2018年03月03日
なんかきた
実はポロっと落ちていた。
ここ数日のAR-18押しは届く前にテンションを上げていたのである。
と、いう事でどこのご家庭にもある64式小銃と比較してみましょう。
5.56x45mmと7.62x51mmの差がある割に全長では大差ない。
発色悪いのはデジカメと撮影者の技術の両方が悪いからです、諦めてください。
撮影順としてはこれが一番だったんですがね。
つーこって裏表の全体図でした。
『64式にシルエットが似ている』なんて言われますがどうでしょうかね?
前の方からディテールを紹介して行きましょう、まずはフラッシュハイダー。
M16(無印)に似た感じのチューリップハイダーです、M16初期型よりかは分厚いけどM16後期型よりか円筒形。
着剣ラグを撮影したかった。
穴だけ残ってますがフロントスリングスイベルが元々付いていたと思われます。
バヨネットと干渉しないんでしょうか?
そのうちジャンクパーツ買ってきて修理しないといけませんな~
フロントサイトを撮影したかったらしい、フラッシュハイダーの形状も何となくわかる。
シンプルなガード付きのポスト型です、別体部品に見えるので多分調整できるんじゃないでしょうか。
亜鉛ダイキャストと思われるので経年変化で割れたりとかしそうなので動かしません。
まーガスガンとしての機能は死んでるディスプレイモデルとして購入した物なので調整しなくても実用上問題なし。
あんまし他所で撮らないような写真を撮ってみようと思った、ハンドガード下面。
現代のレイル盛り銃と異なります、滑り止め効果がありそうなパターン。
ハンドガード上面、ここも昨今流行りのレイル盛り銃と異なります。
反射防止のセレーション加工がなされておりゴージャス(?)
実物はツヤツヤテカテカのプラスチックなのが写真からわかりますが、こちらはちょっと高級感のある艶消し梨地仕上げ。
レシーバー左面、刻印読めないので文章で補足しておくと普通にJAC製です。
マガジンウェルの上にあるポッチは折り畳んだストックの固定用、プラスチック製ですぐ摩耗しそうですが摩耗痕がありません、前オーナーは使わなかったんでしょう。
Eリング止めのピンやスポット溶接の痕が見えますがモールドのみのダミーです、エッジが立ってて今にも動かせそう。
この辺の高い成型技術見てるとバブルジャパンの余裕を感じますね。
セレクターはセーフとファイアの2ポジションしか刻印ありませんが、実際にはM16系の様な3ポジションで動きます。
グリップです、ガスガンだったので(過去形、前オーナーにより発射機構破壊済み)吸気ホースのバルブが残存しています。
グリップのアーマライトの刻印が如何にも昭和ジャパンと言うかなんというか実際に昭和40年代の製品(がモデル)だし。
リアのスリングスイベルがグリップ先端というちょっと珍しい位置にあります、と言うか左右にガタつく作りで外れそうで怖い。
この位置に素直にスリング着けて吊ると逆さまになり即応性の点でAK系のサイドスリングより少し劣ります。
レシーバー右面
この時代で既にセレクターレバーはアンビデクストラスとなっています、つーかアンビデクストラスとか発音しづらいのでどうにかしてくれ。
ここでも必殺のEリングが炸裂(これはライブ)、間違って制式採用された日にはビニテでグルグル巻き必至!
ダストカバーとコッキングレバーは当然のように欠損しております、元から装着しなかったんでしょう。
ダストカバーもなんか固定方法がショボく不安な構造ですが、コッキングレバーは何もない平面に
クランク状レバーを接着していたので剛性が絶対に不足しそうです。
適当なクランク状の棒でダミーレバー自作できないかと思ってましたが、剛性が不安過ぎて怖いですねい。
下手に補強したらレシーバーの方が割れそう。
あとマガジンキャッチはM16系と固定方法が異なります、マガジンの固定穴が逆向きです。
シーソー式に動くマガジンキャッチで意外にも操作性は良好、プレス風ですが亜鉛ダイキャストだと思います。
なお試したところJAC製M16A2とマガジンの互換はありませんでした、AR-18用は少し大きいです。
レシーバートップを撮影したかったらしい。
モナカ構造ではなく一体成型ですが中央にパーティングラインが堂々と入っております。
リアサイトのダイヤルはプラスチック製、多分調整機構は無いと思います。
89式の薬莢受け止めに似た形状の部品が付いてます、外国動画ではスコープマウントとか着けてました。
スポット溶接痕がモールドで再現されいかにも板金っぽい仕上げにしてますが実際はプラスチック製なので剛性は不安です。
今時AR-18用のマウントベースとか作る業者もないでしょうが。
リアサイトはシンプルなLフリップ・・・フリッ・・・ダミーじゃねぇかよコレ!
つーこってLフリップ風で動きません。
あとレシーバー後端のロックはダミーで実際にはプラスネジで固定しているようです。
下手にいじくると雌ネジが潰れそうで怖いな~
中身のガスガンユニットが破壊されており、中でガタガタジャラジャラ言って
たまに隙間からバネがコンニチワするので分解して剛性に関係ないパーツは全部除去したいんですが。
緩いと評判のストックの留め金
これはかなり固いと言うか多分本来は半ば力ずくで動かす設計なんだと思います。
摩耗痕がほとんどなくあんまり動かした形跡ありません。
ストックがガッタガタだったので購入してすぐに一度曲げてネジ締めなおしました。
某サイトの漫画(アレ面白いね)で知ったんですが、中は鋳物のシャフトにネジを切ってるので折れやすいとの事で慎重に取り扱わざるを得ない。
つーかこれやっぱ弱点だわ、材質ではなく構造的にも弱い、自衛隊が固定ストック試したのわかる。
ストックにある謎のパーツ
本来は畳んだ時のストック固定用、リフト・ザ・ドット(亀甲ボタン)みたいな構造で水筒のカバーならともかく銃の部品としてはあんまり見ない形状です。
まー現代(1960年代)版ステンガンってコンセプトだからでしょう。
あんまし他所で撮影しないような場所撮ってみようかと思った床尻板。
64式みたいなショルダーレストは無いのでシンプルな滑り止めモールドのみです。
多分固定方法は実物と違う。
中にコンバートメント等は仕込まれてません。
あんまし他所で撮影しないような場所と言うかなんというか、レシーバー前端のネジが一本欠落w
まあ相場よりかは安かった(十分高かったけど)ので地道にいじってこうかと思います。
#AR-18感想文
一言で言うなら「撃テルンです」、デジカメ時代のナウなヤングには注釈入れないと通じないと思うけどそう言わざるを得ない。
もっともカメラの”写ルンです”は信頼性が高かったので富●フィルムには申し訳ない。
予想以上にディテールの再現が良く、モールドの部品でさえ今にも動き出しそうな造形の良さはあります。
しかしてその良さ故に元ネタの銃の雰囲気を伝えてしまって『現代('60年代)版ステンガン』と言った安っぽい雰囲気もしっかり再現してしまっています。
元ネタの実物の方は『西側のAK』を目指していたようですが、今にも分解しそうなEリング止めのピンや弱い緩いと評判の折り畳みストックとか、なんかまあ大量採用した軍隊が無いのもちょっと納得してしまう出来ですね。
トイガンとしてのJAC製AR-18も当時ユーザーやトイガン雑誌などで剛性不足が指摘されており、同じJAC社のラインでも高級路線のM16シリーズに対してゲーマー向け廉価版みたいな位置づけなんでしょうかね?
ただまー元ネタの実物からしてかなりな意欲作で、当時からアンビのセレクターや折り畳みストックの標準化など色々と考えて作りこまれた銃だと思います。
トイガンとしても一部は引き継いでいるのでモデルアップしたJACの着眼点も光る物があると思います。
直接軍隊に採用されてこそいませんが、傍流の子孫は大量に残した影響力の大きい銃なので開発史的にも意義があるモデルなんじゃないでしょうかね。
ただまー俺の場合は自衛隊が試験的にでも採用したモデルじゃなかったら買わなかったと思うけどな!(ウェ
##本日のおまけようつべ
ここ数日のAR-18押しは届く前にテンションを上げていたのである。
と、いう事でどこのご家庭にもある64式小銃と比較してみましょう。
5.56x45mmと7.62x51mmの差がある割に全長では大差ない。
発色悪いのはデジカメと撮影者の技術の両方が悪いからです、諦めてください。
撮影順としてはこれが一番だったんですがね。
つーこって裏表の全体図でした。
『64式にシルエットが似ている』なんて言われますがどうでしょうかね?
前の方からディテールを紹介して行きましょう、まずはフラッシュハイダー。
M16(無印)に似た感じのチューリップハイダーです、M16初期型よりかは分厚いけどM16後期型よりか円筒形。
着剣ラグを撮影したかった。
穴だけ残ってますがフロントスリングスイベルが元々付いていたと思われます。
バヨネットと干渉しないんでしょうか?
そのうちジャンクパーツ買ってきて修理しないといけませんな~
フロントサイトを撮影したかったらしい、フラッシュハイダーの形状も何となくわかる。
シンプルなガード付きのポスト型です、別体部品に見えるので多分調整できるんじゃないでしょうか。
亜鉛ダイキャストと思われるので経年変化で割れたりとかしそうなので動かしません。
まーガスガンとしての機能は死んでるディスプレイモデルとして購入した物なので調整しなくても実用上問題なし。
あんまし他所で撮らないような写真を撮ってみようと思った、ハンドガード下面。
現代のレイル盛り銃と異なります、滑り止め効果がありそうなパターン。
ハンドガード上面、ここも昨今流行りのレイル盛り銃と異なります。
反射防止のセレーション加工がなされておりゴージャス(?)
実物はツヤツヤテカテカのプラスチックなのが写真からわかりますが、こちらはちょっと高級感のある艶消し梨地仕上げ。
レシーバー左面、刻印読めないので文章で補足しておくと普通にJAC製です。
マガジンウェルの上にあるポッチは折り畳んだストックの固定用、プラスチック製ですぐ摩耗しそうですが摩耗痕がありません、前オーナーは使わなかったんでしょう。
Eリング止めのピンやスポット溶接の痕が見えますがモールドのみのダミーです、エッジが立ってて今にも動かせそう。
この辺の高い成型技術見てるとバブルジャパンの余裕を感じますね。
セレクターはセーフとファイアの2ポジションしか刻印ありませんが、実際にはM16系の様な3ポジションで動きます。
グリップです、ガスガンだったので(過去形、前オーナーにより発射機構破壊済み)吸気ホースのバルブが残存しています。
グリップのアーマライトの刻印が如何にも昭和ジャパンと言うかなんというか実際に昭和40年代の製品(がモデル)だし。
リアのスリングスイベルがグリップ先端というちょっと珍しい位置にあります、と言うか左右にガタつく作りで外れそうで怖い。
この位置に素直にスリング着けて吊ると逆さまになり即応性の点でAK系のサイドスリングより少し劣ります。
レシーバー右面
この時代で既にセレクターレバーはアンビデクストラスとなっています、つーかアンビデクストラスとか発音しづらいのでどうにかしてくれ。
ここでも必殺のEリングが炸裂(これはライブ)、間違って制式採用された日にはビニテでグルグル巻き必至!
ダストカバーとコッキングレバーは当然のように欠損しております、元から装着しなかったんでしょう。
ダストカバーもなんか固定方法がショボく不安な構造ですが、コッキングレバーは何もない平面に
クランク状レバーを接着していたので剛性が絶対に不足しそうです。
適当なクランク状の棒でダミーレバー自作できないかと思ってましたが、剛性が不安過ぎて怖いですねい。
下手に補強したらレシーバーの方が割れそう。
あとマガジンキャッチはM16系と固定方法が異なります、マガジンの固定穴が逆向きです。
シーソー式に動くマガジンキャッチで意外にも操作性は良好、プレス風ですが亜鉛ダイキャストだと思います。
なお試したところJAC製M16A2とマガジンの互換はありませんでした、AR-18用は少し大きいです。
レシーバートップを撮影したかったらしい。
モナカ構造ではなく一体成型ですが中央にパーティングラインが堂々と入っております。
リアサイトのダイヤルはプラスチック製、多分調整機構は無いと思います。
89式の薬莢受け止めに似た形状の部品が付いてます、外国動画ではスコープマウントとか着けてました。
スポット溶接痕がモールドで再現されいかにも板金っぽい仕上げにしてますが実際はプラスチック製なので剛性は不安です。
今時AR-18用のマウントベースとか作る業者もないでしょうが。
リアサイトはシンプルなLフリップ・・・フリッ・・・ダミーじゃねぇかよコレ!
つーこってLフリップ風で動きません。
あとレシーバー後端のロックはダミーで実際にはプラスネジで固定しているようです。
下手にいじくると雌ネジが潰れそうで怖いな~
中身のガスガンユニットが破壊されており、中でガタガタジャラジャラ言って
たまに隙間からバネがコンニチワするので分解して剛性に関係ないパーツは全部除去したいんですが。
緩いと評判のストックの留め金
これはかなり固いと言うか多分本来は半ば力ずくで動かす設計なんだと思います。
摩耗痕がほとんどなくあんまり動かした形跡ありません。
ストックがガッタガタだったので購入してすぐに一度曲げてネジ締めなおしました。
某サイトの漫画(アレ面白いね)で知ったんですが、中は鋳物のシャフトにネジを切ってるので折れやすいとの事で慎重に取り扱わざるを得ない。
つーかこれやっぱ弱点だわ、材質ではなく構造的にも弱い、自衛隊が固定ストック試したのわかる。
ストックにある謎のパーツ
本来は畳んだ時のストック固定用、リフト・ザ・ドット(亀甲ボタン)みたいな構造で水筒のカバーならともかく銃の部品としてはあんまり見ない形状です。
まー現代(1960年代)版ステンガンってコンセプトだからでしょう。
あんまし他所で撮影しないような場所撮ってみようかと思った床尻板。
64式みたいなショルダーレストは無いのでシンプルな滑り止めモールドのみです。
多分固定方法は実物と違う。
中にコンバートメント等は仕込まれてません。
あんまし他所で撮影しないような場所と言うかなんというか、レシーバー前端のネジが一本欠落w
まあ相場よりかは安かった(十分高かったけど)ので地道にいじってこうかと思います。
#AR-18感想文
一言で言うなら「撃テルンです」、デジカメ時代のナウなヤングには注釈入れないと通じないと思うけどそう言わざるを得ない。
もっともカメラの”写ルンです”は信頼性が高かったので富●フィルムには申し訳ない。
予想以上にディテールの再現が良く、モールドの部品でさえ今にも動き出しそうな造形の良さはあります。
しかしてその良さ故に元ネタの銃の雰囲気を伝えてしまって『現代('60年代)版ステンガン』と言った安っぽい雰囲気もしっかり再現してしまっています。
元ネタの実物の方は『西側のAK』を目指していたようですが、今にも分解しそうなEリング止めのピンや弱い緩いと評判の折り畳みストックとか、なんかまあ大量採用した軍隊が無いのもちょっと納得してしまう出来ですね。
トイガンとしてのJAC製AR-18も当時ユーザーやトイガン雑誌などで剛性不足が指摘されており、同じJAC社のラインでも高級路線のM16シリーズに対してゲーマー向け廉価版みたいな位置づけなんでしょうかね?
ただまー元ネタの実物からしてかなりな意欲作で、当時からアンビのセレクターや折り畳みストックの標準化など色々と考えて作りこまれた銃だと思います。
トイガンとしても一部は引き継いでいるのでモデルアップしたJACの着眼点も光る物があると思います。
直接軍隊に採用されてこそいませんが、傍流の子孫は大量に残した影響力の大きい銃なので開発史的にも意義があるモデルなんじゃないでしょうかね。
ただまー俺の場合は自衛隊が試験的にでも採用したモデルじゃなかったら買わなかったと思うけどな!(ウェ
##本日のおまけようつべ
##本日のおまけ画像
SDF-AR18三様
上より
甲・素のAR-18っぽい物
乙・木製折り畳みストックの物
丙・木製固定銃床の物
####本日のおまけ画像の2
AR-18を持って匍匐前進する自衛隊員のイラストです。
SDF-AR18三様
上より
甲・素のAR-18っぽい物
乙・木製折り畳みストックの物
丙・木製固定銃床の物
####本日のおまけ画像の2
AR-18を持って匍匐前進する自衛隊員のイラストです。
Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:01│Comments(0)
│トイガン・デコガン
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