2021年07月11日
謎の拳銃『ミネベアM90』の秘密を追ったり追わなかったり長い人生たまには休むのもいいじゃないかドッコイショー
謎の拳銃『ミネベアM90』の情報をキャッチしたのであるが割と情報の出どころがハッキリしているのであった!
https://hobbyjapan.co.jp/armsweb/report/2324.html
Web上で確認できる情報源の中で最も明確なのはアームズマガジンの上記リンク先である。
さらに情報出典として「旧Gun誌(月刊Gun)1994年10月号」が挙げられている。
俺個人として当時Gun誌を講読していた筈なのであるが残念ながら当時読んだ記憶がない、
格ゲーブームに浮かれていたか何らかのトラブルで入手できなかったのだろう。
(これまた個人的な話だが当時定期購読を頼んでいた書店のミスで数か月分ロストした事件があった)
(画像はWikipediaより引用)
肝心のミネベアM90に関しては『雰囲気的にはアストラ コンスタブルっぽい恰好だ』が唯一の物で写真などは発見できなかった。
ホビージャパン社の書籍「日本警察拳銃」にも「ミネベア製国産ピストル」が候補として挙がったと言う記述がP230の項目にあるのみである。
要するに結局の所画像や図版も無くアストラから想像するしかないのであった【劇終】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AB
参考までにアストラコンスタブル(アストラ5000)のWikipedia直リン
https://www.google.com/search?q=Astra+5000&client=firefox-b-d&sxsrf=ALeKk02XQKLmAHX2mYsftYUVVHrvDSiGjA:1625990219457&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwjO-cDLxdrxAhVH3WEKHflSDZMQ_AUoAnoECAEQBA&biw=1920&bih=966
アストラ5000でのGoogle画像検索結果直リン
アストラコンスタブルに関しては『っぽい恰好』としか言及されておらずミネベアM90その物ではない(重要)
ワルサーPP系とよく似ているがマガジンキャッチがボタン式になっていたりスライドストップレバーが
独立操作可能な物に変更されていたりと操作系がワルサーPP系と異なる。
しかしワルサーPP系とよく似ており.22LR、.32ACP、.380ACPの口径バリエーションを持つシングルカラムマガジンの
ストレートブローバック構造のシングル/ダブルアクションオートマチックピストルである。
ミネベアM90が『っぽい恰好』となったのは操作性の向上を目指して操作系(マガジンキャッチ、スライドストップレバー)を
改造したのではないだろうか?(全ては俺の想像)
(画像は自己ブログ再掲)
「M90」と言うモデルナンバーからして設計年次もしくは計画開始は1990年頃と思われます。
恐らくは平成の制服一新(平成6年=1994年に実施)に合わせ拳銃も更新する事を検討していたのではないか、
と、推測されます。
1950年代末のニューナンブM57Bが試作された時も近代的で威圧感が少ないと言う理由で中型オートマチックの
配備が検討されていたらしいですが、恐らく平成の制服一新の際にも同じような思惑が働き
オートマチック拳銃のトライアル、結果としてP230JPの少数採用に至ったのではないか、と思われます。
P230JPに関しては正直他の同クラスオートマチック拳銃と比して色々と言いたい事がありますが、
(ランヤードと干渉して弾倉交換がし辛いとか安全装置が独特の構造で使い難いとか多分日本警察全面採用を見込んでの独自規格なんだろうな~、とか)
現在の日本警察の主力拳銃はM37エアウェイトやM360Jサクラと言った回転式拳銃が採用されると言う結末になりました。
『 警察官等けん銃使用及び取扱い規範』がアームズの記事で引用されておりますが、
『自動式けん銃にあつては、所属長が特に指示したときを除き、薬室にたまを装てんしないこと』
と、書かれており携行時は薬室を空にするIsraeli Carryが原則な模様です。
個人的にはオートマチックをIsraeli Carryするのだったらリボルバー拳銃を運用した方が有利だと思っております。
結果として日本警察がリボルバーの新規調達を継続しているのも同じ判断があったと思われます。
https://hobbyjapan.co.jp/armsweb/report/2324.html
Web上で確認できる情報源の中で最も明確なのはアームズマガジンの上記リンク先である。
さらに情報出典として「旧Gun誌(月刊Gun)1994年10月号」が挙げられている。
俺個人として当時Gun誌を講読していた筈なのであるが残念ながら当時読んだ記憶がない、
格ゲーブームに浮かれていたか何らかのトラブルで入手できなかったのだろう。
(これまた個人的な話だが当時定期購読を頼んでいた書店のミスで数か月分ロストした事件があった)
(画像はWikipediaより引用)
肝心のミネベアM90に関しては『雰囲気的にはアストラ コンスタブルっぽい恰好だ』が唯一の物で写真などは発見できなかった。
ホビージャパン社の書籍「日本警察拳銃」にも「ミネベア製国産ピストル」が候補として挙がったと言う記述がP230の項目にあるのみである。
要するに結局の所画像や図版も無くアストラから想像するしかないのであった【劇終】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AB
参考までにアストラコンスタブル(アストラ5000)のWikipedia直リン
https://www.google.com/search?q=Astra+5000&client=firefox-b-d&sxsrf=ALeKk02XQKLmAHX2mYsftYUVVHrvDSiGjA:1625990219457&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=2ahUKEwjO-cDLxdrxAhVH3WEKHflSDZMQ_AUoAnoECAEQBA&biw=1920&bih=966
アストラ5000でのGoogle画像検索結果直リン
アストラコンスタブルに関しては『っぽい恰好』としか言及されておらずミネベアM90その物ではない(重要)
ワルサーPP系とよく似ているがマガジンキャッチがボタン式になっていたりスライドストップレバーが
独立操作可能な物に変更されていたりと操作系がワルサーPP系と異なる。
しかしワルサーPP系とよく似ており.22LR、.32ACP、.380ACPの口径バリエーションを持つシングルカラムマガジンの
ストレートブローバック構造のシングル/ダブルアクションオートマチックピストルである。
ミネベアM90が『っぽい恰好』となったのは操作性の向上を目指して操作系(マガジンキャッチ、スライドストップレバー)を
改造したのではないだろうか?(全ては俺の想像)
(画像は自己ブログ再掲)
「M90」と言うモデルナンバーからして設計年次もしくは計画開始は1990年頃と思われます。
恐らくは平成の制服一新(平成6年=1994年に実施)に合わせ拳銃も更新する事を検討していたのではないか、
と、推測されます。
1950年代末のニューナンブM57Bが試作された時も近代的で威圧感が少ないと言う理由で中型オートマチックの
配備が検討されていたらしいですが、恐らく平成の制服一新の際にも同じような思惑が働き
オートマチック拳銃のトライアル、結果としてP230JPの少数採用に至ったのではないか、と思われます。
P230JPに関しては正直他の同クラスオートマチック拳銃と比して色々と言いたい事がありますが、
(ランヤードと干渉して弾倉交換がし辛いとか安全装置が独特の構造で使い難いとか多分日本警察全面採用を見込んでの独自規格なんだろうな~、とか)
現在の日本警察の主力拳銃はM37エアウェイトやM360Jサクラと言った回転式拳銃が採用されると言う結末になりました。
『 警察官等けん銃使用及び取扱い規範』がアームズの記事で引用されておりますが、
『自動式けん銃にあつては、所属長が特に指示したときを除き、薬室にたまを装てんしないこと』
と、書かれており携行時は薬室を空にするIsraeli Carryが原則な模様です。
個人的にはオートマチックをIsraeli Carryするのだったらリボルバー拳銃を運用した方が有利だと思っております。
結果として日本警察がリボルバーの新規調達を継続しているのも同じ判断があったと思われます。
Posted by 猿野半長(転職したい) at 17:52│Comments(0)
│日本の公的機関(警防団・保安庁等)
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