2020年10月09日
読書感想文
なんか8日の時点で届いていた、大日本図画の「シャーズパイロット」滝沢聖峰著
表題作は珍しい(初劇画化との事)イラン・イラク戦争のF-14戦記ですね、
手塚治虫の漫画(ブラックジャック)で「イル国とイラヌ国の長い戦争」とか出てきましたが
実際に8年間も続いてて長い戦争で、俺も子供のころTVのニュースで外国の戦争として
リアルタイムで報道を見た記憶があります。
”現代兵器”(とは言え昭和なんですがね)の戦争であり、珍しい西側兵器同士の戦いで
非常に興味深い物があります、あとがきで作者自ら語ってますが滝沢聖峰の現代航空機は
非常に珍しく見どころがあります。
それ以外は模型雑誌の片隅に載ってそうな短編集ですね。
”萌えミリ”路線以外のミリタリー劇画ってかつてのコンバットコミックが無くなってからは
模型雑誌の片隅以外に受け皿ってあるんでしょうか?
表紙の見返し部分には過去作品の紹介もありましたが、なんかこれ随分懐かしい気がする。
ともあれミリタリー劇画好きなら絶対に読んで損は無い話です、”萌えミリ”全盛の今に読むと懐かしい感じがしてくる。
(文中敬称略)
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