2021年11月17日
【緊急爆散速報!】エム・アイ・イー総研製「ミロク・リバティチーフ」モデルガン到着!!
サムネイルになるので手近にあったワルサーPPK/Sと比較。
過去日記で「モデルアップされる事は無い」なんて事書いてましたがマジで出ちゃいましたね。
正直高いです、車の修理代で借金背負ってるのにこんなの買ってええんか?
感想は一番最後に書きます。


この画像をトップに持ってこなかったのは多分良心かなんかです
荷姿と言うか箱と付属品
特に書かれて無かったんですがクリアファイルが付属しています。
ネットで見た店舗販売でも付属しているので予約特典と言う事でもなさそう。
箱はBCミロクのロゴが大きく入ってるシンプルでシブい物です
クリアファイルの別面と箱の側面
箱の中身
説明書、アンケート葉書、白い保護紙、スポンジの内装と蓋、ダミーカート、キャップ火薬ローダーが付属します。
本体はメタリックカラーに塗装されており初見時は「おおっ」と思わせます
写真で見る実物(猟銃っぽいブルーイング)とは異なる雰囲気ですがプラの地肌よりは高級感がありますね。
まあ5.5万ほどするので実際高級なんですが。
持った感じは予想外に感触が良いです。
グリップの上端のカーブが良い感じにフィンガーレストになってくれる感じですね。
なお5.5万円もする高額モデルガンな割にはグリップはプラスチック製です。
数が捌けるモデルとは思えないのでコストダウンしてるんだろうな、と察し。
サイト状況
リアサイトは反射防止のセレーションが掘られていてゴージャス(?)なんですが、凹ノッチが浅く狙い難いです。
実物をどの程度再現したのかは不明、この手のスナブノーズリボルバーだとこんな物ですかね?
シンプルなのかゴージャスなのか振り切れてないあたりがなんか写真で見ていたリバティチーフのイメージに近いですね。
右面です
フレームにはミロクファイヤーアームズと刻印があり、グリップのメダリオンもBCミロクのマークになっています
シリンダースイングアウト状況
エジェクターが染めてない亜鉛合金の地肌のままです。
うーん、5.5万円もする高額モデルガンなのでこの辺の処理きちんとして欲しかったですね~
他の内側の亜鉛部品も全部地肌なので仕様だと思われます。
この件に関して関係者を名乗る人物の発言がツイッターで観測されていますが、少し様子見します。
シリンダーラッチ
コルト系のデザインで操作も同じように引っ張るんですが、セレーションはコルトと逆で押し方向についてます。
滑り止めじゃなくて装飾なんですかね?
実物も同じなのでこれは再現度が高い、と褒めるべきでしょうか?
あとシリンダー後端にゲート(湯口)の処理痕が残ってるんですが写真で見えますかね?
(面倒なので撮り直しは無し!)
マズル状況
シンプルなデザインですが短いバレルが相まってかシリンダーの向こう側が見えてリアル感があり迫力があります。
インサートもあまり目立たない色合い。
グリップ底部
シリアルナンバーらしき物とJAPANの刻印があります。
この銃もそうですが日本製銃器をモデルアップしているとJAPANがリアル刻印になるので良いですね。
グリップ(左面)
見慣れたS&Wチーフスペシャル(M36)系と異なり6連発シリンダーなので大きく見えますが持って見ると以外とバランス良い気がする
んでさっきも書きましたがプラスチッキーな質感です、せめて木目調塗装して欲しかった。
腕に覚えのある人はメダリオンを外すかマスキングして木目調塗装しましょう。
というか最初から組み立てキットで出しても良かった気がする。
グリップスクリューも実物写真は黒染めっぽいですが真鍮の地肌です。
トリガーガード状況
内側のパーティングラインは未処理です、5.5万円もする高額モデルガンとは思え(以下略)
エッジが妙に立ってて形状が歪な気がしますが、写真で見る実物もなんか歪に見えるので再現なんでしょうかね?
ハンマー周辺
ここもサイドプレートにゲート(湯口)の処理痕らしき物が残ってますね。
5.5万円もする高級モデルガンなので正直厳しく見たい所です。
ハンマー自体はリバウンドしてロックするので中にロッキングブロックに相当する安全装置がある模様です。
(分解は勿体ないのでまだしません)
・感想
まあ正直絶対に数は捌けないと思ってる銃のモデルアップだけに出ただけで奇跡だとは思いますが、
5.5万円もする割には仕上げは良くないですね。
リボルバーのモデルガンだと大体相場は高くて3万円くらいだと思いますが、旧コクサイや最近のタナカの
モデルガンの方がもっと気の利いた仕上げがなされてますね。
奇抜なメカニズムではない物の既存の売れ線(コルト系やS&W系)とは設計が共有できず、全部新規に
CADデータから起こしてると思われるので下手すると全部売れても赤字かもしれません。
そういう事情を鑑みても貧乏人が無理して買ってるんで品物はキビシイ目で見ますよ俺は。
どこかの公的機関が採用した訳でも映画や漫画・アニメに登場した訳でもない銃ないし、個性的な奇抜さも無いモデルなので買うのはよっぽどのハードコアなマニアだけだと思います。
初心者がうっかり間違って買う様な事は多分無いでしょう。
多分メーカーも話題作りが今回は主目的だと思います、珍しいと言うか予想外と言う点では全俺に話題。
んじゃまた。
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