2020年04月27日

コルトDAリボルバー覚え書き

自分で覚えられないので!自分で覚えられないので!
大事なことなので二回書きました!
とりあえず俺が名前を知っていた物をピックアップしWikipiediaで調べてきた。
画像はWikipiediaより引用。



凡例
名称(登場年)
口径
装弾数
コメント

ニューネイビー(M1889)
.38ロングコルト・他
6発

確認できたコルト製DAリボルバーで軍用モデルで最古の物
形状は既に完成の域に達しており後年のモデルとそっくりだが、シリンダー回転方向が逆だったり
シリンダーストップが無かったりして進化の前段階にある事がわかる。




M1892
.38ロングコルト
6連発
Wikipiediaに画像があった最古の物、M1889の改良型っぽいが違いはヨクワカラン。






ニューポリス(1896年)
.32ニューポリス・他
6発






ポリスポジティブ(1907年)
.32ニューポリス他
6発
「ポジティブロック」と言う安全装置が導入されたもの





ポリスポジティブスペシャル(1908年)
.38スペシャル
6発
ニューポリスの系譜でポリスポジティブのボアアップバージョンで.38スペシャル弾が使用可能になった。
ベースが.32口径だったので他の.38口径6連発よりもフレームサイズが小さい、この系譜がコルトDフレームらしい。
日本でもモデルガンとしてモデルアップされ、鉄道公安官や警察などでの採用実績がある。


アーミースペシャル(1908年)
.38スペシャル
6発
同じ.38口径だがポリポジティブスペシャルと並行販売されていた模様、統一しなかったらしい。
.38スペシャル弾に最初から対応して設計されたためポリスポジティブスペシャルよりもフレームサイズが大きい模様
この系譜がIフレームでパイソンなんかに繋がってるらしい。


オフィシャルポリス(1927年)
.38スペシャル
6発
アーミースペシャルの名称替えバージョンとされWikipediaのページも一緒に作られている。
日本でも警察や鉄道公安官などでの使用例がある。
MGCのモデルガンはオーバーサイズな気がするが、ベースのパイソンの時点でスケールアップしていたんだろうか?

コマンドー(1942年)
.38スペシャル
6発
オフィシャルポリスの戦時急造型、仕上げが異なる以外はオフィシャルポリスと同一に見える。
名前はカッコイイ、コマンドー。






ディテクティブスペシャル(1927年)
.38スペシャル
6発
思ったよりも年代が新しい、ポリスポジティブスペシャルの銃身長バリエーションにしか思えなかったが、
調べて見たら実際にポリスポジティブスペシャルのスナブノーズバージョンと書いてあった。
トイガン黎明期からモデルアップされている隠れた人気機種
日本でも警察や自衛隊の警務隊での使用例があり、特に私服警官用としては息が長く平成期に入っても目撃情報がある。







コブラ(1950年)
.38スペシャル
6発
名前がカッコイイ、紛れもなく奴さ。
ディテクティブスペシャルのアルミフレームバージョンで写真からは識別が困難。



コルトM1909(ニューサービス)
.45ロングコルト・他
6発
偶に「コルトダブルアクションアーミー」として紹介されてるモデルを特定しようとしたがよくわからなかった、
これじゃないかと思うんだが。



コルトM1917
.45ACP(ハーフムーンクリップ使用)
6発
S&WのM1917と混同してる例が稀に見受けられるが、ニューサービスのバリエーションモデルであり全くの別物。
使用実包が同じだがどちらもM1911A1自動拳銃の不足を補うための物。
日本警察でも昭和期に使用されていた。

#「コルト社orS&W社の工場に同じ銃を作らせた」「シリンダーの回転方向だけ違う同じ銃」等の
解説を昔に見た記憶があるが、どちらもコルト系/S&W系のメカで使用実包くらいしか互換性は無い。







パイソン(1955年)
.357マグナム
6発
銃の個別名としてはおそらく日本で最も有名なのではないだろうか?SAAやM29は個別の名称で認識されてないと思うので。
フィクションでの使用例が多くコルトDAリボルバーのフラッグシップモデルでありトイガンとしてのモデルアップ例も多い。
なお俺は今まで一挺もパイソンのトイガンを所有した事がない(笑)








ダイアモンドバック(1966年)
.38スペシャル他
6発
パイソンのスケールダウンコピーにしか見えないが中身のメカもどうも違うらしい。
廉価版と言う扱いだったらしいがそれでも高かった模様、昔の金属モデルガン時代にモデルアップされた事があるらしい。






トルーパー
.357マグナム
6発
アジャスタブルサイトのローマン?
MGCのモデルガン販売されていたがあまり興味が無かったのでチェックしてない。(トルーパーファンの人ゴメソ)
廉価版っぽい扱いだったが最終的にベンチレーテッドリブが追加されたりして高級化した。


ピースキーパー
.357マグナム
6発
トルーパーの廉価バージョンらしい、仕上げがどうも違うらしい。

ローマン
.357マグナム
6発
トルーパーのバリエーションモデルとされる、固定サイトで武骨な見た目で官用拳銃っぽい。
モデルガンの出来が良く映画やドラマでのプロップガンとして多用されスクリーンの中では日本警察採用品のような状態に一時期なっていた。
中身のメカはトランスファーバー式の安全装置が組み込まれた近代的な物になっていた。






キングコブラ
.357マグナム
6発
正直戦後のコルトDAリボルバーはペットネームが付いていて個別に識別しやすい反面、
同じ口径で装弾数も同じ銃に別な名前が付いていてイマイチ区別がつかない。
廉価版のパイソンと思っていたが、Vフレームで中身は近代的なトランスファーバーメカになっている
出来心でモデルガンを落札してしまった。
トルーパーの後継モデルとされる。
トルーパー/ローマンはMk-IIIでキングコブラはMk-Vらしいが間にIVがあるのかメカのどこかどのようにどの程度違うのかよくわからない。




アナコンダ
.44マグナム
6発
外見はパイソンっぽいが中身はキングコブラらしい、そして.44口径。
フィクションでは何故か「.44口径のパイソン」が昭和期から登場していた。
とりあえずマルシンのガスガン持ってる、あんまし使ってない。

『コルト44マグナム』or『44口径のパイソン』
80年代の日本アニメに登場していた物で、外見上はパイソン(.357)のスケールアップモデル。
パイソンの.44口径は試作品が存在したらしいが、結局の所アナログな時代で資料が見つけられなかったので
誤認から生まれた架空銃の様な気がしてならない。


パイソン77マグナム
不明
6発
「.77口径のコルトパイソン」ではなく「そういう名称の銃」と寺沢武一先生が言っていた。
外見上コルトパイソンにそっくりだが刻印が違い二回りはサイズが大きい。  


Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:00Comments(0)トイガン・デコガン海外情報(軍以外)