2012年12月08日
続?・ロシヤじゃないけど恐ろしや
最近は鯖芸でのハンドガンナー(マゾプレイ)を目指している事とか、拳銃トイガンの購入が相次いだので
引き続き旧共産圏の拳銃の研究をしてみようと思います。
買ったトイガンは見せびらかしたい広く全国のトイガンユーザーと知識を共有し公共の利益とする(自称)ために
近日中にブログネタとしてレビューを載せる予定です。
チェコスロバキア製Vz52
なんかCz52とVz52で表記揺れしてる上に、原語がチェコ語なんでよくからんのですが、「Cz」はメーカー名(Česká zbrojovka)の略で
「Vz」は軍制式名(Vzは英語のTypeやModelに相当する語の略らしい)と認識しとります。
「Vz52」=「M52Pistol」or「52式拳銃」と訳すべきかと、「Cz52」は「チェスカ・ゾ略(固有名詞)五十二年式拳銃」ですかね?
強力な7.62x25mmを使用し(チェコのが強装らしい)ソ連のトカレフより洗練されたデザインに見えるVz52は最も好きな拳銃の
一つなんですが、多分これはトイガンとしてモデルアップされる事はないでしょう。
財布に対するダメージ力が低く、非常に安全性が高い拳銃(俺の財布的な意味で)であると言えます。
操作系で特筆すべきはシングルアクションオートでのメリットはイマイチわかりませんが、珍しい事にデコッキング機能を有している事ですかね。
マニュアルセイフティレバーを上に上げるとデコッキングしています(関連動画でも確認)
コック&ロックとデコッキングの併用は個人的には好きなのですが、あまり例がありません。
(個人ユーザーなら選択肢があり便利と思いますが、軍・公用機関用としては統一管理するべきなので当然といえば当然)
後は独立操作のできないスライドストップ(中型拳銃では良く見られる内臓式に準ずる)と、ローラーロックが少し珍しいかもしれません。
中国製QSZ-92(92式手槍)
日本のマニアには軽視されている中華人民共和国ですが、自国軍が大規模であるのみならず輸出シェアも世界的に
握っている国なので現代中国軍を軽視する事はできないと思います。
さて、そんな支那大陸の最新軍用拳銃な訳ですが、何故か大陸メーカーがモデルアップせずトイガン化の気配がぜんぜんありません。
拳銃としてはローラーロッキングが少し珍しいかな、という程度で西側ナイズドされたあんまし面白みの無い形ですね(ノリンコの中の人ゴメンナサイ)
なんかオプションレイルがついてるようですが、ここを国際規格のピカティニーレイルに変更したら売れると思います。
個人的に気に入っているのは変な冒険をしないコンベンショナルなダブル・シングルアクションにした事と、フレームにマニュアル
セイフティが位置している事です。
ワルサー系のスライドにあるマニュアルセイフティはどうも操作しにくく思うのでマニュアルセイフティはフレームにつけるべきだと
思っております。
多分日本人の俺と中国人の92式開発者の指の長さは似たり寄ったりなんでしょう。
ワルサー系に準じてマニュアルセリフティをかけると強制的にハンマーはデコッキングする模様です。
なおこの拳銃は西側ナイズドされた9x19mmの他に5.8x21mmの専用小口径弾モデルが開発されているようです。
P90の影響がある物と思われますが、拳銃用としても装弾数が多く取れるメリットがあるので今後の動向が注目されます。
チェコ製Cz75B
なんか色々バージョンがあるんですが、英語でまだわりかし聞き取れる単語があるのと動画の構成がわかりやすかったので
この動画をチョイスしました。
まー個人的には人気がありすぎてあんまし好きな銃ではありませんw
なんかいろんな雑誌やマンガで絶賛されてますが、近年はわりかし落ち着いてきた感があります。
これはチェコスロバキアでは採用されてないので、「Vz75」とか書かれてるのは見たことがありません。
北朝鮮で白頭山拳銃として採用されているようで、チョソングル文字が書かれたエングレーピングモデルの写真などが検索すると見つかります。
通常モデルを普通の軍人が持った写真はまだ未発見です。
機構的にはブローニングハイパワーとSIG P210のハイブリッドみたいで手堅い感じで好感が持てます、ダブルアクション
にも関わらずデコッキング機構は有さない(あるバリエーションもある)ので、通好みのコック&ロックが可能です。
トリガーメカに関してはこの動画の人は「ベリーナイストリガープル」とか絶賛してますね。
人気がありすぎて個人的には好きではない銃ですが、やっぱり高評価なだけあって良い銃だと思います。
英語圏の人にも発音が難しいようで「ズブロヨフカ」の発音を噛んでるのが注目点です。
http://world.guns.ru/handguns/hg/chex/cz-82-83-e.html
チェコスロバキア製Vz82/Cz83
ソ連のトカレフ>マカロフの移行に準じたようで、旧チェコスロバキアも強力なVz52を中型オートで更新してますね。
中国の方は各種中型拳銃を開発しつつも54式拳銃や7.62x25mmサブマシンガン多用してたりします。
なんか外見的には凄くベレッタM84というかFN140DAっぽい。(ただし分解してるところ見ると解るけどフレームの構造が違う)
口径も9mmマカロフ弾だけでなく.32ACPや.380ACPもあるようでますます西側ナイズド。
面白みは無いが操作レバー類の配置はオーソドックスで使うのに戸惑う事はなさそうである。
Cz75と同じくフレームの使いやすい位置にあるマニュアルセイフティはコック&ロックでデコッキング機能は有さない様子です。
最初からアンビ化してるのでその辺はCz75より進歩してる感じです。
アンビ化といえば左右どちらから押してもリリースできるマガジンキャッチはありそうでいて珍しいですね。
マガジンキャッチの構造がちょっと複雑化しますが、操作性はこれが一番良いと思います。(誤操作の可能性も上がるけど)
凄く洗練された中型オートであると思うのですが、外見上のインパクトに乏しくトイガン化される可能性は極めて低いでしょう。
俺の財布にとっては安全性が高い銃です。
引き続き旧共産圏の拳銃の研究をしてみようと思います。
買ったトイガンは
近日中にブログネタとしてレビューを載せる予定です。
チェコスロバキア製Vz52
なんかCz52とVz52で表記揺れしてる上に、原語がチェコ語なんでよくからんのですが、「Cz」はメーカー名(Česká zbrojovka)の略で
「Vz」は軍制式名(Vzは英語のTypeやModelに相当する語の略らしい)と認識しとります。
「Vz52」=「M52Pistol」or「52式拳銃」と訳すべきかと、「Cz52」は「チェスカ・ゾ略(固有名詞)五十二年式拳銃」ですかね?
強力な7.62x25mmを使用し(チェコのが強装らしい)ソ連のトカレフより洗練されたデザインに見えるVz52は最も好きな拳銃の
一つなんですが、多分これはトイガンとしてモデルアップされる事はないでしょう。
財布に対するダメージ力が低く、非常に安全性が高い拳銃(俺の財布的な意味で)であると言えます。
操作系で特筆すべきはシングルアクションオートでのメリットはイマイチわかりませんが、珍しい事にデコッキング機能を有している事ですかね。
マニュアルセイフティレバーを上に上げるとデコッキングしています(関連動画でも確認)
コック&ロックとデコッキングの併用は個人的には好きなのですが、あまり例がありません。
(個人ユーザーなら選択肢があり便利と思いますが、軍・公用機関用としては統一管理するべきなので当然といえば当然)
後は独立操作のできないスライドストップ(中型拳銃では良く見られる内臓式に準ずる)と、ローラーロックが少し珍しいかもしれません。
中国製QSZ-92(92式手槍)
日本のマニアには軽視されている中華人民共和国ですが、自国軍が大規模であるのみならず輸出シェアも世界的に
握っている国なので現代中国軍を軽視する事はできないと思います。
さて、そんな支那大陸の最新軍用拳銃な訳ですが、何故か大陸メーカーがモデルアップせずトイガン化の気配がぜんぜんありません。
拳銃としてはローラーロッキングが少し珍しいかな、という程度で西側ナイズドされたあんまし面白みの無い形ですね(ノリンコの中の人ゴメンナサイ)
なんかオプションレイルがついてるようですが、ここを国際規格のピカティニーレイルに変更したら売れると思います。
個人的に気に入っているのは変な冒険をしないコンベンショナルなダブル・シングルアクションにした事と、フレームにマニュアル
セイフティが位置している事です。
ワルサー系のスライドにあるマニュアルセイフティはどうも操作しにくく思うのでマニュアルセイフティはフレームにつけるべきだと
思っております。
多分日本人の俺と中国人の92式開発者の指の長さは似たり寄ったりなんでしょう。
ワルサー系に準じてマニュアルセリフティをかけると強制的にハンマーはデコッキングする模様です。
なおこの拳銃は西側ナイズドされた9x19mmの他に5.8x21mmの専用小口径弾モデルが開発されているようです。
P90の影響がある物と思われますが、拳銃用としても装弾数が多く取れるメリットがあるので今後の動向が注目されます。
チェコ製Cz75B
なんか色々バージョンがあるんですが、英語でまだわりかし聞き取れる単語があるのと動画の構成がわかりやすかったので
この動画をチョイスしました。
まー個人的には人気がありすぎてあんまし好きな銃ではありませんw
なんかいろんな雑誌やマンガで絶賛されてますが、近年はわりかし落ち着いてきた感があります。
これはチェコスロバキアでは採用されてないので、「Vz75」とか書かれてるのは見たことがありません。
北朝鮮で白頭山拳銃として採用されているようで、チョソングル文字が書かれたエングレーピングモデルの写真などが検索すると見つかります。
通常モデルを普通の軍人が持った写真はまだ未発見です。
機構的にはブローニングハイパワーとSIG P210のハイブリッドみたいで手堅い感じで好感が持てます、ダブルアクション
にも関わらずデコッキング機構は有さない(あるバリエーションもある)ので、通好みのコック&ロックが可能です。
トリガーメカに関してはこの動画の人は「ベリーナイストリガープル」とか絶賛してますね。
人気がありすぎて個人的には好きではない銃ですが、やっぱり高評価なだけあって良い銃だと思います。
英語圏の人にも発音が難しいようで「ズブロヨフカ」の発音を噛んでるのが注目点です。
http://world.guns.ru/handguns/hg/chex/cz-82-83-e.html
チェコスロバキア製Vz82/Cz83
ソ連のトカレフ>マカロフの移行に準じたようで、旧チェコスロバキアも強力なVz52を中型オートで更新してますね。
中国の方は各種中型拳銃を開発しつつも54式拳銃や7.62x25mmサブマシンガン多用してたりします。
なんか外見的には凄くベレッタM84というかFN140DAっぽい。(ただし分解してるところ見ると解るけどフレームの構造が違う)
口径も9mmマカロフ弾だけでなく.32ACPや.380ACPもあるようでますます西側ナイズド。
面白みは無いが操作レバー類の配置はオーソドックスで使うのに戸惑う事はなさそうである。
Cz75と同じくフレームの使いやすい位置にあるマニュアルセイフティはコック&ロックでデコッキング機能は有さない様子です。
最初からアンビ化してるのでその辺はCz75より進歩してる感じです。
アンビ化といえば左右どちらから押してもリリースできるマガジンキャッチはありそうでいて珍しいですね。
マガジンキャッチの構造がちょっと複雑化しますが、操作性はこれが一番良いと思います。(誤操作の可能性も上がるけど)
凄く洗練された中型オートであると思うのですが、外見上のインパクトに乏しくトイガン化される可能性は極めて低いでしょう。
俺の財布にとっては安全性が高い銃です。
Posted by 猿野半長(転職したい) at 10:13│Comments(0)
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