2018年04月24日
意識低い系刀剣類日記2
関連過去日記
http://hennahanashi.militaryblog.jp/e894927.html
http://hennahanashi.militaryblog.jp/e895114.html
とりあえずアレです、イベントによっては金属製の模造刀が禁止されてるので非金属製の模造刀が欲しくなったんで関連して調べた事をリサイクルしてブログ記事にしてみようと思った。
なお先日公開分の日記の傘はあれは貰い物でコスプレ道具として購入した物ではない、そもそも俺が選んだ物でない。
オチに持ってこようと思ったが、近所のリサイクルショップでちょっと作りの良い和道一文字(ワンピースのアレ)が1000円で売られていたのでちょっと迷った。
いや、今も迷ってる。
安い上にシンプルな拵えで出来は良かったように見えた、対になる脇差が有ったら買ってた。
つーこってまあ適当に模造刀の分類でも書いてみようと思ったんですが、統一規格があるわけでなく、
なんか販売店ごとに適当にネーミングしているようなので困りましたw
とりあえず俺の記事内での暫定的呼称
「本歌」=真剣用の拵え。刀身以外も単独でコレクションの対象となる高額な代物。
「居合刀」=なんか高級な部類の物、さらに高級な分類で「居合練習刀」のグレードが上にある店も。
「模造刀」=おおよそ金属製で軟合金の物、拵えもまあまあ良い、この辺が基準。
「竹光」=おおよそ植物質の物、樫なんかも多いらしい。本歌の拵えのつなぎとして入っているのが一番の高級品だと思う。
「木刀」=硬質木材の削り出しで主として武道の訓練用の物
(特に名称無し)、幼児用の玩具(中空プラ)や観光地の土産物、作りはチープ、振り回したらそれだけで折れそう。
「コミック刀」、漫画の作中製品を模した物の商品名、先の和道一文字も「コミック刀、ゾ□の刀」って札が付いていた。
うーん、まあ暫定的な代物で一つよろすく。
#本日のオマケ
とりあえず一本差しも良いんじゃないかと思って非武士階級の刀についてちょっと調べた。
「軍刀」
明治以降の軍隊で用いられた物、外部に良質な資料がいくらでもあるので略す。
当然脇差は持たない。
「徒歩刀」
外国軍のハンガーに相当する物。
明治陸軍の砲兵刀も同じカテゴリに属する物かもしれない。
藤巻の合口拵えの脇差サイズの物が幕府陸軍の徒歩刀レプリカとして某ショップが売っていたようだ。
「忍者刀」
侍以外で刀持ってる人で俺が最初に連想した物。
ハットリ君やらセガの忍者プリンセスやらなんやら思い出す。
忍者刀として鍔や鞘に独自の工夫がなされた直刀の模造刀が大量に流通しており、資金さえあれば特に入手に不自由はしない。
正味な話、そんな特殊な刀を背負っていたら一発で忍者だとモロバレしてしまい忍べない者になってしまうんじゃないかと?
忍普通の脇差とか短刀とか持って変装した方が良いような気がします。
服部半蔵像、武将やん。
別に忍者刀は持っていない。
北斎漫画の忍者像、黒装束で如何にも忍者である、刀自体は反りがついた普通の日本刀に見える。
「ドス」
ドスと言う言葉は「脅す」の略語で特定の刃物の様式を指す言葉では無いようだ。
アウトローの使う粗製(密造?)短刀で、小さい日本刀のような鎬造りの白鞘の短刀
・・・・と、言うのが漫画や映画などでのイメージであり、模造刀でもそんな商品が多い。
一般的な短刀は平造りが殆どで、鎬造りの短刀はイレギュラーな存在のようである。
実際にアウトローな人が使っているなら事件の際に押収されたりして画像が公開されると思うのだが検索しても見つけられなかった。
「長ドス」
これも特定の様式の刀剣ではなくアウトローな人が使ってる長い刃物は全部長ドスつってもいいんじゃないかと思わなくもない。
Wikipediaによると白鞘の日本刀とある、任侠映画に登場する物やルパン三世の五ェ門のアレの事か。
フィクションなら目立つ白鞘でスクリーン映えするだろうが、滑りやすそうでチャンバラできるのか不思議に思う。
実際にヤの付く自由業のお方が使用しているなら押収された報道とかあると思うのだが、Google画像検索だと一例しか見つからなかった。
「ダンビラ」(段平)
なんか時代劇とかでダンビラの語が出てくると大体長ドスと同じような扱いをされている。
本来の意味は幅広の刀との事、Wikipediaではブロードソードにリンクされるが、日本刀でそこまで縦横比率が違う物はあんまり見ない。
夏目漱石が強盗のエモノとして描写しているようにアウトローな人が使っている刃物と言うイメージが既に明治時代にはあったようだ。
「匕首(合口)」
匕首は本来中国の武器を指す言葉であったのが日本語の合口と混用されているとの事である。(Wikipedia調べ)
なんかドスと同義に扱われてるの良く見かけるような気がするが、合口拵えはちゃんとした日本刀にも用いられる物であった。
勝海舟とか坂本龍馬の写真も合口拵の短刀に見える。
「懐剣」
ちょっと分類がよくわからなかったが、結局これも短刀の一種のような気がする。
花嫁衣裳の一部になってるように女性の護身用とかそういう用途?
「前差」
なんか懐剣と同列に扱われていたりしてよくわからなかった、短刀の一種である。
武士が帯刀する物じゃないかと思うような気がしないでもない。
ま、宿題という事で。
・画像で見る武士以外の刀持ってる人とかそのへん
・一心太助
どうみても町人ですね、そもそも刀持ってないです。
・ねずみ小僧
刀持ってねぇし。
・石川五右衛門
図版によっては二本差ししてる絵があったりします。
まー絵なので。
・助六
一本差しです。
・国定忠治
一本差しです。
侠客として一、二を争う有名人じゃないですかね。
・森の石松
まー映画ですが。
武士の服装じゃないですね
・清水次郎長
刀持ってる画像見つかりませんでした。
・高倉健
白鞘のイメージはこの人の世代が作ったんじゃないかと個人的には思っております。
・両津勘吉
まーこれは映画の影響かと
http://hennahanashi.militaryblog.jp/e894927.html
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とりあえずアレです、イベントによっては金属製の模造刀が禁止されてるので非金属製の模造刀が欲しくなったんで関連して調べた事をリサイクルしてブログ記事にしてみようと思った。
なお先日公開分の日記の傘はあれは貰い物でコスプレ道具として購入した物ではない、そもそも俺が選んだ物でない。
オチに持ってこようと思ったが、近所のリサイクルショップでちょっと作りの良い和道一文字(ワンピースのアレ)が1000円で売られていたのでちょっと迷った。
いや、今も迷ってる。
安い上にシンプルな拵えで出来は良かったように見えた、対になる脇差が有ったら買ってた。
つーこってまあ適当に模造刀の分類でも書いてみようと思ったんですが、統一規格があるわけでなく、
なんか販売店ごとに適当にネーミングしているようなので困りましたw
とりあえず俺の記事内での暫定的呼称
「本歌」=真剣用の拵え。刀身以外も単独でコレクションの対象となる高額な代物。
「居合刀」=なんか高級な部類の物、さらに高級な分類で「居合練習刀」のグレードが上にある店も。
「模造刀」=おおよそ金属製で軟合金の物、拵えもまあまあ良い、この辺が基準。
「竹光」=おおよそ植物質の物、樫なんかも多いらしい。本歌の拵えのつなぎとして入っているのが一番の高級品だと思う。
「木刀」=硬質木材の削り出しで主として武道の訓練用の物
(特に名称無し)、幼児用の玩具(中空プラ)や観光地の土産物、作りはチープ、振り回したらそれだけで折れそう。
「コミック刀」、漫画の作中製品を模した物の商品名、先の和道一文字も「コミック刀、ゾ□の刀」って札が付いていた。
うーん、まあ暫定的な代物で一つよろすく。
#本日のオマケ
とりあえず一本差しも良いんじゃないかと思って非武士階級の刀についてちょっと調べた。
「軍刀」
明治以降の軍隊で用いられた物、外部に良質な資料がいくらでもあるので略す。
当然脇差は持たない。
「徒歩刀」
外国軍のハンガーに相当する物。
明治陸軍の砲兵刀も同じカテゴリに属する物かもしれない。
藤巻の合口拵えの脇差サイズの物が幕府陸軍の徒歩刀レプリカとして某ショップが売っていたようだ。
「忍者刀」
侍以外で刀持ってる人で俺が最初に連想した物。
ハットリ君やらセガの忍者プリンセスやらなんやら思い出す。
忍者刀として鍔や鞘に独自の工夫がなされた直刀の模造刀が大量に流通しており、資金さえあれば特に入手に不自由はしない。
正味な話、そんな特殊な刀を背負っていたら一発で忍者だとモロバレしてしまい忍べない者になってしまうんじゃないかと?
忍普通の脇差とか短刀とか持って変装した方が良いような気がします。
服部半蔵像、武将やん。
別に忍者刀は持っていない。
北斎漫画の忍者像、黒装束で如何にも忍者である、刀自体は反りがついた普通の日本刀に見える。
「ドス」
ドスと言う言葉は「脅す」の略語で特定の刃物の様式を指す言葉では無いようだ。
アウトローの使う粗製(密造?)短刀で、小さい日本刀のような鎬造りの白鞘の短刀
・・・・と、言うのが漫画や映画などでのイメージであり、模造刀でもそんな商品が多い。
一般的な短刀は平造りが殆どで、鎬造りの短刀はイレギュラーな存在のようである。
実際にアウトローな人が使っているなら事件の際に押収されたりして画像が公開されると思うのだが検索しても見つけられなかった。
「長ドス」
これも特定の様式の刀剣ではなくアウトローな人が使ってる長い刃物は全部長ドスつってもいいんじゃないかと思わなくもない。
Wikipediaによると白鞘の日本刀とある、任侠映画に登場する物やルパン三世の五ェ門のアレの事か。
フィクションなら目立つ白鞘でスクリーン映えするだろうが、滑りやすそうでチャンバラできるのか不思議に思う。
実際にヤの付く自由業のお方が使用しているなら押収された報道とかあると思うのだが、Google画像検索だと一例しか見つからなかった。
「ダンビラ」(段平)
なんか時代劇とかでダンビラの語が出てくると大体長ドスと同じような扱いをされている。
本来の意味は幅広の刀との事、Wikipediaではブロードソードにリンクされるが、日本刀でそこまで縦横比率が違う物はあんまり見ない。
夏目漱石が強盗のエモノとして描写しているようにアウトローな人が使っている刃物と言うイメージが既に明治時代にはあったようだ。
「匕首(合口)」
匕首は本来中国の武器を指す言葉であったのが日本語の合口と混用されているとの事である。(Wikipedia調べ)
なんかドスと同義に扱われてるの良く見かけるような気がするが、合口拵えはちゃんとした日本刀にも用いられる物であった。
勝海舟とか坂本龍馬の写真も合口拵の短刀に見える。
「懐剣」
ちょっと分類がよくわからなかったが、結局これも短刀の一種のような気がする。
花嫁衣裳の一部になってるように女性の護身用とかそういう用途?
「前差」
なんか懐剣と同列に扱われていたりしてよくわからなかった、短刀の一種である。
武士が帯刀する物じゃないかと思うような気がしないでもない。
ま、宿題という事で。
・画像で見る武士以外の刀持ってる人とかそのへん
・一心太助
どうみても町人ですね、そもそも刀持ってないです。
・ねずみ小僧
刀持ってねぇし。
・石川五右衛門
図版によっては二本差ししてる絵があったりします。
まー絵なので。
・助六
一本差しです。
・国定忠治
一本差しです。
侠客として一、二を争う有名人じゃないですかね。
・森の石松
まー映画ですが。
武士の服装じゃないですね
・清水次郎長
刀持ってる画像見つかりませんでした。
・高倉健
白鞘のイメージはこの人の世代が作ったんじゃないかと個人的には思っております。
・両津勘吉
まーこれは映画の影響かと
Posted by 猿野半長(転職したい) at 01:00│Comments(0)
│幕末・歴史系
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