2019年04月29日
謎の国の拳銃「白頭山」とその系譜を探ったり探らなかったりする!
オッスオッス猿野だよ!(挨拶)
なんか前々回の記事が異様に伸びててビビりました(笑
なんだったんだアレ(
「新しい年代の話」、「自衛隊の話」、「銃の話」はなんか伸びる傾向がありますね。
【初めに】

いやまー色々と思うところはある次第ですがッ!
個人研究の中間発表は思いついたら随時がモットーなので冷めないうちに公表します。

でもなんか違う方面であった出来事みたいにお呼び出しを受けたら削除します()
南無阿弥陀仏

謎の国……、一体どこの国なんだろう……?
【謎の国の拳銃リスト】
初期にはソ連、中共からの軍事援助として供与された銃器の他、中ソが第二次大戦中に
レンド・リースで入手した米英製銃器の中古が少なからぬ数使用されていたと思われます。
現用として残存している物もあると思われますが今回は特定に至らなかったので省略。
64式拳銃


謎国初の国産拳銃、ブローニングM1900のコピー品。
数字で分かるように原型は1900年の古い銃であり、かつての日露戦役で乃木大将が持って従軍したと言う逸話があるような時代の代物である。
この拳銃を使い抗日闘争を行っていたと言う”建国神話”が少なからぬ影響を与えていると思われる。
なお英語サイトの解説には「anti Japanese soldier」とか書いてあった。

謎国では初速が遅く音速を超えない事を逆に活用し、特殊部隊向けの消音拳銃として運用している模様。
なおこの銃は(原型のブローニングM1900も同じ、念のため)バレルが下でリコイルスプリングが上と言う変わった形状をしている。
そのため直径が大きいサイレンサーを装着しても元のサイトが使えると言うメリットがある。
推定.32ACP、7+1連発(ブローニングM1900の数値)
66式拳銃

(画像は旧ソ連製マカロフ)
マカロフピストルのコピー品とされるが実在が疑わしい。
複数言語で調べてみたが確定できる情報は発見できなかった、謎国製の9x18mm弾も見つからないとの事。
仮に謎国でマカロフピストルが使われていたとしてもライセンス生産ではなく限定的に輸入されたのみで、
用途としても幹部への贈呈用やスパイ部隊などに少数配備された程度と思われます。
68式拳銃(66式拳銃?)


韓国では「66式拳銃」として認識されている、らしい。どうやら66年製という刻印の個体が存在する模様。
ただし外国語検索でもType68pistolとなっているので68式の方が定説であると判断し、68式として話を進める。
外見からもわかるようにトカレフ拳銃の強い影響下にある拳銃である。
シルエットがかなり異なって見えるが、ショートリコイル機構がトカレフと異なるのが原因と思われる。
M1911のようなリンク式(トカレフ)からブローニングHPのようなバレルラグに斜めの切り込みがある方式になっているのを海外の分解動画で確認。
トリガーメカはトカレフとそっくりなアッセンブリ式のままであった。
また外見からもわかるが、マガジンキャッチがグリップボトムにあるコンチネンタルスタイルに変更されている。
またスライドストップの固定方法がトカレフ拳銃とは異なりクリップ止めではない。
7.62x25mm、8+1連発と思われます。
70式拳銃

7.62と大きく刻印があり、.32ACP口径と思われます。
シルエットはなんかワルサーPPKっぽいが、シングルアクションのハンマー式でコンセプト的には日本のニューナンブM57Bに似ている拳銃である。
恐らくは将校や警察官の護身用に設計されたのではないかと思われます。
丸いボタンのような物はクロスボルト式のマニュアルセイフティで分解時のテイクダウンピンも兼用している。
スライドストップはワルサーPPKやP230のような内蔵式ではなく最初から機構が存在しない模様。
マガジンキャッチはグリップボトムにあるコンチネンタルスタイル。
これはこれでシンプルなデザインで悪くはないと思うが、1970年の拳銃としてはクラシカルと言うか、マカロフ(66式?)の後の拳銃だとすると正直に言って退化してる感じがする。
自国の技術力に自信が無く、手堅い設計を採用したのかもしれない。
Cz83

旧チェコスロバキア製の拳銃、Vz82の市販バージョン、.380ACPなど複数の口径バリエーションがある。
.32ACPの物がスパイからの押収品に存在する模様。
軍用として広く使っているのではなく、スパイや潜入工作員などが限定的に少数使用しているのみと思われる。
採用数が限定されるためライセンス生産ではなく完成品輸入と思われます。
白頭山拳銃

何年頃に制定されたのか不明、1991年には更新が完了したと発表されているらしい。
今も熱烈なファンの多い旧チェコスロバキア製Cz75にそっくりな銃、恐らくライセンス生産品。
浸透工作員事件などでCz83短銃やVz61短機関銃(スコーピオン)などが押収された記録があり、旧チェコスロバキアと謎国は良好な関係にあり銃器の供給や技術援助を受けていた(いる)と思われます。
フレームに彫刻されている文字は識者に聞いたところ「백두산(白頭山)」であり正式なペットネームと思われます。
またグリップに銅板が埋め込まれている物があるが、これは授与者の署名との事。
Cz75との比較は別項参照。
1996年のMiG-19亡命事件の際の押収物も同型と思われ、少なからぬ数が実戦配備されている模様。
白頭山拳銃(エングレーピングモデル)

長らくネット上ではエングレーピングモデルの画像しか見つからなかった。
銀色のメッキと華美な装飾が施されている以外はベースとなった白頭山拳銃(Cz75)と機構は同一に見える。
グリップ左面に銅板が埋め込まれているがこれは授与者(総書記)の署名が彫刻されているとの事。
なおノーマルモデルでも銅板が埋め込まれている個体の画像があった。
元が世界的な有名拳銃でありド派手なエングレーピングモデルでプロパガンダ映えするので画像が多かったのだろう。
蛇のおじさんには『なんのタクティカルアドバンテージも(以下略』と怒られてしまうだろうが、
他の拳銃が旧ソ連製のテテ拳銃だったりする中でこんな拳銃を貰えたらそりゃ喜ぶだろう。
彫刻のパターンは俺が個人的に識別できただけで最低2種類以上は存在する。
白頭山乙型(仮称)

「白頭山拳銃乙型(仮称)」と言う仮称に関しては仮称であり仮称だから仮称らしい仮称であるので日本語名称である、チョソングルわからないので俺が適当に付けた仮称である事を充分承知の上で仮称してください(二回目)
恐らく何らかの独自名称がある物と思われるが情報がなく不明、一部でNZ75やTA90と言われていた物と思われます。
差異は少なからずある物のCz75系の発展型である事は間違いないと判断したため「白頭山乙型」と仮称します。
過去記事(https://hennahanashi.militaryblog.jp/e468721.html)の動画に出てきた拳銃と同型で、
トリガーガードが角ばったりアジャスタブルサイトが付いたりと素のCz75より近代化しています。
マガジンボトムがやたらと肥大していますが、恐らくマガジンエクステンションで+2発程度の装弾数の増大が図られているのではないでしょうか?(推定)
最新の流行であるポリマーフレームオートよりは少し前の世代の銃になるが、現代でも一線級で通用する自動拳銃と言っても過言ではないでしょう。
なおメアリ射撃場で観光客でも射撃体験ができる模様である、俺も行ってみたいんですが。
【配備事情分析】
動画中にもあるように時事通信社の報道。
公的な報道なので別な国の軍隊による演習対抗部隊だとか、高度なリエナクターグループとか言う線は消える。

なんか押井守監督の実写映画に出てきそうなグラサン集団をピックアップ引用。
PASGT風ヘルメットにボディーアーマー、暗視装置がほぼ全員に支給され小銃も謎の複合小銃になっている。
少なくともこの部隊の歩兵装具に関しては世界的に見て一線級の物が揃っているという事である。
暗視装置が単眼型で微妙に古いので逆にゴマカシのためのダミーではなく実物装備であると推測できる。。
今回のメインディッシュなので注目して頂きたいのは胸の樹脂製ホルスター(プラム色でベークライトに見える)に入っているのが「(仮称)白頭山乙型」である。
プロパガンダ用への贈呈品ではなく実戦部隊への配備が少なからぬ数なされていると言う事だろう。
パレード行進なのに撃鉄が起きているのは『俺はいつでも臨戦態勢だぜ』と言うアピールだろうか?
「もっとも高貴な拳銃」紛失(エキサイトニュース)
https://www.excite.co.jp/news/article/DailyNK_Japan_116515/
2018年10月の報道で新しめの(当記事執筆時)の情報である。
事件が発生したのは海軍の射撃場の宿直室との事、あんまり新鋭銃器が配備されてなさそうな部署である。
「58年式拳銃」に該当する物は検索しても発見できなかったので58式小銃(AK47相当品)の間違いだろうか?
テテ拳銃がソ連製のTT-33その物なのか68式拳銃なのかは不明。、
残りの一挺が紛失(盗難?)された白頭山拳銃との事である。
海軍の陸上施設と言う正直閑職っぽいポジションにも(普段使っていなかったとは言え)配備されているとの事で思ったよりも充足率は高いんじゃないかナ?
余談であるが「58式小銃」と日本語で書いたが、某国語で自動小銃を意味する「자동보총」を漢字転記すると「自動歩槍」であり、漢語由来の単語を使っているのが解かる。
中国語で銃が「槍」と表記されているのは漫画「アンゴルモア」で漢人使ってたような「火槍」(本当に槍っぽい形状)がルーツなので由緒ある表記な気もする。
脱線。
#なんか自分で調べて間違ってる気がしてきたので消去。(追記、追加調査により間違い確定w)
##追々記、チョソングルでは「보총」で漢字転記すると「歩銃」らしい、ナムチョソンのK2は「소총」と出てきたので「小銃」ラスィ、漢語由来ではなく日帝残滓な模様。
【雑感】
ブローニングM1900開封絵画。

割と拳銃はお国柄が出る傾向があると思うんですが、旧ソ連や日本は伝統的にやる気があんまし感じられません。
逆にやる気がある国だとガンマンの伝統のアメリカと凝り性のドイツが二大巨頭で、中国は馬賊の伝統があるからか結構やる気がある傾向が感じられます。
謎の国も聖柱さんが抗日ゲリラ
だったと言う建国神話があるのでやる気がある方の国じゃないかと思います。
過小評価される傾向がありますが、謎の国はナニゲに銃器輸出国で小火器製造の技術力は高い部類じゃないでしょうかね?
複数の国のAKが混在しているニカラグアではソ連製AKMの次に人気だったのが68式だったと言う情報があります。

ところで聖柱さんって誰なんだ……??
【トイガンがホチイ!】

画像はゾンアマ商品ページより引用、KSC製Cz75(2nd)。
ベースとなるトイガンCz75(2nd)は今回個人的好みでKSC製をチョイスしたが、人気機種であり多社競作状態であるのでお好みでチョイスして頂きたい。
カーボンエイトはマガジンボトムが分厚い形状でなんか違う感じがする(エアガンとしての機構が異なるので仕方ない)

改めて白頭山と比較して頂きたい。
今回紹介した謎国の拳銃の中で最も既製品トイガンで酷似した物があるのは白頭山である。
俺が気が付いた相違点
・スライドの刻印が無い
・フレームの刻印がチョソングル(白頭山)
・セイフティポジションを示すレッドドットが赤く塗られていない
・グリップのCzマークの代わりに☆マーク
・ランヤードリンクが付いている
グリップの滑り止めパターンまで酷似しており刻印以外は小改造の範疇である。
(俺が自力で出来るとは言っていない)
ベースとなるKSC製Cz75がそれなりにお高いのあるが、可能ならコレクションに
加えて見たいと思ってゐる、どこかカスタムショップさん作って。
トイガンへのレーザー刻印を(安く)やってくれる業者さんあったら教えて。
さらに裏(右)面

本体への刻印らしき物はこの画像からは確認できない。
グリップのCzマークは☆マークへと変更されている。
【新型を追及してみたくなった】

「(仮称)白頭山乙型」であるが、似てると言われるTA90とNZ75と比較してみよう。


タンフォグリオTA90(日本語サイトだと「タンフォリオ」表記が多いが「Tanfoglio」なのでタンフォグリオ表記する)
似てると言えばまあ似てるけどフレーム形状がかなり違う。
マニュアルセイフティがスライドにある物とフレームにあるもの二種類が確認できた。
フレームに有るものの方が少数派なようで画像のフレームにセイフティが有るモデルはコンパクトモデルとなっている。


ノリンコNZ75
まあCz75クローンですし他の銃よりかはまだ似てますな。
今回似てる物を探すのが目的なのでフレームにセイフティレバーが有るものをチョイスしましたが、
画像検索ではスライドにマニュアルセイフティがある物の方が多い感じでした。
ちなみに某ドルフロのキャラもスライドにマニュアルセイフティレバーがあるタイプです。
ジェリコ941なんかもそうですが、コック&ロックのセイフティを嫌ったのかワルサータイプのスライドに
レバーがあるデコッキング兼用タイプのマニュアルセイフティに改訂したCz75クローンってかなり多いですね。
(別にコック&ロックのままのCz75クローンもまた多いのですが)
TA90もNZ75もまあ同じCz75クローンなので似てるっちゃあ似てるんですが、
スライドやフレームの形状がかなり異なるので(仮称)白頭山乙型に改造するとしたら結構な大工事になると思います。
まあどっちもトイガンとしてモデルアップされてないので関係ない話でした、解散。
【本日のオマケ】

Cz75は色々な媒体で絶賛され今も熱心なファンが多い拳銃なんでこういう情報出すに躊躇いがあるんですが
なんか去年にこんな情報が出ていたとの事です(↓)
http://taka25ban.blog.fc2.com/blog-entry-150.html
(↑)今回の関連情報検索で初めて知った俺であった
スライドストップ軸に衝撃が集中する構造なのでスライドストップ軸が折損しやすいとの事です。
うーん、確かにガン雑誌なんかでタンフォグリオやジェリコ、スフィンクスなんかの一流どころでも
スライドストップ軸折損の話は読んだ記憶がありますね。
絶賛されてる割に軍用として採用したって話あんまし聞かないな、と思ってたんですが過日の記事参照で調べてみたら、チェコ共和国とイスラエルは系統モデルを採用してるとの事でした。
白頭山拳銃や「(仮称)白頭山乙型」の構造は不明なのですが、恐らくCz75を踏襲しているので同じ特徴を受け継いでると思います。
自国内生産で部品の供給があるのならば、高価なフレームが壊れるよりも比較的安価に交換できるスライドストップ軸が折れた方がマシと言う設計理念なんじゃないかと思うんですが如何な物でしょうか。

この件に関しても熱心なCz75ファンからお呼び出し受けないか心配でなりません。
【さらにオマケ】
直近の日記でも紹介したがパネェ(語彙力)
【も~っとオマケ】
大昔の拳銃大百科みたいな文庫本でイラストだけ見た事のある「朝鮮動乱で鹵獲された謎の赤軍拳銃」の現物動画があった。
これ実在してたんだな……
上半分だけモーゼルミリタリー(C96)っぽいですがモールドのみのダミーで、実機構はブローニングM1900のコピーですね。
関連動画で他の戦前中国製の謎のハンドメイドピストル群が紹介されてますが、これもその手の中国製(?)ハンドメイドピストルの様です。
なんか前々回の記事が異様に伸びててビビりました(笑
なんだったんだアレ(
「新しい年代の話」、「自衛隊の話」、「銃の話」はなんか伸びる傾向がありますね。
【初めに】

いやまー色々と思うところはある次第ですがッ!
個人研究の中間発表は思いついたら随時がモットーなので冷めないうちに公表します。

でもなんか違う方面であった出来事みたいにお呼び出しを受けたら削除します()
南無阿弥陀仏

謎の国……、一体どこの国なんだろう……?
【謎の国の拳銃リスト】
初期にはソ連、中共からの軍事援助として供与された銃器の他、中ソが第二次大戦中に
レンド・リースで入手した米英製銃器の中古が少なからぬ数使用されていたと思われます。
現用として残存している物もあると思われますが今回は特定に至らなかったので省略。
64式拳銃


謎国初の国産拳銃、ブローニングM1900のコピー品。
数字で分かるように原型は1900年の古い銃であり、かつての日露戦役で乃木大将が持って従軍したと言う逸話があるような時代の代物である。
この拳銃を使い抗日闘争を行っていたと言う”建国神話”が少なからぬ影響を与えていると思われる。
なお英語サイトの解説には「anti Japanese soldier」とか書いてあった。

謎国では初速が遅く音速を超えない事を逆に活用し、特殊部隊向けの消音拳銃として運用している模様。
なおこの銃は(原型のブローニングM1900も同じ、念のため)バレルが下でリコイルスプリングが上と言う変わった形状をしている。
そのため直径が大きいサイレンサーを装着しても元のサイトが使えると言うメリットがある。
推定.32ACP、7+1連発(ブローニングM1900の数値)
66式拳銃

(画像は旧ソ連製マカロフ)
マカロフピストルのコピー品とされるが実在が疑わしい。
複数言語で調べてみたが確定できる情報は発見できなかった、謎国製の9x18mm弾も見つからないとの事。
仮に謎国でマカロフピストルが使われていたとしてもライセンス生産ではなく限定的に輸入されたのみで、
用途としても幹部への贈呈用やスパイ部隊などに少数配備された程度と思われます。
68式拳銃(66式拳銃?)


韓国では「66式拳銃」として認識されている、らしい。どうやら66年製という刻印の個体が存在する模様。
ただし外国語検索でもType68pistolとなっているので68式の方が定説であると判断し、68式として話を進める。
外見からもわかるようにトカレフ拳銃の強い影響下にある拳銃である。
シルエットがかなり異なって見えるが、ショートリコイル機構がトカレフと異なるのが原因と思われる。
M1911のようなリンク式(トカレフ)からブローニングHPのようなバレルラグに斜めの切り込みがある方式になっているのを海外の分解動画で確認。
トリガーメカはトカレフとそっくりなアッセンブリ式のままであった。
また外見からもわかるが、マガジンキャッチがグリップボトムにあるコンチネンタルスタイルに変更されている。
またスライドストップの固定方法がトカレフ拳銃とは異なりクリップ止めではない。
7.62x25mm、8+1連発と思われます。
70式拳銃

7.62と大きく刻印があり、.32ACP口径と思われます。
シルエットはなんかワルサーPPKっぽいが、シングルアクションのハンマー式でコンセプト的には日本のニューナンブM57Bに似ている拳銃である。
恐らくは将校や警察官の護身用に設計されたのではないかと思われます。
丸いボタンのような物はクロスボルト式のマニュアルセイフティで分解時のテイクダウンピンも兼用している。
スライドストップはワルサーPPKやP230のような内蔵式ではなく最初から機構が存在しない模様。
マガジンキャッチはグリップボトムにあるコンチネンタルスタイル。
これはこれでシンプルなデザインで悪くはないと思うが、1970年の拳銃としてはクラシカルと言うか、マカロフ(66式?)の後の拳銃だとすると正直に言って退化してる感じがする。
自国の技術力に自信が無く、手堅い設計を採用したのかもしれない。
Cz83

旧チェコスロバキア製の拳銃、Vz82の市販バージョン、.380ACPなど複数の口径バリエーションがある。
.32ACPの物がスパイからの押収品に存在する模様。
軍用として広く使っているのではなく、スパイや潜入工作員などが限定的に少数使用しているのみと思われる。
採用数が限定されるためライセンス生産ではなく完成品輸入と思われます。
白頭山拳銃

何年頃に制定されたのか不明、1991年には更新が完了したと発表されているらしい。
今も熱烈なファンの多い旧チェコスロバキア製Cz75にそっくりな銃、恐らくライセンス生産品。
浸透工作員事件などでCz83短銃やVz61短機関銃(スコーピオン)などが押収された記録があり、旧チェコスロバキアと謎国は良好な関係にあり銃器の供給や技術援助を受けていた(いる)と思われます。
フレームに彫刻されている文字は識者に聞いたところ「백두산(白頭山)」であり正式なペットネームと思われます。
またグリップに銅板が埋め込まれている物があるが、これは授与者の署名との事。

Cz75との比較は別項参照。
1996年のMiG-19亡命事件の際の押収物も同型と思われ、少なからぬ数が実戦配備されている模様。
白頭山拳銃(エングレーピングモデル)

長らくネット上ではエングレーピングモデルの画像しか見つからなかった。
銀色のメッキと華美な装飾が施されている以外はベースとなった白頭山拳銃(Cz75)と機構は同一に見える。
グリップ左面に銅板が埋め込まれているがこれは授与者(総書記)の署名が彫刻されているとの事。
なおノーマルモデルでも銅板が埋め込まれている個体の画像があった。
元が世界的な有名拳銃でありド派手なエングレーピングモデルでプロパガンダ映えするので画像が多かったのだろう。
蛇のおじさんには『なんのタクティカルアドバンテージも(以下略』と怒られてしまうだろうが、
他の拳銃が旧ソ連製のテテ拳銃だったりする中でこんな拳銃を貰えたらそりゃ喜ぶだろう。
彫刻のパターンは俺が個人的に識別できただけで最低2種類以上は存在する。
白頭山乙型(仮称)

「白頭山拳銃乙型(仮称)」と言う仮称に関しては仮称であり仮称だから仮称らしい仮称であるので日本語名称である、チョソングルわからないので俺が適当に付けた仮称である事を充分承知の上で仮称してください(二回目)
恐らく何らかの独自名称がある物と思われるが情報がなく不明、一部でNZ75やTA90と言われていた物と思われます。
差異は少なからずある物のCz75系の発展型である事は間違いないと判断したため「白頭山乙型」と仮称します。
過去記事(https://hennahanashi.militaryblog.jp/e468721.html)の動画に出てきた拳銃と同型で、
トリガーガードが角ばったりアジャスタブルサイトが付いたりと素のCz75より近代化しています。
マガジンボトムがやたらと肥大していますが、恐らくマガジンエクステンションで+2発程度の装弾数の増大が図られているのではないでしょうか?(推定)
最新の流行であるポリマーフレームオートよりは少し前の世代の銃になるが、現代でも一線級で通用する自動拳銃と言っても過言ではないでしょう。
なおメアリ射撃場で観光客でも射撃体験ができる模様である、俺も行ってみたいんですが。
【配備事情分析】
動画中にもあるように時事通信社の報道。
公的な報道なので別な国の軍隊による演習対抗部隊だとか、高度なリエナクターグループとか言う線は消える。

なんか押井守監督の実写映画に出てきそうなグラサン集団をピックアップ引用。
PASGT風ヘルメットにボディーアーマー、暗視装置がほぼ全員に支給され小銃も謎の複合小銃になっている。
少なくともこの部隊の歩兵装具に関しては世界的に見て一線級の物が揃っているという事である。
暗視装置が単眼型で微妙に古いので逆にゴマカシのためのダミーではなく実物装備であると推測できる。。
今回のメインディッシュなので注目して頂きたいのは胸の樹脂製ホルスター(プラム色でベークライトに見える)に入っているのが「(仮称)白頭山乙型」である。
プロパガンダ用への贈呈品ではなく実戦部隊への配備が少なからぬ数なされていると言う事だろう。
パレード行進なのに撃鉄が起きているのは『俺はいつでも臨戦態勢だぜ』と言うアピールだろうか?
「もっとも高貴な拳銃」紛失(エキサイトニュース)
https://www.excite.co.jp/news/article/DailyNK_Japan_116515/
2018年10月の報道で新しめの(当記事執筆時)の情報である。
事件が発生したのは海軍の射撃場の宿直室との事、あんまり新鋭銃器が配備されてなさそうな部署である。
「58年式拳銃」に該当する物は検索しても発見できなかったので58式小銃(AK47相当品)の間違いだろうか?
テテ拳銃がソ連製のTT-33その物なのか68式拳銃なのかは不明。、
残りの一挺が紛失(盗難?)された白頭山拳銃との事である。
海軍の陸上施設と言う正直閑職っぽいポジションにも(普段使っていなかったとは言え)配備されているとの事で思ったよりも充足率は高いんじゃないかナ?
中国語で銃が「槍」と表記されているのは漫画「アンゴルモア」で漢人使ってたような「火槍」(本当に槍っぽい形状)がルーツなので由緒ある表記な気もする。
脱線。
#なんか自分で調べて間違ってる気がしてきたので消去。(追記、追加調査により間違い確定w)
##追々記、チョソングルでは「보총」で漢字転記すると「歩銃」らしい、ナムチョソンのK2は「소총」と出てきたので「小銃」ラスィ、漢語由来ではなく日帝残滓な模様。
【雑感】
ブローニングM1900開封絵画。

割と拳銃はお国柄が出る傾向があると思うんですが、旧ソ連や日本は伝統的にやる気があんまし感じられません。
逆にやる気がある国だとガンマンの伝統のアメリカと凝り性のドイツが二大巨頭で、中国は馬賊の伝統があるからか結構やる気がある傾向が感じられます。
謎の国も聖柱さんが抗日ゲリラ

過小評価される傾向がありますが、謎の国はナニゲに銃器輸出国で小火器製造の技術力は高い部類じゃないでしょうかね?
複数の国のAKが混在しているニカラグアではソ連製AKMの次に人気だったのが68式だったと言う情報があります。

ところで聖柱さんって誰なんだ……??
【トイガンがホチイ!】

画像はゾンアマ商品ページより引用、KSC製Cz75(2nd)。
ベースとなるトイガンCz75(2nd)は今回個人的好みでKSC製をチョイスしたが、人気機種であり多社競作状態であるのでお好みでチョイスして頂きたい。
カーボンエイトはマガジンボトムが分厚い形状でなんか違う感じがする(エアガンとしての機構が異なるので仕方ない)

改めて白頭山と比較して頂きたい。
今回紹介した謎国の拳銃の中で最も既製品トイガンで酷似した物があるのは白頭山である。
俺が気が付いた相違点
・スライドの刻印が無い
・フレームの刻印がチョソングル(白頭山)
・セイフティポジションを示すレッドドットが赤く塗られていない
・グリップのCzマークの代わりに☆マーク
・ランヤードリンクが付いている
グリップの滑り止めパターンまで酷似しており刻印以外は小改造の範疇である。
(俺が自力で出来るとは言っていない)
ベースとなるKSC製Cz75がそれなりにお高いのあるが、可能ならコレクションに
加えて見たいと思ってゐる、どこかカスタムショップさん作って。
トイガンへのレーザー刻印を(安く)やってくれる業者さんあったら教えて。
さらに裏(右)面

本体への刻印らしき物はこの画像からは確認できない。
グリップのCzマークは☆マークへと変更されている。
【新型を追及してみたくなった】

「(仮称)白頭山乙型」であるが、似てると言われるTA90とNZ75と比較してみよう。


タンフォグリオTA90(日本語サイトだと「タンフォリオ」表記が多いが「Tanfoglio」なのでタンフォグリオ表記する)
似てると言えばまあ似てるけどフレーム形状がかなり違う。
マニュアルセイフティがスライドにある物とフレームにあるもの二種類が確認できた。
フレームに有るものの方が少数派なようで画像のフレームにセイフティが有るモデルはコンパクトモデルとなっている。


ノリンコNZ75
まあCz75クローンですし他の銃よりかはまだ似てますな。
今回似てる物を探すのが目的なのでフレームにセイフティレバーが有るものをチョイスしましたが、
画像検索ではスライドにマニュアルセイフティがある物の方が多い感じでした。
ちなみに某ドルフロのキャラもスライドにマニュアルセイフティレバーがあるタイプです。
ジェリコ941なんかもそうですが、コック&ロックのセイフティを嫌ったのかワルサータイプのスライドに
レバーがあるデコッキング兼用タイプのマニュアルセイフティに改訂したCz75クローンってかなり多いですね。
(別にコック&ロックのままのCz75クローンもまた多いのですが)
TA90もNZ75もまあ同じCz75クローンなので似てるっちゃあ似てるんですが、
スライドやフレームの形状がかなり異なるので(仮称)白頭山乙型に改造するとしたら結構な大工事になると思います。
まあどっちもトイガンとしてモデルアップされてないので関係ない話でした、解散。
【本日のオマケ】

Cz75は色々な媒体で絶賛され今も熱心なファンが多い拳銃なんでこういう情報出すに躊躇いがあるんですが
なんか去年にこんな情報が出ていたとの事です(↓)
http://taka25ban.blog.fc2.com/blog-entry-150.html
(↑)今回の関連情報検索で初めて知った俺であった
スライドストップ軸に衝撃が集中する構造なのでスライドストップ軸が折損しやすいとの事です。
うーん、確かにガン雑誌なんかでタンフォグリオやジェリコ、スフィンクスなんかの一流どころでも
スライドストップ軸折損の話は読んだ記憶がありますね。
絶賛されてる割に軍用として採用したって話あんまし聞かないな、と思ってたんですが過日の記事参照で調べてみたら、チェコ共和国とイスラエルは系統モデルを採用してるとの事でした。
白頭山拳銃や「(仮称)白頭山乙型」の構造は不明なのですが、恐らくCz75を踏襲しているので同じ特徴を受け継いでると思います。
自国内生産で部品の供給があるのならば、高価なフレームが壊れるよりも比較的安価に交換できるスライドストップ軸が折れた方がマシと言う設計理念なんじゃないかと思うんですが如何な物でしょうか。

この件に関しても熱心なCz75ファンからお呼び出し受けないか心配でなりません。
【さらにオマケ】
直近の日記でも紹介したがパネェ(語彙力)
【も~っとオマケ】
大昔の拳銃大百科みたいな文庫本でイラストだけ見た事のある「朝鮮動乱で鹵獲された謎の赤軍拳銃」の現物動画があった。
これ実在してたんだな……
上半分だけモーゼルミリタリー(C96)っぽいですがモールドのみのダミーで、実機構はブローニングM1900のコピーですね。
関連動画で他の戦前中国製の謎のハンドメイドピストル群が紹介されてますが、これもその手の中国製(?)ハンドメイドピストルの様です。
謎国は積極的に小火器の輸出を行っており、これらの銃器も輸出された物が海外の民間市場に流通している物と思われます。
68式拳銃分解動画
70式拳銃分解動画
68式拳銃分解動画
70式拳銃分解動画
Posted by 猿野半長(転職したい) at 00:01│Comments(1)
│外国軍
この記事へのコメント
セカンドモデルか。惜しい、KSCのfirstなら持っているのだが。何で持っているかは秘密。流石に華奢なfirstを軍用にする気は無いみたいですね。
Posted by やのしん at 2019年04月29日 09:43
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