺がでっち上げたもの)
AK102っぽいフロント周りになったショートカービンモデル。
謎銃(仮称)
ストック形状が違う、光学サイト、グレネートランチャー装着。
北の国での正式名称ではなく仮称名、特に98式は外国メディアで普及してるがあくまで仮称。
88式丙型とか01-D式とかそういう異なる名称の可能性あり。
戦車の暴風号みたいな愛称がついている可能性も否定できない。
58式
AK47に相当
68式
AKMに相当
88式
AK74に相当
マガジンが金属、ストックの補強金具等の相違点
88-1式(仮称)
AKS74に相当、折り畳み式ストック、折り畳み方向がAKと逆
98式(仮称)
AK74Mに相当、ストック、ハンドガード、マガジンが樹脂(推定)
98-1式(仮称)
上方向への折り畳み式ストック、ヘリカルマガジン対応。
98-C式(仮称、今俺がでっち上げたもの)
AK102っぽいフロント周りになったショートカービンモデル。
謎銃(仮称)
ストック形状が違う、光学サイト、グレネートランチャー装着。
北の国での正式名称ではなく仮称名、特に98式は外国メディアで普及してるがあくまで仮称。
88式丙型とか01-D式とかそういう異なる名称の可能性あり。
戦車の暴風号みたいな愛称がついている可能性も否定できない。
Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:14│Comments(0)
│外国軍
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