2019年05月08日
伝説のコンバット・オート!これで君も白頭山の光明星だ!
とりあえず買ったのでKSC製Cz75(2nd)のレビュー的な物でも適当に書こうと思う。
写真がド下手なんだが撮りなおす気力が無いので諦めて下さい。
何か比較対象があった方が良いと思うので往年の傑作M1911A1(マルイ製GBB)と
同世代のライバルとしてベレッタM9(KSC旧版)とSIG/SAUER P226(タナカ旧版)を引っ張り出して来た。
見た感じちゃんとCz刻印である、俺にとっては残念である。
現状が綺麗過ぎるので弄る気力よりも惜しい気持ちの方が強いが、いずれは☆マークに改造したい。
メイドインチェコスロバキア刻印である、一時期通産省の指導が入ったと聞いたが1/1スケールの模型と言う面もある製品なので許して頂きたい所である。
Cz75も色々とバリエーションが豊かであるが、これはチェコスロバキア時代のモデルらしい。
なんか知らないけどトイガンとしてモデルアップされてるだけでも結構種類があって覚えられない。
原型が明治四十四年(1911年)にも関わらず現在も愛好者の多いガバメントですが、シングルアクションで
安全装置はハンマーを起こした状態でトリガーロックを掛ける方式です。
「ジェフ・クーパー氏が絶賛」の内訳はガバメント至上主義者のクーパー氏がコック&ロックできるから良いつったのが原典だとか聞いたんですが如何な物でしょうか。
Cz75もコック&ロックが可能です、と言うかハンマーを起こした状態でないとマニュアルセイフティはかかりません。
この辺あとでもうちょい掘り下げます。
次いで一世を風靡したベレッタM9(92FS)です、KSC製旧版。
マニュアルセイフティは書けると強制的にデコッキングするようになっているのでコック&ロックはできません。
ハンマーダウン状態でなおかつトリガーロックも掛かる手の込んだ方式でワルサーP1(P38)やS&WのM39系オートなど類似機構の採用例も多いです。
固定スライド式のガスガンでは機構的に再現されない場合が多くGBBやモデルガンでデコッキングするのを手にすると嬉しくなるのが古参マニアの性です。
失敗写真で潰れてますがタナカのP226です。
実物はマニュアルセイフティを有さずデコッキングのみとなっています。
エアコキP228の影響でマニュアルセイフティだと思ってる人が一定数存在する模様。
これはガスガンなので所謂ASGKセイフティが付いています、使った事ないけど。
P220(9mm拳銃)は中古で買ったので前オーナーが除去してました。
SIG系オートの安全装置はタナカP226も再現してますね。
トリガーを引いてない状態ではハンマーは若干リバウンドしてファイアリングピンから浮いています。
ハンマーを直接押しても前進しません。
トリガーを引ききった状態ではハンマーは自由に前進するようになります。
撮影でBB弾とガスは抜いていますが、装填状態だと生ガス噴出すると思います。
銃が痛みそうで嫌なのでわざわざ実験はしません。
本命のCz75にやっと戻ってきますよ。
Cz75はハンマーダウン状態ではM1911A1などと同じくマニュアルセイフティはかかりません。
ハンマーはベタ落ちしててリバウンド機構は有さないようです。
無理やり”指デコック”してハンマーダウン状態にすると生ガスを吹きます。
ブレッブレの失敗写真だけど撮りなおしません、マニュアルセイフティのインジケーター(赤丸)が写ってないので言いたいことは伝わるから良いや。
で、ハンマーはハーフコック状態にすればマニュアルセイフティを掛けられます。
解除すればDAでの発砲も可能。
ただしKSCのCz75にはデコッキング装置はありません。
(実物だとデコッキング可能なバリエーションも存在する模様)
ハンマーに指を添えてゆっくり下ろすしかないですが、全ての安全装置を解除している訳で失敗すると暴発する危険性があります。
で、CZ75の売りはコック&ロックですね。
安全なデコッキング機能を有さず、ハンマーダウン状態でもなんか油断ならない構造なのでこの銃はコック&ロックが一番正しい使い方なんじゃないかと思います。
グリップが細身で握りやすくセイフティレバーの位置も操作しやすい位置にあり操作感は流石に素晴らしい。
ハンマーが起きた状態よりも若干下がるのでガッツリとハイグリップするとハンマーが手にぶつかります。
実物だったらイテテテテ案件でしょう。
あんましハイグリップしない方が良いと思います。
先ほども少し触れましたが、グリップ感自体は良いです。
今回比較対象に引っ張り出したM1911A1、P226、M9の中では文句なしで一位付けて良いです。
とりあえずホールドオープンしてみました、失敗写真ですが。
昔に持っていたマルイのエアコキCz75(1st)はやたらとコッキングし辛かったんですが、KSC製はスライドの動きが軽くてスムースなので取り立てて困る事は無いです。
エアコキと違って毎回スライド引く必要もないですしね。
またホールドオーオープン写真です。
スライドストップレバーも指が届きやすく操作しやすいです。
M1911A1のスライドストップは実はちょっと遠いと思ってる俺にもピッタリ。
日本人と体格が近い北の国で採用されるのもなんかわかる希ガス。
裏っかわと言うか右面。
レバー類が無く非常にシンプル。
レバー類をアンビ化したのがCz85だそうで、そっちの方が確実に操作性は上だと思うんですが、現状Cz85の現行トイガンは存在しないようです。
前後のサイトはこんな感じです、少し古い(1975年)の設計だからかホワイトドットなどは入っていません。
最近の集光カスタムサイトあたりの銃と比較したい所ですがあいにく持ってないのでわかりません。
とりあえず通常分解。
なんかグリスが換装した残滓っぽいのが残ってますね、トイガン用オイルを後で塗っておきます。
うーん、プラスネジが気になる。フレーム内部の写真。
多分KSCもスライドストップ軸で衝撃受ける方式だと思います、GBBとは言え実物と比したら微々たるものなので軸が折れる事はそうそう無いかと。
とりあえず総評としては
・キビキビ動いて爽快(座敷でしか撃ってないので射撃性能は未知数)
・グリップは凄く握りやすい
・エアコキでは気になったがKSCはスライド引きやすい
・ダブルアクションは機構的に忘れた方が良い
・DAプルは期待してたほどではない
・ハイグリップするとイテテテ
・状態が良いので迷うが刻印違いにしたい
Posted by 猿野半長(転職したい) at 18:00│Comments(0)
│トイガン・デコガン
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