2019年07月11日
海への道
おはこんばんちわ(何かの真似)
今日はあんまし引っ張りませんよ。
という事で素直に紹介、今はトイガン業界撤退したグンゼ産業のS&W M5904、10禁エアコキモデルです。
同社の製品はなかなか意欲的で内部機構が珍しかったりマニアックなラインをモデルアップしたりと気概を感じるメーカーでした。
今回購入したのも「その他の銃」扱いのS&Wオートです。
昔にどこのメーカーか思い出せない四桁オート持ってた気がするんですが、この製品ではないですね。
こんなに凝った機構では無かった。
単にノスタルジーに浸るだけでなく海保のM5906の代用品としても今後使いたい所です。
比較対象として手持ちのS&Wオートを集めてみました。
マルシン製M39(モデルガン)、MGC製M745(固定スライドガスガン)、東京マルイ製M&P9(ガスブローバック)です。
一応これで第一世代(M39)と第二世代(M745)と第三世代(M5904)と次世代(M&P9)が揃いました。
WAのシグマとMGCのM459(モデルガン)が今後欲しい所です。
細かい違いをテキトーにリストアップ
M39
フロントサイト(固定)
リアサイト(左右アジャスタブル)
マニュアルセイフティ(左面(右手用))
トリガーガード(ラウンド)
グリップ(ツーピース)
ランヤードリンク(有り)
弾倉(9x19mm、シングルカラム)
他(これが基本形、1954年登場)
M745
フロントサイト(固定)
リアサイト(半固定、ノバックタイプ)
マニュアルセイフティ(左面(右手用)ロングタイプ)
トリガーガード(スクウェア)
グリップ(ツーピース)
ランヤードリンク(無し)
弾倉(.45ACP、シングルカラム)
他(ロングスライド、フレームシルバー、競技用モデル)
M5904
フロントサイト(半固定)
リアサイト(半固定)
マニュアルセイフティ(両面(アンビ))
トリガーガード(スクウェア)
グリップ(ワンピース)
ランヤードリンク(無し)
弾倉(9x19mm、ダブルカラム)
参考・海保型M5906
フロントサイト(半固定)
リアサイト(半固定、ノバックタイプ)
マニュアルセイフティ(両面(アンビ))
トリガーガード(ラウンド)
グリップ(ワンピース)
ランヤードリンク(有り)
弾倉(9x19mm、ダブルカラム)
他(ステンレスモデルであるが黒染め、刻印がM5906MILITARY、海保のコンパスマーク)
正直海保モデルが一番カッチョイイと思う。
トイガンとしてモデルアップされた物(M5906)はシルバーモデルなので根本的に違う。
比較対象用のゲスト
似てる似てるとよく言われるK5と、同年代の世界的ヒット作ベレッタ92(75式に改造途中)
基本的に操作系統に特殊な物は無く、ベレッタ系とほぼ同じです。
が、一世を風靡したベレッタ92系と「その他の自動拳銃」扱いのS&Wオート、どうしてここまで差が付いた。
持ち比べて見るとベレッタ系の方が扱いやすい、微妙なレバー類の位置の差が原因か。
似てる似てるとよく言われるK5との比較。
マニュアルセイフティがフレームに付いてた方が個人的には好きですが、K5は操作軸が前で少し特殊。
トイガンとしての出来はまーグンゼ産業の方が良いと思いますね、主に見た目で。
構造上K5の中身はオーソドックスなエアコキメカで優れてる筈なんですが、韓国のパワー規制が厳しいらしくグンゼの10禁エアコキと似たような感じです。
M5904のディテールに関してはこれから書いて行きます。
M745とM59と一緒にマガジンを抜いた所。
M39はモデルガンなので当然一番リアルですが、M745もプレスフレームの中にユニットが入る形式でリアル感は現行トイガン以上の物があります。
その一方でM5904はいきなりのワリバシマガジン、とは言えマガジンキャッチはライブで電動ハンドガンにボトムプレートが付いたような物、と言えば伝わるかな?
なぜこんな形状なのかとネタバレすると、グリップ内にピストンが入っているためです。
なんでそんな構造かって言うとアレだよ、別項w
なんとマニュアルセイフティがライブ!
エアコッキングガンでこれはかなり珍しいです。
このギミックを仕込むためにグリップ内ピストンと言う珍しい機構になったんでしょうね~。
ハンマーが起きてますがデコッキング機能は有ってないような物です。
(故障ではなく説明書によるとそれで正しい模様)
ハンマーダウン状態
ハンマーハーフコック状態
デコッキング機能は無いですが、マニュアルセイフティを掛けた状態でトリガーを引くとハンマーが落ちてハーフコックになります。
「デコッキング機能は無いけど有るよ」としか言えない。
実際のピストンリリースシアーとディスコネクトするだけでハンマーはトリガーと連動してピコピコ動きます。
マニュアルセイフティを解除すればダブルアクション発砲が可能です。
一応BB弾が発射できるのでなんか危なっかしい気もしますが発射機構よりもある意味遊べる機構で楽しいですね。
とは言えモデルガン的にデコッキング&トリガーロックしてくれた方がやっぱり良いですがw
つーかアレです、安物トイガン遍歴が長いとちゃんとマニュアルセイフティが動いてデコッキング&トリガーロックする銃が超高級品に思える。
普通にハンマー起きてる状態の写真も撮影してましたが、コメントすべき内容は無いよう。
メタルパーツは亜鉛ダイキャスト感丸出しですが、結構形状は良いんじゃないかと思います。
マニュアルセイフティはアンビで左右どちらでも操作可能です。
ちゃんと連動しています。
軸が貫通しているのでピストンをストレートに配置できないのも納得の作り。
ホールドオープンしているのはマルシンのM39
主役のM5904はホールドオープンできません、エジェクションポートもディテールアップされていますがスライドと一体成型で開きません。
付属して当然の様にスライドストップはダミーで機能を有しません。
別体部品で造形もよく今にも動き出しそうです、テイクダウンピンとしての機能はあるんでしょうかね?
少し残念なポインツ
スライド前面に凄く良くできたモールドがあるんですが、リコイルスプリングガイドはダミーです。
スライド前面を頑張って押してダミーだと表現したかった写真。
凄く見ずらいですが刻印を示したかった。
スミス&ウェッソンジュニアとかメイドインジャパンとか書いてあります。
右面の刻印を示したかった。
グリップあたりに控えめにASGKのマーク。
書き忘れましたがグリップはS&Wロゴが無くただの〇印になってます。
フロント、リアサイト共にドープテイル式で横からハメこんでます、一応アジャスト可能です。
フロント、リアともに緩くて脱落しやすく、オークションなどで探した中古個体では脱落している物が多かったです。
この個体も届いた時点で脱落しかかってました。
リアサイトM39との比較。
M39はS&Wリボルバーを彷彿とさせるデザインで左右の調整がネジで可能です。
リアサイトのM745との比較、いきなりズレてる…
M745はターゲットタイプの大型リアサイトが付属していますが、現行の3ポイントドットと異なり背面は反射防止加工のみです。
M5906のはなんて言えばいいんだろ、ベレッタ92Fもこんな感じだった。
M745とM&P9
いやアレですよ、現代銃と比べると背の高さに驚く。
ビーバーテイルとフロントサイトの位置比べて下さい、手と照準線の差が歴然。
M39とM5904のグリップ比較。
昔持っていたメーカー不明のS&W四桁オートはグリップフィーリングが悔しいけれど良かったんですが、グンゼ産業のM5904はイマイチ感がありますね。
S&W系オートはグリップの前後幅が長く大きく感じる傾向があるんですが、マルシンのM39はシングルカラムで薄いからか結構良い感じです。
東京マルイのエアコキM645はこの前もジャンク棚に有ったので持ったのですが、今の俺の手にも大きい。
MGCのM745よりもオーバーサイズなのかもしれません。
なお、どれもこれもリアルサイズなのかどうかは一切知らん。
>#書いた後にスライドストップいじくってた所、フレームが肉厚なのが確認できました。
おそらくグリップ内にピストンを内蔵したためにグンゼのM5904はオーバーサイズである可能性が高いです。
腕時計映ったのでついでに。
MQ-24ですがダイソーのNATOベルトに付け替えて見ました。
元のウレタンバンドよりも涼しくて軽量でええ感じです。
なお幅が合わないのでダイソーNATOは加工してます。
つーか買ったのは良いけど入れるホルスターが無い問題。
マルチフィットの筈のGLSもすこしガタツキがあり走ったら落ちそう。
K5を入れてるレプリカホルスターですが、これも不適合。
トリガーガードが干渉して深く入らず、結果蓋が閉まりません。
西側のよくわかんない国っぽい雰囲気で気に入ってるんですがね~。
まー何はともあれ遊べるトイガンなのでわりと気に入ってます。
マニュアルセイフティが有ると言う理由で最近のポリマーフレームオートを跳ねのけての採用例もあるようです。
もう一つ買って海保仕様M5906に改造しちゃいたいな~、という事で終わります。
今日はあんまし引っ張りませんよ。
という事で素直に紹介、今はトイガン業界撤退したグンゼ産業のS&W M5904、10禁エアコキモデルです。
同社の製品はなかなか意欲的で内部機構が珍しかったりマニアックなラインをモデルアップしたりと気概を感じるメーカーでした。
今回購入したのも「その他の銃」扱いのS&Wオートです。
昔にどこのメーカーか思い出せない四桁オート持ってた気がするんですが、この製品ではないですね。
こんなに凝った機構では無かった。
単にノスタルジーに浸るだけでなく海保のM5906の代用品としても今後使いたい所です。
比較対象として手持ちのS&Wオートを集めてみました。
マルシン製M39(モデルガン)、MGC製M745(固定スライドガスガン)、東京マルイ製M&P9(ガスブローバック)です。
一応これで第一世代(M39)と第二世代(M745)と第三世代(M5904)と次世代(M&P9)が揃いました。
WAのシグマとMGCのM459(モデルガン)が今後欲しい所です。
細かい違いをテキトーにリストアップ
M39
フロントサイト(固定)
リアサイト(左右アジャスタブル)
マニュアルセイフティ(左面(右手用))
トリガーガード(ラウンド)
グリップ(ツーピース)
ランヤードリンク(有り)
弾倉(9x19mm、シングルカラム)
他(これが基本形、1954年登場)
M745
フロントサイト(固定)
リアサイト(半固定、ノバックタイプ)
マニュアルセイフティ(左面(右手用)ロングタイプ)
トリガーガード(スクウェア)
グリップ(ツーピース)
ランヤードリンク(無し)
弾倉(.45ACP、シングルカラム)
他(ロングスライド、フレームシルバー、競技用モデル)
M5904
フロントサイト(半固定)
リアサイト(半固定)
マニュアルセイフティ(両面(アンビ))
トリガーガード(スクウェア)
グリップ(ワンピース)
ランヤードリンク(無し)
弾倉(9x19mm、ダブルカラム)
参考・海保型M5906
フロントサイト(半固定)
リアサイト(半固定、ノバックタイプ)
マニュアルセイフティ(両面(アンビ))
トリガーガード(ラウンド)
グリップ(ワンピース)
ランヤードリンク(有り)
弾倉(9x19mm、ダブルカラム)
他(ステンレスモデルであるが黒染め、刻印がM5906MILITARY、海保のコンパスマーク)
正直海保モデルが一番カッチョイイと思う。
トイガンとしてモデルアップされた物(M5906)はシルバーモデルなので根本的に違う。
比較対象用のゲスト
似てる似てるとよく言われるK5と、同年代の世界的ヒット作ベレッタ92(75式に改造途中)
基本的に操作系統に特殊な物は無く、ベレッタ系とほぼ同じです。
が、一世を風靡したベレッタ92系と「その他の自動拳銃」扱いのS&Wオート、どうしてここまで差が付いた。
持ち比べて見るとベレッタ系の方が扱いやすい、微妙なレバー類の位置の差が原因か。
似てる似てるとよく言われるK5との比較。
マニュアルセイフティがフレームに付いてた方が個人的には好きですが、K5は操作軸が前で少し特殊。
トイガンとしての出来はまーグンゼ産業の方が良いと思いますね、主に見た目で。
構造上K5の中身はオーソドックスなエアコキメカで優れてる筈なんですが、韓国のパワー規制が厳しいらしくグンゼの10禁エアコキと似たような感じです。
M5904のディテールに関してはこれから書いて行きます。
M745とM59と一緒にマガジンを抜いた所。
M39はモデルガンなので当然一番リアルですが、M745もプレスフレームの中にユニットが入る形式でリアル感は現行トイガン以上の物があります。
その一方でM5904はいきなりのワリバシマガジン、とは言えマガジンキャッチはライブで電動ハンドガンにボトムプレートが付いたような物、と言えば伝わるかな?
なぜこんな形状なのかとネタバレすると、グリップ内にピストンが入っているためです。
なんでそんな構造かって言うとアレだよ、別項w
なんとマニュアルセイフティがライブ!
エアコッキングガンでこれはかなり珍しいです。
このギミックを仕込むためにグリップ内ピストンと言う珍しい機構になったんでしょうね~。
ハンマーが起きてますがデコッキング機能は有ってないような物です。
(故障ではなく説明書によるとそれで正しい模様)
ハンマーダウン状態
ハンマーハーフコック状態
デコッキング機能は無いですが、マニュアルセイフティを掛けた状態でトリガーを引くとハンマーが落ちてハーフコックになります。
「デコッキング機能は無いけど有るよ」としか言えない。
実際のピストンリリースシアーとディスコネクトするだけでハンマーはトリガーと連動してピコピコ動きます。
マニュアルセイフティを解除すればダブルアクション発砲が可能です。
一応BB弾が発射できるのでなんか危なっかしい気もしますが発射機構よりもある意味遊べる機構で楽しいですね。
とは言えモデルガン的にデコッキング&トリガーロックしてくれた方がやっぱり良いですがw
つーかアレです、安物トイガン遍歴が長いとちゃんとマニュアルセイフティが動いてデコッキング&トリガーロックする銃が超高級品に思える。
普通にハンマー起きてる状態の写真も撮影してましたが、コメントすべき内容は無いよう。
メタルパーツは亜鉛ダイキャスト感丸出しですが、結構形状は良いんじゃないかと思います。
マニュアルセイフティはアンビで左右どちらでも操作可能です。
ちゃんと連動しています。
軸が貫通しているのでピストンをストレートに配置できないのも納得の作り。
ホールドオープンしているのはマルシンのM39
主役のM5904はホールドオープンできません、エジェクションポートもディテールアップされていますがスライドと一体成型で開きません。
付属して当然の様にスライドストップはダミーで機能を有しません。
別体部品で造形もよく今にも動き出しそうです、テイクダウンピンとしての機能はあるんでしょうかね?
少し残念なポインツ
スライド前面に凄く良くできたモールドがあるんですが、リコイルスプリングガイドはダミーです。
スライド前面を頑張って押してダミーだと表現したかった写真。
凄く見ずらいですが刻印を示したかった。
スミス&ウェッソンジュニアとかメイドインジャパンとか書いてあります。
右面の刻印を示したかった。
グリップあたりに控えめにASGKのマーク。
書き忘れましたがグリップはS&Wロゴが無くただの〇印になってます。
フロント、リアサイト共にドープテイル式で横からハメこんでます、一応アジャスト可能です。
フロント、リアともに緩くて脱落しやすく、オークションなどで探した中古個体では脱落している物が多かったです。
この個体も届いた時点で脱落しかかってました。
リアサイトM39との比較。
M39はS&Wリボルバーを彷彿とさせるデザインで左右の調整がネジで可能です。
リアサイトのM745との比較、いきなりズレてる…
M745はターゲットタイプの大型リアサイトが付属していますが、現行の3ポイントドットと異なり背面は反射防止加工のみです。
M5906のはなんて言えばいいんだろ、ベレッタ92Fもこんな感じだった。
M745とM&P9
いやアレですよ、現代銃と比べると背の高さに驚く。
ビーバーテイルとフロントサイトの位置比べて下さい、手と照準線の差が歴然。
M39とM5904のグリップ比較。
昔持っていたメーカー不明のS&W四桁オートはグリップフィーリングが悔しいけれど良かったんですが、グンゼ産業のM5904はイマイチ感がありますね。
S&W系オートはグリップの前後幅が長く大きく感じる傾向があるんですが、マルシンのM39はシングルカラムで薄いからか結構良い感じです。
東京マルイのエアコキM645はこの前もジャンク棚に有ったので持ったのですが、今の俺の手にも大きい。
MGCのM745よりもオーバーサイズなのかもしれません。
なお、どれもこれもリアルサイズなのかどうかは一切知らん。
>#書いた後にスライドストップいじくってた所、フレームが肉厚なのが確認できました。
おそらくグリップ内にピストンを内蔵したためにグンゼのM5904はオーバーサイズである可能性が高いです。
腕時計映ったのでついでに。
MQ-24ですがダイソーのNATOベルトに付け替えて見ました。
元のウレタンバンドよりも涼しくて軽量でええ感じです。
なお幅が合わないのでダイソーNATOは加工してます。
つーか買ったのは良いけど入れるホルスターが無い問題。
マルチフィットの筈のGLSもすこしガタツキがあり走ったら落ちそう。
K5を入れてるレプリカホルスターですが、これも不適合。
トリガーガードが干渉して深く入らず、結果蓋が閉まりません。
西側のよくわかんない国っぽい雰囲気で気に入ってるんですがね~。
まー何はともあれ遊べるトイガンなのでわりと気に入ってます。
マニュアルセイフティが有ると言う理由で最近のポリマーフレームオートを跳ねのけての採用例もあるようです。
もう一つ買って海保仕様M5906に改造しちゃいたいな~、という事で終わります。
Posted by 猿野半長(転職したい) at 21:57│Comments(0)
│トイガン・デコガン
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