2020年10月26日

62式機関銃覚え書き

62式機関銃覚え書き

個人的に62式熱が高まっているので覚え書き。
62式に興味がある同志はリンク先を見に行け(命令形)

個人的な話として62式の消炎器に二種類+αある事に気が付いたが、初期型と標準型と空包アタッチで
あると言う情報提供があった。



https://ja.wikipedia.org/wiki/62%E5%BC%8F7.62mm%E6%A9%9F%E9%96%A2%E9%8A%83
・Wikipedia62式機関銃の項

>「62言う事聞かん銃」「無い方がマシンガン」といった蔑称が、運用している隊員間でつけられたと、メディアでも紹介されている

 少なくともメディアで最初に露出したのは出展として挙げられている大宮ひろし氏の「そこが変だよ自衛隊!」で、
ダジャレとして面白い事も相まってネットミームとして広がった物だと思われます。

62式機関銃覚え書き
 バキシリーズで有名な板垣恵介氏の自叙伝的作品(単行本未収録)
 「ムチャクチャ故障が多いくせに」との評である。
 個人的には他の装具はちゃんと自衛隊の物と識別できるディテールが書き込まれているのに、
米軍のM16用の弾納にしか見えない物を着用している点が気になる。
 結構熊笹時代の自衛隊の写真見てると、サープラスショップで購入した米軍装備品を私物として活用している
自衛隊員の姿がチラホラと残されているのでそういうパターンではないかと推測します。
 未知の試作装備をたまたま使っていたとか言う可能性も微粒子レベルではあるかも。
(56装備型のビニロン装備や自衛隊迷彩のM12ホルスターなど変な試作品が存在するらしい)


https://togetter.com/li/1612292
ウォルフガング・ゴッテンベルク氏によるtogetterまとめ
消炎器に関する疑問に同氏が情報提供してくれたのが62式熱が高まった原因である。
他にもいくつかまとめられている、この記事は試作型や韓国軍の物の画像があり必見。

https://togetter.com/li/1452793
同じくtogetterまとめ
注目すべきは銃身の脱落に関する考察で、交換メカに関して詳しい解説がある。
この件もメディアでの初出は「そこが変だよ自衛隊!」であると思われますが、
銃身交換メカの解説を見る限り結構しっかりした構造でPKMよりも迅速な交換が可能ですね。
後は本文を参照されたし。


Youtubeより実写動画
33秒あたりで連射が止まっているが、恐らくジャムった物と思われます。


74式車載機関銃の空包射撃動画

「74式は性能が良い」「いや悪い」と言う話が色々と錯綜しているが、少なくともこの動画では
ベルトリンク一本丸ごと無故障で連射している。
10式戦車なども74式が継続使用されている。


住友は色々とやらかしており指名停止と言う公的な処分が下された事があるので、不調個体は
そう言った不良品である可能性があり得る。
なおMINIMIやM2などのライセンス生産品は故障が多く「ジャパン」と隠語で呼ばれていたとの噂。



#追記、同年代の外国軍機関銃



・M60(米)
国産に失敗していたら買わされていた可能性が高い銃
映画の影響や古くからトイガンが出ていた影響で日本では今でも人気は高い銃だが、
初期型に関しては信頼性の低さが問題視されており、幾次にもわたる改良を経たが
最終的にFN-MAG(M240B)に代替された。
E2やE4では改められているが、銃身交換は二脚運用中にはかなり面倒な構造。


・MG3(西ドイツ)
 タミヤMMシリーズで死ぬほど見たMG42の戦後版、弾とベルトがNATO規格になった以外は
殆ど姿を変えていない、ナチョっとしたデザインなのに現代の兵隊が持ってるのは何回見ても驚く。
 そもそも根本的な動作メカがローラーロッキング式で少し珍しい。
 基にする資料によって発射速度は異なるがどうも可変式らしい。
 62式でも言われてるが真下排莢なので空薬莢が手や銃に当たるのはMG3も同じ気がする。



FN-MAGの最新バリアントであるM240B(ベルギー)
独自路線だった米や仏も結局M240Bに乗り換え、日本にも輸入が始まってるGPMG会の西の横綱。
バレルのロックはなんか小さいボタンで行っており結構簡素な仕組みである。
次に紹介するPKMと異なりNATO方式ではベルトリンクの前から抜くので若干構造が単純になってます。


PKM(旧ソ連)
これはリムド実包を使用するためベルトリンクの後ろから引き抜く必要があります、そのため複雑な
機構と言われてますが、確かに少し部品は増えてるな、と言う感じ。
M2重機関銃なども後ろ抜きなので取り立てて奇妙なメカニズムと言う訳でもない。
PKMは銃身固定用のロックブロックがフィードカバーの奥に入っていて若干手間取る構造なんですが、
特にPKMの銃身交換メカニズムが問題視されているのは見た事がない。
西側の7.62mmNATO弾のGPMGよりもわずかに軽いので傑作だとは思う。


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Posted by 猿野半長(転職したい) at 23:59│Comments(0)自衛隊(予備隊/保安隊)
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